今後ウルの町での決戦までほぼ原作通りなのであしからず。
クソ雑魚にはこれで精一杯でございます。
オリヒロ、出ます・・・。(あとネタバレ注意)
ドリュッケンを杖替わりにして肩で息をしているシアに近づく三人。
「よくやった、強くなったなぁ、シア」
「お疲れ、シア。見直したよ」
「……ん、頑張った」
「えへへ、有難うございます。彩人さん、私に惚れ直しても構いませんよ!」
「・・・・・・・・・・・・おう」
「何ですか今の間は!」
彩人の反応に頬を膨らませつつもシアの目には喜びの色が浮かんでいた。
「シア、ちょっと」
「な、なんでしょう」
「…よく頑張りました」
「ユ、ユエさぁ~ん。うぅ、あれ、何だろ? 何だか泣けてぎまじだぁ、ふぇええ」
「……よしよし」
するとユエがシアの前に立ちシアをかがませて抱き寄せ、髪が乱れないように頭を撫でた。安心感か喜びか、シアは感極まって泣いてしまった。甘えるシアと受け入れるユエが姉妹のように見えたのは内緒。
その後ろから聞こえる声。
「あのぉ~、いい雰囲気で悪いんだけどぉ~、そろそろヤバイんで、ちょっといいかなぁ~?」
ミレディの声に再び臨戦態勢になる四人。殺気立った雰囲気でミレディが慌てた表情になって、
「ちょっと、ちょっと、大丈夫だってぇ~。試練はクリア! あんたたちの勝ち! 核の欠片に残った力で少しだけ話す時間をとっただけだよぉ~、もう数分も持たないから」
言う通り、核のかけらの一つが光を失いかけている。
「・・・なんの話だ?」
「話したい……というより忠告だね。訪れた迷宮で目当ての神代魔法がなくても、必ず私達全員の神代魔法を手に入れること……君の望みのために必要だから……」
「なるほど。しかし場所がほとんど分からないから場所を教えてくれるか」
「あぁ、そうなんだ……そっか、迷宮の場所がわからなくなるほど……長い時が経ったんだね……うん、場所……場所はね……」
ぽつりぽつりと先ほどまでのふざけ具合からは想像できないほど淑やかな声で一通り場所を言うミレディ。
残り少ない時間の力を振り絞るかの声色にユエとシアが神妙な表情になる。
「以上だよ……頑張ってね」
「承知した。・・・先ほどのうざったい口調は何かしら意味があったのか?その変わりようだとそう考えてしまう」
「あはは、ごめんね~。でもさ……あのクソ野郎共って……ホントに嫌なヤツらでさ……嫌らしいことばっかりしてくるんだよね……だから、少しでも……慣れておいて欲しくてね……」
「・・・今の所この世界の英雄になるつもりは無い。もし帰還の邪魔をするというのならその時は跡形もなく吹っ飛ばすだけだ」
「ふふ……それでいい……君は君の思った通りに生きればいい…………君の選択が……きっと…………この世界にとっての……最良だから……」
ミレディのゴーレムの体が青白い光に包まれていく。どうやら時間切れのようだ。
その時ふとユエがミレディのそばに寄り添った。
「何かな?」
弱弱しいミレディの声。それに囁くようにユエが一言、消えゆく偉大な〝解放者〟に言葉を贈った。
「……お疲れ様。よく頑張りました」
「……」
ミレディは言葉を失った。そのように言われるのが意外だったからだ。しかしユエにとってはこの言葉以外の言葉が見つからなかったのだ。
「……ありがとね」
「……ん」
「……さて、時間の……ようだね……君達のこれからが……自由な意志の下に……あらんことを……」
満足そうな声と共に光が消え、ゴーレムの亡骸が残った。
「……最初は、性根が捻じ曲がった最悪の人だと思っていたんですけどね。ただ、一生懸命なだけだったんですね」
「……ん」
余韻に浸りながら言葉を交わすシアとユエ。だが・・・
「はぁ、もういいでしょ? さっさと先に行こう。それと、断言するけどがアイツの根性の悪さも素だと思うよ? あの意地の悪さは、演技ってレベルじゃないよ」
「ちょっと、ハジメさん。そんな死人にムチ打つようなことを。ヒドイですよ。まったく空気読めないのはハジメさんの方ですよ」
「……ハジメ、KY?」
「ユエまで……はぁ、まぁ、いいけど。念の為言っておくけど、私は空気が読めないんじゃなくて読まないだけだよ」
「彩人さん、何か言ってやってくださいよ!」
「・・・演技かはともかくそんなにしんみりとする必要は無いな」
「な、彩人さんまで!」
「…彩人もKY?」
「・・・先に進めば分かるって、ほら」
彩人が指さす先の壁が光っていたので一同はその壁に近づくが上の方にあるため近くのブロックに乗るとエレベーターの如く光の扉に運ばれる。
「……」
「わわっ、勝手に動いてますよ、これ。便利ですねぇ」
「……サービス?」
「・・・はぁ」
嫌そうな顔をするハジメとため息をつく彩人とは裏腹にミレディ・ライセンの住処まで四人を運ぶブロックに心躍らせる二人。
・・・そしてたどり着いた先には。
「やっほー、さっきぶり!キュートな美少女、真・ミレディちゃんだよ!」
「「……」」
「ほらね?」
「・・・・・知ってた(虚ろ目)」
金髪美少女が居た。キャピキャピポーズは様になっているがなんせ中身を知っている今はそれすらもストレスになる。
彩人は知っていたし人間なのだから人間の気を感じる。そしてミレディゴーレムを倒した時、ハジメは魔力が消えていない事からそれに気づいた。それ以前に分身でなければ一度クリアしたらだれでもここにたどり着けてしまう。
下を向いて表情がうかがえないユエとシアがミレディに質問する。
「……さっきのは?」
「ん~? さっき? あぁ、もしかして消えちゃったと思った? ないな~い! そんなことあるわけないよぉ~!」
「でも、光が昇って消えていきましたよね?」
「ふふふ、中々よかったでしょう? あの〝演出〟! やだ、ミレディちゃん役者の才能まであるなんて! 恐ろしい子!」
するとユエが岩石の破片を生成しシアはドリュッケンを構え、ついでにハジメも拳を構えている。
ミレディはやりすぎたと思い、顔面蒼白にしながら、
「あ、あー、これは"可愛さ余って憎さ百倍"ってやつ?テヘ、ペロ☆」
「いや、これは"
「ちょ……」
「くたばれ」
「……死ね」
「死んで下さい」
「ま、待って! ちょっと待って! 落ち着いてぇ! 謝るからぁ!」
ハジメ、ユエ、シアによるリンチが始まった。美少女たちが美少女を痛めつける様はシュールすぎる。
「ひ、人の心は無いの!?複数でこんな可愛いミレディちゃんを傷つけてぇ!私女の子なんだよ?!」
「・・・そんなものとうの昔に捨てた」
「……多数はそっちが先にやったこと」
「同性なのでセーフです」
「理不尽んんんんんんんんん!!!ね、ねえ君助けて!君なら止められるでしょ?こんな可愛いミレディちゃんが頼んでるんだZO☆」
「・・・一度反省した方がよさそうだな(#^A^)」
「ああああああごめんなさい調子にのりましたぁ!」
汗と涙でぐしゃぐしゃの顔でヘルプを出してきたので仕方なく助ける。
「・・・・はあ、三人共とりあえず落ち着け」
「彩人君、こんなやつを生かしておいたらダメだよ」
「……彩人どいて、そいつ殺せない」
「退いて下さい。彩人さん。そいつは殺ります。今、ここで」
「・・・いや、神代魔法貰いに来たんだろうが」
「「「……」」」(スッ・・・)
彩人の一言で三人は武器と獲物を仕舞った。
「・・・また三人が暴走する前に神代魔法を」
「う、うん・・・流石に消されたら魔法も無くなるし・・・互いにデメリットしかないよね」
ミレディがいまだに殺気を放つ三人を魔法陣に連れて行き、起動させる。無論彩人以外。「あ、そういえばサイヤ人って魔法適正なかったよね、プギャー・・・ああごめんなさい!また調子乗りましたァ!!・・・ってなんでさっきよりも怒ってるの!?」と言って余計に三人をキレさせたりしたが何とか神代魔法を得ることは出来た。シアは未知の体験に困惑していたが。
「……やっぱり重力操作の魔法だね」
「そうだよ~ん。ミレディちゃんの魔法は重力魔法。上手く使ってね…って言いたいところだけど、君とウサギちゃんは適性ないねぇ~もうびっくりするレベルでないね!」
「うるさい。それくらい想定済みだよ」
「まぁ、ウサギちゃんは体重の増減くらいなら使えるんじゃないかな。君は……生成魔法使えるんだから、それで何とかしなよ。金髪ちゃんは適性ばっちりだね。修練すれば十全に使いこなせるようになるよ」
体重の増減という微妙な能力に困惑するシア。反対にユエは嬉しそうだ。
「あ、そういえばヤモシから次に"善"のサイヤ人が来たら渡してほしいってのがあるんだぁ」
「・・・?俺が"善"か?「私的に、君なら大丈夫そうだからオッケー!」・・・・もらえるなら、まあ・・・」
「えーと、確か・・・・これと・・・これと・・・これ!」
「・・・は?」
ミレディが彩人の前に召喚したのは、ヴァルキリーのような露出の多い鎧とドレスを着た三人の銀髪美女。目を閉じ、自身を抱え込むようなポーズをとっている。神の使徒やんけ・・・
「・・・ナニコレ」
「えーっと、私たちの時代に居たクソ神の手下」
「し・・・・・ゴホン、なんでそいつらが?」
「んー、もともとヤモシがやっつけた奴らなんだけど、"手に余る"だって」
「????わけがわからないよ・・・」
「そうは言ったってサイヤ人の気じゃないと反応しないようにしたって言ってたし私にはなにもできないもーん」
「・・・・、ものは試しだ」
正直気を与えたら復活して襲い掛かってくる可能性がある。超サイヤ人で勝てるかはわからないが・・・とりあえずショートヘアーの
娘に気を与える。・・・弱そうだから
「彩人…短い方が好み?」
「髪・・・切りましょうか・・・」
「好みの問題じゃないから」
するとショートヘアーの娘が目覚める。両手を広げて立ち上がると彩人を群青の瞳で見つめ、
『貴殿は・・・私のマスター。どうぞ名前をお教えください』
「・・・は?」
と跪いた。
「と、轟彩人」
無言の圧力に耐えられず言う。
『"轟彩人"。マスター、彩人、これより私はマスターのしもべ。名をお与えください』
「・・・・・・・・」
なんか後ろのユエの視線がやばい。自身以外の名づけが不満らしい。
「・・・じゃ、”アクセル”で」
『・・・!マスター、感謝いたします。私の名はアクセル、この身はマスターと共に』
契約?が完了したらしい。残る二人も
『お呼びいただき感謝の至り。マスター、何なりとわたくしにお申し付けください。』
『マスター、我の全てを命ある限り貴方に捧げると誓う』
といってきたので契約した。前者は”イクス”後者は”ゼータ”にした。
急に美女が増えてしまったが、ハジメ、ユエ、シアは、「敵対しないならオッケー」らしい。
「うわぁ・・・渡しておいてアレだけど君、ヒモ男みたい」
「大きなお世話だ」
その後、敵味方の分別として彩人が許可したか否か、という判断基準があるのでハジメ達や味方、敵に回すと厄介な存在などをインプットさせた。・・・ついでに神代魔法も覚えさせた。適正ありすぎてミレディが引いていた。
その後ろでハジメがミレディの持ち物を丸ごと奪い取ってミレディを泣かせていたが原作通りだからセーフ・・・
「うわああああああん!!迷宮を修理しないといけないのに全部もってくんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!絶対請求してやるんだからぁ!!払うまでずっとついてくからね!!」
「・・・それは勘弁して」
「やだ!ついてくったらついてくの!!」
「・・・・・エヒト討伐で」
「許す!でもこの目で確かめたいからついてく!!」
「え~・・・」
一気に四人も増えました。・・・宿とかどうするんだ・・・ヴァルキリーたちはそのままだと目立つのでハジメがオスカー氏の隠れ家で発見したメイド服でごまかした。
「・・・なんでメイド服?」
「あー・・・オーくん、眼鏡やメイド服に情熱注いでたもんなぁ・・・」
「・・・うそん」
なんやかんやあってハジメがミレディの持ち物を根こそぎ奪った(貰った)のち、ここを出ることに。
「はぁ~、初めての攻略者がこんなキワモノだなんて……もぅ、いいや。外に行くよぉ!」
そしてミレディが天井から降りてきたヒモを引っ張る。・・・と、トイレで水を流すように部屋のゆかの中心にあなが空き、大量の水で流される。
「・・・あ。侵入者撃退用の奴だった、ごっめ~ん☆」
「これ撃退用だったのかよ!?」
「ごぽっ……私達は汚物じゃない! 外に出たら絶対殺してやる!」
「ケホッ……許さない」
「殺ってやるですぅ! ふがっ」
無表情で同じようにながれていくイクス達を最後に穴がふさがった。
ちょっとだけヴァルキリーたちの紹介。
アクセル・・・ショートヘアーのスレンダー王子様系美少女。実は銃器の扱いに長けている。
イクス・・・セミロングの清楚系美女。魔法に精通しておりユエに引けを取らない。
ゼータ・・・腰も隠すロングヘアでダイナマイトボディの武人美女。ロングソードでの剣術の技術がすこぶる高い。
ティオは・・・
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