突然司令室に怒鳴りこんできた長門。何やら提督に不満があるようだった。

「私と提督に何が違うというのだ! 同じ女性だというのに!」
「ただの女性は机を撃沈させようとしない。まずは落ち着け。そして説明しろ」
「それはだな――!」

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ポンコツ長門と司令と不知火

「提督はずるいぞ!」

 

 怒声と共に机を叩く音が執務室に響く。むすっとした顔でこちらを睨む彼女に、私は溜息をつき応える。

 

「何がずるいと言うのか、長門よ」

「その自覚がないということだ! 恵まれた環境にいながら、それに気がついてさえいないということがだ!」

「意味がわからない、ちゃんと説明してくれ」

 

 それと机を叩くのはやめてくれ。なけなしの家具コインで購入したものなのだから。

 そう言っても彼女は鬱憤を晴らすように机を叩き続ける。一体なんでここまで感情的になっているのか。

 

「私と提督に何が違うというのだ! 同じ女性だというのに!」

「ただの女性は机を撃沈させようとしない。まずは落ち着け。そして説明しろ」

「それはだな――!」

 

 ずいっと頭突きかと思うくらいに長門が私に顔を近づけ、部屋が一瞬静かになる。それを見計らったようにノックが聞こえた。

 長門に一旦離れるようにジェスチャーし、入れと声を上げる。

 

「失礼します、司令」

 

 一礼してから部屋に入ってきたのは不知火だった。ちらり、と長門を一瞬だけみやるとすぐに視線を戻し、私に書類を差し出す。

 

「頼まれていた書類です。確認と印をお願いします」

「ん、わかった」

 

 受け取った書類に目を通していく。整った文字が書かれた書類にはとくにミスも見当たらない。末尾まで確認し終え、私は証明の印を押した。

 

「それと、未補給だった艦隊に補給を行いました。何か問題は?」

「いや、何もないよ。いい仕事ぶりで助かる」

 

 お礼と一緒に不知火の頭を撫でてやる。彼女はとくに抵抗することもなく、私の手を受け入れていた。

 

「不知火は子どもではないのですが……まあ、いいでしょう」

「賞賛は素直に受け取っておくべきだと思うぞ、私は」

「あら、では素直になりましょう。ありがとうございます、司令」

 

 薄く微笑む彼女に、それでいいと微笑み返す。大人びていようと少女なら少女らしくしている方が可愛らしいというものだ。

 

「それでは。失礼します、司令」

「し、不知火。ちょっと待ってくれ」

 

 来た時と同じく一礼をし、不知火は執務室から立ち去ろうと背中を向ける。そこに、今まで黙っていた長門が声をかけた。彼女にしては珍しく緊張しているのか表情が少し固かった。

 

「なんですか長門さん。不知火に何か落ち度でも?」

「いやそんなことはない。完璧な仕事ぶりだ。同じ艦隊として誇らしく思うぞ」

 

 そう言って長門は不知火に向かって手を伸ばす。

 

「すいません、後でお願いします」

 

 が、その手が触れる前に不知火は再び背を向け、執務室から立ち去ってしまう。

 長門は所在なさげに伸ばされた手を力なく垂らす。がっくりと肩を落とすその姿は世界に名だたるビッグ7にはとても思えない。主人にそっぽを向かれた大型犬のような彼女に、こちらまで居たたまれなくなる。

 結果として見せつけてしまったことに、気まずさを感じながらも私は慰めの言葉を掛ける。

 

「あー、なんだ。あまり気にしない方がいい。長門が嫌いだとかそういうんじゃなくて、単にスキンシップに慣れていないだけだから」

 

 実際、戦闘ではとても頼りになるという賞賛は何度も聞いたことがある。

 ただ一度だけ、ため息混じりに視界が狭いとは言っていたが、それは周囲で補うことができる問題だろう。不知火がその程度のことで長門を嫌うとは思えない。

 

「ッ!」

 

 キッ、と長門は振り向く。彼女が浮かべていた表情に私は目を見開いた。

 彼女は、悔しそうに歯を噛み締めながら目尻に涙を浮かべていたのだ。

 

「だから――それがずるいというのだ!」

 

 彼女は振り絞るような声と同時に固く握りしめた拳を机に振り下ろす。嫌な音が響き渡り、中破していた机は完全に大破となった。あともう一撃加えれば撃沈だ。家具も入渠させれば治るのだろうか。

 

「私だって不知火の頭を撫でて『ありがとうございます、長門さん』なんて言われてみたい! 疲れて眠ってしまった不知火に毛布を掛けてやりたい! 『ぬいぬい』って呼んでみたい! 同じ布団で夜通し語り明かしたい! 華奢な体をぎゅっとしてやりたいぞ!」

「お、おう」

 

 眼前で熱弁を振るう長門から、体と心を引いて距離を取る。

 子ども好きとは聞いていたが、ここまでだったのか……。これは子ども好きよりも危険地帯に一歩踏み込んでいる気がするけど。

 そして、『やってみたいこと』が尽く私が不知火にしたことだというのは、偶然だと思いたい。私がそっち側の人間だとは考えたくなかった。

 ……私は可愛い子が好きなだけであって、小さい娘限定ではないし。うん、長門とは違うはず。

 

「私が撫でようとしても『後でお願いします』で逃げられるのに! 提督には逃げるどころか嬉しそうにしている! それがずるい! 羨ましい!」

「ああ、そういうことか」

「そうだ! どうやって不知火の心を掴んのだ!? 頼む、教えてくれ!」

「だから、まずは落ち着け。そうしてくれないと何も出来ない」

 

 このままだと土下座をしかねないほど興奮していた長門は、俯き肩で息を繰り返す。

 十数秒ほど経ち顔を上げた長門は、申し訳無さそうな苦い顔をしていた。

 

「……すまない提督。思わず我を忘れて興奮してしまった」

「気にするな。そんな日は誰にだってある」

「寛容な言葉、痛み入る」

 

 深々と頭を下げる長門。ようやくいつもの長門に戻ったか、と私は安堵の息をつく。

 

「それで! どうやって不知火をモノにしたのだ!?」

 

 あ、駄目だこいつ。戦闘以外はポンコツだわ。とりあえず手を離せ、あとその言い方は誤解を招くからやめろ。

 

「どうもこうもしてない。褒めるべき時は褒めて、叱るべき時は叱っただけだ」

「むう……。やはりそれが基本なのか。しかし、私だって戦果を上げればその場で称えるし、無茶をした時は叱責しているぞ」

「後は……プレゼントとか? そこの和窓は、不知火が『畳敷きに合っていない』って言うから買った奴だな」

「ほう、そうなのか」

 

 その不知火の反応といえば、特に笑顔を見せたり喜んだりということはなかった。しかし、心なしか機嫌よく仕事するようになった、気がする。それだけでも買った価値があると思う。

 

「まあ、合っていないと言えばこの机もだけど。欲を言えば暖房器具も欲しい」

 

 べしべしと轟沈寸前の机を叩く。この執務机は畳の上に置くことを想定していないデザインだし、備え付けの暖房だけでは肌寒い。

 そうは言っても、家具コインは足りないし家具職人もいないのが現状であるが。

 

「確かに、これから更に冷え込む時期になる。提督や不知火のことを考えれば、暖房器具は必須だろう」

「その心遣いだけでも暖まる。まあ、無い物ねだりをしてもしょうがないさ」

「それはそうだが……ん?」

 

 長門は何か思い至ったのか、腕を組み考えこむポーズを取る。そして、確認するようにゆっくりと口を開いた。

 

「提督、不知火も机と暖房は欲しいのだな?」

「……? たぶん、そうだと思うけど」

「なるほど……なるほどな……」

「それがどうかしたのか?」

「提督、これから私は3日ほど艦隊を離れる。キス島攻略に私は必要ないだろう」

「あっ?」

 

 いきなり何を言い出すのか。確かにキス島攻略に戦艦は必要ないとはいえ、やることはいくらでもあるのだ。それがわからない彼女ではないだろう。

 

「すまない、だが私にもやらねばならぬことがある。必ず三日で戻る、必ずだ」

 

 だが、長門は一切揺らぐこと無く応える。その瞳には確かな決意と闘志の炎が渦巻いていた。先程まで、不知火が構ってくれないと駄々をこねていたのと同一人物とは思えない。

 たとえ私が止めたところで、彼女は決心を曲げはしない。それがすぐにわかってしまった。ならば、私が出来る事は。

 

「……わかった。三日だけなら許そう」

「ありがとう提督。必ず私は帰ってくる」

「だが、何処に行くかくらいは教えて欲しい」

 

 私の問に、長門はニヒルな笑みを浮かべて応える。

 

「サンタクロース諸島海域だ」

 

 

「……長門、なにしてるんだろう」

 

 壁にかけられたカレンダーを眺めながら、私はそう独り言ちる。

 長門を送り出した日から既に三日目となり、約束通りであれば今日中に彼女は戻ってくるはずだ。そして、今更ながら疑問が沸き上がってきた。

 

「そもそもサンタクロース諸島は、現在立ち入ることが出来ないはずですが」

 

 不知火の言葉に私は頷く。そう、そうなのだ。あまりに真剣な顔だったからその場で追求することを忘れていたが、サンタクロース諸島は期間限定で開放された海域である。そんな所に行ってどうしようというのか。

 

「長門だから大丈夫だと思いたいが……やはり心配にはなる」

「彼女は私達を置いて逝ったりはしませんよ」

「……ふぅん」

「……何ですか司令。不知火に何か落ち度でも?」

 

 私の表情が気に入らなかったのか、睨みつけてくる不知火に違う、と苦笑して応える。

 

「長門を信頼しているのだな、と思ってな。不知火が素直に褒めるなんて、と思ったりはしてない」

「不知火はそこまで捻くれていません」

 

 若干むすっとした顔で応える不知火。彼女はしかし、と続ける。

 

「戦闘では獅子奮迅の活躍ぶりですが……それ以外はポンコツもいいとこですね。陸奥さんも苦労してるとか」

「ああ、それは間違いない」

 

 私は即同意する。三日前の惨状を思い出せば、フォローしてやる気にはならなかった。

 

「ともかく、早く帰ってきて欲しいところ……ッツ!」

「司令?」

 

 立ち上がる勢いに倒れる椅子を気にする余裕も、それに驚く不知火に何か言う余裕も私にはなかった。

 

「長門……! 一体何があった!?」

「やあ提督……。約束通り……帰ってきたぞ……」

 

 不知火の背後、執務室のドアに縋り付くように立つ長門は力無く微笑む。装備はほぼ吹き飛び原型を留めている箇所は一つもない。歴戦の彼女がどうしてここまで……。

 私は机を飛び越え彼女に駆け寄る。私に身を預ける彼女の体は、力を失ったようにぐったりとしていた。

 

「さすがに……私一人でサンタクロース諸島を攻略するのは無茶だったか……ふふ……だが、無理ではなかったぞ……」

「長門、もう喋るな……!」

「そうは、いかないな……提督、これを……」

 

 震える手で差し出されたそれを私は受け取る。これは……。

 

「特注家具職人……?」

「ああ、イベント海域でしか手に入らないのだろう……? それで……不知火に、炬燵を……」

「長門……」

 

 不知火のためにここまで無茶を……? ただ、彼女の頭を撫でたいというだけで……。こんなもののために……長門は一人でイベント海域まで……

 

「……馬鹿だなぁ。これはイベント海域まで行かなくてもな……少しお金を出せば簡単に手に入るモノなんだよ……長門」

 

 おかしいな、目から熱いものがこみ上げてはこぼれ続けている……。

 

「そう、だったのか……。提督の財布に負担を掛けてはならないと思ってな……」

「長門、お前はどこまで人がいいんだ……」

「少し、かっこ良すぎるかな……」

「ああ、かっこ良すぎ――」

 

 バシャ、と景気のいい水音がした思った次の瞬間、私と長門は水浸しになっていた。

 文字通り水を差された私と長門は、お互い顔を見合わせる。しばし流れる無言の時間。

 

「大丈夫か」

「ああ」

 

 短い会話を済ませて彼女は立ち上がる。破壊されていた装備も完全に修復していた。

 さて、これはやっぱりこういうことなんだろうな。私は髪先から水滴を滴らせながら、彼女を見やる。

 

「司令、高速修復剤を使用させていただきました。ご命令を待たず申し訳ありません」

 

 まったく申し訳なく思ってない半眼で、バケツを携えた不知火は言うのだった。

 

 

そういうなんやかんやあったが、轟沈寸前だった執務机は片付けられ、炬燵が配備されることとなった。無茶をした長門には、釘を刺す必要があるだろうが、今言い出すのは無粋というものだろう。

 ちらりと、隣に立つ長門の顔を窺う。 

 

「では、不肖不知火が一番手を務めさせていただきます」

 

 不知火のために長門が用意したのだから、最初に入るのは不知火が相応しいだろう。その様子を見守る長門の表情は、真剣そのものであり、これは進水式なのかと錯覚しそうになるほどだ。

 ただ、その気持ちはわからないでもない。三日間たった一人で戦闘を繰り広げ、その成果が今実ろうとしているのだから。そういうひたむきさは、彼女の美点であろう。

 ……改めて考えると、三日間補給も無しに一人でどうやって突破してきたのだろう。戦艦との殴り合いなら任せておけ、と言っていたがまさか本当に殴り合いを……?

 

「どうだ不知火。暖かいか?」

 

 そんなことを考えている間に、式典は進んでいたようだ。訊ねられた不知火は、そうですね、と応えてみかんを一つ取る。

 不知火はもそもそと一つずつ実をちぎり、口に放り込んでいく。それを見ながら、長門は不安そうにやきもきした顔で応えを待ち続ける。

 

「これは執務には向きませんね」

 

 最後の一口を終えた不知火は、あっさりとそう告げる。その言葉に、長門は顔を俯かせる。頼りがいのある背中は小さく、肩は震えているように見えた。

 それはあんまりだろう、と私が口を開こうとしたとき、

 

「ですが、休息を取るには最適です。ありがとうございます、長門さん」

 

 不知火は、長門に向かって深々と頭を下げる。義務感や義理によるものではなく、純粋な好意と感謝を伝える動作。

 長門は震えた声でそれに応える。

 

「……そうか、喜んでもらえて私も嬉しい、ぞ」

「長門っ」

 

 糸が切れたように膝をつく長門の体を、慌てて支える。

 

「無理もありません。あり得ない行軍だったのですから」

「さすがのビッグ7でも……いや、ビッグ7だからこそここまで持ったのか」

 

 不知火に反対側の肩を支えてもらい、長門を座椅子に座らせる。意識を失った彼女の顔は、満足感に溢れた安らかなものだった。

 

「……良かったな、長門」

「はい、彼女には感謝しきれません」

 

 そう言って、私は長門の隣の辺に座り、不知火は長門を座椅子代わりに腰掛ける。

 ……何か今おかしなところがあったような。

 

「あの、不知火」

「なんでしょう」

「どうして長門に座っている?」

「言った通りです。感謝しきれないので体で払っています」

「体って……」

 

 そう言いながら不知火は長門の手をとり、自分の頭に乗せる。まるで、長門が彼女を撫でているみたいに――。

 

「……ひょっとしなくても、あの時の会話を聞いていたのか?」

「ええ、あれだけ大きな声で話していれば」

「まあ、そうか」

 

 不知火が出て行ってから間もなくだったし、聞かれていたとしても不思議ではない。

 それを置いても、不思議な光景が目の前にあるわけだが。

 

「別に長門さんに撫でられるのが嫌というわけではありません」

「じゃあ、どうしてあの時逃げたんだ?」

「不知火は言いましたよ。『後でお願いします』と」

「それは……」

 

 社会辞令じゃないのか、と言いかけたところで思い当たることがあった。

『私だって戦果を上げればその場で称えるし、無茶をした時は叱責しているぞ』

 長門はそう言っていた。戦果を上げたその場、ということは他の艦もいる前ということになる。つまり、

 

「不知火でも、陽炎や他人の前で頭を撫でられるのは恥ずかしいと思うのです」

「言葉そのままだったということか」

「ええ、それに長門さんが気がつくのを待っていたのですが」

「……言わなきゃわからないだろうな」

 

 長門はそういう女性だ。天然で思い込んだら視界が狭まり一直線。悪く言うなら馬鹿とも言える。

 

「しかし、そういう人は不知火は嫌いじゃありません」

「ああ、私もだ」 

 

 前しか見えないのはひたむきさの裏返し。優しさと強さを兼ね備えた彼女を嫌うことなんて出来るわけがない。

 たとえポンコツであろうとも。いや、ポンコツだからこそ、か。完璧でない故の強さというべきものを彼女は持っている。

 

「あ、そうだ」

 

 あともう一つ、気になることがあった。

 

「なんでしょう?」

「私が撫でた時、長門がいたのにどうして断らなかったんだ?」

 

 不知火の理屈で言うなら、誰も居ない時ならともかく、長門がいたあの時にも『後でお願いします』というべきなのに。

 

「ああ、それは」

 

 不知火は何でもないことのように、真顔で応える。

 

「不知火は司令のモノらしいので、断れません」

「――なっ」

 

 いや、あれは、長門が勝手に言っていただけで。だが、しかし、不知火はそれが嫌じゃない……のか……?

 混乱した頭のせいで――そうそれだけだ――熱くなった頬を隠すように手で覆う。落ち着け、こんなことで取り乱すんじゃない。私は、不知火のことを――

 

「……ふふっ」

 

 珍しく、本当に珍しく不知火を顔を綻ばせた。いつもだったら、どうしたのかと思いながらも、こっちも微笑み返したところだが、

 

「……上官をからかうんじゃない」

「なんのことでしょう。不知火にはわかりません」

 

 鼻歌でも歌いそうな、実に楽しげな表情で応える不知火にそっぽを向く。笑顔を見せるのが人をからかっている時なんて、十分ひねくれてるじゃないか。

 そう言いたいところだったが、ろくな結果になりそうもないので黙っておく。どんな形であれ、彼女の笑顔を見れたというのは――悔しいが嬉しかった。

 だけど、こんなことをやっていると長門にまた言われてしまいそうだ。

 

「……提督、ずるい……ぞ……」

 

 ああ、そうだな。自分でもそう思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「司令、運営鎮守府なるところから『サンタクロース諸島不法侵入の件について』という手紙が届いていますが」

「捨てろ、燃やせ、灰にしろ。そんなものはここには届かなかった。いいな?」

 

 




ながもんとかロリコンとか言われてますけど、長門さんは格好良いし可愛いです。

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