戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

33 / 37
原作ブレイクの始まりじゃぁぁ!!


絶望の攻撃

 

ツヴァイウィングとマリアのライブがロンドンで行われている一方、S.O.N.G.では暗い空気に包まれていた。

 

「バキシムとシノが乗ったシャトルは未だに見つかりません。」

 

「バキシムは兎も角、シノちゃんが行方不明だなんて信じられないです。」

 

ロンドンから日本に向かって出発したシノとバキシムの行方がわからなかったのだ。

 

「無事だといいが...」

 

「シノちゃんには再生能力があるのでそう簡単には死なないです。」

 

その時、警報が鳴った。

 

「第七区域に大規模な火災発生!!消火活動と避難が追いつきません!」

 

「被害甚大!」

 

井口は弦十郎の方を見る。

 

「出動命令がほしいです。」

 

「許可する。響君達には俺から連絡しておく。」

 

「シノちゃんがいない間は私が指揮をとるです。出動です!」

 

普段奏者と怪獣娘にはリーダーがいる。

奏者側のリーダーは翼、怪獣娘側のリーダーはシノが担当していた。

しかし翼はライブ中、シノは行方不明なので立ち場的に井口が臨時リーダーとなる。

 

 

 

==================

 

 

 

一方、ロンドン。

ライブを終えたマリア達は会場の外で緑色の衣服の包まれた女性から攻撃を受けていた。

 

「君人間じゃないね。」

 

「何者だ!」

 

「オートスコアラー。」

 

聞き慣れない単語に首をかしげる一同。

 

「奏さん、マリアさん、今の貴方は非戦闘員です。下がっててください。緒川さんは本部に連絡を。」

 

「けどっ!」

 

「若いの、死にに行く気かい?」

 

「・・・・わかった。」

 

「異次元列車、2人を守れ。メルは私を援護しろ。」

 

「了解っ!!」

 

オートスコアラーを名乗る女性に翼はギアを纏って戦った。

メルはガトリングを撃つが、効果はないようだ。

 

「聴いてたよりずっとしょぼい歌ね、確かにこんなのじゃやられてるわけにはいきませんわ。」

 

その時、地面が揺れる。

 

「地震!?」

 

すると吸盤だらけの丸い巨大生物が現れた。

 

「な、なんだ?」

 

「怪獣兵器!?」

 

「タッコング、行きなさい。」

 

タッコングと呼ばれた怪獣は破壊活動を開始した。

 

「若いの、ここを頼む。」

 

メルは本来の姿にもどり巨大化。

タッコングと戦闘を開始する。

するとオートスコアラーは懐からいくつかの結晶のようなものを取り出して地面にばらまく。

結晶は砕け散り、中にあった赤い光が地面に吸い込まれると、そこから赤い光と共にノイズが現れた。

 

「ノイズ!?」

 

「そんな...」

 

翼はノイズに攻撃を仕掛けるが、刀は分解され、ギアは破壊される。

 

「「「翼(さん)!!」」」

 

戦況は不利。だが、そのとき黒い光線がノイズ達を消し飛ばした。

 

「おいおい、私の計画が始まろうってときに新たな勢力が出てくるんじゃないよ。」

 

暗井闇だ。

 

「貴方とは戦うな。そう命令されてますわ。」

 

オートスコアラーを名乗った女性は赤い物体を落とすと、足元に陣が生成されてその場から消える。

タッコングもその場から逃走。メルは人間態に戻る。

 

「ティガダーク、さっき言っていたことは本当か?」

 

「そうだよ。この星はいい材料になる。我が種族が始めたことを終わらせられる。」

 

「戦争は終わったろ。」

 

「ええ。戦争は負けた。だけど我が種族は滅んでない。じゃあね。」

 

暗井はテレポーテーションでこの場から去る。

しかしそれはフェイクだった。

暗井は奏の後ろに現れ、持っていた銃の引き金を引いた。

銃口から出た光弾は奏の足に当たり、奏はその場に崩れ落ちる。光弾が当たったところは溶けていた。

 

「奏!」

 

「な、なんで...」

 

「貴方の役目は終わったよ。楽になって♪」

 

「や、やめろぉぉぉ!!」

 

暗井は更に引き金を引く。奏の身体ゆっくりと溶けていく。

 

「名前つけてくれてありがとね。」

 

暗井は緒川にも撃ったが避けられる。

長居は無用だと思ったのか、今度こそテレポーテーションでこの場から去る。

 

「奏!」

 

「か、身体が熱い... 溶ける...」

 

「脇腹と足がゆっくりと溶けていってる。メル、なんとかならないか?」

 

「足は切断すればなんとかなるか、脇腹は無理だ。幸いにも拷問用の武器だと思うから死ぬまで時間がある。」

 

「知ってるの?」

 

「酸で相手を溶かす拷問武器。腐食の速度が遅いのが特徴だ。」

 

「プロメテウスに戻りましょう。アサヒト先生ならなんとかしてもらえるかもしれません。」

 

異次元列車はそう言うと、四両編成の列車に変身する。

全員が乗り込むと、異次元列車は日本に向かって離陸する。

しかし、日本ではもっと酷い戦いが起きているのであった...

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。