何とか前回から3ヶ月経つ前に投稿出来た……。
11:名無しの探窟家
さて、今更ながら気付いてしまったことをそろそろ直視しようか
12:名無しの探窟家
見えないでござる!!
13:名無しの探窟家
見たくないでござる!!
14:名無しの探窟家
おら、現実逃避してないで俺らのミスを直視するんだよ!
15:名無しの探窟家
流石にイッチでも街中では手を出したりしないと思われ
16:名無しの探窟家
でも確証出来ないんでしょう?
17:名無しの探窟家
はい!
18:名無しの探窟家
即答やめいw
19:名無しの探窟家
ほんと、よく考えたらすぐに分かることやったやん。イッチをオースの街に行かしてはいけないってさ
20:名無しの探窟家
一層にいるであろう赤笛を心配して手を回したのに、それより重要なところにイッチを送り出してしまう不手際
21:名無しの探窟家
しょうがないんや……。あの時のイッチは自分の子供のために何が出来るか考えてる親にしか見えへんかったんや
22:名無しの探窟家
そんな姿を幻視してしまったら手を貸したくなるやろ?
23:名無しの探窟家
それはそう
24:名無しの探窟家
それによく考えたらオースの街にいる人は良い人が多いんや。そんな人らにイッチが手を出すとは考えにくい
25:名無しの探窟家
そうだよな!俺らの心配しすぎだよな!
26:名無しの探窟家
ところで、イッチとミラヴィーちゃんの侵入経路はその良い人の範囲外がいっぱいいるところなんですけどそれについて一言
27:名無しの探窟家
オワタ
28:名無しの探窟家
こ、子供が見ているのに手を出すわけ……あるよなぁ。イッチだし
29:名無しの探窟家
せめて死人が出ないことを祈ろう
30:名無しの探窟家
まぁ、最悪岸壁街の人以外が死んでいないならセーフ。勿論、人死がないことが1番だけど1人ぐらいは死ぬだろ
31:名無しの探窟家
その日暮らしで生活が困窮してる人の前に弱そうな見た目なのに身綺麗で金目のものを持っていそうなイッチが来るもんなぁ。1人ぐらい飛びついて殺されてても不思議じゃない
32:名無しの探窟家
その1人が死んで周りがイッチのことをやべー奴と認識してくれるのが1番。怖いのは順次突っ込んで返り討ちにされてイッチにコイツらはすぐに攻撃してくるから殺してもいい奴判定をされること。って言ってもそこまではないと思うけどな
33:名無しの探窟家
岸壁街で生きているんだから手を出してはいけない相手の判別は出来るでしょ
34:困ったゴーレムだったもの
そこまで危険人物扱いされると照れるじゃん
35:名無しの探窟家
照れてる場合じゃないんだよなぁ……ってイッチ!
36:名無しの探窟家
ふふ、答え合わせの時間か……
37:名無しの探窟家
俺は5人殺っちゃってるに賭けるぜ!
38:名無しの探窟家
なら俺はイッチの常識を信じて無被害で
39:名無しの探窟家
いやー、イッチにそれは無理だろ。10人でどう?
40:名無しの探窟家
案外やりすぎちゃって岸壁街の外までいっちゃったとか?
41:名無しの探窟家
ヤメロォ!
42:名無しの探窟家
俺の知り合いが岸壁街を抜けてすぐのところに住んでいるんだよ。別の世界線では死んでますとか次からその知り合いを見たら罪悪感がヤバイからやめて!
43:名無しの探窟家
さぁどうなんだイッチ!?
44:困ったゴーレムだったもの
お前らは俺のことをなんだと思ってんの?2人しか殺してないよ
45:名無しの探窟家
おぉー、案外少ない
46:名無しの探窟家
これで安堵してしまう俺達も既に手遅れなのかもしれない
47:名無しの探窟家
死んだ人は不運だったな
48:名無しの探窟家
まぁ、気にしててもしゃーない。それよりもイッチ、オースの街はどうだった?
49:名無しの探窟家
ふっ、俺が建造した建物の威容にイッチが恐れ慄く姿が見えるぜ
50:名無しの探窟家
>>49 イッチに限ってそれはない。絶対無い。ふーんで終わらせるぞ
51:名無しの探窟家
チラッと見てすぐに別の場所に向かうに1票
52:困ったゴーレムだったもの
>>49 そもそも建物自体が存在してなかったんだけど?
53:名無しの探窟家
おっとこれは?
54:名無しの探窟家
まさかまさかの?
55:名無しの探窟家
場所を間違えた……は無いよな。イッチが俺らの説明で事前に作ったオースの街の地図にキチンと書き込んでたのは俺らも前のスレで確認してたし
56:名無しの探窟家
ってことは……俺が間違えたってこと!?
57:名無しの探窟家
でしょうねぇ
58:名無しの探窟家
>>56 ねぇ、今どんな気持ち?あんなに私達に存在しないものは言わないようにとか言ってたのに自分がやっちゃったってどんな気持ち!?
59:名無しの探窟家
ここぞとばかりに煽りよる
60:名無しの探窟家
めっちゃ悔しいけど事実だから言い返せねぇ……。
61:名無しの探窟家
>>60 言い返せないなんてざーこ♡ざーこ♡
62:名無しの探窟家
なんかメスガキになってるな
63:名無しの探窟家
いつものイッチ煽りはこのスレだと出来ないから我慢していた反動が出たか
64:名無しの探窟家
>>61 クソっ!いつか分からせてやる!
65:困ったゴーレムだったもの
そういう>>61ニキネキが教えてくれた場所も建設途中だったけどな
66:名無しの探窟家
あっ(察し)
67:名無しの探窟家
あまりにも早い分からせチャンス。おじさんなら見逃さないね!
68:名無しの探窟家
……………
69:名無しの探窟家
メスガキニキネキが沈黙しちゃったよ
70:名無しの探窟家
>>68 おっ?おっ?どんな気持ち?相手のミスを煽りに煽っていたら自分も似たようなミスしてるのが発覚したってどんな気持ち?
71:名無しの探窟家
お返しと言わんばかりに反撃してるな
72:名無しの探窟家
ところでメスガキなのにニキ呼びは必要なのか?
73:名無しの探窟家
必要(断言)
74:名無しの探窟家
ニキ呼びがつくことでまた違う味が出てくるのよ
75:名無しの探窟家
つまり男の娘が罵倒してくれるってこと!?
76:名無しの探窟家
>>70 あんたは何もなかった!私は完成していなかったけど存在はしていた!つまり私の方が有利ってわけよ!
77:名無しの探窟家
なんだか知らないけどメスガキニキネキのドヤ顔が頭に浮かび上がってきた
78:名無しの探窟家
なんかヒートアップしそうな気配がしたから決戦場を作ったで。やるならそっちで存分に分からせ対決してこい。ほらリンク
【おじさん×メスガキ対決スレ】
79:名無しの探窟家
有能
80:名無しの探窟家
お仕事早いね!
81:名無しの探窟家
これにはわからせおじさんとメスガキニキネキもにっこり
82:名無しの探窟家
おら!こい!分からせてやる!
83:名無しの探窟家
はー?負けないが〜?雑魚オヤジに負けるわけないが〜?
84:名無しの探窟家
俺らも乗り込むか
85:名無しの探窟家
乗り込め〜
86:名無しの探窟家
わーい!
87:名無しの探窟家
……さて、静かになったところでイッチに改めて聞くけどオースの街はどうだった?
88:困ったゴーレムだったもの
楽しめたぞ。ミラヴィーもまた行きたいって言ってるしな。
89:名無しの探窟家
それは良かった
90:名無しの探窟家
やっぱり住んでいる街を褒められるとなんだか嬉しくなるな
91:名無しの探窟家
ちなみにどこら辺が楽しめた?やっぱり前世とは違う街並みとか?
92:名無しの探窟家
転生当初は街並みに感動してしまったからなぁ。気持ちは分かるよ
93:名無しの探窟家
あぁ^〜後方腕組みおじさんになっちゃう〜
94:困ったゴーレムだったもの
街並みも確かに良かったと思うけど1番は岸壁街の通路にそこそこあるアビスに落ちる穴かな。要所は木の板とかで塞いで対策はしてるみたいやけどグェイラ曰く年に数人は落ちているみたいやしさ。それでなんで1番かというと穴に落ちたら誰が見ても生存不可能やん?だから落下地点に捕獲装置やらなんやらを設置しとけば合法的に遺物の実験体が手に入りそうやろ?そんな素晴らしい穴が数個あるなんて素晴らしすぎて印象バッチリやで
95:名無しの探窟家
……なんて?
96:名無しの探窟家
めっちゃ早口で喋ってそうだなぁ
97:名無しの探窟家
今まで何人もこの世界に転生してきた奴を見てきたけどさ、アビス直通の穴に感動してる奴なんてイッチが初めてやわ
98:名無しの探窟家
後方で腕組みをしていたワイ。そっと腕組みをやめる
99:名無しの探窟家
俺の世界線だとそんな穴は俺の知名度が上がった時に名声に物言わせて完全に塞いだわ
100:名無しの探窟家
メイドインアビス転生者あるある。オースの街にある危険な穴は誰も通らない道でもすぐ塞ぐ
101:名無しの探窟家
実際他の世界線先輩から穴は早めに塞いだほうがいいって言われるからな
102:名無しの探窟家
まぁ、街に回避は簡単だけど即死トラップがありますなんて嫌だからな
103:名無しの探窟家
住民はこんな穴に落ちるわけがないってことでなんの対処もしてないけどな!
104:困ったゴーレムだったもの
そんな!?お前らあの穴を塞ぐなんて勿体無いぞ!?考え直せ!
105:名無しの探窟家
考え直すのはイッチなんだよなぁ……
106:名無しの探窟家
もう既に捕獲装置を準備してたりして
107:名無しの探窟家
流石にイッチでもそれはないだろ。ないよね?
108:困ったゴーレムだったもの
お?よく分かったな。取り敢えず穴から落ちても死なないようにするのと、獲物が中に入ったら外に出れないようにした装置を試作してみたから設置しに向かってる
109:名無しの探窟家
行動がはやぁい!
110:名無しの探窟家
とうとう獲物って言っちゃったよこの人
111:名無しの探窟家
もう駄目だぁ、おしまいだぁ……
112:名無しの探窟家
イッチ、やっぱり考え直そう?仮に装置に誰かが引っかかっても回収する前に原生生物に壊されて中身を持っていかれるだけだぞ
113:名無しの探窟家
あとイッチも四六時中張り付くわけじゃないやろ?回収しにきた時に死んでいたら意味なくない?
114:困ったゴーレムだったもの
>>112 心配するな。頑丈に作ってあるからそうそう壊れん。
>>113 死体でも十分使い道はあるから安心しろって!
115:名無しの探窟家
おかしいな?なんだかイッチを心配した風になってるぞぉ?
116:名無しの探窟家
俺らの心配の対象は獲物になる人なんだよなぁ
117:名無しの探窟家
こうなったイッチは止まらんから好きにさせとくしかあるまい
118:名無しの探窟家
説得材料もないからな
119:困ったゴーレムだったもの
そういえば少し聞きたいことがあるんやけどさ
120:名無しの探窟家
む?詠唱か?
121:名無しの探窟家
いや、相談じゃなくて質問だから違うな
122:名無しの探窟家
一緒では?
123:名無しの探窟家
違うのだ!
124:困ったゴーレムだったもの
ボンドルドにちょっと前から頼んでたミラヴィーの義手が完成間近らしくてさ。何個か試作したものの中からミラヴィーが気に入ったものを完成させて取り付けたいらしいねんよ。だから準備したら
125:名無しの探窟家
その前に義手云々の話が初耳なんですが?
126:名無しの探窟家
困った時のボンドルド
127:名無しの探窟家
まぁ、持っていく余裕があるなら持っていけばいいんじゃない?
128:名無しの探窟家
ミラヴィーちゃんを前線基地に連れていくの不安だなぁ
129:困ったゴーレムだったもの
>>128 ミラヴィーには手を出さないってボンドルド自身の口で言わせたから大丈夫やろ。アイツ言ったことはしっかりと守るし
130:名無しの探窟家
うん、ボンドルドはそういうとこだけは信用出来るぞ
131:名無しの探窟家
ただしちゃんと聞けよ?たまーに別の意味で捉えることも出来る抜け道ありの言い方するからな
132:困ったゴーレムだったもの
んで、お土産は道中で適当に確保しようと思うんやけどさ、アイツはなんでも受け取りそうで欲しがりそうなものが見当もつかん。ってことで安価をしようと思う
133:名無しの探窟家
何……だと……?
134:名無しの探窟家
安価タイムだぁ!ふぅぅ⤴︎
135:名無しの探窟家
つまりあれじゃな?あれじゃよ。
136:名無しの探窟家
どれだよ
137:困ったゴーレムだったもの
お土産で持っていくもの>>152
138:名無しの探窟家
欲しがりそうなものを真面目に選ぶか、嫌がりそうなものを選ぶか悩みどころやな
139:名無しの探窟家
みんなのボンドルドに対する愛が分かるぞ
140:名無しの探窟家
愛……愛ですよ……
141:名無しの探窟家
ボンドルド擬きは帰ってどうぞ
142:名無しの探窟家
よし、なら適当に生えてる蔓で
143:名無しの探窟家
それは草。俺は生きたヨモツビ(大量)で。ボンドルドに渡す時にヨモツビの照準がボンドルドに向いてるとなお良。あ、吹き飛ばし先は海な
144:名無しの探窟家
いっけなーい、殺意殺意。ってことでタマウガチの針かカッショウガシラの毒針で
145:名無しの探窟家
お前らw
146:名無しの探窟家
自身の世界でボンドルドに何かされた奴らだ。殺意が違う。なら俺はイッチの世界線でミラヴィーちゃんの面倒を見てくれていた
147:名無しの探窟家
クオンガタリとかどう?
148:名無しの探窟家
案外五層にいる原生生物の生け獲りでもいいかも?スミナガシとかコゴエナギとか
149:名無しの探窟家
>>147 まだこの時期は六層だぞ
150:名無しの探窟家
四層にいる希少魚とかどうよ?名前は分からん!
151:名無しの探窟家
アシバカイナの幼体も蟹みたいな味でオススメやで。脚は刺身でいけるし味噌は炭火焼きしながら酒を少量かき混ぜてから飲むのが最高や!
152:名無しの探窟家
ハマシラマはどう?映画でリコ達も美味しそうに食べてたし絶対美味いぞ
153:名無しの探窟家
ボンドルドは美味いものより実験に使うサンプルとかの方が喜びそうやから、祈手達でも手が出しにくそうな五層の海にいる原生生物のどれかで
154:名無しの探窟家
決まったか
155:名無しの探窟家
なんか腹減ってきたわ
156:名無しの探窟家
>>151は許さん。腹が減って仕方ない
157:名無しの探窟家
俺酒に弱いからアビスで飲酒は出来ないなぁ
158:名無しの探窟家
持ち帰ってから食えばいいんやで。美味そうやったから俺は既に数匹捕まえてきた。食べるのが楽しみやわ
159:名無しの探窟家
いいなぁ
160:名無しの探窟家
>>158 一応寄生虫には気を付けとけよ。怖いなら焼いたり煮込んだりしてからレモンをかけて食べるのがオススメや。
161:名無しの探窟家
ありがとナス!
162:困ったゴーレムだったもの
俺も後でその食べ方で食べてみるかぁ。ちなみに俺のオススメは殻ごとバリバリ食うのがいいぞ。あ、あと安価で決まったハマシラマは行く途中で数匹捕まえとくわ
163:名無しの探窟家
>>162 歯が砕け散るわ
164:名無しの探窟家
>>162 これほど安価の結果がサラッと流されるなんて今まであっただろうか?
165:名無しの探窟家
>>151が全部持ってったな。ところで俺の世界線は繁殖期が過ぎているのかアシバカイナの幼体が何処にもいないのですがそれは……
166:名無しの探窟家
成体でも食っとけ
167:名無しの探窟家
成体は身が硬くて不味いとまではいかないけど進んで食いたいとは思わんかった。あと食べてる最中に横取り狙いの原生生物が多くて対処が面倒くさい
168:名無しの探窟家
食ったのか(困惑)
169:名無しの探窟家
一部の転生者の食に対するこだわりは異常だから
170:名無しの探窟家
そいつらが集まるスレ行ってみ?頭おかしい奴らが蔓延ってるから
171:名無しの探窟家
たまげたなぁ
172:名無しの探窟家
美味そうに見えたからとか言って猛毒の生物食って死にかけてるのをリアルタイムで実況する奴らの巣窟やぞ?
173:名無しの探窟家
こっちのイッチとは別ベクトルでカッ飛んでるんだなぁ
174:困ったゴーレムだったもの
話ぶった斬るけど準備出来たから前線基地に行ってくる
【画像添付】
175:名無しの探窟家
遠足に行く親子に見える
176:名無しの探窟家
イッチのリュックw
177:名無しの探窟家
リュックから幼体のアシバカイナの脚が見えるんだけど、さては気に入ったな?
178:名無しの探窟家
釣竿とか見当たらないからもしかしてイッチは素潜りでハマシラマを獲るのでは!?
179:名無しの探窟家
レグが魚を獲る時みたいに服を脱ぐのか!?って興奮したけどイッチは飛ぶ手脚があるわって気付いて即萎えた
180:名無しの探窟家
萎える速度早くて草生えるわ
181:困ったゴーレムだったもの
別に素潜りで探してもいいけどミラヴィーが自分も入りたいって言い出したら困るから今回は無しな
182:名無しの探窟家
それならオッケーです
183:名無しの探窟家
立ち直り早いな
184:名無しの探窟家
ミラヴィーちゃんとイッチが海でキャッキャウフフする貴重なシーンを見たくないのか?
185:名無しの探窟家
無害な海なら見たいけど底に知らない生物がうじゃうじゃいる海はちょっと……
186:名無しの探窟家
いきなりまともになられると温度差で風邪ひくからやめてクレメンス
187:名無しの探窟家
イッチ、ミラヴィーちゃんがいるんだからいつも以上に気を付けていくんやで
188:困ったゴーレムだったもの
ナナチにも暫く出かける旨を伝えたから出発やわ。心配してくれたニキはありがとナス!てなわけでイクゾー!デッデッデデデデン
189:名無しの探窟家
\カーン/
190:名無しの探窟家
デデデデン!
191:名無しの探窟家
カーンが別のとこで入ってるやん!
192:名無しの探窟家
これは有能w
193:名無しの探窟家
頼むからミラヴィーちゃんに怪我だけはさせないでくれよ……
194:名無しの探窟家
なお五層から帰ってくる時に確定で怪我する模様
195:名無しの探窟家
あっ……そっかぁ……
─────────────────────
「ようこそ、前線基地へ。待っていましたよ。」
「おー、来たぞ。取り敢えずこれ、道中で捕まえたお土産な。後で食べるか実験に使うかはボンドルド達に任せるわ。」
深界五層、前線基地。その入り口でボンドルド達は一つ上の層に居を構える客人を迎え入れていた。腕を広げてマメナルを歓迎するボンドルドに、マメナルは右手をあげて返事を返しながら左手で握りしめていたハマシラマが大量に入った捕獲ネットをボンドルドの隣にいる祈手に差し出す。
「これはこれは……、使わせてもらいますね。では、こちらへどうぞ。」
大量に入っているが故に抵抗が強く、何とか押さえ込もうと奮闘している祈手を尻目にボンドルドは目的の部屋にマメナルを案内するために歩き出し、マメナルとマメナルの服を握ってついてきているミラヴィーもそれに追随する。
ちなみに歩き出したボンドルド達の後ろの方では受け取ったハマシラマの抵抗を押さえ込もうと奮闘していた祈手が運悪く転倒し、緩んだネットの入り口と耐久限界で破れた箇所からハマシラマの大脱走が始まっている。生きろハマシラマ、海まであと少しだ。
ビチビチと跳ねるハマシラマとそれを捕まえようとしてハマシラマに反撃される祈手の奮闘が続いているが、それを見ているのはミラヴィーのみでボンドルドとマメナルは気にすることなく目的地に向けて歩みを続けている。
「着きましたよ。さぁ、どうぞ。」
暫く歩き続け、ハマシラマを全て捕まえ終えたのか祈手の勝利の雄叫びが薄らと聞こえてくる中、目的の部屋に着いたのかボンドルドが扉を開き、マメナル達を部屋の中へと招き入れる。ミラヴィーもいることからトラップが仕掛けられていることは無いだろうが、一応警戒をしながらマメナルが先に入り、その後にミラヴィーが続く。
ボンドルドが最後に部屋へと入り、扉が閉まる音を聞きながらもマメナルは部屋の中を見渡し、中央の机に置かれている物に目をつけた。
「ボンドルド、これか?」
「えぇ、その通りです。」
机の上に置かれている3つの物体。マメナルが近寄って確認をしてみると、人の手の形をしたものは一つしかない。一瞬だけ自分が頼んだのは義手だったはずと疑問に思ったが、ボンドルドに限って依頼品とは違うものは作らないだろうとマメナルは考えを改めた。
「触っても?」
「気が済むまで構いませんよ。」
「ミラヴィーもさわる!」
「えぇ、ミラヴィーも良いですよ。」
ボンドルドの許可を得てからマメナルは1番右──筒状の誰が見ても義手には見えないものを手にとって状態を確かめる。その横では同じように許可を得たミラヴィーが玩具を与えられたみたいに目を輝かせながら隣に置いていた1番人の手の形に近い義手をとって興味深そうにガチャガチャと弄り始めた。
「これは筒状だけど、義手として使えるのか?」
「勿論です。付け根の部分が回転するので回してみて下さい。」
顎に手をやりながら疑惑の表情で義手を見つめ、ボンドルドの言う通りに付け根の部分を回してみると、先端から勢いよく黒い触手のようなものが数本飛び出してきた。
「『
「手の代わりとしては操作に難がありますが、ミラヴィーなら十分に扱えると私は信じています。」
確信したかのように話すボンドルドにマメナルもミラヴィーなら大丈夫だと根拠のない納得を見せる。
取り敢えずこの義手の機能は分かったので次の義手を……と考えたところでマメナルは手に持っていた義手にもう一つ捻る機構があることに気付く。何気なしにその部分を捻ってみるが、カチッと音が鳴るだけで何も起こらない。それを特に気にすることなく次の義手へと顔を向けたところで──小規模だが黒い触手の部分が爆発した。
「うわ、ビックリしたわ。」
「おや、仕込み武器を起動させましたか。どうですか?」
「爆発が小さい。これじゃあ原生生物の一部を吹き飛ばすのも難しくないか?もっと火力が欲しいところだな。……ん?ちょっと待て、もしかして今みたいな仕込み武器って全部の義手に付いていたりするか?」
「勿論です。性能に差は出ないようにしましたから。」
ボンドルドの感想を求める声に率直な感想で答えたマメナルだったが、直後に何かを思い至ったのかボンドルドに質問を投げかける。その質問をあっさりと肯定されたことでマメナルの顔に焦りが浮かび始め、少し慌て気味にミラヴィーの方へ向かう。
「ミラヴィー、お母さんにその義手を渡すんだ。ゆっくりだぞ?」
「……え?うん。」
いきなり発生した爆発音で驚いていたのか、体毛をブワッと膨らませた状態で硬直している状態のミラヴィーへマメナルはしゃがむことで目線を合わせ、ミラヴィーが慌てないようにゆっくりと声をかけながら義手の回収を試みる。
幸いにもミラヴィーはパニックにはなっていないようで、素直にマメナルへ自身が持っていた義手を差し出した。それに安堵しながらマメナルは義手を受け取ろうと手を伸ばし、直後にカチッと何かが作動した音がミラヴィーの持っている義手から響く。
「予想はしてたけどこうなるよなぁ……。」
今までのは振りだろ?分かってたって!と言わんばかりにミラヴィーが持っていた義手の手のひらに取り付けられている穴からマメナルの頭部に向けて熱の刃が襲いかかる。しかしそれは予想出来た不意打ちだったので、少し前に似たパターンがあったぞとボンドルドに腕を落とされたことを思いだしながらもマメナルは右に倒れるように顔を傾け、左耳一つ焼け散るだけで被害を留めた。
顔の真横で発生し続けている高熱にこれ以上被害が出ては堪らんとマメナルは手を伸ばしてミラヴィーの手を掴み、義手を奪い取る。乱暴は奪い方になったが、もしミラヴィーが腕を動かしたりすればマメナルの頭部が切断される可能性があるため致し方ない。頭部がなくなった程度で死にはしないが流石に娘の手によって起こされるスプラッタなシーンは見せたくないという親心から起こした行動であった。今までいろんな惨殺死体を見せているのに今更である。
「ミラヴィー、怪我はないか?」
「うん、だいじょうぶ。」
義手の仕込みを切って一息吐いた後でマメナルがミラヴィーの様子を見るが幸いにも怪我は無さそうだ。そのことにホッと一息を吐くと義手を机に置き、気を取り直して最後の義手を手に取った。
「これは義手なのか?」
「どちらかと言えばこれは武器の側面が強いですね。義手はオマケです。」
最後に手に取った義手のような武器をマメナルは見つめる。この世界の銃に近い構造をしているこれは、とてもじゃないが義手には見えない。試しに仕込みを起動させてみると指のようなものが5本飛び出してきたので、ボンドルドの言うように義手と言うより武器といった方が良さそうである。
「ふむ、これは銃でいいのか?」
「はい、そのような認識で構いません。弾丸は五層で採取した爆裂石を加工、改造したもので威力は保証しましょう。」
「ふーん?」
ぷらぷらと義手のような武器を揺らしながらマメナルは何かを考える仕草をしたあと、良しと声を出したと思えば銃口を口に咥え、なんの躊躇もなく引き金を引いた。
ドォン、と重苦しい銃撃の音が部屋に響き渡り、マメナルの頭部が弾け飛ぶ。いきなりの凶行。頭部に爆煙を纏いながらマメナルの身体は後ろへ崩れ落ちていく──が、床に倒れる直前でマメナルの尻尾が床を叩き、反動で元の体勢に戻る。
「威力は上々、でもミラヴィーに取り付けるには難ありってとこだな。ちょっと日常で使うには不安すぎる。」
「おやおや、それは残念です。」
爆煙の中から聞こえてくる感想にマメナルが何をするつもりか直前で察していたのか、音でビックリしないようにとミラヴィーの耳を手で押さえていたボンドルドは残念そうに肩をすくめた。そして爆煙が消えれば、頭部が再生途中のマメナルの姿が現れる。筋繊維が剥き出しの怖いものが苦手な人が見れば確実に叫ぶホラー満載な見た目だが、それも瞬く間に皮が再生されていき、やがて眠たげな顔をした少女の顔が形成される。
「この義手は除外だから候補は二つだな。ミラヴィーはどっちがいい?」
「…………?」
「あぁ、聞こえてないのか。ボンドルド、もう大丈夫だ。それとミラヴィーには大きな音に慣れて欲しいから今度から耳を押さえるのは控えてくれ。でも気を利かしてくれたのは感謝する。ありがとな。」
「いえいえ、構いませんよ。」
ボンドルドがミラヴィーの耳を押さえていた手を外すが、ミラヴィーは弾丸をくらったことで周囲に飛び散ったマメナルの肉片が気になるのか、近くにあった肉片を持ってジッと見つめている。その視線を自身の方へ向けるためにマメナルは手を叩き、ミラヴィーの視線が自身の方に向いたのを確認してから先程の義手を除いた2つの義手をミラヴィーの前に差し出した。
「ミラヴィー、改めて聞くけどどっちがいい?」
「んー、こっち!」
マメナルが提示した2つの義手にミラヴィーは持っていた肉片を投げ捨ててから近寄り、少し悩む仕草を見せながらも手の形をした義手の方を指差した。ただ自分につける義手を選んだだけの場面だが、ミラヴィーがマメナルに近寄るまでにある別の肉片をミラヴィーは平気で踏んだり蹴って退けたりしている。サラッとミラヴィーの異常性が垣間見えたが、残念ながらここにいるのはそれ以上に壊れた奴らばかりなので全く気にした様子はなかった。
「ならこっちの義手で話を詰めるか。」
「分かりました。意見があるのでしたらお聞かせください。……おや?」
ミラヴィーが選んだ方の義手について改善案などをマメナルとボンドルドが話し合おうとした時、ボンドルドがワザとらしく何かに気付いた様子で扉の方へ顔を向けた。マメナルもそれに釣られるように扉の方へ顔を向けると、子どもの軽い足音がすぐそこまで来ていた。
「パパ!何だか凄い音がしたけど大丈夫なの!?」
「えぇ、プルシュカ。パパは怪我一つありませんよ。」
部屋に飛び込んできたのは活発そうな少女。慌てふためきながらもボンドルドの方へ駆け寄り、怪我がないかを確かめている。ボンドルド自身が大丈夫と言っているのだがやめる様子はなく、自分で確認をしないと気が済まないのだろう。
突然の乱入者だったがマメナルは動じず、ミラヴィーはマメナルの後ろに隠れるように移動しながらも興味深そうにボンドルドと部屋に乱入してきたプルシュカのやりとりを見つめている。
「プルシュカ、グェイラ達はどうしたのですか?」
「そうだ、聞いてよパパ!みんなみーんな、今日はパパのところへ行っちゃダメだって言うのよ!?」
止まる様子が見えないので、話題を変えるためにボンドルドはプルシュカを抱き上げて一緒にいたはずの祈手達のことを尋ねると、プルシュカはボンドルドに抱き上げられた状態でプリプリと年相応な姿で怒りだした。その話を聞いたところ、一度目の爆発音が聞こえてきた時点でプルシュカはボンドルドの元へ向かおうとしたようだが、グェイラを筆頭にした祈手集団に止められていたようだ。渋々と我慢していたプルシュカだったが、一度目のものより大きな爆発音が聞こえたことで我慢より心配が勝り、グェイラ達の目を盗んでこっちへ様子を見に来たらしい。
何の指示もないのならともかく、ボンドルドから事前に指示を受けていたグェイラ達の目を盗んで移動するなんて不可能なのだが、種明かしをするとマメナルの頭部が弾け飛んだ時点でグェイラの視界を通してプルシュカの様子を見ていたボンドルドがグェイラ達にプルシュカを通しても良いと許可を出していたため、こっそりと部屋から抜け出したプルシュカをグェイラ達は追いかけようとはせず、こうして無事にプルシュカはボンドルド達がいる場所へ辿り着いたわけである。
「プルシュカ、あまり彼らを心配させてはいけませんよ。」
「……はい、パパ。」
暫くはグェイラ達の文句を言っていたプルシュカだったが、悪いことをした自覚はあるらしく、ボンドルドから論されて落ち込みながら反省する様子を見せる。そんな素直なプルシュカの姿をマメナルは感心したように眺めており、そのマメナルの内心ではミラヴィーもプルシュカのような良い子に育ったなと自身の育児を自画自賛しているのだが、マメナル自身に異常があるためミラヴィーの精神性が化け物街道を爆走中であることに残念ながら気付いていない。
「ですがプルシュカ、貴方にちょうど頼みたいことがあります。お願いできますか?」
「……!! 任せて!」
しょんぼりとしていたプルシュカだったが、ボンドルドからのお願いでその表情を喜色へと変えた。父親に頼られることが嬉しいと全面に出しており、ボンドルドのお願いが何なのかと待っているプルシュカをボンドルドは一撫でしてから床に下ろし、マメナルの後ろに隠れていたミラヴィーへと向き合わせた。
「プルシュカ、今あなたの目の前にいる女性はマメナル、その後ろにいる子供はミラヴィーといいます。私は今からマメナルとお話しがあるのでその間ミラヴィーと遊んであげてください。出来ますか?」
「……遊ぶって何をしたらいいの?」
「プルシュカに任せます。大丈夫、プルシュカなら出来ますよ。」
「困るならグェイラ達も巻き込め。お前の横にミラヴィーがいるなら察するだろ。」
遊ぶという行為に不安そうな様子を見せたプルシュカにマメナルがアドバイスを送る。そんなマメナルをプルシュカは上から下までじっくりと見つめるが、ボンドルドの客だと理解しているのかペコリと一礼した後で後ろに隠れているミラヴィーの元へと走り寄る。
その後、ミラヴィーと一言二言話したと思えば、ミラヴィーの手を取って部屋の外へと走っていった。ミラヴィーは知らない場所でマメナルから離れるのは嫌だったのか最後までマメナルの服を掴んで抵抗していたが、パパのお願いというバフがかかったプルシュカの勢いに負けたのか、最終的には部屋の外へと引き摺り出されていった。
「まぁ、今からの話はミラヴィーには退屈だっただろうから丁度いいか。というか初めからそうするつもりだっただろ?」
「えぇ、ミラヴィーはプルシュカの良い刺激になるでしょう。グェイラ達にもあの子達を見守るように指示を出しています。心配はいりませんよ。」
「だと良いがな。元気いっぱいの子供の相手は疲れるぞ?グェイラ達だけで大丈夫か?」
テンションの上がったミラヴィーの遊び相手をしているマメナルからすると、グェイラ達では少し役不足かもしれない。マメナルは元気いっぱいで走り回るミラヴィーをひいこら言いながら追いかけるグェイラ達の姿を思い浮かべるが、彼らもなんだかんだこのアビスで生きていけるのだから気にするだけ無駄かと思い直し、義手の改善点を話し合うためにボンドルドへ顔を向けた。
「さて、それじゃあ話し合うか。パッと感じた改善して欲しいところは仕込みを発動した時にカチッて音が鳴るのをどうにか出来ないか?事前に音が出るなら不意打ちの効果が落ちる。」
「私もそれは感じましたが、相手が初見ならそこまで影響はないでしょう。」
「そうかぁ。」
ボンドルドの言葉に納得した仕草を見せながらもわざとらしく背を向け、義手を触るマメナル。ボンドルドから見るとマメナルの背中が見えるだけで義手は見えない。そんな時、カチッと起動音が部屋に響いた。
「……ほら、やっぱり不意打ちには不向きだろ。」
「そのようですね。改善しましょうか。」
マメナルの首下の部分を貫いてボンドルドの心臓を目掛けて熱の刃が迫ったが、音で来ると事前に察知出来ていたのでボンドルドは危なげなく回避する。もし仕込みの起動音がなければこの不意打ちはマメナルの身体にギリギリまで隠されていたため、ボンドルドも何かしらの被害を受けていた可能性が高い。それを理解出来たからこそ、ボンドルドは改善箇所としてカウントすることにした。
「次にこの仕込み武器。これは『
「いえ、これはただの排熱刃です。『枢機へ還す光』の小型化を試した際に出来た紛い物ですね。」
「ならいいや。整備とか必要か?」
「たまに中の機構のメンテナンスが必要なぐらいですね。やり方は勿論お教えします。ですが
「ふむ、一応メンテナンスのやり方は紙でも欲しいな。構わないか?」
「えぇ、構いませんよ。」
「なら良し。」
その後もマメナルが気になった点や特定状況下でも使えるのかなどをボンドルドに質問していき、ボンドルドも丁寧に返していく。自分の娘のことなのでマメナルの表情は真剣そのもの。1時間、2時間と時間が過ぎていくが、2人の話し合いはまだまだ終わる気配を見せなかった。
「……ところでプルシュカの帽子の中にいたやつは安全なのか?」
「えぇ、あの子はメイナストイリム……私達は『変化の子』と呼んでいます。プルシュカとあの子の関係はお友達ですね。心配いりませんよ。」
「そっか、なら良いや。……あ、そうだ。ボンドルド、実験に使った子どもの眼って余ってない?いらないなら欲しいんだけど。」
「おやおや、でしたら昨日使用した双子のニーチカとカーチカのものがありますよ。後で廃棄する予定でしたが、こちらに持って来させましょう。」
「ん、ありがと。お礼に何か手伝おうか?」
「では海に生息している原生生物の捕獲をお願いします。私達では底まで逃げられると手が出せませんので。」
「わかった。後で捕まえてくるから捕まえて欲しいやつの姿が分かるものをくれ。」
「素晴らしい。眼を渡す時に準備しておきます。」
「眼をもらった次第出発するから置く場所は確保しとけよ?」
「あぁ、何と素晴らしい。また一つ、奈落の闇を払うヒントを得ることが出来るのですね。」
「義手の方はまた暫く預からせていただきます。完成したら装着のために神経接続をするのでミラヴィーは連れてきてくださいね。」
「分かってるよ。予想より遥かに良い義手だった。完成を楽しみにしている。」
「こちらも有意義な時間でした。またいつでも来てください、お待ちしています。」
数時間の話し合いと依頼された原生生物の捕獲を終えたあと、マメナル達は前線基地の入り口にいた。予定していたことは終わったのでマメナルとミラヴィーは四層の家に帰るからだ。ボンドルドからは一晩泊まることを提案されたのだが、マメナルはそれを拒否した。事前にボンドルドの元へ行くとナナチに伝え、不安そうな表情で引き止めようとするナナチを安心させるためにその日のうちに帰ると言ってしまったからだ。
「プルシュカ……。」
「ミラヴィー、また遊びましょうね!」
「メェニャァ!」
ミラヴィーもプルシュカとマメナル達が話し合っていた間に仲良くなったらしく、今も別れを惜しむかのように手を繋いでいる。そのプルシュカの帽子の上ではマメナルが見た時にはいなかったピンク色の生物、メイナストイリムことメイニャがプルシュカに同意するかのように鳴いている。
「んじゃあ、帰るか。」
「うん、ばいばい!プルシュカ!メイニャ!」
「またなー!ミラヴィー!」
別れの挨拶もほどほどにして、マメナルとミラヴィーは前線基地を後にする。離れていく2人の姿に、ついていきたいという思いを堪えながら、初めて出来た友達の姿が雪原に消えるまでプルシュカは前線基地の入り口から手を振っていた。
「ミラヴィー、前線基地は楽しかったか?」
「とってもたのしかった!プルシュカとメイニャがね?いろんなところにあんないしてくれたの!」
前線基地が見えなくなり、砂氷地帯を歩きながらマメナルがミラヴィーに離れた後の出来事を聞けば、ミラヴィーは身体全体を使って興奮気味に何があったかを伝えてくる。一生懸命に伝えようとするその姿は微笑ましく、マメナルは自身の頬が緩んでいるのを自覚した。
その微笑ましい光景の外側では、マメナル達に襲い掛かろうとした原生生物がマメナルの飛ぶ手に殴り飛ばされているのだが、いつもの光景なので2人が気にすることはない。
「それでね?おかあしゃん。ミラヴィーにゆめができたの!!」
「ほう?夢か。どんな夢だ?お母さんに言ってみてくれないか?」
雪原に隠れていた原生生物が飛ぶ手脚を掻い潜ってマメナルに飛びかかり、アッパーカットでカウンターされて頭部が吹き飛んだそんな時、ミラヴィーはマメナルに自身の夢が出来たと話す。流石に夢を打ち明けるのは少し恥ずかしいのか、先程とは打って変わってモジモジしながら頬も少し紅くなっているが、それでも話したいのかチラチラとマメナルの方を見るミラヴィー。そんなミラヴィーの姿を見たマメナルは、特に何も考えずにニコニコと微笑みながら話すことを促した。だいたい察することが出来るというのに。
「ミラヴィーね、たんくつかになりたい!!」
「そっか、探窟家か。……マジで?」
ミラヴィーのキラキラとした瞳から本気だと知って、マメナルは飛ぶ手が握りしめていた原生生物を思わず握り潰しながら、硬直したのだった。
オリ主……一応岸壁街の穴からの落下予想地点に罠はしっかりセットしてきた。引っ掛かるかどうかは運次第だが、多分誰も引っかからない。オリ主的にはボンドルドの銃型の義手の威力はちょっと強いかな程度だが、口に咥えてたとはいえ市販の爆裂弾で無傷だった頭部を吹き飛ばした時点でかなりの威力がある。ボンドルドから眼を貰い、失明期間は終了した。やっぱり見えた方が良いよなぁと考えながら帰り道を歩いていると、ミラヴィーから死亡率No. 1の探窟家になりたいと言われて思わず硬直した。
ミラヴィー……動かなくなったもの、即ち死んだものはどれだけ親しいものであっても無価値になる価値観を持っている。プルシュカに連れて行かれて最初は尻込みしていたが、最終的には滅茶苦茶遊んだ。その後でプルシュカから探窟家について話され、内容がオリ主の遺物集めと被っている部分が多々あったため、憧れるようになる。オリ主の眼の色が1番最初の碧眼ではないため少し不満だが、上機嫌のオリ主に嫌とは言えなかった。
スレ民……安価途中に美味しそうなものが出てきたのでこぞって確保しにいった。一部の殺意高い系はみんなボンドルドに何かされてる。
分からせにニキ……分からせた
メスガキニキネキ……分からされた
ボンドルド……ミラヴィーはプルシュカには良い刺激だったし、オリ主に原生生物を獲ってきてもらったしでホクホク。話し合いの末、義手を更に改造する予定。ニーチカとカーチカの夢は料理店を開くことみたいですよ。可愛いですね。
ハマシラマを受け取った祈手……オリ主から受け取ったハマシラマ達が想像以上に重かった。漁船で獲るような量を持ってきたからね、仕方ないね。何とか回収して保管庫に放り込み、ヘトヘトなところでミラヴィーとプルシュカの遊んで攻撃をくらって割と疲労困憊。
祈手……ミラヴィーとプルシュカの遊んで攻撃に気軽に応じたが、ミラヴィーのことは融合前の身体能力を基準としていたので鬼ごっこは全然追いつけず、途中から本気になった。
プルシュカ……針を天井に刺して天井走りをしたり、捕まえにくる鬼の祈手を未来予知みたいな動きで回避するミラヴィーに凄いと興奮した。本気になったグェイラ達に捕まった後は探窟家のことをいっぱい話したし、前線基地内を案内した。この度、初めて友達が出来た。
メイニャ……メニャァ!!
ではまた明日お会いしましょう!投稿間に合うかな(ボソッ)