ありふれ世界のサイヤ人   作:M88星雲

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キャラが増やしておいて捌けるかどうかわからん。

そんなカスが書きます。


今回短めです。なので早いです。


水流に流されて

水流に押し流されている最中、シアは酸素を逃がすまいと集中していたが、ふと目の前に魚の姿を確認する。と同時に魚がゆっく~りとこちらへ向き直ると、渋いおっさんの顔、人面魚。シアが困惑していると

 

「・・・・ッチ、何見てんだよ」

 

「ゴプッ・・・・・」

 

と一蹴され、衝撃のあまり息を吐ききって気絶してしまった。

 

その後水流は流れて川を経由しブルックの町へ続く街道のほとりの泉から八人飛び出してきた。

 

「・・・思ったより、ヤバかったね・・・・」

 

「お前がやったんだろうが!!・・・ハジメ、ユエ、シア、イクス、ゼータ、アクセルは無事か?」

 

「ゴホッゴホッ・・・うん、大丈夫」

 

「ケホッケホッ……ん、大丈夫」

 

『問題ありません、マスター』

 

『我もここにいる』

 

「・・・?シアとアクセルは・・・!?」

 

「シア!アクセル!」

 

「シア…アクセル…どこ?」

 

残る二人を探すと、シアを抱えたアクセルが。

 

「アクセル!シアは・・・」

 

『ご心配をおかけして申し訳ありません、マスター。シア様は何らかのトラブルにより気を失い川を漂っておりました。故にマスターの呼びかけにお答えできませんでした』

 

「そうか・・・シアを寝かせてくれ」

 

『はい』

 

アクセルがシアを仰向けで寝かせる。気を失ったままだ。・・・とりあえず、心肺蘇生を行う。

 

『マスター、治癒魔法ならばわたくしが「…イクス、待って」・・・ユエ様?』

 

イクスを押しのけたユエに気づかないまま始めてしまう。気道を確保しマウストゥマウスを行う。

何度か行うと気が付いたのか水を盛大に噴き出すシア。

 

「ケホッケホッ……彩人…さん…?」

 

「そうだ。気が付いてよかっ・・・むぐぅ!?」

 

気が付いたシアに安堵する彩人だったが突然シアに抱き着かれ、そのままキスしてきた。両手で首、両足で腰回りを拘束した上に〝身体強化〟まで施しているのでがっちり組み付いている。

 

「んっ!? んぐー!!」

 

「あむっ、んちゅ」

 

実は水を吐き出す前からシアの意識は回復しておりそこから繰り返される口づけに感情が高ぶった結果爆発した。唇をくっつけあうのに飽き足らずシアは彩人の口に舌を滑り込ませるディープなキッスをお見舞いする。

 

「て、め・・・掃除機かっての・・・・」

 

「いいですよ、彩人さん…このまま私のハジメテを…あなたに♡」

 

「・・・・いい加減にしロットォォォォ!!

 

「・・・え、何です?彩人さん、そのお姿は……」

 

血祭りにあげてやる・・・

 

「え、ちょ……」

 

〝スローイングウサギブラスター〟!!

 

「ひええええええええええええええ!!!!!」

 

再び某伝説のサイヤ人モドキになって虚空の彼方へシアを投げ上げた。落ちてきたシアは川に落っこちた。

 

「ご、ごわがっだでずうううううう・・・先に彩人さんがしてくれたんじゃないですかぁ」

 

「・・・気づいてたな?」

 

「う~ん、なかったと思うんですけど……何となく分かりました。彩人さんにキスされているって、うへへ」

 

「・・・救命行動に何言ってんだ」

 

「そうですか? でも、キスはキスですよ。このままデレ期に突入ですよ!」

 

「何をアホな事を・・・「「一回目のキス、おめでとう、シア」」・・・は?なんでお前らが・・・」

 

「え?だって同志の初キスだもん」

 

「……シアは頑張った。だからご褒美」

 

「むふー、これで私もお二方に一歩リードです!」

 

「残念!私は1203回!」

 

「…私は501回。もちろんファーストキスは彩人」

 

「「・・・え?」」

 

唐突にどえらい発言が出たので言葉を失う彩人とシア。

 

「え・・・だってお前ら自分からはしないって・・・」

 

「それは”本番”だよ。君に黙ってそういう事したら流石に不味いから」

 

「…でもそれ以外は別」

 

「・・・・都合よくね?」

 

「「好きな人が相手だからね」」

 

「」

 

呆然とする彩人と、「私も回数を増やしますぅ~!」とか宣言してやがった。

 

『マスター、覗きをしている不届き者が居るのだが、いかがなさる』

 

「・・・は?」

 

ふとゼータの差す方向を見ると、

 

「わっわっ、何!? 何ですか、この状況!? す、すごい……濡れ濡れで、あんなに絡みついて……は、激しい……お外なのに! ア、アブノーマルだわっ!」

 

「あら? あなたたち確か……」

 

「アイツ・・・アイツだけはッ」

 

「”俺達外だけどラブラブで~す”ってか!見せつけてんじゃねええええええ!!」

 

「・・・キモッ」

 

宿の看板娘、ソーナとクリスタベル、嫉妬の炎を瞳に宿し、自然と剣にかかる手を必死に抑えている男の冒険者達とそんな男連中を冷めた目で見ている女冒険者だった。

 

「お、お邪魔しましたぁ! ど、どうぞ、私達のことは気にせずごゆっくり続きを!」

 

「待て待て待てぇ!!」

 

こうしてここがブルックの町の近くだと分かり彼らの乗る馬車に厄介になることにした。

ミレディやヴァルキュリア(彩人命名)をナンパする声が聞こえたが、

 

「・・・フッ」

 

『『『・・・・(シカト)』』』

 

で撃沈していた。

ティオは・・・

  • ケツパイルしてドM
  • ケツパイルしないけどドM
  • ケツパイルしてもそのまま
  • ケツパイルなしでそのまま
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