ありふれ世界のサイヤ人   作:M88星雲

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なんかどの世界線でも檜山はタヒぬ定めなんだよなぁ・・・



この世界線ではどうなるでしょうか(すっとぼけ)


サイヤ人、出陣

「魔人族と・・・その仲間が89層に」

 

冒険者ギルドホルアド支部の応接室に響く彩人の声。対面のソファーにホルアド支部の支部長ロア・バワビスと遠藤浩介が座っており、遠藤と対面するように彩人が座り、両隣をユエとハジメ、その隣にシアとミレディ、ティオが座り、その後ろでヴァルキュリア達がソファの後ろで三人並んで立っている。ミュウは彩人の膝の上に座り、ユエ達に餌付けされている。

 

「魔人族が従えていた魔物はどれも今までのとは比較にならない強さだった・・・現在天乃河達はなんとか退避して隠れながら回復に専念してるが・・・」

 

「そういえばお前はどうやってここまで来れたんだ?」

 

「・・・俺の天職は〝暗殺者〟だ。スキルを上手く使えば魔物相手でも隠密情動が出来る。それで地上への転移門がある場所に着いたんだが・・・転移門を守っていた騎士たちは既に全滅していた」

 

「・・・!?それほどにまで魔物が強いと?」

 

ロアが驚愕する。彩人も原作と違う展開に驚きを隠せない。

 

「いえ・・・魔物ではなく、〝人〟でした。たった一人の」

 

「!?」

 

「バカな・・・ハイリヒ王国の騎士団がたった一人に敗れるとは思えん」

 

「でも、事実です・・・そいつが俺に気づく前に辛うじて息のあった騎士が・・・俺を・・・逃がそうとしてました」

 

「そいつの特徴とかは覚えてないか?」

 

「・・・ん、ああ・・・かなり日焼けしてて・・肌が真っ黒だったな。あとは・・・なんか変な片目だけのゴーグル?をしていた。魔人族の仲間も似たようなのを付けていた。後・・・魔人族が〝ターレス〟って言ってたが・・・」

 

「・・・」

 

「ターレス・・・?」

 

ロアは首を傾げているが、彩人は顔面蒼白になりつつある。Dr.ウィローの次はターレスか、と。しかも遠藤の言い分だとクラッシャー軍団も居る。香織達がヤバい。

 

「パパ、具合悪そうなの・・・」

 

「・・・あ、大丈夫だぞミュウ」

 

「ってか誰だよその子。後ろのメイドさんとかもそうだが・・・まさか誰かとヤ「数か月でこんなに大きくならねえだろ」・・・それもそうか」

 

心配そうに彩人を見上げるミュウの頭を撫でて安心させる彩人。「んみゅ~♪」と嬉しそうな声を出すミュウ。

ハジメたちはそんな彩人を微笑ましいと思いつつ「もうパパだね」と言った。

 

「さて、彩人と・・・ハジメ。イルワからの手紙でお前の事は大体分かっている。随分と大暴れしたようだな?」

 

「成り行きですが」

 

「手紙には、お前らの〝金〟ランクへの昇格に対する賛同要請と、できる限り便宜を図ってやって欲しいという内容が書かれていた。一応、事の概要くらいは俺も掴んではいるんだがな……たった数人で10万近い魔物の殲滅、未知の敵の討伐、半日でフューレンに巣食う裏組織の消滅……にわかには信じられんことばかりだが、イルワの奴が適当なことをわざわざ手紙まで寄越して伝えるとは思えん……もう、お前らが実は悪魔、あるいは魔王だと言われても俺は不思議に思わんぞ」

 

それを聞いた遠藤は開いた口がふさがらなかった。元〝無能〟と〝足手まとい〟がそんなに強いとは思わなかったからだ。

 

「悪魔・・・は否定できん・・・」

 

「魔王は否定するんだな。まぁどちらにせよそれが本当なら俺からの、冒険者ギルドホルアド支部長からの指名依頼を受けて欲しい」

 

「勇者たちの救出・・・と?」

 

遠藤が、救出という言葉を聞いてハッと我を取り戻すと彩人に囃し立てる。

 

「そ、そうだ轟!一緒に来てくれ!」

 

「・・・」

 

彩人は断るつもりはないが、あの勇者に会うのがとてつもなく嫌なのだ。ターレスの言動を考えると同じサイヤ人である自分を許すだろうか?・・・しかし、行かなければ香織達が危ない。それを察しているのかユエとハジメが彩人を見つめている。

 

「・・・分かった。行こう」

 

「そうか!ありが「・・・一応言っておくが俺はあの勇者の仲間(お膳立て)じゃない。でもかお・・・白崎たちが居るんだろ?」・・・・轟」

 

「彼女は、大丈夫か?」

 

「っていうか、彼女がいなきゃ俺達が無事じゃなかった。最初の襲撃で重吾も八重樫さんも死んでたと思うし……白崎さん、マジですげぇんだ。回復魔法がとんでもないっていうか……」

 

「・・・そうか」

 

彩人は香織の成長を喜んだが、

 

「…でも彼女時々「補充しなきゃ」って部屋にこもったり八重樫とやけに仲良しだったりたまに般若の霊を出したりしててさ…そういえば彼女の近くの部屋の奴らが迷宮攻略組だったけどリタイアしてたな」

 

「」

 

マジで早く行かないと取り返しがつかなくなると気づく彩人だった。

 

「わ、分かった。それなら・・・」

 

彩人はハジメとユエに目配せすると、

 

「私は大丈夫」

 

「…彩人のしたいようにすればいい。私は何処へでもついていく」

 

いっさいの迷いなき眼で答える二人。

 

「わ、私も! どこまでも付いて行きますよ! 彩人さん!」

 

「ふむ、妾ももちろんついて行くぞ。主様」

 

「行く空気っぽいし、ミレディさんもついていってあげるよ!」

 

『『『マスターのおおせのままに』』』

 

「ふぇ、えっと、えっと、ミュウもなの!」

 

「・・・そっか。ありがとな」

 

謎の一体感に遠藤が置き去りにされるが、確認する。

 

「え、えっと、結局、一緒に行ってくれるんだよな?」

 

「ああ、ロア支部長。一応、対外的には依頼という事にしておきたいのですが」

 

「上の連中に無条件で助けてくれると思われたくないからだな?」

 

「はい。あと、この子を預ける部屋をお貸しいただけると」

 

「その程度なら構わねえよ」

 

ターレス軍団に彩人をパパ呼びするミュウと会わせたらターレスに「なぁ小娘、オレと一緒に来る気は無いか?」とか言いそうなのでティオに子守りさせておく。ミュウは嫌がったが全員で何とかなだめた。

 

「あー・・・待たせて悪かった、遠藤。早く行くぞ」

 

「……お前、本当に父親やってんのな……美少女ハーレムまで作ってるし……一体、何がどうなったら、あの轟がこんなのになるんだよ……」

 

ギルドを出てもオルクス大迷宮の入口に行こうとしない彩人達に遠藤が疑問を抱く。

 

「何してるんだよ、早く行くんじゃないのか?」

 

「んあ?少し待て、今から瞬間移動するから」

 

「しゅ、瞬間移動?!轟お前魔力無かったよな??!!」

 

「ま、気にすんな」

 

「いや気になるって!!「よし、行くぞ」お、おいちょっとm・・・」

 

混乱中の遠藤を無視し、全員纏めて彩人達は瞬間移動した。




短いですが今回はここまでです。

檜山は…

  • ○す(オルクス)
  • ○す(王都侵攻)
  • ○す(王都侵攻後)
  • 反省して更正
  • 恵里に傀儡にされる
  • 肉壁
  • 戦犯として牢獄にぶちこまれる
  • トランクスルー化
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