立花響の義父となりました、石動と申します。 作:CODEZERO
今回は二話続けての日常回です。
スレは……おそらく次回!
ファザコン響……出しまっせ………
とある日。
俺は家庭用冷蔵庫の中身を整理していた…が、とある問題に直面する。
「……食材切れてきたな」
そう、響がリディアンの寮に行ってから一人暮らしになっていた俺はほとんど買い物に行っておらず、クリスちゃんが居候し始めたのも相まって食材が減るペースが早くなっていたのだ。
………しょうがないかぁ……
「クリスちゃ〜ん!ちょっと買い物行ってくるから留守番できる〜!?」
俺は2階の元空き部屋にいるクリスちゃんに声が届くように張り上げて言った。
そしたら階段からドタドタという音がして、クリスちゃんが降りて来た……
…ジーンズに赤色のパーカーを着て。
「…あたしも行く」
「いや、クリスちゃん匿ってるの知られたら色々まずいし…「行く!!」…ワカリマシタ…」
というわけで…クリスちゃんと買い物行くことになりました……
クリスちゃんはパーカーを深く被り、目元と銀髪が隠れるようにしている。
「なぁ、最初はどこ行くんだ?」
「最初は…普通にスーパーで食材買うかな。」
「りょ〜かい。ほら、早く行こうぜ」
「お〜い、おじさんの体力考えてね〜…?」
「戦闘中にあんなに派手に動き回ってるのに何言ってんだ……」
……ごもっとも。
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その後、普通にスーパーで食材買ってクリスちゃんに荷物を持つのを手伝ってもらいながら(お菓子類の軽い方)帰路に着いた時…いつもは会えて嬉しいと思うのに今は絶対会いたくないと思う存在がいた。
「……クリスちゃん」
「なんだよ?」
「遠回りになるけど迂回しよう。」
「……何がいたんだ?」
「装者」
「よし、迂回するぞ。」
そしてクリスちゃんと共に遠回りをして帰ろうとした時……俺は忘れていた。
自分の義娘が俺に対して絶対のレーダーを持っていることに…!
「あっ!お父さ〜ん!!」
「えっ!?聡一さん!?」
「どの人が立花の父親だ?」
「翼、安心しろ…あたしもわかんねぇ。マジでどこにいんだ…?」
「クリスちゃん…ゲームオーバーだ。覚悟しよう」
「……あんたの娘どうなってんだ?」
クリスちゃんがそういうのも無理はない……だって100メートルぐらい離れてるからね!?
そういや、どこかしらで逸れて(響が)迷子になった時も俺は気づいてないのに響は気づいて腰に飛び掛かられた時あったな……あの時は死にかけた。主に腰と心臓が。
「お〜う…響〜……」
「!!やっぱりお父さんだ〜!」
ダッシュで駆け寄って来た響はそのまま俺に飛び掛かって来て……
「ぐえっふぉ!?」
頭蓋が鳩尾に突き刺さった。……義娘の愛情表現に殺されそうです……
「聡一さん!?響!聡一さんが危ないから離れて!?」
「未来のお願いでもそれだけは聞けないな〜。今はパパニウムを補給してるので!」
「いや、離そう!?聡一さんから嫌な音鳴ってるから!ビキビキって言ってるから!?」
「奏…立花ってもしかして……」
「あぁ…間違いなく重度のファザコンだな……」
あぁ……川の向こうに妻がいる……なんか言ってるけど聞こえないよ…今そっち行くから待ってて…」
「行っちゃダメですからね!?響!早く離しなさい!!」
「あぁ〜!!お父さん!お父さーん!!」
「それやめて!?罪悪感がすごいから!」
「…………(クリスチャンアオスジピキピキ)」
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「高校生の娘に殺されかけたのは初めてだよ」
「えへへ、ごめんなさい♪」
「嬉しそうに言わないの……」
「あの〜…よかったのですか?今は店開けて無いんじゃ……」
「ん?あぁ〜、個人的な理由で開けてないだけだからね。体調が悪いとかじゃないから大丈夫だよ。
それに義娘が初めて友達を連れて来たんだから。祝わないとね!」
愛情表現でブラッド族が死にかけるという珍事件が起きたその後。
俺は全員で店に戻って来ていた。……なぜかお怒りのオーラをズモモモ…と出しているクリスちゃんも一緒に。
「ちょっとお父さん!?私が中学の頃ボッチだったみたいな言い方やめてよ〜!」
「………ボッチじゃなかったのか?」
「グハッ…!?(精神的ダメージによる吐血)」
「そうか…立花は友達がいなかったのか……」
「言うて翼もそこまでいなかったろ」
「ガハッ…(理不尽な巻き添え)」
SAKIMORIが暴露されダメージを負ったその時、未来さんは……クリスちゃんと耳打ちで会話していた。
「(ちょっとクリス!?なんでついて行ってたの!?)」
「(…家に一人は寂しいからヤだった)」
「(可愛いッ!!じゃなくて!…二課に追われてるんだよ?色々と気をつけなよ……)」
「(…善処はする)」
未来さんはこう思った……絶対また着いていくやつだこれ…と。
「まぁそれは置いとくとして…響?なんで膝の上に座ってくるんだ?」
「久しぶりだったから…ダメだった?」
「別に気にせんが…」
そして響は俺の手を掴んで自分の頬に擦り付け…
「……えへへ♪」
と笑った。
……はい大天使。疑う余地なく大天使。誰がなんと言おうと大天使。異論は認めない。
「奏…空気が甘くて寒い……」
「同感だ翼……砂糖をカレースプーンで大盛り五杯入れたアイスコーヒー飲んでるみたいだ……」
この空気中の糖分と寒気…糖分はもちろんファザコンモード全開の響。
では寒気は?……クリスちゃんである。
俺に甘える響ちゃん見てアオスジピキピキになりまくってますねぇ……
「え〜と…クリスちゃん?」
「ん?別に気にしないでいいぞ?怒ってないからな。」
「その言葉が嘘だと言うことを俺は知ってる。」
俺が呼んだクリスという名前に風鳴翼と天羽奏は顔を見合わせ……同時にクリスちゃんを見た。
「ん?……なんかあたしの顔についてるか?」
「……突然ですまないがそのパーカーのフードを取ってもらえるか?」
「悪いね。……あたしたちが探してる奴と呼ばれた名前が同じだったんでな。」
「ふ〜ん……」
クリスちゃんはフードに手をかけそのまま外すと同時に、綺麗な銀髪と紫苑の花びらのような薄紫色の瞳が顕になった。
「ちゃんと名乗るのは初めてか?
どーも、あんたら二課が躍起になって探してるイチイバルの装者…雪音クリスだ。」
「ッ!!…やはり貴様か…!」
「よ〜やく見つけたんだ…逃がしゃしねぇぞ」
そしてガングニールとアメノハバキリの装者はギアペンダントを握り、聖詠を歌おうとした…が次の雪音クリスの言葉で聖詠を止めた。
「いいのかよ?ここには少なくとも一人、民間人がいるんだぜ?」
「「ッ!?」」
そう、今この場には民間人(だと思われている)立花響の父親がいる。
今この場で、機密になっているシンフォギアを行使するわけにはいかないと考え、二人は鉾を納めた。
……三人いる筈の装者の一人は未だ父親に甘えていた。
「お父しゃ〜ん♪」スリスリ
「お〜い響〜?……周りはシリアスな雰囲気なのになんで響だけ我関せずで甘えて来てんの〜?」
「今はお父さんに甘える事以外は頭にない〜♪」
翼「立花!?」 奏「響ぃ!?」 未来「響……」
クリス「…………Killter Ichaiva「「「「待て待て待て待て!?」」」」………あ?」
クリスちゃんが突如聖詠を歌おうとしたので、未だ甘えている響を除いて全員で止めた…
「何やろうとしてんの!?」
「……あたしの縄張りを取り返す。…それだけだが?」
「へぇ…よく言うよね。泥棒猫ちゃんの癖に」
「……んだと?」
「クリスちゃんはただ、縄張りの本当のヌシがいない場所を自分の縄張りだって主張してるだけだよ?
ここは私の居場所。私が帰ってくる場所なんだ。…他の誰にも渡さない…!!」
「縄張りを開けた時点で既にそこはお前の縄張りじゃねぇだろ。
その人はあたしに言ってくれたんだ。信じていいって…あたしの前からいなくならないって。
そこが最初からお前のものだったとしても…力尽くでもあたしの物にする!!
……あたしにはもう…その人しかいないんだよ…!!」
犬と猫が睨み合って縄張り争いしてますわ……
て言うかさ……
「共用で良くないか?」
「「良くない(良くねぇ)!!!」」
「「「「えぇ……」」」」
はぁ…最終手段使うか……
「響〜?オムライスとカツ丼と卵かけご飯と白米どれが良い〜?」
「全部が良いな〜♪」
「クリスちゃ〜ん?何食べたい?」
「……ミートスパゲティ」
「りょ〜かい……喧嘩やめたら作ってあげるよ?」
「さっきはすまねぇな〜?これから仲良くしようぜ?
「さっきは私も悪かったよ〜。これからよろしくね!
「「あははははははは〜〜」」ビキビキ
「マスター…コーヒーをお願いします。ミルクありで……」
「マスター、あたしもコーヒーくれ…ブラックで」
「聡一さん…無糖のミルクティーください……」
「毎度あり〜……と言いたいところだけど……今日はサービスにしとくよ……娘がゴメンね?」
「「「お気になさらず……」」」
……良く漫画とかで今と同じような状況で『仲良くなったんだね!』とか言うキャラいるけど……嫌味じゃなくて正直に言う。
………眼科行った方がいいと思うよ?
今日の話は原作で言うところのビッキーと翼さんと未来さんのデートの話です。
奏さん生存しているためにデートメンバーに入れました。
……時系列とかは色々気にしないでください。お願いします。
ウェル博士…人格改変してもいいですか?
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ええで〜!
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アカンわ!原作準拠!
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ちくわ大明神