クオリティは期待しないで。
いきなり異世界へイクゾー
追記:後の展開の都合上オチを無くしました。見切り発車で始めるとこうなるんだよね・・・
現実というものは厳しいものである。あの時本来の主役である南雲ハジメと接触したものの女性ってどういう事なんだよ…。
改めてありふれ世界に居るという事実を実感し、月日は流れいよいよ”あの日”がやってきた。
しかし特に何かをすることもなくいつも通り登校するだけだ。
「ア?轟じゃねぇか」
学校に着くなり面倒な奴…奴らに絡まれる。
チンピラみたいなこいつの名前は檜山大介。取り巻きの中野信治、斎藤良樹、近藤礼一も一緒にニヤニヤ笑いを浮かべている。
「何か用か、檜山」
「チッ、なんだその態度は!」
「用が無いならどけ(ギロッ」
「…っ」
こんなのだから人としてもサイヤ人としても嫌なのだ。
こいつらは強者に媚びて弱者を見下す。そんな奴らに時間を割く必要は無い。というよりヘイトを俺に集中させ、間接的にハジメを守る為でもある。情けない話だがこいつらは女のハジメにもちょっかいをかけていたのだから。後ろから敵意を感じるが無視することにした。
「おはようございます、と」
俺は教室の扉を開けながら挨拶をする。と、
「あ、彩人くんおはよう!今日はギリギリじゃないね」
「おはよう、轟君」
このグラスの二大女神なんて呼ばれている美少女、白崎香織と八重樫雫が笑顔で挨拶してくる。そしてクラスメイトからの嫉妬の視線と敵意。 『なんでアイツが』『調子に乗るな』と言わんばかりの視線である。
「あ、おはよう彩人!」
「おはようございます、轟君」
「お、おはよう二人とも」
次いで俺が居るのに気付いた谷口鈴と中村恵里の二人が手を振りながら挨拶してくる。
この二人が友好的なのは原作崩壊の一つだったりする。
…それはそうと、複数の異性に声をかけられた男がどうなるか。
『『『『『『『『…チッ』』』』』』』』
こうなる。
「あれ?彩人くん、ネクタイが曲がってるよ」
「これくらい平気だって」
「ダメだよ、身だしなみはきちんとしないと!」
あれよあれよという間に香織が俺に近づいて若干歪んだ俺のネクタイを慣れた手つきで直していく。
「これでよしっ…うん、格好いいよ」
屈託の無い笑みを浮かべる香織。その後ろでも何故か満足そうな雫。これで敵意が殺意に昇華したのだが、シカトする。
「香織、また彼の世話をやいているのか?」
…後ろから嫌な声が聞こえた。俺は小さくため息をつきながら振り返る。
そこに居たのはイケメンとガタイの良い高身長の男。
「全く、香織は優しいな」
このイケメンの名前は天之河光輝。文武両道、才色兼備と天は二物を与えないのでは無かったのかと言わんばかりのハイスペックイケメンなのだが、思考面が…少々面倒なので正直俺は関わりたくない。
「全くだぜ、こんな根性なしに構うなんてな」
身長190cm台あるこの男は坂上龍太郎。ガッシリとした外見に違わず熱血漢。そのため(ヘイト集めのため)無気力な俺が気に入らないらしい。
「?わたしが好きでやっているんだよ?」
きょとんとした顔で香織が当然のように言う。
いや、それ悪化してるんだが………
「あ、あぁ……香織は本当に優しいな」
どうやら天之河君は香織が俺に気を使ったと思っているようだ。そして頭を抱える八重樫さんとやれやれと言いたげな坂上君が居た。
「光輝がごめんなさいね…後で言っておくから」
いたたまれない表情で雫が謝罪してきた。そんな彼女を見てなんか姉みたいだと思ったのは内緒だ。
「お、サイト珍しいな。お前がこんな早く来るなんて」
「おはよう、轟君」
「幸利、辻さん」
すると清水幸利と辻綾子の二人が教室に入ってくる。
二人は付き合っており、くっつけたのは俺だったりする。前回の原作崩壊の一つだ。
元々幸利はハジメと同様のオタクであり最低限度の受け答えしかしない暗い奴とされていたがオタクが故に小説やイラストを書くのが得意だったので俺はそれを生かせば良いんじゃね、と考え半ば強引に出版社に出したらものの見事にヒット。根暗でも承認欲求があった幸利はこの成功をきっかけに性格が好転。家族との関係も改善したらしい。そして彼の作品のファンとなった辻さんを幸利に会わせたらあれよあれよという間に恋人になっていた。今の彼を最初に見た奴は『誰だお前』状態になったのを今でも忘れない。
「…また天之河に絡まれたのか」
「あぁ。でも気にしてないから大丈夫だ」
「轟君も大変だね……」
当の本人は”今日も正しい事をした!”と言わんばかりの表情である。
「…おはよぉ……ございますぅ………」
すると、我らがまo……じゃなくて南雲ハジメ(♀)の登場である。
「あ、おはようハジメちゃん。また夜更かししてたの?」
「うん……今やってるゲームが面白くて……つい」
「趣味に没頭するのはいいけど睡眠も必要だぞ?」
「そうだね…」
香織と雫が寝不足のハジメと会話している。これだけならキマシタワーの建設が始まりそうだが…
「はいこれ。彩人くんの寝顔だよ」
「わっ……撮れたんだね。凄いよハジメちゃん。はぅ……彩人君、かわいいよぉ……」
「ず、ズルいぞ香織!私も見たい……」
「カオリンいいなぁ…後で見せてもらおうっと」
「彩人君の寝顔……ふふッ……」
どうしてこうなった。
…何故かハジメがストーカー紛いの事をやるようになった。とはいえ家に侵入したり物を取って行ったりはしないのだが普通にこえぇ。オラゾワゾワすっぞ。
しかも周りもそれを咎める処か応援してるフシがある。ここで難聴を発動すればどれだけ楽だっただろう。そして彼女達の変化に関して思い当たる部分が多すぎる。
これ以上の悪化は今のところ無いが俺が奈落に落ちたらどうなるか…。
五人の会話が聞こえた幸利と辻さんはひきつった表情で
「「頑張って(ね)」」
と言うのだった。おのれリア充、永遠の幸福を与えてやろう。
時は過ぎてお昼。サイヤ人にとって食事は戦闘の次に至高の時間……
「な、なんだこれ!」
「み、皆さん早く教室の外へ!」
教室の床に魔方陣のが現れ、社会科の担当教師、畑山愛子
(通称:愛ちゃん)の声むなしく俺たちは光に包まれた。
おのれエヒト、まずお前から血祭りにあげてやる…
魅力的な文章ってなんだぁ…。
最後のはちょっとした伏線…になるのかなぁ。
ヒロインズのヤンヤン度は・・・
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やりすぎ、自重して
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このままでいいよ
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もっと病ませろ
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そんなことより続き書け