ガールズ&パンツァー 鋼鉄の乙女と海の漢達  〜碧き海の世界の物語〜   作:短号司令官

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投稿を待っていた皆さん長らくご迷惑をおかけしてすいません。少し終わりが雑かもしれませんが、どうぞ最後までお楽しみください。


第1話 日本海軍と学園艦

現在、高杉艦隊は偵察員の情報をもとに目標の艦船の現在位置を割り出しそこへ向かっていた。

 

「司令、目標の艦は見つけ次第どうしますか?正体が分からない以上撃沈はせず、臨検しますか?」

 

高杉「そうだな、その場で臨検してもいいが場所が場所だからな少々大変だが、ハワイ島へ連れて帰ろう。」

 

「確かに、臨検なら軍港の方がやりやすいですからなぁ」

 

「だがまだ安心しきれんぞ、もし仮に罠だとしたらどうする?」

 

高杉「航空参謀、そのときはそのときだ。それに……俺はあれが敵の罠ではないと思っている。」

 

「⁈どういうことですか?」

 

高杉の発言に参謀達は驚きを隠せない。

 

高杉「確証はないが、あれは日本のものだと思う。」 

 

「しかし司令、我が軍あんな艦船はありません。何故そのようなことを?」

 

高杉「艦の形だ」

 

「形?」

 

高杉「そうだ。さっきの航空写真、よく見ればあの艦の形は翔鶴型だった。それに仮に罠だとしたら敵が民間人の乗った艦を仕掛けてくると思うか?」

 

高杉の説明に参謀達も納得していた。

 

「確かに、米軍とてそんな馬鹿なことはせんな。」

 

「それに真珠湾攻撃から一か月も経っていないのに、世界一の工業力を持っているとはいえ米国が短時間でそんなことできるわけないな」

ちょうどそのときだった。

 

「右舷前方!目標視認‼︎距離一万八千‼︎」

 

戦闘指揮所からの連絡だ。

 

高杉(きたか!)

 

高杉らも艦橋から双眼鏡で確認する。確かに距離はあったが通常の空母より巨大であることがわかる。

 

「距離はあるが、確かにでかい」

 

「しかしいつの間にこの海域に現れたんだ?昨日一昨日と嵐を除けば何もなかったのに」

 

「確かに変だな」

 

疑問は未だに尽きぬが今はすべきことをするのみだ。

 

高杉「航空参謀、まだ安心しきれん念のため直掩機の発艦を」

 

「了解しました」

 

すぐさま、随伴する赤城、飛龍より直掩の零戦が発艦する。

 

「司令、進路は?」

 

高杉「このままで構わん。」

 

「はっ、進路このままー」

 

「ヨーソロ」

 

高杉(さて鬼が出るか、蛇が出るか、どうなるやら)

 

 

 

 

 

今日の大洗はやはり変だった。

携帯電話の通信不調なら納得いくが、この時間帯になってもテレビが着かないこと、学園艦外との連絡が取れない、この二つのことについて生徒会は対処しようとしていたがどうにもならなかった。それに教官である蝶野が連盟に呼び出しを受け不在なのだ。

 

柚子「会長」

 

杏「なーに?」

 

柚子「この事態の打開策か何か浮かびました?」

 

杏「浮かぶわけないでしょ、最後の手段である外部との連絡が取れないのだから。」

 

柚子「ですよね。」

 

杏「それにしてもなんなのよこれ、テレビは着かないし、外部との連絡も取れない。まぁ学園艦内はまだできるからマシだけど。」

 

柚子「変ですよね、一昨日まで何もなかったのに、」

 

そう言って二人がため息をついていたそのときだった。

 

桃「会長!大変です!」

 

生徒会室に桃が飛び込んできたのだ。

 

杏「どうしたの?そんなに慌てて?」

 

桃「会長、地元の方と西住さん達から連絡であったのですが、戦艦らしき船がこちらに向かっていると!」

 

この発言に二人は理解出来なかった。

 

杏「あんた何言ってんの、今どき戦艦なんてあるわけないじゃん」

 

柚子「そうですよ、自衛隊のものと見間違えてるんじゃ…」

 

桃「それだけじゃないんです!空母らしきものやゼロ戦らしきものも見えると!」

 

杏・柚子「「は?」」

 

二人は一瞬ゼロ戦という単語が聞こえた気がした。

 

杏「桃、あんた今ゼロ戦って言わなかった?」

 

桃「…言いましたけど…?」

 

柚子「な、何言ってるの桃ちゃん、ゼロ戦なんていつの話よ」 

 

桃「その呼び方やめろ、とにかく来てください。」

 

杏「わっ分かった。」

 

二人は桃に言われて、それの見える端に公園へ向かった。

 

 

公園

みほ「杏さん!こっちこっち!」

 

杏「一体なんなの⁈」

 

公園に到着すると、地元住民らしき人の姿もあった。

 

みほ「まだ分かりません。でもあれを見てください。」

 

みほの指の指す方向を見ると確かに戦艦らしき船が多数こちらに接近してるではないか。

 

杏「ほっ本当だ」

 

すると、

 

住民「あれって比叡じゃないか?」

 

桃「えっ?」

 

優香里「比叡ってあれのなまえですか?」

 

住民「あぁ確か、第二次世界大戦のときに沈んだやつじゃないか?」

 

それを聞いて彼女らはあることを思った。自分達の目の前のある戦艦は第二次世界大戦時に沈んだはずの艦で、それが今平然と航行している。

もしここが自分達の生きている時代ならあり得ない話だ、しかし実際にそれは動いている。つまりここは自分達の生きている時代ではないということになる。そうつまりはタイムスリップだ。

 

 

 

 

 

高杉「艦長、取り舵90度目標と並走する形で航行してくれ。」

 

「はっ。取り舵90度!」

 

「取り舵90、ヨーソロ!」

 

比叡に続き、各艦も艦首を回頭させる。

回頭後比叡は戦列を離れて一艦だけ、学園艦へ接近した。

 

高杉「通信参謀、発光のモールスであの艦が随伴できるかどうか聞いてくれ。」

 

「はっ、通信兵!」

 

華「!あれ何か光ってないですか?」

 

優香里「本当だ、発光信号ですかね?」

 

みほ「沙織さん分かる?」

 

沙織「う〜ん私が持ってるの、モールスだからなぁ〜流石に発光信号は…あれ?でもあれモールス?」

 

華「発光信号でもモールスって送れるんですか?」

 

沙織「うん、資料で見たことあるけど〜えっと何々…"ワガ艦隊ニ随伴願ウ"ってついて来いってこと⁈」

 

桃「会長…どうしますか?」

 

杏「う〜ん、あれ断ったらどうなると思う?」

 

桃「最悪……攻撃を受けるかと」

 

杏「……向こうは軍隊、こちらは学生、……まっ従うしかないか。」

 

みほ「だって、沙織さんおねがいします。」

 

沙織「分かった。」

 

 

 

「返答きました!」

 

通信兵が艦橋に入ってきた。

 

高杉「もうか!早いな」

 

「それで、内容は?」

 

「はっ、了解、貴官ラに随伴ス…とのことです。」

 

専務参謀「司令」

 

高杉「うむ、各艦に下命これより我が艦隊は目標艦と共に、ハワイ・ホノルルへ帰還する。」

 

 

 

こうして、学園艦と高杉艦隊は無事接触に成功し、進路をハワイ・ホノルルへ向け帰還を始めた。

 




読んでいただいた皆さん、面白かったですか?自分はまだ上手く書けなくて「これでいいかな?」と思うことが多々あります。もし感想を書いて下さるとき、良くも悪くもアドバイスとして受け取るのでお待ちしております。今後ともよろしくお願いします。
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