設定とか考えんのめんどいから短め。
~前回の続きから~
「…まさか気が使えること忘れるサイヤ人が居るとは思わなかったよ」
「面目ない…」
「まぁ、君ならすぐに慣れるだろうし大丈夫だとは思うけど」
「それはそうと、何故ここに居る?」
「あぁ、その事はまだ話してないよね」
フューの話によると
DB時空にていつも通りエネルギーの収集に明け暮れていた。
↓
自分が使う異空間への入り口とは違う入口を発見。
↓
興味本位で近づいたら神エヒトを名乗る者が現れて無理やりこの世界に連れてこられた
↓
時空間移動の入り口も出せない上にエネルギーを失った。
↓
帰る方法を探っている内に俺を見つけた
らしい。
「…?だとしたら帰る方法があるのか?」
「うん、一応見つけたんだけど…それはこの世界にある七つの迷宮を攻略する必要があるんだ」
「(原作通りか)」
「でも僕達のような気を扱う人は魔法適正が皆無だから攻略するだけじゃ帰れないんだ」
「…あぁ、だから俺にも魔法適正が無い訳か」
「しかも迷宮の魔物はかなり強いからね~、僕は一つも攻略出来なかったよ」
「…行ったのか」
「そりゃあ、帰りたいからね」
やはり帰還方法は七大迷宮の攻略だろう。
「おっと、これだけは言っておきたかったんだ。…君がサイヤ人だっていうのはこの世界の人には言っちゃいけないよ」
「…魔力が無いからか?」
「うん、それもあるけど大きな理由は…太古の昔に人間の神、エヒトに傷を負わせたのがサイヤ人らしいんだ」
「な…まさか神山の絵画は……」
「あの絵を見たんだね?なら話は早い。超サイヤ人がエヒトに牙を向いた所なんだ」
「(どうりで…あの絵を見た時、イシュタル氏が一瞬苦々しい表情をした訳だ)」
「…詳しい理由は分からないけど、この世界ではサイヤ人は神に逆らって世界を滅ぼそうとした不倶戴天の神敵って所だね」
「人間族を敵に回す訳か」
「ところがどっこい、魔人族の神にも牙を向いたって話だから、魔人族もサイヤ人を恨んでる」
「マジか…でもなんで魔人族の話を」
「僕は外見上、人間には見えないでしょ?だから主に魔人族のテリトリーに身を潜めてるんだ」
「成る程な。…だったら魔人族が攻勢を強めてる理由は」
「うーん、中枢にまで行ってる訳じゃないから詳しい事は分からないけど『強力な戦力を増やす者が現れた』とは聞いたかな」
「…(アイツか)」
「おっと忘れる所だった、僕達は魔力を持たず気を扱える訳だけど…気は魔力とは別物だけど互いに干渉するんだ」
「干渉?」
「まぁ簡単に言えば強い気を当てる事で魔法を打ち消したり跳ね返す事が出来るって事かな。でも逆も成り立つから気を上回る魔法は防げないから用心してね」
「…そっか。心に留めておく。……で、要件は?」
「え、要件?」
「とぼけんな、お前が何も考えずにこんな所に来る訳ないだろ」
「ありゃ、バレてた?…そこまで分かってるなら話は早いね。この世界を脱出するのを手伝ってほしい」
「何となく分かってたが…」
「もちろん、出来るだけ僕も君に協力するからさ」
「…了解」
「それじゃ、これから宜しくね」
するとフューは小刀で時空の穴を開け、そこに入っていった。
「…やれやれ、忙しくなるな。まずは気を取り戻さなきゃな」