ガールズ&パンツァー 鋼鉄の乙女と海の漢達  〜碧き海の世界の物語〜   作:短号司令官

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紺碧の艦隊のクロスオーバーですが、紺碧艦隊は潜水艦が主力なので絡ませにくくどうしたものかと悩んだ結果、同じ艦隊シリーズの旭日の艦隊は日本武尊を出すか!と考えました。主に艦隊側の視点で描かせていただきます。


番外編 緊急任務 日本武尊出撃せよ‼︎

 

2013年 2月 

 

この日島田愛里寿の要望により以前行われた大学選抜チーム対大洗連合チーム戦をもう一度ということで、戦車道のエキシビジョンマッチが行われていた。

 

観戦には国防軍も来ており、試合は大いに盛り上がっていた…………が

それは突如として起こった。試合中にも関わらず、なんと正体不明の武装組織が乱入し試合どころの騒ぎでは無くなった。

戦車道女子はなんとか応戦、審査員側も空自に応援を要請したが………

 

 

観客席

 

観客達はみほ達の様子をパブリックビューイングで見守っていた。

その中に我らが紺碧会野面々がいた。

 

高野「まずいことになったな……」

 

川崎「試合中に武装組織が乱入するとは誰が思うか……」

 

高杉「西や秋山の奴は大丈夫か……?」

 

前原「みほ………」

 

大石「…………」

 

前原達はみほ達の様子を固唾の飲んで見守っていた。するとそこへ日向が走ってやってきた。 

 

日向「総長!」 

 

高野「おぉ!もどったか!」

 

前原「日向君、空自への出撃要請は?!」

 

日向「はっ 蝶野くんが要請しましたが……」

 

高杉「したが…どうしたのだ?」

 

日向「それが……ほとんどの機がスクランブルで発進しており現在呼び出し中とのことです」

 

川崎「何ぃ!?」

 

日向「帰還してから再出撃、到着までを考えると……最低でも一時間半は掛かるかと……」

 

前原「それでは手遅れになるぞ!」

 

まさに絶望的だった。

 

原「長官…」

 

大石「………まほ」

 

そう言って大石は画面に顔を向けた。

そこにはティーガーⅡに乗るまほの姿が写し出されていた。

 

大石(俺は……俺は国防の軍人だ…なのに……俺は何も出来ないのか…?!)

 

苦い顔で大石は俯いた。

すると

 

高野「……空自が間に合わんななら、我々で間に合わせよう…!」

 

「「「?!」」」

 

日向「そっ……総長……それはまさか!?」

 

高野「そうだ。我々がここへ来るのに使った艦艇を使う!」

 

日向「確かにそれなら間に合います。あの子も少しずつですが海岸線へと押されているので艦砲射撃も届くかと……」

 

高杉「だが艦艇は艦艇でも俺は空母だ」

 

川崎「俺は戦艦ではあるが奇想戦艦だ。対戦車戦には向かんです」

 

前原「……!読めました。閣下の考えてあることが…!」

 

高野「というと?」

 

高野はわざとらしく応える。

 

前原「大石司令の日本武尊を使うのですね?」

 

大石「!!」

 

高野「その通りだwさすが」

 

原「ですが総長、日本武尊は国内外に対しては軍機密です!」

 

日向「そうです!他国ならまだしも、一般人にあれを晒すのは!」

 

大石「確かに危険だ」

 

大石ここで口を開く

 

大石「だがな……今はそんなことを言っとる場合ではない!」

 

原「長官」

 

大石「機密を犠牲にしてでも……守らねば……やらねばならんことがある!……と俺は思うが?」

 

原「……!失礼しました」

 

高杉「確かに大石言う通りだが、お前だけにいい格好はさせんよ」

 

大石「すると……高杉司令、あなたも建御雷で?」

 

高杉「そうだ!航空戦力の一つや二つぐらいあってもよかろう。よろしいですかな総長?」

 

高野「あぁ構わんよ。今は我々の持てる戦力を出撃させる、潜水艦も無論な」

 

前原「…!……了解しました!」

 

高野「では、私はこれから日向君と試合本部へと向かう。後は任せたぞ」

 

「「「はっ!」」」

 

それから一同は連絡機を使って自分の艦へとそれぞれ戻っていった。

 

 

 

 

 

日本武尊 艦橋

 

富森「おや?長官に参謀、もうお戻りに」

 

大石「あぁ…まぁな」

 

富森「…おかしいですな、試合終了まではまだ時間がありますが何かあったのですか?」

 

原「実は試合に武装組織が乱入して」

 

富森「?!」

 

大石「空自に出撃を要請したが間に合いそうになくてな……そこで我々の出番というわけだ艦長」

 

富森「ということは、この日本武尊を?!……分かりました。直ちに出港準備をします!」

 

冨森は出港を命じる。

 

大石「原君、付近に味方はいるか?」

 

原「はっ付近には虎狼型2隻、防空軽空母尊氏及びア号潜が3〜4隻程おりますがすぐに合流とはいきそうにありません」

 

大石「そうか………他の司令達と現場までの距離は?」

 

原「それも幸か不幸か、本艦が最至近です」

 

富森「それでは本艦だけの独壇場ということになりそうですな」

 

富森の一言で艦橋に笑いが起きる。

 

大石「はははw確かに、本艦は非常に強力だからな」

 

原「全くですw」

 

富森「長官これより出港します。ご命令を」

 

大石「あぁ、日本武尊…出撃‼︎」

 

富森「了解、機関全速!」

 

「機関全速 宜候!」

 

日本武尊は港湾施設を抜け進路を北へとる。果たして大石は戦車道女子をまほ達を救えるのか?!

 

 

 

 

 

 

武装組織の乱入で試合は突如中断、相手は米軍から強奪した戦車や博物館から奪ったであろう戦車で構成されていた。

 

戦力比は互角か向こうが上、試合場を離れ海岸線付近にまで押されていた。

 

 

まほ(敵も中々にやる……いつやられてもおかしくは無いが…こちらがまだ一輌もやられてないのは幸運だな…)

 

『お姉ちゃん‼︎』

 

まほ「!みほかどうした?」

 

みほ『今本部の方から連絡があってね、自衛隊とは別に応援を呼んだってきたの』

 

まほ「?……そうか、分かった」(自衛隊とは別?ということは国防軍か?)

 

 

 

 

 

 

日本武尊

 

大石「航海参謀、現場までは後どのくらいかかる?」

 

「はっ、もう後3〜40分程あれば到着します」

 

大石「ありがとう」(それにしても戦車対戦艦…か、ふっ前世を思い出す)

 

 

前世 それは前世の第二次大戦時ナチス第三帝国の英国上陸を阻止せんと自艦を犠牲にしてでも強行したあのハンバー川遡上戦のことだ。

日本武尊をキングストン・アポン・ハルへ向けハンバー川を遡上する道中敵戦車隊と幾度か交戦したことがあったのだ。

 

大石(あの時はかなりの激戦だった………)

 

火力などでこちらが勝っていたとはいえ被害はあった。艦橋部にも被弾し富森など数名が負傷した。戦闘中、自分は原の言うことも聞かずに防空指揮所に立ち続けていた。

それでも作戦は図に当たり見事に成功を収めた。

 

大石(だが今回は違う!……)

 

原「長官、敵の狙いはなんなんでしょうか?」

 

原が問いかける。

 

大石「そうだな……恐らく奴さんの狙いはまほ…いや、戦車道チームの車両だろう」

 

原「車両…ですか?」

 

大石「あぁ敵は恐らく各国の戦争博物館や軍事施設から車両を盗んでそれでテロ行為を行なっている。奴らからすれば戦車道の試合はいわば戦車の無料の掴み取りみたいなもんだ」

 

原「なるほど……」

 

富森「そういえば、以前アメリカのロサンゼルス近郊で行われていた軍事演習時にも武装組織が乱入、多数の死傷者を出しM1エイブラハムなど幾つかの車両を奪われたとのニュースも……」

 

原「今回はその同一犯ですな」

 

大石「あぁこれ以上被害者を出さんためにも、我々がここで食い止める‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

武装組織との戦闘を繰り広げていたみほ達は海岸付近まで押されていた。

空自、陸自共に応援が困難と知りつつも彼女達は果敢に立ち向かっていた……が

 

 

エリカ『⁉︎……隊長!』

 

まほ「どうした⁈エリカ」

 

エリカ『こちら弾薬が……尽きました……』

 

まほ「そうか……こっちもだ。他のチームは、どうだ?」

 

ケイ『残念だけどこっちもね……』

 

ダージリン『私達はまだありますが、合計20発もありません……』

 

アンチョビ『こっちももう持たない!』

 

カチューシャ『私達にここまでやらせるなんて……』

 

まほ(どこも同じ…か)「みほ、そっちは……?」

 

みほ「………」

 

まほ「そうか……ありがとう」

 

ここまで彼女らは奇跡的に損害0のままだったがもうなす術を無くした。ここからは想像せずとも分かる。

 

まほ(ここまで…か)

 

まほは脳裏で思い出や今までの出来事を反芻した。

 

まほ(お母様……お父様……菊代さん………みほ……みんなありがとう……でも)

 

ある人物のことが脳裏に出てくる。

 

まほ(貴方に最後に一度会いたかったです。大石さん……)

 

もはやこれまでかと思ったそのとき………‼︎

 

 

 

突然、地震かと思ってしまうほどの揺れと謎の爆音が辺りに響いた。

 

 

澤『なっ……何⁉︎』

 

 

恐る恐るキューポラから彼女達が顔を出すと、そこには巨大なクレーターと砲身が折れ曲がったり砲塔と車体がバラバラになったらした戦車があった。

 

西『なっ……何が起こったのでありますか……?』

 

アキ「これ絶対戦車じゃないよね……?」

 

優花里「威力から見て…前の大会で島田殿達が使ったカール臼砲並みみたいですけど、数が……」

 

アズミ「⁈……なっ…なんなよ……あれ…」

 

アズミの一言で一同が振り返る。するとそこにはこちらへと向かってくる一隻の巨大な艦があった。

 

沙織「ねっ…ねぇゆかりん…さっきの爆発の正体って……」

 

優花里「さっきのは爆発じゃありません……あれは、艦砲射撃です……‼︎」

 

かの大和型戦艦を思わせる独特の艦橋構造物、ハリネズミのように突き出る砲身、そして一番の目玉と言ってもいい巨大な三連装砲その正体こそ我らが旭日艦隊は旗艦

 

 

         日本武尊(やまとたける)

 

 

 

そしてその艦橋にいる漢こそ

 

         大石蔵良

 

その人であった。

 

 

日本武尊 防空艦橋

 

原「どうにか間に合いましたね…!」

 

大石「あぁどうやら彼女らも無事みたいだ」

 

富森「はい、ですがまだ助かったわけでは!」

 

大石「そうだ。艦長!後部水流噴進展開!海岸線ギリギリまで接近する!接近後はバウスラスターを展開!右舷の各砲と主砲で敵を叩く!」

 

富森「了解!ドテッ腹を見せてやります!」

 

『水流噴進展開!』

 

スクリューの横設置される噴進装置で日本武尊は急加速、一気に距離を詰める。敵も標的を日本武尊へと変え砲撃を加えるもそのスピードに全て外れた。

 

 

ナカジマ「なっなんてスピードだ…!」

 

ノンナ「あれだけの巨体で……」

 

 

日本武尊 

 

富森「右舷!バウスラスター展開!」

 

「バウスラスター展開!」

 

「取り舵!宜候‼︎」

 

取り舵と連動してバウスラスターが勢いよく噴射、水流噴進の勢いもあってドリフト走行のようになった。勢いに押され、大波が発生し砂浜を洗う。

 

その姿は見る者によっては頼もしく見え、また恐怖を植え付ける。

 

大石「主砲用意!」

 

主砲が旋回し砲口が敵戦車隊に向く。

 

大石「てぇぇぇーーーぃ

 

51cm砲九門が一斉に火を吹き戦車隊を吹き飛ばす。

中には直撃を受け原型も分からないほどバラバラにされたものもあった。

 

その余りの破壊力にまほ達は言葉を失った。

自分達の乗る戦車がああもなっては当然だろう。

 

だがそれだけでは終わらないのが大石

 

大石「各銃座、各砲座直接照準で任意の目標を叩け‼︎」

 

装備された127mm砲や97mm砲が動き照準を合わせる。

 

富森「砲撃開始ぃ!」

 

爆煙が晴れた途端に今度は砲弾の雨霰ときた。

パーシングやティーガーは途端にズタボロの鉄屑と化した。

だがエイブラハムなどの一部戦車は反撃に出る。

 

両軍の間で凄まじい砲撃戦が起きる。主砲も度々放ち敵戦車を薙ぎ払う。

 

無論、日本武尊も只では済まなかった。

 

『7番砲塔被弾!』

『5番発射不能!』

 

富森「2番副砲、4番副砲よく狙って撃て!」

 

大石「右舷噴進砲発射用意!……発射!」

 

本来なら対空に使う噴進砲もここで使う。航空機は来ないと大石は踏んだが…‼︎

 

 

『……⁈電探に反応!敵機です!』

 

大石「何⁉︎」

 

原「数は⁈」

 

『およそ、3〜4機!間も無く目視でも視認可能!』

 

大石、原は双眼鏡で確認する。F–4ファントム数機が接近してきた。

 

大石「左舷対空戦闘用意!」

 

原「右舷砲!狙える砲塔は敵機を狙え!」

 

すぐさま高射砲や銃座が迎撃を開始する。

 

 

沙織「戦闘機!」

 

西「狙いはあの艦か⁉︎」

 

まほ「まずい!」

 

ファントムは弾幕を掻い潜り、ミサイルを放つ。

 

『敵噴進弾接近!数8』

 

大石「熱源誘導弾発射!」

 

チャフが発射され半数が消失したが、残り半数は数ヶ所に被弾した。

艦橋根本にも1発命中した。

 

大石「うぉっ‼︎」

 

直撃で振動が艦内に伝わる

 

大石「被害報告!」

 

富森「後部甲板に直撃!一部砲塔が大破!艦橋下部にも被弾!」

 

大石「やるな……!」

 

頭上を敵機が通過する。左舷砲塔が迎撃するもほとんどが

 

大石「前部噴進弾1番から6番発射用意!」

 

前部に設置されたVLSの発射扉が開く。

 

大石「発射ぁぁ‼︎」

 

オレンジ色の炎を吹き上げながら艦対空ミサイルがF−4に襲いかかる。

 

 

ルミ「ぶっVLS⁉︎」

 

メグミ「ただの時代遅れの巨大戦艦かと思ったら近代兵器を装備って………!」

 

ダージリン「もう訳が分かりませんわ……」

 

 

 

敵パイロットはミサイルに気付き、各機に散開を命じたが時すでに遅し

 

大石「やられたらやり返す……倍返しだ‼︎」

 

と大石が言った瞬間にミサイルが命中、全て撃退した。

 

原「いや司令、今のどこぞの日曜ドラマのやつですか……?」

 

大石「いいじゃないか、一度言ってみたかったんだよあの台詞」

 

 

 

 

 

観客席

 

 

観客達は突如として現れた謎の巨大戦艦に驚きを隠さないでいた

 

「すげぇ……なんだよあの戦艦……」

 

「パーシングやエイブラハムなんて目じゃねえ……!」

 

「チ……チートや」( ゚д゚)

 

 

 

試合本部

 

まほや千代らも本部へとやってきて状況の確認へと行なっていたが、画面に釘付けとなっていた。

 

千代「なんて火力と武装なの……チャーチルはおろか、エイブラハムがまるで紙屑のようになってるわ……」

しほ「あんな巨大なものを……この国が持っていたなんて」

 

蝶野「いっ一体……あれは……⁉︎」

 

 

「やまとたける」

 

 

「「「⁉︎」」」

 

 

そこに現れたのは高野と日向だった。

 

高野「あの戦艦の名は日本武尊です」

 

蝶野「たっ高野閣下⁉︎」

 

しほ「何故貴方がここに…⁈」

 

高野「状況の確認だよ。ところでどうなっているのかね?」

 

千代「現在、閣下の仰る日本武尊というあの戦艦が救援にきてくれたお陰でどうにか娘達は無事ですが……」

 

蝶野「閣下、あの戦艦は…一体なん何ですか…?」

 

日向「皆さんは遠方派遣艦隊というのをご存知ですか?」

 

千代「遠方…派遣艦隊…?」

 

日向「旭日艦隊と呼ばれる我が国防海軍が創設したものです」

 

しほ「聞いたことがあるわ。国の防衛は勿論、海上輸送路の防衛や災害時の被災国沿岸部の防衛を主目的に置いた艦隊でその主力艦の全貌が明らかになっていないので有名ですが…」

 

蝶野「じゃ…じゃあ、あの戦艦は……⁉︎」

 

高野「そう、その旭日艦隊の旗艦だ」

 

 

 

 

 

日本武尊 防空艦橋

 

「長官、高杉司令長官から通信です!」

 

大石「何?」

 

通信用の受話器を取る。

 

高杉『俺だ。大石そっちの状況はどうだ?』

 

大石「何とかやっておりますが敵が次から次へと湧いて出てくるのでたまったモンじゃありません」

 

高杉『そうか、そうだろうと思って今攻撃隊がそっちに向かってる。もう間も無く着くだろう』

 

大石「ありがとうございます」

 

高杉『途中、お前の指揮下の虎狼の2隻と尊氏と合流したが勝手ながら俺の指示で艦載機を出させてもらったよ』

 

大石「いえ、構いませんよ。連中も気合いが入るでしょうし」

 

高杉『はははwそうだな。川崎と前原のやつも噴進弾で攻撃を加えるそうだ、もう少しの辛抱だ頑張ってくれ』

 

そうして大石は通信を切る。

 

原「長官、高杉司令は何と?」

 

大石「あぁ、もうすぐで攻撃隊が到着とのことだ」

 

原「なるほど、それなら我々の仕事も少しはやりやすくなるでしょう」

 

するとその時だった。

 

『電探に感知!左舷から攻撃隊です!』

 

大石「ほぉなかなか早いじゃないか!流石は高杉司令だ」

 

 

 

攻撃隊は閃電改や光武改で構成されており、中には重攻の吼星もいた。

どれも見た目は古いがエンジンやレーダー、武装は最新の物を搭載しており、光武改のそのエンジンはかのブルーインパルスに匹敵する程だ。

 

「こちら犬鷲1、間も無く攻撃地点へ到達する。各機用意はいいか?」

 

『こちら犬鷲各機、了解です』

 

「大鷲、そちらの方は?」

 

『こちら大鷲、こちらは準備万端だ』

 

「了解した。これより我が隊は先行して敵を叩く。犬鷲各機は続け!」

 

 

閃電改、光武改はスピードを上げて突入する!

 

 

 

ルクリリ「また戦闘機‼︎」

 

ミカ「あれは日の丸がついているから味方のようだ!」

 

 

飛来した攻撃機隊は頭上からミサイルを当てまくり次々に敵を叩く。

さらに遅れて吼星も到着、敵の有効射程外から次々に爆撃を加える。

さらに‼︎………

 

 

 

海上

 

米利蘭土

 

「長官、ン式弾の発射用意が整いました」

 

川崎「よし、それじゃあ敵さんに日本にきたお土産をたっぷりやるとするかwン式弾発射‼︎」

 

カタパルトからン式弾が発射され

 

 

海中

 

亀天

 

入江「司令、各艦所定の位置に着きました。いつでも」

 

前原「よし!全艦、艦対陸用噴進弾発射ぁ‼︎」

 

海中の紺碧艦隊からも次々にミサイルが発射されていった。

 

 

 

噴進弾の大群はこれでもかと言いたくなるほどの数が飛来し、それを見た敵は戦車を後退させる者もいれば戦車から出てアーメンを祈る者さえいた。兎に角、降り注いだ噴進弾の影響により戦車隊は影も形もなくそこには鉄屑と敵兵士だったものしか残らなかった。

 

 

 

 

みほ「……す……すごい……」

 

華「あれだけの敵をあっという間に……」

 

ケイ「……まるで……化け物ね……」

 

愛里寿「戦車が……全部粉々に……」

 

 

 

日本武尊

 

『電探から敵影消失。全て撃破した模様です』

 

大石「諸君ご苦労だった」

 

富森「一先ず戦闘は終わりましたな」

 

原「ですがここからどうしますか?…彼女達以外にも本艦の姿を見た者はまだまだいるかと……」

 

大石「その点は仕方ない。さて、艦長微速前進。途中まで陸に沿って航行してくれ各校のチームとのすれ違い様に発光信号を」

 

富森「了解、信号はなんと?」

 

大石「そうだな……こうしよう。大洗連合及び大学チーム一同……」

 

 

 

 

 

日本武尊はみほ達の横をゆっくりと進む。まるで本艦の姿を目に焼き付けろと言っているかのようだった。

檣楼には旭日旗、そして不動明王旗が翻る。

 

 

 

エリカ「おっ………大きい……!」

 

優花里「学園艦ほどじゃありませんけど、物凄く巨大です…!」

 

華「なんでしょう……急に頼もしく見えたきました」

 

 

すると艦橋部から発光信号らしきものが送られてきた。

 

 

アンチョビ「なんだ?発光信号か何か?」

 

まほ「誰か分かるのはいるか?」

 

みほ「あっ待って、沙織さん!」

 

沙織「任せて!」

 

IV号から顔を出して解読する。

 

沙織「えっと………"大洗連合及び大学チーム一同 本艦は日本国防海軍 遠方派遣艦隊 旗艦の日本武尊なり 合戦は終わった為 本艦は帰投する 諸君らの見事な戦いぶりを 見せてもらった。勇敢に戦った諸君らの活躍は栄誉に値する 無事なる帰還を祈る。旭日艦隊 司令長官 ()()()()元帥"……だって‼︎」

 

まほ「え………?」

 

カチューシャ「げっ元帥ですって?!」

 

ペパロニ「ドゥーチェ‼︎まじもんの元帥っすよ‼︎」

 

アンチョビ「おいおい…嘘だろ……」

 

ケイ「国防軍にもアドミラルがいたなんて……」

 

優花里「すっすごいですよ西住殿‼︎遠方派遣艦隊って言ったら主力の全容が不明で有名なあの艦隊ですよ‼︎ましてやその旗艦をお目にかかれるなんて……‼︎」

 

まほ「ちょ…ちょっと待ってくれ」

 

みほ「お姉ちゃん?」

 

まほ「武部さん、最後誰って言った……」

 

沙織「えっ?あぁ…大石蔵良…って言ってましたけど?」

 

エリカ「知ってるんですか?」

 

まほ「知ってるも何も……なんで……貴方がそんなところに居るんですか…?大石さん……」

 

驚きのあまりまほは過ぎ去っていく日本武尊を見つめていた。

 

 

 

 

 

 

日本武尊

 

大石(まほ……驚いただろうな、黙っていて悪かった……だがいずれお前にも話す時がくる。だからその時まで……その時までもう少し待ってくれ)

 

 

 

 




やっぱ、オリジナルは難しいけど楽しい^_^
これからも各艦隊の司令といろんな学園のキャラとのややり取り、もっと書きたい。
大石司令の嫁はまほさん……(不快に思ったらすいません。作者の自己満足です)
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