時は少しさかのぼり、
「「「「・・・・・・・・・・・」」」」
「」
「」
ハイリヒ王国王宮内、召喚者達に与えられた部屋の一室で、八重樫雫、白崎香織、谷口鈴、中村恵里の四人が暗黒のオーラを出していた。
別の部屋で清水、辻カップルが恐怖のあまり昇天しかけている。
この四人の変貌ぶりは迷宮での事件の後に姿を現してきた。
あんな事があっては迷宮内で実戦訓練を続行できる雰囲気ではなかったし、無能、足手まとい扱いだったとは言え勇者の同胞達が死んだ以上、国王にも教会にも報告は必要だった為一度王国に帰還した。
そこまではよかったが神の使徒の死亡報告時王国側の人間は誰も彼もが愕然としたものの、それが〝無能〟のハジメと〝足手まとい〟の彩人だと知ると安堵の吐息を漏らした事で変化し始める。
ハジメを罵る者が居たのは原作と同じだったが彩人への侮辱はハジメ以上だった。
魔力を持たない事がバレておりやれ天罰だのゴミ掃除が出来て良かっただの。ヒロインズ、〝同盟〟の心中は穏やかでは無く眠っていた香織が彩人のへの侮辱で覚醒しそれを言った人に殺意を向けたのを雫が止めるが自身も剣に手が伸びかけた。
最終的に天之河が切れたことで侮辱した者は悪印象を避けたい上位の人々のはからいで処分を受けたものの二人の評価は覆ることはなかった。逆に、天之河は無能にも心を砕く優しい勇者であると噂が広まり、結局、天之河の株が上がっただけに終わった。
あの時、自分達を救ったのは紛れもなく、勇者も歯が立たなかった化け物をたった二人で食い止め続けたハジメと彩人だというのに。そんな彼らを死に追いやったのはクラスメイトの誰かが放った
クラスメイトは糾弾を恐れてこのことを話したがらない。対照的にメルド団長は原因究明に積極的だった。生徒達のメンタルの緩和もそうだが何より〝助ける〟と言っておいて、二人を救えなかったことに心を痛めているからだ。
真実を知っている清水と辻はメルド団長に真実を話そうとしたがイシュタルの介入により叶わず。
清水たちは約束を果たすべく香織の部屋に行こうとしたが、部屋からおぞましい気配を感じ、踏みとどまる。
中から声が聞こえる。
「・・・そうなんだ、檜山くんだったんだぁ・・・彩人くんたちを落としたの」
「うん、僕が問い詰めたら気絶しちゃったけど自己弁護してたし、間違いないよ」
「そっかそっか・・・私少し用事が出来たの。・・・だから手を離して?雫ちゃん」
「檜山の所へ行くつもりでしょう?・・・ホントは私も行きたい所だけど今はダメよ」
「鈴もシズシズに賛成。いまやっちゃったらアイツと同類。彩人が喜ぶと思う?カオリン、よーく考えて」
「・・・そうね。
「そうそう、
「ああ。
「
「「「「フフフフフフフフフ・・・・・・」」」」
実はそのあとにも会話があるのだが、清水と辻は恐怖のあまり別の部屋に逃げたのでここまで。
「・・・コワカッタァ…」
「・・・何で知ってんだ・・・・ほんとに大丈夫なのか・・・?親友」
―――――――
おまけ 1
ホルアドに突如、原因不明の雷、地震が発生。未知の出来事に人々がパニックになる中、フューはその光景を満足そうに眺めていた。
「うわぁ、やっぱり凄いエネルギーだ。これならすぐにでもなれそうだけど・・・」
しかしフューは同時に疑問を抱いた。
「(魔人側にも黄金のオーラを纏った奴が魔人族の神を攻撃してた絵があったけど・・・本当に単なる超サイヤ人なのかな・・・?)」
フューはエヒトに引きずり込まれた時のことを思い返す。
「(あの時、やつの言葉で僕は少しも動けなかった。僕は戦闘向きじゃないとはいえ、あの力は・・・単なる腕力では勝てない。う~ん、実際試したわけじゃないからなぁ・・・)」
「・・・念のために色々仕込んでおこうかな、彩人君の強化のためにも」
フューは情報が必要と考え再び消えた。
ゴミ文ですまねえ。
ヒロインズは彩人達が生存している前提で言ってます。