萌え声人類種の天敵系ロリっ娘リコリス vs 俺たちのちさたき vs ダークライ   作:ごまぬん。

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錦木千束とかいう2022年最強の誘い受け



Cross the Rubicon(3/3)

「いぃ〜らっしゃいませ〜! らっしゃいませ〜! ららららっしゃいらっしゃいっ、ららしゃいま、いらっしゃいまっせ〜!」

 

「じゃかぁしいっ!!」

 

「あっごめん」

 

 千束オリジナル・いらっしゃいラップを披露していたらミズキに怒られた。

 しかし、いらっしゃいラップで無聊を慰めたくなるのも仕方ない。今日はなんか……『例のパフェ』騒動も一段落し、同時に客入りも落ち着いてしまったので、久しぶりに営業中も暇なのである。

 

「……あーあ。暇だな……、おっ」

 

 とか言って油断してたら、普通にドアのベルが鳴った。念願のお客さんだぁ。

 さっそく、いらっしゃいラップで鍛えたいらっしゃいコールを……。

 

「いらっしゃいまー! ……お、おおお、お?」

 

 扉を開けると私服姿のたきなであった。

 あら……? 昨日から本部に呼ばれてるらしいニコルはともかく、確かに今朝は出勤遅いなーと思ってたけど。

 

「……おかえり?」

 

「ちょっとお話が」

 

「えっ」

 

 こいつめ。話聞けよ。

 ……。あー、でも……何かちょっと、たきなさんらしさが戻ってきたような?

 

「で……何ごっこ?」

 

 座敷席にて正座。たきなも正座。

 たきなの目はだいぶ真剣で、明らかに初動を間違えた気しかしなかったのだが、幸い特に何も言われなかった。

 

「そうですね。強いて言うなら」

 

「強いて言うなら?」

 

 鞄から何かを取り出し、ちゃぶ台の上に置くたきな。

 どれどれ。これは……冊子? えーと、『あそびのしおり 〜休暇プログラム〜』───。

 

「恋人ごっこです」

 

「ぶほっ」

 

 この女マジで言ってる?????

 

「まぁ、それは冗談ですけど。単なるお出かけのお誘いです。本当はニコルや御門も誘いたかったんですが……」

 

「えぇ? あー、だからデート……って、いやいや言い方ァ!」

 

 ビックリしすぎて心臓止まるかと思ったわ!

 も〜、無駄に驚かさないでよ! バッテリーの心配してくれてたんじゃないの!?

 

「嫌ですか?」

 

「嫌……なわけ無いけど。そりゃあ、全然行きたいけど……」

 

 今日は暇だからまだ良いようなものの、いま普通に営業中ですしおすし……。

 などと思いつつ、こっそり先生の方へ目配せする。

 

「行ってこい」

 

 やったぜ。さすが先生、話がわかるぅ。

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 それではさっそく、たきなさん謹製の『あそびのしおり』に従い、やって参りましたのは旧電波塔。

 

「まずはここかぁ」

 

 思い出は……色々ある。良いことも悪いことも。

 10年前、リコリスとしての戦いの原点となったのがこの場所だった。いま思えばすべての始まりだった沙保里さんの『例の写真』について、相談を受けたのもここのフードコート。初夏にはみんなで買い物にも来たし、

 

「……てかさ。寒くない? それ」

 

 もうすっかり冬だよ、タキナンティウス。今日はどうして半袖なの?

 

「これ千束が選んだやつですよ」

 

「夏服だろ……。他の無いの?」

 

「無いです」

 

 あぁ……そういやあれ以来、一緒に服とか買いに行ったこと無いわ……。てっきり私服くらい自分で買うようになったとばかり。

 かーっ、色々気遣いの出来る子に成長したと思ったらこれだよ。まったくしょうがないねぇ───。

 

「よぅし! だったらこの千束さんが、たきなの冬バージョン選んじゃるよー!」

 

 というわけでショッピングモールへダッシュ。

 いつぞやの繰り返しのように洋服屋さんに向かい、たきなを試着室へ押し込む。

 

「わっはー!!」

 

 象牙色(アイボリー)のちょっと緩めの長袖の上に、優しい黄土のニットセーター。ボトムスは落ち着いた深緑のロングスカート。赤いベレー帽もおまけすれば、どこに出しても恥ずかしくない美少女の完成である。

 

「やっぱたきな、良い素材だわ~!」

 

 いやー、最高だね。ご覧なさいよこのファッションモデルぶりを。写真撮ってニコルたちにも送っちゃお、うふふ。

 次はコートだな。これから寒くなってくるし。たきな的には、あんまりモコモコし過ぎてない奴が好みかしら?

 

「あ」

 

 ……などと考えていると、たきなのスマホからアラームが鳴った。

 こんな時に何の予定を入れてたんだろう、と一瞬思ったが。

 

「時間です。移動しましょう」

 

「え? でもまだコート……」

 

「時間無いのでこれで!」

 

「えぇ~!?」

 

 まさかと思って『あそびのしおり』を確認してみたら、その……ほとんどの予定がきっかり30分あるいは1時間、移動にかかる時間に至っては5分や10分刻みになっており……。

 タキナンティウス。こういうのはね、もっと余裕持って設定しとくもんだよ。1日で色んなとこ行きたい気持ちは、痛いほどよくわかるけどさ。

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 ゲームセンター、コスメショップ、パンケーキ屋さん───。

 食事の時間までギリッギリだったのはちょっぴり閉口したが、まぁいいさ。たきなが考えてくれた初めての……えと……デートプラン、なんだし。

 

 急いで詰め込んだパンケーキをもぐもぐ咀嚼しながら、たきなの後について歩く。

 次はいつもの水族館だっけ。……あれ? でも、今日って確か……。

 

「……、あっ」

 

 館内の、少なくとも入り口から見える範囲の照明は落ちている。

 立てかけられた看板には、『本日水槽の整備のため臨時休館』という旨が書かれていた。

 

「ドンマイ。人生、計画通りにはいかないもんだよ」

 

 言わんこっちゃない。たきなは表面的にはクールだけど、意外に直情型だからなぁ。

 予定を考えて『しおり』を作るのに必死で、行き先ひとつずつのことまで頭が回らなかったんでしょう。まったくカワイイやつめ。

 

「どうしましょう……」

 

「ふふふ」

 

「?」

 

 まぁ、こんなこともあろうかと……っていうのは嘘だけど、代案ならいま思いついた。

 魚がダメならまた魚、だ。ちょうどここから行ける範囲に面白い場所がある。

 

「問題ナッシン。たきな、ついて来んさい!」

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 ───池。

 街路樹。椅子。おじさんたち。

 

「トラブルを楽しむのが千束流だよ」

 

 一本の棒から伸びる、針のついた糸をちゃぽんと垂らして、寒風ひとつ。

 何とも風流だ。ここは隅田公園の隣の釣り堀である。

 

「…………。……釣れませんね」

 

「釣れないねぇ」

 

 その点については私も失敗だった。魚がダメだったから魚を見に来たはずなのだけれど。

 うふふ……しかし、こんなやらかしもまた旅情なり、か。

 

「楽しい……ですか?」

 

 おん? 何言ってんのこの子は。

 

「楽しいよ。たきなと居ればさ」

 

 楽しくないわけが無い。リコリコのみんなでわちゃわちゃしているのも好きだが、たまにはこうして少人数でゆっくりするのも良い。

 それに、何というか……やっぱりたきなとは、一度ちゃんと話しておきたい感じでもあったし。

 

「…………」

 

「お。時間ですな」

 

 たきなのスマホが鳴った。

 残念ながら釣果は鳴かず飛ばずだ。悔しい。さっきパンケーキ食べたとこなのに、お寿司食べたくなってきた。

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

「なぁ……蘭堂さんだっけ? 情報提供には感謝するけどさ。見返りがこんな……単純なデバッグ作業でいいの?」

 

<君の頭脳と仕事の速さを買ってのことだ。我々は個人主義者の雑多な集いでしかないが、それでも()()()()()()()()()()()()()()を手放した件については後悔している>

 

「は? ちょ……ちょっと待て。アンタ、アラン機関だけじゃなく、ウォールナットとも知り合いだったのか?」

 

<さてな。アダムズはともかく、()()()()()を知己と呼んでよいものか……。───あぁ、ロボ太君>

 

「はい……」

 

<すまないが、急用が出来た。私は席を外させてもらうよ。作業を続けてくれたまえ>

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 どくどくと溢れる鮮血が、雨天時用の排水溝を流れ落ちていく。

 薄暗いアパートの廊下、深紅の海に沈んだ空間で、ただひとつ立ち上がる影があった。

 

「……助けなきゃ」

 

 右手には、片刃の銃剣(バヨネット)増加弾倉(ロング・マガジン)をアタッチメントしたグロック17。

 左手には、DAの技術研究部が開発した特殊装備、鎖鋸型振動突撃剣(チェーンソー・ブレード)『T-150/MB Deadly circus(デッドリー・サーカス)』。

 

「千束」

 

 入居者の7割が暴力団関係者、残りの3割が彼らと何らかの利害関係にある───その近所では有名な、"ヤクザアパート"と呼ばれる建物だった。

 銃を持った者が居た。短刀を持った者が居た。拳鍔(ナックル・ダスター)を持った者が居た。己が五体の力のみで木材を割り、鉄板を凹ませる者も居た。

 

「千束」

 

 『それ』に立ち向かった者は、全員死んだ。

 

「千束」

 

 ギチュイィィン、という強烈で不吉な金属音が響く。

 

「だめだよ」

 

 背後からバタフライナイフによる刺殺を狙っていた男は、意を決して走り出した次の瞬間、左の脇腹にチェーンソーを捻じ込まれて両断された。

 

「───まだ、わたしの千束に、なってないんだから」

 

 その表情に笑みは無い。喜びは無い。何の達成感も無い。

 『それ』はこの世に生まれ落ちてから、ただの一度も──あるいは、たった一度の機会を除いて──、安らぎというものを得られたことが無い。

 

 新たな気配を感じ、ゆっくりと振り返った『それ』の視線の先に、一人の男が立っている。

 時代がかった古風な和装を身に纏う、糸のように細い目をした老爺だった。

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 ───結構遠いね~。どこ行くの?

 

 ───秘密です。

 

 『あそびのしおり』の一番最後に書かれた予定は、『秘密です。』という素っ気ないコメントだけだった。

 何度聞いてもそれと同じ台詞しか返ってこず──別に危ない場所には行かないだろうが──、少々不安になって……。

 

 

 

「へっくしゅん!!」

 

 いたのは直前までで、到着してみればなんてことは無かった。

 

「だからコート買えば良かったんだよ~」

 

 今、私たちは、東京の街並みが一望できる小高い丘に居る。

 ベンチに座って他愛もない話をしながら、穏やかな時間を過ごしている。……たきなの健康状態はちょっと穏やかじゃないけど。

 

「ほれ」

 

「すみません……」

 

 放ったらかしておくのも酷なので、私のマフラーを外して巻いてやった。温めておきましたお館様、なんつって。

 私? そりゃあ寒いけど、まぁうん。鍛えてますから。ドヤッ。

 

「……、……」

 

「………………」

 

 しかし。

 それにしても───。

 

「何か待ってる?」

 

 昼間はガチガチにスケジュール固めてきたと思ったら、急に立ち止まっちゃって。

 たきなは……一瞬だけ子供のような目をした後、静かに顔を伏せて言った。

 

「……。……雪。9時(21時)から……」

 

 え。

 

「……あー。ははっ……それで」

 

 最近の気象予報やお天気アプリの精度はすごいけど、それこそ天気なんて予定通りには変わらない。

 だいたい、雪なんて降ったらそれはそれで困る。本格的に風邪引いちゃうぞ貴様ー。

 

「完璧なスケジュールのはずだったんですが……」

 

「神様は気まぐれだからなぁ」

 

「……。今日だけは……やめて欲しかった、ですね」

 

 ()()()()()

 それは、

 

「なんで?」

 

「なんでって……」

 

「───DAに復帰が決まった、とか?」

 

「!!」

 

 ふふん。千束さんには理解(わか)っちゃうんだなぁ、これが。

 ニコルじゃないけど、10年も接客業(リコリコ看板娘)やってたら、人間の機微くらい読み取れるようになりますよっと。

 

「やっぱり〜。やったじゃん! いつ?」

 

「明日……」

 

「嬉しくないの?」

 

「……わかりません」

 

「そっか」

 

 あぁ───それは。

 たきなには申し訳ないけど、DA本部に戻る(リコリコを離れる)ことを迷ってくれるのは、とっても嬉しいな。

 私たち、たきなの居場所に、ちゃんとなれてたってことだもんね。

 

「雪……確かに降ったら良かったねぇ」

 

「……、はい」

 

 それを聞くと、俄然神様に腹が立ってくる。

 せっかくのたきなの栄転だっていうのに、お祝いの紙吹雪も用意してくれな……いや、下手なことを考えると本物の吹雪がやって来そうだ。今のは無し。

 

「───理不尽なこと、ばかりです。……そうは思いませんか?」

 

 今夜の天気も。『例の作戦』の時、たきなに下された処分も。

 それから、たぶん……、私の……。

 

「私たちは神様じゃない。自分の手が届く範囲のことしかどうにもならない」

 

 知ってるよ。この世界は理不尽で、不公平で、冷徹で、残酷だ。

 それに嘘をつくことは出来ない。私たちの手から零れ落ちるものがあるって現実を、小綺麗な理屈で取り繕うことは許されない。

 

「でも……だからこそ、みんなで手を取り合うんじゃないかな。誰かが誰かと出会って、お互いの足りない部分を補って……もっとたくさんの人や、大きな夢に手を伸ばす。そうすれば、ほんのちょっとずつでも世界は平和になる。いつかきっと───みんなが幸せになれる日が来る」

 

 ただ。世界は理不尽で残酷だけれど、それでも、()()()はそうではないことを知っている。

 この広い地球の全土を見渡しても、本当は"敵"なんかどこにも居ないってことを、私は信じている。

 

「……その日が、今日や明日じゃなかったとしても?」

 

「だとしても。それに、()()生きてるだけでサイッコーに幸せ! こういう気持ちがあるから、いつだって頑張れるんだよ」

 

 今日私が受け取った幸せを、明日誰かに受け取ってもらえるなら、私はそれだけでもっともっと幸せなんだ。

 

「私が何でも完璧に出来る神様だったら、たきなと友達になろうなんて思わなかったかもね。そんなの絶対つまんないし……うん。今日は、めっちゃ楽しかったぜっ」

 

 たきなと目が合う。出会った頃と比べて、感情豊かに……いや、感情が見えるようになってきた菫色の瞳の中に、私の顔がしっかりと映っている。

 

「やるな」

 

 握り拳を作って、差し出す。

 ……既に差し出しといて何だが、たきなは()()()()()()を理解してくれるだろうか?

 

「───、やったぜ」

 

 こつん。

 ……、……ふわぁ~っ!! ヤダ、千束さん超感動……!

 

 ぴろろん。

 

 一人で勝手に感動していると、たきなのスマホがまたまたアラームを鳴らした。

 おや? 『しおり』の内容はほぼ消化したし、さすがに今から追加のイベントは無さそうだが。

 

「あ……。ごめんなさい。実は辞令への返答がまだで、今日中にと言われてるんです。異動に関わることなので、書類はDAに指示された窓口まで行かないと……」

 

「えぇ!? そんな大事なこと後回しにしてたの? あぁこっちはいいから、急いで〜!」

 

 まったくこの子と来たら! ひとつ熱中すると周りが見えなくなるんだから、もう……!

 

「わ、わかりました。……でも、これ」

 

 この期に及んで何? あっ、マフラー?

 

「餞別だ、持ってけ!」

 

 本当はもっとちゃんとしたプレゼントをあげたいところだけど、時間が無いので仕方ない。大切にしてね。

 

「……、ありがとう。行ってきます」

 

 おーおー、本当に急げよな。楠木さんそういうのマジで待ってくれないから。後でめんどくさいぞぅ。

 

 慌ただしい別れになってしまったけれど、その分、走り去っていく背中をしっかりと見つめた。

 足取りは軽く、それでいて力強く、後ろ姿は頼もしい。うん。たきなはもう大丈夫だ。

 ニコルやフキとも、こうやって時間取ってあげた方がいいかなぁ……なんて、柄にもなくしんみりしていると─────。

 

「あ」

 

 視界の隅に、白いものがちらついた。

 マフラーを外した首筋に鋭い冷たさが触れ、思わず身を震わせる。……しまった、早く新しいの買わなきゃ。

 

「おぉ〜」

 

 予定より20分ほど遅いものの、これで今度こそ『あそびのしおり』の内容は完遂だ。

 ありがとう神様、最高の演出だ。あんた良い映画監督になれるよ。

 

「───!」

 

 丘の下に戻る階段を見てみれば、たきなもこちらを振り返っている。

 花開くような満面の笑み。淡雪が降りしきる冬の夜更け、そこだけ一足先に春が来たみたいだった。

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 人気の無いトンネルを、一台の自動車が走っている。黒塗りでスポーツカー風のハイエンドモデル。

 その後部座席に座る男の携帯端末に、最近は──具体的には10年ほど──あまり見ることの無かった名前と番号から着信があった。

 男はまず自分がその連絡先を削除していなかったことに驚き、続いて相手が10年ずっと同じ電話番号を使い続けていることに驚いた。

 

「……?」

 

 しかし結局、男が電話に出ることは無かった。端的な事実として。

 出る気があったのかどうかは、もはや誰にもわからない。

 

「!」

 

 運転手の女がブレーキを踏んだ。車の進路上に人影があったからだ。そして、その人影の正体が、彼らにとって無視できない存在でもあったからだ。

 

「どうした」

 

「いえ……その……」

 

 当惑する女が言い淀んでいる内に、周囲の暗がりから拳銃で武装した集団が現れる。

 後部座席の男と運転手の女も自衛の手段は備えているが、自身らの命と───車で運搬していた『あるもの』を守りながら逃げ切ることは、不可能だ。

 

「はじめまして、ヨシさん」

 

 武装集団の頭目───緑髪の男・真島が、チェシャ猫のような笑みを浮かべた。

 

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