ガールズ&パンツァー 鋼鉄の乙女と海の漢達  〜碧き海の世界の物語〜   作:短号司令官

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以前投稿した前原一征と西住みほの日常の師匠と姉verです。
一部キャラ崩壊注意


番外編 元帥さんと隊長さん

 

旭日艦隊参謀 原元辰は書類を大石の長官執務室へと届けようと部屋の前に来ていた。

 

原「長官、艦隊行動計画書を持参したのですが……」

 

ノックをし、返事をしても応答がない。

 

原「長官……?」

 

もう二、三度ノックしても応答がない。原はまさかと思ったが瞬時にその考えは消えた。なぜなら大石は今朝ちゃんと歩いている姿を見たからだ(遠目だが)。

原はとりあえずドアを開けて中は入る。

 

原「長官、失礼します……って長官⁉︎」

 

原が見た先にはデスクに顔を埋めて何やらショックで落ち込む大石の姿があった。

 

原「ちょっ……長官、一体どうしたんですか…⁉︎」

 

大石「あ……あぁ……原くん……助けて…くれ……」

 

大石の手が震えながら出てくる。

 

原「長官⁉︎何があったんですか⁉︎」

 

大石「今日……俺の…俺の家に……」

 

原「長官のご自宅に……何ですか⁈」

 

大石「………俺の家にまほが来るんだよぉぉぉぉ‼︎」

 

原「えっ………?」

 

 

 

 

それは遡ること数日前

 

大石は始末書とかも書き終えて暇にしていたその時一本の電話がかかってきた。

 

大石「はい、大石です」

 

『はじめまして大石閣下、この度は娘のまほがお世話になります』

 

大石「…とすると貴方は…西住しほさんですな?」

 

しほ『はい、その通りです』

 

これは珍しい相手だ。相手は以前から自身と関係のあるまほの母親だ。

 

大石「それで西住家家元が私になんのご用でしょうか?」

 

しほ『閣下、閣下はまほが黒森峰を卒業したのはご存知で?』

 

大石「えぇ知ってます。実際に自分も黒森峰にいって卒業を祝ってあげましたから」

 

しほ『それでこの度まほは大学へ進級するのですが……』

 

大石「ですが……どうか?」

 

しほ『実はまだ住む場所が決まって居なくて、一応都内の大学に進学するんです』

 

大石「ほぉ…それで?」

 

しほ『付きましては閣下の元にまほを預けさせてもらいます』

 

大石「なるほど、私のもとにまほを…………えっ?」

 

しほ『高野総長には一応話しまして、そしたら……』

 

高野[確かそこの近くに大石のやつが住んでいるので彼に預けてはどうでしょう?あいつもまほ君とは知り合いでしょう?]

 

しほ『そういうわけで大石閣下、まほを…娘をお願いします』

 

 

 

 

 

 

大石「そういうわけなんだ………原くん」

 

原「それは……なんとも……でもお二人は知り合いではあるんでしょう?」

 

大石「あぁ……」

 

原「ならなぜそこまで……」

 

大石「原くん考えてみてくれ、まほはまだ高校卒業したてほやほやでまだ成人していない18歳だ」

 

原「はい」

 

大石「俺は現役バリバリで艦隊指揮を取る47歳の元帥です」

 

原「はい、それが何か?」

 

大石「歳の差がありすぎるんだよぉぉぉぉぉぉ‼︎」

 

原「あー……確かに、年齢的に見てちょうど親子って言う歳ですもんねお互い」

 

大石「俺も男だからたまに見るんだよあんなのとかこんなの…」

 

原「それはまぁ……自分も少々」

 

大石「それを見るとなたまにあるんだよおっさんが女子高生とやヤる奴とかが」

 

原「それを自分がやりそうで…嫌と……」

 

大石「そうなんだ………俺には軍人としての責任もあるし……」

 

原「でも……ちょっとは嬉しいんでしょう…?」

 

大石「あぁ……」

 

原「ならいいんじゃないですか?……西住さんも長官のこと好いているのでしょう?」

 

大石「まぁ……」

 

原「やりそうになったらここに泊まって止めることも出来ますし…」

 

大石「そうだな……」

 

原「仕事はあらかた終わってるでしょう?だったら今日はもうお帰りになって西住さんを迎え入れてあげたらいいじゃないですか?」

 

大石「そう……だな」

 

大石はいつしかすっきりしいつもの凛々しい顔に戻っていた。

 

大石「それじゃあ、そうさせてもらおう。この行動計画書は自宅でじっくり見させてもらうよ」

 

原「はい、それでは」

 

大石は計画書と鞄を持ってそのまま帰宅して行った。

 

原(それにしても……長官でもあんな風になることがあるんだな)

 

 

 

 

 

 

 

 

まほ「……どうしよう」

 

都内のある公園にまほの姿はあった。別に道に迷ったとかそういうわけではない、ここまで来て自分が憧れかつ好意を抱く人物のもとへ行くことに緊張しているのだ。

彼の自宅はもう目と鼻の先だ。ただ今日来ると連絡しておいて彼の家に行かないのはまずい。

まほはこれから大石と共に暮らすことを改めて考える。

もしかしたら、あんなことやこんなこと……大石によるラッキースケベなんかも可能性はゼロではない。想像している内にまほは恥ずかしくなって顔を覆う。

 

まほ(やっぱり無理‼︎……私が大石さんとだなんて)

 

すると……

 

「まほ……?」

 

いつぞやの聞き慣れた声だ。まほは恐る恐る顔を上げる。

 

大石「こんなところで何してるんだ……?」

 

まほ「っーーー⁈⁉︎っーー?!」

 

いきなり意中の人物が姿を現したことに彼女は頭が追いついていなかった。

しばらくあたふたしたのち落ち着くも恥ずかしさで顔は真っ赤だった。

まほがどんな心境かは大石も大体想像がついた。

 

大石「……」

 

まほ「……」

 

両者の中では恥ずかしさや気まずさが混じった変な空気が流れるが沈黙を破ったのは大石だった。

 

大石「まほ……」

 

まほ「はいっ⁈」

 

大石「とりあえず、俺の家に行くか……」

 

まほはそのまま頷き荷物を持って大石の後に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

大石「着いたぞ」

 

まほ「ここが……」

 

大石の自宅はいかにも金持ちが住んでいそうな平屋の大きな邸宅で周りを竹林なんかで覆われていた。

 

大石「ここで俺とお前がおよそ4年……」

 

まほ「暮らすん……ですよね……」

 

大石「……あぁそうだ……」

 

それを言うと両者少し顔を赤くした。

 

大石「まっまぁともかくだ。上がるか」

 

先に大石が玄関の鍵を開け家に上がる。

まほも家に入ろうとすると

 

まほ「お邪魔しま…」

 

大石「あっちょっと待て」

 

まほ「……何か?」

 

大石「まほ、今日からここがお前の我が家になるんだとなるとなんて言えばいいか?」

 

まほ「……ふふ、分かりました」

 

まほは改めて息を整える。

 

まほ「ただいま帰りました」

 

大石「おかえり、そしてようこそ我が家へ」

 

 

 




大石司令は自分の中じゃあまほさんとは結構いいコンビでもありいい夫婦になりそうだと思う。これからも西住姉妹を大石前原師弟にじゃんじゃん甘えさせイチャイチャさせていきたいと思うのが最近の私の中での構想
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