立花響の義父となりました、石動と申します。   作:CODEZERO

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G☆編☆開☆始!

大変長らくお待たせ致しました!


G編:序章

雷鳴が轟く雨の夜に、光を照らして一台の列車が走っていた。するとそこへ戦闘機や爆撃機の様なノイズが編隊を組み列車に襲いかかって来た。列車は機銃を展開してノイズを銃撃するも、すり抜けてしまう。そしてノイズは狙いを定めて急降下。列車に乗っていた人間を炭素化すると、爆発する。

 

列車の中で友里が爆発の衝撃で転倒してしまう。

 

「大丈夫ですか!?」

 

転倒した友里に声をかけるケースを抱えた銀髪で眼鏡をかけた男性、ウェル博士。米国連邦聖遺物研究機関から特異災害対策機動部二課に出向した研究者だ。

 

「平気ですッ!」

 

「それよりもウェル博士はもっと前方の車両へ避難して下さい!」

 

友里は立ち上がり、ウェルを避難するよう呼びかけた。すると、後方車両のドアから響とクリスが出てくる。

 

「大変です!凄い数のノイズが追ってきます!」

 

「連中、明らかにこっちを獲物と定めていやがる!まるで、何者かに操られてる(・・・・・・・・・)みたいだ!」

 

「急ぎましょう!」

 

 

 

 

 

 

「第71チェックポイントの通過を確認!岩国の米軍基地到着までもう間もなく!ですが…!」

 

「こちらとの距離が伸び切った瞬間を狙い撃たれたか…!」

 

その頃、特異災害対策機動部二課ではその様子を弦十郎が見ていた。

 

「司令、やはりこれは…」

 

「あぁ。何者かがソロモンの杖強奪を目論んでいる事に間違いはない。

……あまり頼りすぎる訳にもいかないと思っていたが、今回は頼る以外にないようだ。」

 

弦十郎は携帯を取り出し、ある所に連絡をかけた。

 

『はい、惑星破壊から犬の散歩までなんでもお任せ。

ブラッドスターク改め石動だ。今回はどうしたよ?』

 

「急な話で悪いが、響くんとクリスくんが乗ってる電車に向かうことは可能だろうか?」

 

『了解。またなんか起きたな?

まぁいい。早急に向かわせて貰うぜ〜』

 

「感謝する。」

 

 

 

 

列車の前方へ避難した友里達は、司令部から通信を受け取っていた。

 

「はい。はい。了解しました」

 

「どうしました?」

 

「いえ、司令が心強い助っ人を送ってくれると」

 

友里はウェルの問いかけに笑みを浮かべながら答えた。

 

「3ヶ月前、世界中に衝撃を与えたルナアタックを契機に日本政府により開示された櫻井理論。そのほとんどが謎に包まれたままになってますが、回収されたこのアークセプター、ソロモンの杖を解析し、世界を脅かす認定特異災害ノイズに対抗する新たな可能性を模索すれば…!」

 

ウェルの言葉にクリスが口を開く。

 

「そいつは…ソロモンの杖は…簡単に扱っていいもんじゃねぇよ…」

 

「クリスちゃん…。」

 

「最も、あたしがとやかく言う筋合いは無いんだけどな…」

 

自分がフィーネに利用され、ノイズを召喚して大勢の人達を恐怖に陥れてきた罪を背負うクリス。それがどういうものなのか1番分かっている。クリスはソロモンの杖を解析しようとするウェルの言葉を快く思わなかった。すると、響がいきなりクリスの手を掴む。

 

「うわっ!な、なんだよお前!こんな時に!」

 

「大丈夫だよ!」

 

クリスは顔を赤くして恥ずかしそうに言う。

 

「お前ホントにバカ…」

 

「了解しました。迎え撃ちます!」

 

友里が通信を切り、拳銃を構えると天井を突き破ってノイズが現れた。

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

ウェルは悲鳴を上げ、尻餅をつく。

 

「行きます!」

 

響の言葉と共にクリスが頷く。そして…

 

ーーBalwisyall Nescell gungnir tronーー

 

ーーKillter Ichaival tronーー

 

聖詠が響き渡る。そして2人はガングニール、イチイバルを纏い天井を突き破り、外へ出る。外には無数の飛行ノイズが飛んでいた。

 

「悪雀どもがうじゃうじゃと!」

 

「どんな敵がどれだけ来ようと、今日まで訓練してきたあのコンビネーションがあれば!」

 

響は自信満々に言う。

 

「あれはまだ未完成だろ実戦でいきなり突っ込もうだなんておかしな事言うんじゃねーぞ。」

 

響とクリスが話していると、突如ノイズに無数の穴が空き灰へと変わる。

 

「……なんか今回多くねぇか?」

 

「「(お)父さん!!」」

 

列車の上には、ノイズにむけて銃口を構えたブラッドスタークが立っていた。

 

「はい響とクリスの父親の石動だぞ〜」

 

「あれ?今日はあのカッコいいのじゃないんだ?」

 

「あぁ、エボルの事か。

あれはこういうところで使う様な物じゃ無いからな。

下手すりゃ踏み込んだだけで列車が凹むぞ?」

 

「ま、父さんが助っ人なら何も心配することはねーな」

 

「それでも油断は禁物だぜ?クリス『お姉ちゃん』?」

 

「んなぁっ!?…今言うことじゃねぇだろ!」

 

「あれ〜?照れてるのぉ〜?クリスお姉ちゃ〜ん」

 

「お前はまじめにやれバカ!」

 

「うし、お遊びはここら辺にして……」

 

「「「行くか(行こっか)(行くぜ)!」」」

 

クリスはアームドギアのクロスボウを2丁と取り出し、響と背中合わせになりながらノイズに向けて矢を放つ。響も飛んでくるノイズ達を拳で粉砕する。

ブラッドスタークは近づいて来たノイズをスチームブレードで斬り、遠くにいるノイズをトランスチームガンで的確に撃ち抜いた。

 

「……キリねぇな…クリス!響!ちょいと伏せろ!!」

 

 

GATLING FULL BOTTLE!

 

STEAM ATTACK!!

 

その音声と同時に、トランスチームガンの銃口付近に半透明の黒い機関銃の銃口が浮かび上がり、そこから放たれる夥しい数の銃弾が全ての飛行型ノイズを撃ち抜いた。

 

「これで終わりっと……出番奪ってすまんなクリス、響も」

 

「いや…別にそこは気にしてねぇんだけど……」

 

「お父さんってやることなすこと全部規格外だよね……」

 

全くもって心外なんだが?

 

 

 

 

そして岩国の米軍基地へ移送作戦は無事完了したのだった。

 

「搬送任務は完了となります。ご苦労様でした。」

 

「ありがとうございます。」

 

基地の司令官と思われる男性と握手する友里。そこへウェルが響とクリス、ブラッドスタークの元へ歩み寄る。

 

「確かめさせて頂きましたよ。 皆様とブラッドスタークがルナアタックの英雄と呼ばれる事が伊達ではないとね。」

 

「英雄!? 私達とお父さんが!? いや〜普段誰もが褒めてくれないので遠慮なく褒めて下さ〜い!むしろ〜褒めちぎって下さあいた!?」

 

照れる響の頭にチョップを繰り出すクリス。

 

「このバカ!そういう所が誉められないんだよ!」

 

「痛いよ〜クリスお姉ちゃん…」

 

「お姉ちゃんって呼ぶなぁ!!」

 

「照れなくてもいいんだぞ?クリス」

 

「照れてない!!」

 

そんな2人のやりとりを見てウェルは口を開く。

 

「……ふふふ、あなた達が英雄である事は変わりないですが…今のこれを見ていると、英雄である以上に仲の良い家族ですね」

 

ウェルは静かに笑いながら言う。

 

「皆さんが守ってくれた物は、僕が必ず役立てて見せますよ。」

 

「ふつつかなソロモンの杖ですが、よろしくお願いします!」

 

「頼んだからな。」

 

「変なことしたら惑星外に逃げてもぶん殴るぞ」

 

響はまるで嫁入りの様に言うと、お辞儀した。




今回は序章という事でここで終わりです。

次回から本格的に始まります…!!

さぁ…働いてくれよ作者の文章能力!!

セレナ生存or原作通り?

  • 生存
  • 原作通り
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