戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

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絶望の損傷

 

前回のあらすじ

鎧の少女とドンパチしていたらフードを被った少女が表れた。(雑)

 

 

「なんだコイツは。」

 

「私の古い知り合い。コイツは私が殺るからそっちは鎧の子を。」

 

「ああ、わかった。」

 

そう話した後、暗井はダークスパークレンスを握る。

 

「死体に取り付くとは相変わらず趣味が悪いね、キリエロイド。」

 

「変なTシャツを着ているお前には言われてもな。」

 

「よし、死刑!」

 

そう会話(?)したあと暗井はティガダークに変身する。今回は10mサイズだ。それに対してキリエロイドは異形な姿となり、ティガダークと対峙する。

 

「ダァッ!」

 

ティガダークはファイティングポーズを構えたあと、キリエロイドに向かって走り出す。

キリエロイドは回し蹴りをし、ティガダークを蹴飛ばす。

蹴飛ばされたティガダークはすぐに体制を立て直し、キリエロイドの腹にパンチをきめる。

キリエロイドはティガダークの頭部を掴むと、思いっきり膝に打ち付けた。

 

「キリ。」

 

ティガダークはキリエロイドに向かって回し蹴りを行ったが、避けられ、代わりに顔面にカウンターパンチをくらう。ティガダークはキリエロイドに格闘戦を仕掛けるが、何度も避けられる。キリエロイドはティガダークの首を掴むと持ち上げ数回顔面を殴り、ぶん投げる。ティガダークは地面に身体を打ち付ける。

 

「キリキリ。」

 

キリエロイドは倒れたティガダークの右腕を強く踏む。

 

「ア゛ア゛ッ」

 

倒れたティガダークにキリエロイドは馬乗りとなり、身体を何発も殴り、顔面には肘打ちをした。また、ゼロ距離で炎を浴びせたりした。

 

ピコンピコンピコンピコンピコンピコン

 

ティガダークの胸元にあるランプが赤色になり、点滅を始めた。それを見たキリエロイドは勝利を確信したのか、妙な雄叫びをあげる。

 

「キ~リキリキリキリキリキリ。キ~リキリキリキリキリキリ。」

 

しかし、その瞬間を見逃すほどティガダークは甘くなく、両腕を顔の前でクロスさせ、一気に触りおろした。

するとティガダークの身体の色が変わり、所々赤くなっていた。

そして自分に馬乗り状態のキリエロイドに思いっきり一発入れて、吹き飛ばす。

そして立ち上がるとまた身体の色を変えた。今度は顔のカラーリングはいつもどうりだが、身体は紫と赤色だった。

ティガダークは勢いよく飛び、キリエロイドの頭部にかかと落としを決め込む。

 

「キリ!?」

 

ティガダークはキリエロイドの頭上に光線を放ち、キリエロイドを凍らせる。凍ったキリエロイドは固まってその場から動けなくなる。

ティガダークは身体の色を漆黒の色(いつもの色)にしたあと、

両腕を前にクロスさせ、ゆっくり開く。それと同時黒いエネルギーが溜まる。

 

「ハァッ、ダァーーーーー、」

 

そして腕をL字にし、光線を発射する。

 

「ダァッ!」

 

光線を受けたキリエロイドは動けないので抵抗できず、そのまま爆発四散する。

キリエロイドを倒したティガダークは暗井の姿になると、奏者達の所得向かう。

暗井の身体はボロボロで、身体から紫色の液体が殴られたところからでている。また、所々火傷の後がある。(衣服は無傷)

 

「皆、そっちはどうなって―― 」

 

暗井がそう言いかけて絶句する。そこには血まみれの翼が倒れていたからだ。

 

「暗井さん!その怪我は...」

 

「響!これは一体どうなってるの?」

 

「それが翼さんが絶唱を歌って...」

 

「なるほど、理解した。」

 

暗井は翼の胸元に手を置き、暖かい光を浴びせる。

 

「その光は?」

 

「治癒能力だ。身体の怪我なら30秒で治せる。」

 

奏での質問にそう答える。翼の怪我が治り顔色も良くなったため、暗井は帰ろうとしたがぶっ倒れる。

 

「あれ?身体が動かない。」

 

「おい、大丈夫かよ。」

 

「多分力を使いすぎたんだと思う。それに闇の力が主力なのに光の力を使ったからその代償だと思う。」

 

暗井はそう言うと、気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がついたら暗井は二課の医療室で目を覚ました。

身体の怪我はすっかり治っていたが、身体が動きずらかった。

そこに二課の司令、弦十郎が入ってきた。

 

「暗井君、身体の調子はどうだい?」

 

「動きづらいです。能力も使えないみたいですし。2,3日安静にしたら治ると思います。」

 

「そうか。それで聞きたいことがあるんだが。」

 

「答えられる範囲なら。」

 

「まずお礼を言わせて欲しい。翼を助けてくれてありがとう。」

 

「いえ、そんな大した事ないですよ。それより聞きたいことってなんですか?」

 

「それなんだが、領収証の件だ。」

 

「あ.....」

 

「いや、お金のことじゃなくてお店のことだ。」

 

「えっ?いいですけど。」

 

暗井は驚く。てっきりお金のことだと思っていたからだ。

 

「まず、あのお店にはどんな客がいるんだ?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

暗井は少し考えたあと、

 

「無痛覚の戦闘狂、未成年の酒飲み、情報通の雑貨屋、マッドサイエンティスト、なんでも食べるバカ、子供の夢を食べる奴、自称神の宗教家、常識人の探偵、アイドルグループ。他にも濃いやつはいっぱいいるな。」

 

「無法地帯か?」

 

「そんなかんじだ。ほぼ全員人間じゃないし、人間は2,3人しか来ないな。政府関係者が入店禁止の理由がわかるだろ?」

 

「怪しい店だな。」

 

「他に聞きたいことはある?」

 

「キリエロイドについてだが。」

 

「キリエロイドか。私の拠点に資料があるから知り合いに持ってきてもらうよ。」

 

「すまないな、しかし身体の調子が治るまでここにいたらどうだ?」

 

「そうさせてもらいます。あと、携帯返して下さい。」

 

弦十郎から携帯を受け取り、メール画面を開く。

 

「うわ〜。飲みの誘いのメールが沢山あるよ。あいつ未成年だろ。」

 

「君は未成年じゃないのか?」

 

「貴方より年上だけど?」

 

そう会話したあと、弦十郎は部屋から出ていった。

 

「了子くん、彼女について何かわかったか?」

 

「それなんだけどね、人間じゃないってこと意外はわからないのよ。」

 

二課の科学者、櫻井了子は弦十郎にレントゲン写真を見せた。そこに写っているのは人間とは似て非になるものの骨格だった。

 

「血の色も紫色だし、身体の怪我も一日で治るなんてね。」

 

それを聞いた弦十郎は

 

(この世界には彼女達のように人間じゃない知的生命体がいるのか。もし現れたら是非保護したいところだ。)

 

と、思っていた。

 

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