ありふれ世界のサイヤ人   作:M88星雲

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ギャグ多め

原作寄りだけどカオスだYO☆

追記:またまた書き直しました。今後の展開が面倒になるので。突発なネタはダメってはっきり分かんだね


奇跡の邂逅?

レミアの提案もあって彩人達は再び夜の海へと繰り出し、例のきらめく海の場所へとやってきた。ついでに腹ごなしとしてBBQをしている。

 

「まさか異世界でこんなことまでできるなんてね~」

 

「もう驚かないわよ」

 

「魔法と言うより錬金術師かもね」

 

もはや青い猫型ロボットの如く様々なものを作り出すハジメに染まりつつあるヒロインズ。

 

「う~ん、もう少し技術が上がれば飛空艇でも作れそうなんだけどなぁ」

 

「パパ、"ひくうてい"ってなぁに?」

 

「ああ・・・空を飛べる船、ってところだな」

 

「パパみたいに?」

 

「舞空術ほど自由じゃないが・・・まぁそんな感じだ」

 

ハジメの呟きにミュウが彩人へ質問する。

 

「空と言えばさ、さっきの凄かったよね」

 

「…彩人が投げたやつ?」

 

「そうそう」

 

するとミレディが話題を変え、ユエが答える。それはレミア親子共々エリセンを出発するとき、ほとんどの住民から認められたとはいえレミア親子を連れて行って欲しくない男性の一団が"運搬用のポッドブラスター"で水平線の彼方に消えたというもの。

 

※ある種の"ぜったいあ〇ぜんカプセル"なので怪我はありません。あとで救出できるようにしてあります。

 

「…そもそもなんであんなモノがあるのかしら……」

 

「え?私が作ったんだよ?」

 

「そういう事ではないのだけど……」

 

雫がツッコミを入れようとしているが、自分も似たようなことをやったので強く言えなかった。

 

「それにしてもレミアさんとミュウちゃんは街の人から愛されてますよね」

 

「あまり人数は多くありませんでしたけど彩人さんへの嫉妬は少なからずありましたね。私と同じ亜人族なのに人間の殿方からも好意を向けられてましたし」

 

「香織さん、シアさん…私達、いえ私はそんな……ただ、仕事柄他の方と接する場面が多いだけで…」

 

「…ん、レミアは魔性の女」

 

「ゆ、ユエさんまで…」

 

「ふむ、王国とエリセンとの調整役なのじゃから分らんでもないのう」

 

ティオの言うようにレミアはエリセンの親善大使の仕事をしており人間族との関わりも深い。

 

「多分、それだけじゃなさそうだな・・・"一家に一人、レミアちゃん"なんて言葉を聞いたし」

 

「彩人さん、それはあまり言わないで欲しいです…」

 

「パパ、パパ、あと"鉄壁のレミアちゃん"もあるの!」

 

「容姿端麗、清楚で穏やか、家事もできて家族思い・・・無敵じゃん」

 

ミュウと彩人の会話を穏やかな笑みで見つめるレミア。それを見ていた香織はレミアに顔を近づけた。

 

「レミアさん?」

 

「はい、なんでしょう?」

 

「…ホントに彩人くんの事狙ってませんよね、よね!!?」

 

「……」

 

詰め寄られているにも関わらずレミアはキョトンとした顔で一瞬チラリとミュウを見た。ミュウはポカンとした表情でレミアを見つめ返している。するとレミアは香織に視線を戻し、いつもの笑顔を浮かべた。

 

「うふふ」

 

「そのうふふは何かな、かな!?」

 

「…レミア、いい度胸」

 

香織だけでなくユエまで警戒心を強めるが意外にも強硬手段に出る様子は無かった。

 

「・・・・・」

 

しかし彩人は何かを感じ取った表情でレミアを見つめるのだった。

かくして腹ごなしも済んだのでその時を待つだけなのだがなんせ夜遅く。月明りの程よい光と波に揺れる潜水艦の振動がゆりかごのように揺れ、信頼するパパの膝に座るミュウはウトウトし始める。

 

「……ミュウ、お姉ちゃんと一緒に寝る?」

 

「…!、ここはミュウに任せて先にベッドへ行くの!」

 

ユエが寝かしつけようとするとミュウははっきりと言った。

 

「ミュウ、無理して起きてなくても「やなの!」・・・ミュウ」

 

「寝ちゃったら…朝が来ちゃうの。終わっちゃう…の…」

 

一応翌日出発のため一秒でも長く彩人達と居たいミュウは眠気をこらえる。その健気さにムードメーカーの鈴やミレディ、シアまでもが閉口してしまう。

 

「ミュウ」

 

「やっ!まだ寝ないの!」

 

「すげぇ綺麗だな・・・海」

 

「ふぇ?」

 

彩人が言ったのは目の前の光景。雲は出ているが天には星々の輝き、正面にはまん丸の月がきらめき揺れる波に反射して幻想的な風景が広がっていた。

 

「うん、こんなに綺麗なの見たことないかも」

 

彩人の言葉で改めて自然の美しさにハジメがつぶやくと周りも同意する。

 

「え、迷宮こうryーーくぺっ!?」

 

「ミレディさん、空気読んで下さい」

 

「・・・・あーーー、オホン。こうして綺麗な景色を見られるのはミュウが連れてきてくれたおかげなんだぞ?」

 

「ミュウのおかげ?」

 

「ああ、そうd「彩人君!前!」・・・な!?」

 

ミュウの言葉に肯定しようとしたその時、ハジメの声で前方を見ると突如雲が空を覆い、霧が辺りを包み込む。

 

「あれ…なんだろう」

 

「魚…?クジラかな」

 

霧の中に浮かぶ大きな影を見つけた香織と鈴が言う。

 

「ティオ、アイツについてなんか知ってるか?」

 

「主様、済まんが妾にもわからぬ…」

 

「そうか・・・ってうお!?」

 

すると突然巨大な竜巻が発生し彩人が迎撃しようとするとミュウが彩人の服を引っ張る。

 

「攻撃のつもりか・・・?なら気功波で「パパ!やめて!」ミュウ!?」

 

「ちがうの!あの子がパパとハジメお姉ちゃんを呼んでるの!あの子は悪くないの!」

 

「俺と・・・ハジメを・・・?」

 

疑うつもりはないがミュウがなぜそんな事を言うのか理由を聞こうとするが、

 

「彩人くん!」

 

「・・・っ、仕方ない、お前ら全員俺から離れるなよ!!」

 

竜巻が彩人達に迫ってきたため全員彩人に寄り添う。蒼き竜巻が彼らを巻き込み・・・姿を消した。

 

「アレ!?ミレディちゃん置いてかれた!?」

 

ミレディを残して。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「…ぅう……」

 

竜巻に呑まれて一瞬気を失いつつもレミアは目を覚ます。・・・が、周りには誰もおらず海上に居たはずなのに人気を感じない廃墟の町に居た。建物自体は形を保っているがあちこち損傷しており地面の石畳もひび割れていたり不安定であった。

 

「ミュウーーー!!どこなのーーーー!!?ママはここよーーーー!!」

 

レミアは素足だったために割れた石畳の上を歩いていく。美しい足に傷が付き、増えていくがレミアは気にせずミュウを探し続ける。

 

「二度と一人にしないと…誓ったのに……。……あら?」

 

歩き回っているとフードを被った人がレミアに背を向けて道の真ん中で佇んでいるのを見つけたレミア。住民かもしれないと考えレミアはフードの人物の背中越しに話しかける。

 

「あの、私と同じ蒼い髪の女の子を見ませんでしたか…!!?」

 

『・・・・・』

 

レミアが話しかけるとそのフードの人物は振り返ったが、顔が無かった。更に言えばローブで見えていなかったと思っていた足も存在せず幽霊のようであった。

さらにフードの人物・・・いや魔物は何処からか死神の鎌を出現させるとレミアに接近してくる。

 

「な…ああっ!」

 

レミアは距離を取ろうとするが石畳の亀裂に足が引っかかり尻もちをついてしまう。命を狩らんと魔物が鎌を振りかぶるもレミアは恐怖することなく魔物を睨みつけた。そして魔物が鎌を振り下ろそうとしたが、

 

「はぁっ!!」

 

「……!!」

 

レミアの背後から飛んできた気弾が魔物を消し飛ばした。

 

「彩人さん!ご無事で何よりです…それと、ミュウは…?」

 

「悪い、一番近くに居たのがレミアだったんだ。気を探っても魔物の気が強すぎる上に・・・何かが邪魔・・・?してるのかミュウの位置がつかめなかった」

 

「そうですか…」

 

少し残念そうにするレミアだったがその後ろから先ほどの魔物が多数出現した。

 

「空からなら探索もしやすい・・・レミア、ちょっと失礼」

 

「え、あ、はい…」

 

再びレミアをお姫様抱っこし舞空術で飛んで魔物を気弾で蹴散らしながらミュウを探しに行くのだった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

一方ミュウは一人で町を歩いていた。

 

「ミュウは強い子!サイヤ人の娘なの!ミュウならできるの!」

 

恐怖もあったが彩人達との旅で精神的に成長したミュウは自身を奮い立たせ合流するために移動していた。

 

来たか、海の幼子よ

 

「ぴぃ!?」

 

突如ミュウに話しかける謎の存在。慌ててミュウは柱の陰に隠れる。

 

「だ、誰…なの?」

 

急ぐのだ、海の幼子よ。強き同胞の元へ向かうのだ

 

「ママの…事?」

 

ミュウは謎の存在が言う同胞がレミアの事と思い柱のそばを離れて道を進むとと大きな建造物が。

 

「大きなお城…あそこに行くの?」

 

そうだ。猶予はない…

 

「あなたのお名前は…?香織お姉ちゃんの言ってたクジラさんなの?」

 

済まない…答えられないのだ

 

「どうしてここに連れてきたの?」

 

……済まない

 

「声が弱ってるの…何かしてほしいの?」

 

求むるは創造する者、混沌を穿つ者。異なる時、同じ場所に重なりし者…主と同意の者たちを…我が元へ

 

「二人?……、とにかく行ってみるの!」

 

謎の存在の言葉の意味は理解できなかったがミュウは今はこれしかないと城の方向へ走り出す。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

舞空術で全員の所在を確認し合流するよう指示した後彩人は応急処置だがレミアの足の傷の対応をしていた。

 

「あの…彩人さん、私は大丈夫ですからミュウを…」

 

「やっとミュウの気も探れた、直ぐにでも行ける。俺がミュウを間違えるわけが無ぇ」

 

「まぁ…娘の事をよくわかっているのですね、あなた…」

 

レミアがいつも通り彩人をそう呼ぶが、

 

「・・・ミュウはここには居ないんだが?」

 

「……」

 

彩人がそう答えるとレミアは少し申し訳なさそうにしてと

 

「気づいていらっしゃったのですね……」

 

「・・・まぁ最初はビビったがな。ミュウの為とはいえど嘘はつきたくない。だから曖昧な言動をとっていた、て所か」

 

「彩人さん…」

 

「・・・あいつらも分かってんじゃないかね。詰め寄ることはあってもそれ以上の事はしてない」

 

「怒らないの…ですか……?」

 

「ミュウの為だしな」

 

「彩人さん……本当にありがとうございます」

 

「気にしなくていい。……よし、ミュウの所へ行くぞ」

 

「は、はい!」

 

ある程度改善したところで瞬間移動するために彩人の手を両手で包むレミア。彩人が瞬間移動した先では・・・、

 

「あ、パパ、ママ!やっと会えたの!」

 

「ミュウ!無事でよかったわ…!」

 

「また一人サイヤ人が来たようだな・・・・」

 

「え?ミュウちゃんのお父さん、本当にサイヤ人だったのね…」

 

「・・・・え、なんで」

 

メルジーネ海底遺跡にて会ったメイル・メルジーネとブロリーがミュウを保護していた。




やっぱりブロリーが最初の方がいいよね・・・・(白目)

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