次の日、南と高山と鶴岡は特捜班にやってきた。
「休暇から戻りました。」
「おう、どうだった秋の北陸は。」
「ええ、今回は福井と高岡へ行ってきましたよ、福井は一条谷遺跡と高岡は高岡大仏と山町筋と雨晴海岸へ行ってきましたよ。」
「これ、おみやげです。」
「おっ、これは美都家の越中万葉と反魂旦じゃないか。」
「ええ。」
「丁度、歩夢と善子ちゃんも北陸へ旅行していたんですよ、それで。」
「なるほど、行きはしらさぎに乗って、福井からかがやきに乗って高岡へ行ったのか。」
「はい。」
「高岡へ行ったら、高岡雅美の体験クーポンを使ったんですよ。」
「へぇー。」
「そして、高岡へ観光して体験して和菓子を食べたのね。」
小海は高山に言った。
「へぇー。」
「福井と高岡か、いいな。」
「俺も乗って見たいな。」
と、岩泉が言う。
「それで、休暇中に何か変わったことは。」
「そうだな。」
「あっ、そう言えば東京で武井 康雄が殺されたよ。」
「武井が殺された。」
「ええ。」
「班長、死因は?。」
「死因は、ナイフによる出血死だ。」
「一体、誰が殺したんですかね。」
「それで、手掛かりは。」
「はい、こんな案内があったんです。」
「あっ、これって歩夢達の旅行の案内だ。」
「事件前日は、ある女性が電話があって高岡からかけたって。」
「高岡だって。」
「ええ。」
「そう言えば、その女性は確か、一乗谷で会っていたな。」
「それ、本当か。」
「ええ。」
南は鶴岡に言った。
「うん、そうだな。」
「温泉へ行った後に、一乗谷へ行ったらその女に会ったって言ってたな。」
「高山な、それ本当か。」
「ええ。」
「と言う事は、一乗谷へ行った時にその女に会ったのか。」
「ええ。」
「とにかく、その男の人に聞いてみるか。」
「ええ。」
南と高山は、虹ヶ咲に聞き込みに言った。
「あっ、もしかして鳳来寺の事かな。」
「ここの学校の生徒か。」
「いいや、あいつは名古屋の高校生だよ。」
南は彰に言った。
「名古屋の子か。」
「ええ。」
高山はすぐに、高杉に報告した。
「何、鳳来寺は名古屋の子か。」
「ええ、俺は東京から米原へは東海道新幹線「ひかり」に乗って特急に乗り換えたんだから。」
「そうか。」
「何時の新幹線が覚えているか。」
「ああ、確か7時39分発の新幹線「ひかり205号」に乗って米原から特急「しらさぎ3号」に乗ったんだから。」
「それは間違いないか。」
「ええ、間違いないよ。」
歩夢と彰は高山に言った。
「そうか、その時に南と高山と鶴岡は鳳来寺と津島と国木田と桜内と一緒に名古屋で特急「しらさぎ」に乗ったんだだな。」
「ええ。」
「もしかしたら、高岡にあるんじゃないのかな。」
「ああ。」
「とにかく、高岡へ行って見ますか。」
「ええ、何か手掛かりになりそうだ。」
「よし、早速南と高山は高岡へ向かってくれ。」
「わかりました。」
そして次の日、南と高山は東京駅で午前7時36分発の上越新幹線「あさひ1号」に乗って高岡へ向かった。
「高山、東京から高岡へ行くには「あさひ」で行くと、長岡から特急に乗り換えて行くと3時で行けれるよ。」
「そうか、最近は便利になったんだよね。」
8時57分、上越新幹線「あさひ1号」は長岡駅に到着した。
「ここからは、長岡から高岡へは特急「かがやき」に乗ればいいんですね。」
「そうだ、高山。」
9時04分、南と高山は信越本線・北陸本線経由の特急「かがやき2号」に乗って高岡へ向かった。高岡へ到着するのは11時09分である。
「やっと、高岡へ来たか。」
「とにかく、その女性が住んでいたのですかね。」
「ああ、とにかく当たって見るか。」
「ええ。」
南と高山は、高岡大仏と山町筋で聞き込みをして見た。が、鳳来寺があった女性は見つからなかった。
「ここにもいないか。」
「どこに住んでいるんでしょうか。」
「あっ、とにかく高岡に入るのは確かだからな。」
そこへ、聞き込みをして見ると。
「ああ、この女性ですか。」
「ええ、ご存知ですか。」
「ああ、その女性は伏木に住んでいるんです。」
「えっ、本当ですか。」
「ええ、確か高岡の伏木の旅館に入るんですよ。」
早速、南と高山は伏木へ向かった。
「ああ、この女性は1年間個々の旅館に住んでいたんだけど、その後は東京へ帰られたんです。」
「その女性の名前はわかりますか。」
「ええ、確か朝倉真紀って言ってたわ。」
「そうですか。」
鳳来寺があった女は朝倉真紀と判明し、南と高山は所轄の高岡署へ向かった。
富山県警・高岡警察署
「ええ、彼女を調べて見ましたが、その女性は昨年に引っ越していたそうです。」
「それって、朝倉の事ですか。」
「ええ、伏木と雨晴の旅館にも確認したらその女性は1年前にチェックアウトされていたそうです。」
「なるほど。」
「その女性は、何処にいるんですかね。」
そして、次の日。
3人の女子高生が下校中、1人の女が倒れていた。
「ねぇ、この人どうしたのかな。」
「大丈夫ですか。」
と、声を掛けた。
そこへ、居合わせたところに自転車に乗った若い男が様子を見に来た。
「どうした。」
「この女が倒れているらしいの。」
と、声を掛けたが。
「はっ、大変。」
何と、高岡駅の路地裏で女性が死んでいたのだ。
そして、第2の殺人が起きた。
その女は誰なのか?
次回も、お楽しみに