ガールズ&パンツァー 鋼鉄の乙女と海の漢達  〜碧き海の世界の物語〜   作:短号司令官

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近頃色々なところでは夏休みに入ってるようだけど、こちとらまだ始まってないし予想外の休校があったからいつもより夏休みが短い…………
やだ……

投稿のペースも前みたいに取り戻したいこの短い夏休み中に…………


第1話 新しくなりました!

上野駅から夜行列車に乗りみほと前原は一路青森を目指した。

 

前原はふと腕時計で時間を見る。

 

前原(第一遊撃打撃艦隊は出撃したか…)

 

二二〇〇(フタフタマルマル) 装甲空母 信長 を中心に、航空戦艦2

航空巡洋艦3 重巡6 駆逐艦12 補給艦5 からなる第一遊撃打撃艦隊が横須賀港をインド洋へ向け出撃した。

 

前原(この列車が青森に着く頃には、旭日艦隊が呉を出撃しているだろう……)

 

そんなことを考えながら、ふと傍に座る少女に目をやると彼女は疲れがでたからか前原の肩にもたれかかって眠っていた。

 

前原(ふっ……疲れが出たか。だが、これから今以上に厳しくなる今はまだ休ませておいてやるか……しかし)

 

みほの方へ再び目を向けて見る。彼女もこの世界に来て数年経つ、髪は切っているのだろうが初めて合ったときからするとそれなりに伸びており、身体も大人っぽくなっていた。(特に胸部が)

 

前原(時代が違うとこうも成長が変わるのか……)

 

 

そして青森に到着し連絡船で北海道へと二人が向かっている頃、旭日艦隊本隊が呉を出港していた。

 

照和20年 8月16日

 

超戦艦日本武尊は遠英派遣艦隊の旗艦として呉を出港、直掩艦を従え伊予灘から豊後水道へ入り第一艦隊と邂逅すべく坊ノ岬沖を目指した。

そこは前世にて世界最大最強を誇った戦艦大和の沈んだ地であった。

 

一方で函館港に着いた前原とみほは先発していた大竹大尉の出迎えを受けた。

 

前原「皆の様子はどうだ?」

 

大竹「すこぶる良好で訓練また訓練です!」

 

前原「結構!」

 

みほ「大竹さん、各艦の様子はどうですか?」

 

大竹「よくぞ聞いてくれました。あれはもはや改装では無く新造艦です!」

 

前原「それは凄いなぁ」

 

みほ「楽しみですね」

 

2時間余りの飛行機の後三人を乗せた零式観測機改は南樺太の大泊にある海軍秘密地中港へと到着した。

 

 

到着後、入江ら士官らの出迎えを受けた。

 

入江「お待ちしておりました閣下」

 

前原「早速だが艦を見たい」

 

入江「はっ是非……と言いたいところですが、実は軍令部から例の物が届いておりまして」

 

みほ「例の物…?」

 

前原「あぁ、みほお前用の士官服を仕立て貰ったんだ」

 

みほ「えぇ⁈わっ私のですか?」

 

品川「艦内で学生服というのもどうかと思いまして」

 

入江「艦の方はお二人が着替えてからでよろしいでしょうか」

 

前原「分かった」

 

 

 

 

 

着替え後

 

入江「ほぉ〜」

 

品川「これは、中々」

 

みほ用に仕立てられた士官服は現代の海上保安庁の女性用士官服となんら変わらないが初めての格好に本人は少し恥ずかしそういた。

 

みほ「に……似合ってますか……?」

 

前原「………」

 

入江「…閣下」

 

前原「……あっあぁすまんつい見惚れてしまってた。うん、良く似合ってるぞみほ」

 

みほ「あっ……ありがとう…ございます///」

 

お褒めの言葉を貰ったみほ達はそのまま改装の終えた艦のあるドックへと向かう。

 

 

前原「こっ…これは!

 

みほ「これが……私達の艦隊……」

 

両者の眼前には面目を一新した紺碧の艦隊があった。

外見で分かる変化と言えば、各艦艦首部に掛けて形が涙腺的になっていたがその真の実力は秘めたままであった。

 

入江「新兵器も搭載され、武装も格段に進歩強化されました。電子機器もワルター機関も最新のものを搭載しており安全深度、航続距離に至っては50%も伸びました」

 

みほ「50%も……!」

 

前原「言う事無しだな………よし、一五○○各科将校は集合、状況説明を行う」

 

 

 

15:00

 

港内作戦室

 

前原「我々に下された命令は印度洋マ島攻撃である。英印上陸部隊の護衛をする紅玉艦隊に先駆けて独国電探基地を爆撃する。出撃は明後日深夜の予定だ」

 

みほ「質問か何か気になる点はありませんか?」

 

呼びかけに応じる様子はない。それらの点は今のところないようだ。

 

前原「宜しい、では総員直ちに出撃準備にかかれ。解散!」

 

 

 

そして迎えた8月18日深夜

 

ドック内に海水が注水、次第に水位が高まる。

 

イ601

 

品川「出港準備整いました」

 

入江「作業員を下がらせろ。舫を解け!」

 

鎖でできた舫が切り離される。

 

品川「間も無く喫水を超えます」

 

入江「メインタンクブロウ!」

 

タンクの注排水は自動化が間に合わずまだ手動で行われている。

船台から浮き上がり、最終チェックのもとエンジンが始動。

艦隊はドックから出る。

 

各艦深度30につきイ601の後を追いドック内海中トンネルを抜ける。

紺碧の艦隊はマダガスカル島独国電探基地爆撃の為大泊秘密地中港を出撃する。

時に照和20年 8月18日 ○四○○

北の海に未だ暁は見えなかった。

 

 

艦隊は宗谷海峡を抜け日本海へ入り東シナ海を目指す。すると前原はここで不思議な行動を取る。

 

 

前原は艦隊を入江とみほに任せ、単身艦隊より離れる。

海上をしばらくゴムボートで漂っていると打合せ通り駆逐艦が彼を拾う。その足で上海へと向かった。

 

 

 

現在中国は人民中国と中華中国に分裂し交戦状態にあった、しかし西から迫る第三帝国の脅威は両者をしばしの休戦に導いた。

戦火に荒れる欧州を逃れた国際資本は現状最も安全と思われるシンガポール 上海 日本 東方エルサレム共和国へと流れ着いたのだ。

それ故、上海は日本の占領下にあるにも関わらず楽興を呈していた。

 

前原はそんな上海にある宿に泊まっており、そこへ来客があった。

彼を訪ねて来たのは中岡新太郎という名の人物であった

出された名刺には新南貿易株式会社代表取締役社長とあった。

 

中岡「閣下から直接連絡を受けております」

 

前原「宜しく」

 

中岡「それではご案内します」

 

中岡は表向きは貿易商を営んでいるがその素性は上海を拠点に諜報活動をする陸軍士官であった。

 

前原「凄い賑わいですな、想像以上です」

 

中岡「上海は中国大陸と外界を繋ぐ袋の入り口みたいなものです」

 

前原「袋の奥には巨大な市場があるというわけですな」

 

中岡「その通りです」

 

前原「一つ目に着いたのは日本の占領下にあるにも関わらず対戦国である米国系銀行が多くあることですが…」

 

中岡「計りにくいでしょうが、国家と世界資本とは別物なのです。国際資本も激励な競争をしておりその規模は超地球規模であり国境を超えて動きます。政府が共和国を作ったあの策はこの上海でも効いています、あれで国際資本は日本を信用した」

 

前原「大高首相はそこまで読まれておられたのですな……」

 

中岡「いやはやそこの知れぬお方です」

 

 

二人はそのまま街角の一角にあるアパートを訪ねた。

 

ノックすると若い女性が出て来た。

 

「どうぞ」

 

予め中岡が連絡を入れておいたので直ぐ中に招じ入れられた。

奥の部屋には印度人の老人が一人座っていた。

 

前原「ボースさんですか?」

 

前原が尋ねる。

 

ボース「はい、私がボースです。この子は孫娘のサラです」

 

前原「前原です」

 

ボース「お話は中岡さんから聞いております」

 

前原「ではご協力してくださるのですね」

 

ボース「はい」

 

するとボース氏は徐にシャツをはだけた

 

ボース「見てくだされ…!」

 

彼の体にはミミズの這ったように盛り上がった無数の傷があった。なんとも酷いものだ。

 

前原「っ‼︎」

 

ボース「ゲシュタポで受けた拷問の傷痕です。このサラも……」

 

彼は続けて話した。

 

ボース「奴らは悪魔です!マダガスカル島は私にとって第二の故郷です。息子は未だ彼の島でレジスタンス抗争を続けております、是非!是非ともこの私にも手伝わせてください!」

 

前原は静かにうなづいて話した。

 

前原「ごく近々英印混成軍を率いてマダガスカルへ進攻します」

 

ボース「‼︎」

 

前原「成功すればマダガスカル島は第三帝国の圧政から逃れられるでしょう。その為には是非ともお力をお借りしたい」

 

ボース「願ってもみないチャンスです!ですが……条件が一つだけあります」

 

前原「なんでしょう?」

 

サラ「お爺さま、私から言います。私も連れて行ってください!」

 

前原「‼︎」

 

サラ「あたくしにもゲシュタポには恨みがあります。あたくしにも復讐のチャンスを与えてください!」

 

前原「失礼ですが…」

 

サラ「19になりました」

 

前原は戸惑った19というとみほと歳が対して変わらないではないか。かつて自分はみほを艦隊への同行を許したが今度は少々訳が違う。

 

サラ「私も、父や兄達と一緒に故郷のために戦いたいのです!」

 

前原は顎に手を当てて考えた後…………

 

 

前原「…分かりました。支度を急いでください」

 

サラ「支度はもうできております!」

 

 

その晩ボース達を連れた前原は揚子江で迎えのイ601に乗り込む。

 

前原「ここで見たものは忘れてくれ」

 

「はっ!」

 

内火艇を見送りイ601は再びその身を海中へと没した。

 

イ601 発令所

 

サラ「あたくし達、ジュール・ヴェルヌの世界に来たみたいですわ!」

 

艦内を見て二人は驚愕していた。

 

前原「ははwノーチラス号ですか?」

 

ボース「素晴らしい!日本海軍は世界一だと聞いておりましたがこれ程とは……!」

 

サラ「私たち、ネモ船長にお会いできるのかしら」

 

前原「私がネモ船長です」

 

サラ「まぁ」

 

すると品川が冗談混じりでこんな挨拶をした。

 

品川「おかえりなさいネモ船長」

 

前原「うむ」

 

そのやり取りで笑いが起きるがすぐに持ち直し、二人の自己紹介をする。

 

ボース「皆さん、マダガスカルにはこんなことわざがあります。人と出会える1日は100日分価値がある。今日の1日は1000日分の価値があります!わしらは神に感謝します!」

 

 

 

 

品川が二人の部屋へ案内している時、前原は入江にあることを尋ねた。

 

前原「艦長、俺が不在の間どうだった?」

 

入江「はっ何の異常もありませんでした。特に西住くんの指揮は大したものです。元々戦車隊を率いてたとあってか閣下に勝るとも劣らぬ指揮を取ってくれました。お陰で各艦士気向上であります」

 

前原「ほぉ…でそのみほは今どうしてる?」

 

入江「こんな時間ですし、閣下をお迎えする30分程前にお休みになりました」

 

前原「そうか」

 

前原はその足でみほと共同で使う自室へと向かった。

 

 

 

前原自室

 

部屋は電気が薄暗くともっており、ベッドの方を見ると既にみほは寝息を立てながら眠っていた。

 

前原「ありがとうなみほ」

 

 

 

 

 

 

 

 

やがてイ601は東シナ海へ抜け、台湾沖で揚陸潜水艦イ900型四隻と会合した。このイ900型揚陸艦には500名の揚陸員を収容している。

無論海中より接近し、先制奇襲攻撃を仕掛ける!

 

各艦に乗艦している語学要員、大隊長を招集し前部兵員室に集めた。

 

兵員室

 

前原「諸君らも内容は聞いていると思うが、10月X日を喫して20万の英印混成軍がマ島に強行上陸を敢行する。この作戦を成功させる為には是非とも諸君ら海軍海兵師団の力が必要になった訳だ。諸君らはマ島にいる抵抗組織と協力して防衛陣地を撹乱する、これが第一の任務である。しかし第二の任務はより重大である。マ島には約20万といわれるユダヤ人と政治犯が強制収容所に囚われているこの人達の救出と収容だ。第三帝国は"マ島への進攻ある時は彼らを処刑する"と通告して来ている。」

 

それを聞き士官らが動揺の声を上げる。

前原は続ける。

 

前原「諸君らは先手を打って出来るだけ多くのユダヤ人と政治犯を救出してほしい」

 

「前原司令官、今の話は本当なのでしょうか?幾らナチスとは言え無抵抗の人間を処刑するとは到底思えないのですが……」

 

語学要員の一人が聞いてくる。

それにサラが応える。

 

サラ「信じて下さい!あなた方が進攻するしないに関わらず彼らは処刑を実行します!」

 

ボース「正規軍である国防軍はやらなくとも、親衛隊が間違いなくやるでしょう」

 

前原「ナチス第三帝国の実態は上陸すれば分かる。!紹介が遅くなったが諸君らの教育係のボース氏とサラさんだ。彼らは英語とマレー語は大丈夫です、うんとしごいてやって下さい」

 

座っていた語学要員らが立ち上がり礼をする。

 

二人も自己紹介を簡単に済ませる。

 

ボース「お若い皆さんに着いていけるか不安ですが、老骨に鞭打って頑張ります。どうぞ宜しく、どうぞ座ってください」

 

サラ「皆さん、マダガスカルではブルーを"manga"と言いとても大切な言葉なのです。mangaは青という意味の他に美しいという意味もあります、ですから皆さんの紺碧艦隊はmanga fleet、美しい艦隊という意味です。マダガスカル島の人々は皆さんをきっと歓迎するでしょう」

 

うまい挨拶だ。一同拍手喝采だ。

 

前原「お二人からマ島の言語 習慣 風土を教えてもらい体に染み込ませておけ、現地の人々の協力が無ければ本作戦は成功しない…いいな?」

 

「「はっ!」」

 

イ601に率いられた潜揚艦隊は順調に南シナ海を南下シンガポール沖を目指す。

 

9月初旬 潜揚艦隊はシンガポール沖で紺碧艦隊主力と合流した。

艦隊はさらに南下し、マラッカ海峡を抜けベンガル湾へ入りセイロン沖へと出た。

 

ここで前原はコーチンにいる紅玉艦隊司令の川崎司令と作戦の細部を詰めるべく雷洋で向かった。

 

 

 

コーチン 紅玉艦隊 司令部

 

川崎「先だって旭日艦隊が立ち寄って行ったが旗艦の日本武尊、あれは凄いものだ。直に見るのは初めてだったがあいつはバケモノだな」

 

前原「噂通りですか…」

 

川崎「いや…噂以上だ。お陰でこちらの作戦もやり易くなったよ」

 

前原「いよいよ…ですな」

 

川崎「マ島の独国艦隊は我々が全て片付けたし南大西洋は旭日艦隊が押さえ込んでおる」

 

前原「地中海艦隊は出てくるでしょうか?」

 

川崎「スエズ運河経由で出てくるかもしれんが、それでは飛んで火に入る何とやらだな」

 

前原「すると残るはUボートだけですか」

 

川崎「うん、こいつが中々の問題でな。英国情報部によればワルター機関を搭載した高性能潜水艦を就航させたらしいのだ。水深50mでも魚雷が撃てるそうだ」

 

前原「……強敵ですな…」

 

川崎「何しろ20万の大軍を送り込むのだ。今印度は国中が大騒ぎだよ、漁船まで動員する始末だ。Uボートに付き纏われたら堪らん」

 

前原「航空兵力は?」

 

川崎「わしの艦隊ではとても間に合わん」

 

川崎も深刻な顔つきで応える。

 

川崎「英軍は本土防衛で手一杯、頼れるのは坂本艦隊だけだ。今マドラスにいるが補給を受け次第出撃する予定だ」

 

前原「そうなると問題はX日でありますな」

 

川崎「うむ、それだが………」

 

それからしばらく両者間で話された後、前原は雷洋で再び帰還する。

だがそれは収容中に起きた。

 

イ601の電探が敵の機影と思われるものを捉えたのだ。

 

『敵機影と思われる反応、距離3万4000 高度約5000』

 

入江「数は?」

 

『機数1 哨戒機と思われる高度をとっています』

 

雷洋の収容が急がれ、収納されていた対空銃座がハッチから出てくる。

 

みほ「前原さん!」

 

戻ってきた前原の元にみほが駆け寄る。

 

前原「みほか、どうした?」

 

みほ「敵です!発令所に急いでください!」

 

前原「分かった。雷洋の収容を急がせろ」

 

「はっ!」

 

敵は尚も接近、敵機はDo317と思われる機体で腹には熱線探知誘導弾を抱えていた。

 

 

発令所

 

前原「艦長」

 

入江「潜航していては間に合いません。応戦します」

 

前原「うん、新装備を試すいい機会だ」

 

入江「はっ対空誘導噴進弾発射よぉーい!」

 

格納庫後部に新たに新設された発射機構の扉が開き対空誘導噴進弾(形はESSM)が装填され顔を覗かせる。

 

距離、両者間縮まる。

 

入江「てぇー!」

 

イ601から2発発射されたと同時に敵も誘導弾を切り離し退避を急ぐがこちらは電探射撃、正確無比。間に合わず敵哨戒機は見事に爆砕した。

 

発射後イ601は潜航を急ぐが果たして⁉︎

 

みほ「やったんでしょうか⁉︎」

 

前原「さぁな、もっと早く機関全速!」

 

果たして着弾か回避か……⁈

 

入江「各員何かに掴まれぇ!」

 

敵弾は海面で着弾し爆発するも衝撃が艦内にも響く。

幸い直撃は免れたが僅かながらが各所に被害が出たが特にこれといった支障は出なかった。

 

入江「間一髪でしたな。多分ヘンシェルHs293熱探知誘導弾」

 

前原「独国空軍、侮るべからずだな…」

 

敵哨戒機を葬り去った紺碧艦隊はマダガスカル島を目指し南下をする。

数日後 コーチン マドラス ボンベイなどの港という港からマダガスカル島攻略軍が出撃した。大小漁船までもを取り混ぜた英印混成軍はモルジブ諸島沖で大船団を構成、その前後を日本の坂本艦隊と紅玉艦隊が護衛するまさに空前絶後の大作戦が発動されたのである!

 

 

 

 

 

 

これを受けたナチス第三帝国は………

 

ナチス総統官邸

 

ヒトラー「死守せよ!死守せよ!何としても死守せよ!」

 

その勢いでヒトラーは自分の机を殴りつける。

 

「しかし総統閣下!敵進攻軍は20万!これを日本艦隊が護衛しさらにあのX艦隊も加わっていると聞きます!」

 

ヒトラー「それがどうしたというのだ⁉︎それも予想されたことではないか⁉︎」

 

「予想を上回っているのです!」

 

ヒトラー「だからどうしたというのだ‼︎」

 

「閣下もご存知の通りマダガスカル島は海上封鎖されており、南大西洋には新たな日本艦隊が進出している為増援派遣は不可能なのです!」

 

ヒトラー「増援部隊など必要ない!」

 

「しかしそれでは10万の守備隊が……!」

 

ヒトラー「死守せよだ!マダガスカル島は世界第4の巨大島だ。そう簡単には落ちはせん!」

 

ヒトラーは10万の守備隊のことを最初から切り捨てるつもりでいたようだ。残酷とはまさにこのことか……

 

ヒトラー「食糧 弾薬の備蓄も十分にある!敵を内陸へと引き込み最後の一兵まで戦えと命じておきたまえ、第三帝国の将兵には撤退も降伏もない!ゲルマン民族の誇りを持って戦うのだ!余からの厳命として伝えよ………」

 

 

         死守せよ!

 

 

 

 




とりあえず、みほの服装は今回から海保の女性用の服装を着て登場ということになります。冬服は海自の方で行こうかと考えております。
書きながら思ったけどやっぱあのちょび髭ひでぇな
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