駄文+オリ展開ですがそれでも良ければ。
瞬間移動した直後、香織、雫、鈴、恵里が魔物の攻撃を受けそうになったのを見て、彩人は爆速で蹴りを叩きこみ、魔物をミンチにする。
「危機一髪だったな・・・済まねえ、遅れた」
とりあえず四人の無事を確認する彩人。
「本当に…彩人君なんだね?」
「ああ、そうだ。ハジメも無事だ。・・・外見は変わったがな」
彩人が言うと後からぞろぞろと白髪一人、金髪二人、ウサミミ一人、メイド(戦闘用)三人と遠藤が来る。
「良かった、香織ちゃん達、無事だったんだね!」
「「「「…誰?」」」」
ハジメが四人に話しかけるが彩人と違って外見が変化しているので困惑される。
「・・・まあ、説明しておいてくれ。回復はイクスに任せてあるから援護頼む」
「オッケー」
『承りました、マスター』
「ユエは向こうで倒れている奴らを、シアはそっちで倒れている兵士を神水で回復させてくれ。ゼータはシア、アクセルはユエのサポートを頼む。ミレディはイクスの護衛を」
「…ん、分かった」
「了解ですぅ!」
『御意!』
『お任せを』
「はいはい、っと!」
すぐさま彩人の指示で配置に着くメンバー達。周りは混乱したままだが、最後に出てきた遠藤の存在で我に返るクラスメイト達。
「お、おい轟!なんなんだよさっきの・・・ってアレお前がやったのか!?どんだけ強くなってんだよチクショー!」
「「浩介!」」
「重吾! 健太郎! 助けを呼んできたぞ!」
助けを呼んだ、と聞いてやっと敵味方両方が状況を理解する。同時にハジメが簡単に香織達に説明する。
「ホントにハジメちゃんなんだ…ビックリしちゃったけど無事で何よりだよ」
「う~ん、いろいろあったんだけど・・・今は休んでて」
「むー、ハジメンったらちょっとお胸大きくなってない?前は鈴と同じ位ぺったんこだったのに…けしからん!」
「鈴ちゃん…」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
そんな会話を挟みつつ、彩人はカトレア、そしてターレス軍団を睨みつける。
「死にたくなければ今のうちに逃げるんだな」
「…なんだって?」
「ほう・・・」
「今なら見逃してやる、向かってくるなら容赦しねぇぞ」
アハトドを瞬殺した彩人は答えが分かりきってるとはいえあえて忠告する。するとカトレアは無言で魔物達に攻撃するように命令を下し、ターレスはハジメ達を襲うようクラッシャー軍団に指示を出した。
「敵、なら・・・容赦はしない!!!」
魔物自体は彩人達の敵ではなかった。攻撃力防御力共に彩人達が大幅に上回っており蚊を叩き潰すがごとく殲滅出来ていたが、問題はクラッシャー軍団とターレスだ。
「だはははは!効かんでっせい!」
「・・・鬱陶しい!」
気円斬をも跳ね返すアモンドの高速回転にハジメやアクセルの銃弾が弾かれ、中々決定打を決められない。
『ハジメ様!』
「・・・!!、あ、危ない所だった・・・」
しかも弾いた弾丸でカウンターもしてくるので不用意に打てない。
「くぅ・・・」
『ミレディ様・・・!くっ』
「ヘッ、魔法だか何だか知らねえが、これじゃ打てまい?」
「ンダァァァァァァァァ!!」
重力魔法の使い手であるミレディをダイーズが抑え、イクスの張ったバリアを攻撃するカカオ。
「ふはは、顔色が悪いぞ?お嬢さん」
「…うるさい」
「おっと、ご機嫌斜めかな?」
分裂、合体を駆使してユエを翻弄するレズンとラカセイ。
更に、ターレスを含めたクラッシャー軍団が事あるごとに気功波や気弾でメルドを狙うためゼータとシアも緊張感を強める。
「・・・ッ、てめっ」
「フフフ・・・オレには分かるぞ。なぁ小僧・・・オレと一緒に来る気は無いか?」
「戦ってる最中に随分余裕だな。俺の何が分かるって?」
ターレスがクラッシャー軍団の方を見ると、ハジメ達の劣勢が覆り始めていた。
「ゼータさん、この人を頼みます!」
『任された!』
神水で何とか命拾いしたメルドは、自分を守る女性を見やる。
「・・・き、君は・・・一体・・・」
『我の名はゼータ。我がマスター、彩人の命により貴殿の救援を賜った者なり。貴殿はまだ休んでおくといい』
「な・・・彩人だと・・・?」
メルドは驚きを隠せなかったが、自身や部下がまるで歯が立たなかったターレスと渡り合うのは間違いなく彩人であった。
「彩人・・・!ここまで強くなるとは・・・」
驚きつつも何処か喜びを孕んだメルドの言葉に、ゼータは僅かに微笑む。自分の主を褒められたからだ。
それと同時にミレディの首を締め上げるダイーズに攻撃の手が迫る。
「か・・・は・・・・」
「苦しいか?なら今楽に・・・「ミレディさんを放しやがれですぅ!!!!」ぐわあ!?」
「ンダ!?」
『シア様!』
ダイーズの頭をシアが殴り飛ばし、ミレディを助ける。
「う・・ケホケホッ・・・シアちゃん、ありがとね・・・」
「いえいえ、お気に・・・「ンダァ!!」は、早・・・」
が、カカオが外見に似合わぬ高スピードでシアに迫る。が、カカオは突然地面にめり込んだ。
「〝黒渦〟!危なかったぁ・・・」
「あ、ありがとうございます!」
「まだまだ!やられた分はやり返さなきゃね!〝天灼〟!!」
「ンダァァァァァァァァ!?!?!?」
凄まじい雷を落とされ、黒煙を噴き上げるカカオ。
そして、いい加減レズンとラカセイの挑発に聞き飽きたユエはさっさとケリをつけるべくレズンが一人に戻る瞬間を狙っていた。
「…〝天龍〟」
「ふはは、血迷ったか?」
「合体すればその程度の攻撃などすぐにかわせ・・・「〝蒼龍〟」・・・な、なんだあr・・・ギェェェェェェ!!!」
あえて一人に攻撃し合体する瞬間に大技で仕留める。炎の龍は容易くレズンを喰らいつくした。
「〝禍天〟」
「ぐわあ!?」
返す手でユエの魔法がアモンドに直撃する。外野の横やりにアモンドは反応できなかったが、強烈な重力には耐えた。・・・が、
「ハチの巣になれ」
『トドメ』
「ぬぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
回転できねばこちらのもの。アモンドはハチの巣にされて重力によりミンチとなった。
「フン・・・なかなか強い奴らだ。今なら貴様と一緒に仲間にしてやるぞ?」
「抜かせ。仲間じゃなくて手下になれのまちがいだろう」
「ククク・・・そう邪険にするなよ・・・オレ達はこの世界では嫌われ者同士・・・仲良くしようや・・・」
「うるせえ、てめえをぶっ飛ばして終わりだ!」
「フン、神精樹の実を食べ続けてきたこのオレに、勝てると思うか?」
そこから一気に格闘戦となる二人。純粋なサイヤ人+神精樹の実の強化で一進一退の攻防戦を繰り広げる。桁外れのスピードと拳がぶつかる度に凄まじい衝撃が走る。ハイレベルすぎる戦いにクラスメイト達は唖然とし、〝神敵〟同士の戦いにカトレアも恐れおののくばかり。
「な、なんなんだ・・・彼は」
「はは、信じられないだろうけど……あいつは轟だよ」
「「「「「「は?」」」」」」
天乃河のつぶやきに遠い目をしながら答えた遠藤の返答に困惑するクラスメイト達。
「だから轟。轟彩人だよ。あの奈落から南雲と一緒に這い上がってきたらしいが・・・あれだけ強いとは思わんかった・・・」
「と、轟が!?南雲とって・・・何処に」
「ああ・・・あの白髪の奴。南雲もとんでもねえよな・・・・ハハ」
天乃河の質問に半ばあきらめた様子の遠藤。しかし、遠藤に掴みかかった奴が居る。檜山だ。
「う、うそだ。轟は死んだんだ。そうだろ? みんな見てたじゃんか。生きてるわけない! 適当なこと言ってんじゃねぇよ!」
「うわっ、なんだよ! ステータスプレートも見たし、本人が認めてんだから間違いないだろ!」
「うそだ! 何か細工でもしたんだろ! それか、なりすまして何か企んでるんだ!」
「いや、何言ってんだよ? そんなことする意味、何にもないじゃないか」
檜山が焦った表情で遠藤に詰め寄るが、突如檜山は風魔法で吹き飛ばされた。その魔法の主は・・・ユエだ。
「……鬱陶しいから、大人しくして」
「…ヒィ」
まれに見ない美少女に天之河達は見惚れるがユエはシカトし、とてつもない殺気を檜山にぶつける。檜山は少し離れた所で後ずさった。その瞬間、ターレスはニヤリと悪い笑顔を浮かべた。
「轟彩人・・・と言ったな、オレは少し用が出来た」
「な・・・逃がすかてめえ!」
「・・・ほう?本当にオレに構ってていいのか?」
「・・・な」
ターレスの見る先には、詠唱を行っているカトレアの姿。
「…残るは終焉 物言わぬ冷たき彫像 ならば ものみな砕いて大地に還せ! 〝落牢〟!」
「轟!避けろ!石化魔法だ!!」
野村が叫ぶが間に合わず灰色の球体が彩人の真上に落下する。避けることもできるが真下には香織達が居る。ターレスはそれを狙っていたのか・・・?
「(どうやらアイツが真の〝神敵〟のようだね…それにあの小娘達も桁外れだ。ならばターレスもろとも消えてもらうよ!)」
ターレスとの戦いで彩人が〝神敵〟と悟ったカトレアの〝落牢〟が彩人を襲う。空中で球体は停止したが死を運ぶ煙がハジメもろとも香織達を包む。
「フッ・・・どれだけアンタ達が強かろうと煙に触れたらこっちのもn・・・!?」
カトレアが彩人達の石像を拝もうと近づくが目の前にあるのは銃口。ハジメのドンナーである。
「じょ、冗談じゃないよ、一体何をしたっていうのさ」
「〝魔力放射〟。煙なら押し流せばいいだけだしね」
「上級魔法を押し返すとか・・・アンタ、本当に人間?」
「さぁ?でも〝彼〟と一緒に居られるなら化け物でも構わないよ」
と、未だ空中に浮いたままの球体に目を向けるハジメ。
「へえ、アンタの恋人かい?でも残念だねえ、球体は煙の比じゃない。アンタの愛しい人は石像になってるさ」
「そ、んな・・・」
「彩人君!!」
「嘘、だよね・・・?」
「嫌・・・!」
カトレアの言葉に青ざめる香織達。だが次の瞬間、球体がはじけ飛んで消滅し無傷の彩人が現れる。
「誰が石像だって?」
「な・・・なんで・・・」
「・・・いちいち説明するのも面倒だ、てめぇで勝手に想像しな」
「はは・・・こんなことになるんだったらあの時にげだしておくんだったね・・・」
「最後に聞いておくか。なぜこんなところに魔人族が居る?」
彩人はカトレアの背後に降り立つ。カトレアは前方のハジメ、後方の彩人に挟まれた形になる。
「決まってるだろう?勇者一味の抹殺さ。最初は勧誘目的だったけどあの勇者様にしてやられてねえ。殺される前にやろうと「それだけじゃないよね?」・・・!?」
ハジメがカトレアの発言に割り込み、話を続ける。
「あの魔物、神代魔法の産物でしょ?「な、なぜそれを!?」・・・図星みたいだね。魔人族が優勢になったのは大迷宮攻略者が居るって事。迷宮攻略と勇者の勧誘を同時並行で行っていたんでしょ?」
「・・・・」
「言わねえなら代わりに言おうか?お前らの目的はオスカー・オルクス氏の隠れ家を見つけ、神代魔法を手に入れることじゃないのか?だが迷宮攻略は簡単ではない・・・。そこでお前らは勇者パーティーを勧誘し人間族の戦力低下と迷宮攻略を進めるためにここに居るってところだろう?」
「その言い方だと・・・なるほどね。あの方と同じなら……化け物じみた強さも頷ける……」
「それともう一つ。ウィローやターレスはだれの差し金だ?」
「それもあの方からだよ・・・魔物と違って詳しくは知らないけどさ」
彩人は気で判断するが嘘をついているとは感知できなかった。
「もう、いいだろ? ひと思いに殺りなよ。あたしは、捕虜になるつもりはないからね……いつか、あたしの恋人があんた達を殺すよ」
「・・・神に躍らされてるだけの存在に出来るとは思えないけどね」
ハジメがカトレアにトドメを刺そうとしたが、やはり止めるものが。
「待て! 待つんだ、
その時ハジメが青筋を立てた。周りも何言ってんだおめぇという表情を浮かべている。
「捕虜に、そうだ、捕虜にすればいい。無抵抗の人を殺すなんて、絶対ダメだ。俺は勇者だ。ハジメも仲間なんだから、ここは俺に免じて引いてくれ」
何様のつもりだとドンナーを砕きかねない力で握りしめながらカトレアにトドメを刺そうとするが、
「はぁっ!」
「!?」
ハジメに向かって真上から気弾が放たれた。ハジメは辛うじて回避するがそこにいたのは、
「た、ターレス…!」
苦虫を嚙み潰したような表情のターレスだった。
「よう、カトレア。よくもこのオレを殺そうとしたな?」
「ふ、フン!やられるほうがわるいんじゃ・・・ああああああ!!!」
カトレアが言い返す暇も与えず膝に蹴りを入れるターレス。骨が折れたか、カトレアは倒れ込む。それを忌々しい表情で見下したターレスが小さくつぶやく。
「フン、所詮は魔人族。少しでも使えると思ったオレが柄にもなく甘かったのだ!」
脂汗をにじませながらにらみ返してくるカトレアの首をつかみ上げるターレス。苦しそうな表情を浮かべつつもターレスを睨みつけるのをやめない。
「あ・・・・ぐ・・・・・」
「さぁ跪け・・・跪いて詫びるなら許してやってもいいぞ」
「だ、だれが・・・お前なんか・・・に・・・」
息も絶え絶えになりながらせめてもの抵抗として反抗的な態度を取るカトレア。だがターレスはそれを待っていたかのような邪悪な笑みを浮かべ、
「ならば・・・死ねぇぇぇぇぇぇ!!」
「ああああああああああ!!!」
死なない程度に痛めつけたうえでカトレアを暴行するターレス。仮にも女性であるカトレアの顔や腹部を殴りつけ、苦しむカトレアを嬉々として攻撃する。
「止めろぉぉぉぉぉ!彼女はお前の仲間じゃないのか!?」
「フン、仲間だろうと親だろうと殺す、それがサイヤ人だ!」
「が・・・・・ッ」
天乃河の静止も聞かずターレスは輪っか状の気弾をカトレアに放ち、円に触れた彼女の首、両腕、腹を切り裂くように貫通し、トドメを刺した。
「おのれぇぇぇぇぇぇぇぇ!サイヤ人、お前だけは絶対に許さない!」
「ほう、このオレに勝てると思うのか?この、くたばりぞこないが・・・」
「ガフッ・・・!・・・・ゆ、るさ・・・・」
怒りに任せた攻撃が通じるはずもなくターレスにあっさり返り討ちにされる天乃河。
「ターレス、今までどこに居やがった。気を消してまですることがあるのか」
「フッ・・・やはり探れるか。念の為消しておいて良かったなァ・・・おっと」
「・・・質問に答えろ。何をしていた」
殴り掛かった彩人の攻撃をガードするターレスはニヤニヤ笑いで答えた。
「さぁな。オレは可能性を提示した。そして
「奴「〝炎天〟」・・・・!?」
その時、彩人の背中に
それを撃ったのは・・・
「ヒャハハハハ!ざまあみやがれ轟!俺の香織を盗るからバチが当たったんだよ!」
「ひ、檜山・・・?」
無詠唱で炎系上級魔法を放った檜山だった。
次回、檜山死す。
デュエル、スタンバイ!
檜山は…
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○す(オルクス)
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○す(王都侵攻)
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○す(王都侵攻後)
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反省して更正
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恵里に傀儡にされる
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肉壁
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戦犯として牢獄にぶちこまれる
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トランクスルー化