トウカイテイオーを担当しているアンギラストレーナー、
ファインモーションを担当しているゴモラトレーナー、
キタサンブラックを担当しているメフィラストレーナー、
シンボリルドルフを担当しているレギオントレーナー、
メジロマックイーンを担当しているガタノゾーアトレーナー、
サトノダイヤモンドを担当しているデストロイアトレーナーがそれぞれの担当バに逆ぴょいされ、トレセン学園を退職した。
ついでに仙台はシンボリルドルフとレギオンのうまぴょいによって発生した衝撃波によって、消滅した。
この報を聞いた多くのトレーナーは、絶望し、諦めるものもいた。一方ウマ娘たちは、ただ純粋に愛する人と結ばれようと、逆ぴょいを敢行する者もいた。
はてさて、そんなこんなでウマ娘の逆ぴょい騒動でてんやわんやとなっている中、ある3人のトレーナーが、ウマ娘からの逆ぴょいをしばしの間忘れようと、キャバクラへと向かうのであった。
キャバクラへと向かう3人のトレーナー。その正体は、
タマモクロスを担当しているキングギドラトレーナー、
マヤノトップガンを担当しているガメラトレーナー、
ハルウララを担当しているキングコングトレーナーの3人である。
ある日の18時頃。
3人のトレーナーは校門で落ち合った。
「なあガメラ?お前、今日のトレーニングはどうだったか?」
「いや、マヤノが『夜に急な予定が入ったんだ、トレーナーちゃん!』と言い出してな、早めに切り上げたんだ。もしかしてお前もそうか?」
「ああ。タマも今夜は忙しいみたいだ。まあ、偶然とはいえラッキーだな」
「そうだな、ところでキングコングの奴はまだ来ていないのか…?」
「あぁ、アイツならもうそろそろ…」
と、そのとき。
「おーい!!」
少し遅れてキングコングが、キングギドラとガメラの前に現れた。
「お待たせ。ちょっと書類の手違いがあって時間に遅れちゃったんだけど、いいかな?」
「全然大丈夫だよ。俺たち同期だし。なんなら、1,14514分くらいしか遅れていないじゃないか、これくらいなら誤差の範囲内さ」
「…キングギドラさぁ、前々から思っていたけどさぁ、そこら辺の計算細かいなぁ。エイシンフラッシュやエアシャカールを彷彿とさせるよ…たまげたなぁ」
「ガメラ、ありがとナス!!ところでさぁ、話めっちゃ変わんだけどさぁ、担当バと付き合おうとか思わない…思わない?お前ら2人はどう?」
キングギドラが2人にそう尋ねる。
キングコングが答えた。
「いやー、キツイっしょ(食い気味)。そもそもウララには恋愛は似合わない、逆ぴょいなんてする訳無い、卑しか女なわけあり得ない、あの純粋無垢さが良いんだよなぁ…。あの天真爛漫さを汚すもの、そいつこそシンのヒール、まさにギルティだよ」
「俺も同感だ。確かにタマもこの前の天皇賞の春秋連覇を成し遂げた後のインタビューの際に、俺のことを『ウチの家族や』とか言っていたけれどなぁ…冗談でしょ?それにタマはちんちくりんだし胸が小さいし…。よく考えたら、今の俺たち全員、担当バがロリウマ娘じゃないか?!」
キングコングの返答に、キングギドラが肯定する。
「で?ガメラ、お前はどう?」
キングコングがガメラに向けてそう尋ねる。
ガメラが答えた。
「ごめん、俺マヤをやらしい目で見てる」
「「このロリコンめぇ!!裏切り者ぉ!!!」」
キングギドラとキングコングがそう叫ぶ。
「い、いやでもさ!手を出したいけど『YESロリータ!NOタッチ!』ってな感じで何とか耐えられてるし、そもそもマヤに手を出したら多分恐らくだけど、マヤのお父さんに半殺しにされるし…」
「あの人、元々航空自衛隊所属のF-15Jパイロット…最終階級は二等空尉だったそうだからね、そりゃあ手を出したら半殺しにされるっしょ」
「だよなぁ…」
そんな感じでなんやかんや盛り上がりながら、3人の男たちはキャバクラに到着した。
キングコングが目的地のキャバクラのある雑居ビルに向けて、指を指す。
「こ↑こ↓」
「「はぇ~、すっごい大きい…」」
ガチャン!!ゴン!!(迫真)
キングコングに案内されて、キングギドラとガメラの2人は目的地のキャバクラのある雑居ビルの階段を上って、目的地のキャバクラの店内に入った。
「い、いらっしゃいませ……」
店長っぽい男性は、なぜか怯えている様子だった。
(何に怯えてんの?地上げでもいるのか?)
ガメラは脳内でそう思った。
「俺達はただの客ですよ」
キングギドラが店長を落ち着かせようと、店長とのコミュニケーションを図る。
「ははは、は、はい、そ、そ、それでは、お、お、お名前を……」
店長の怯えっぷりが尋常ではないが、とりあえずガメラは3人分の名前を書いた。
「お、お、ガメラ様と、キングギドラ様と、キングコング様で、ご、ご、ございますか。あ、あ、あの。キングギドラ様とキングコング様」
「どうかしましたか?」
キングギドラが店長にそう尋ねる。
「お、お名前に『キング』と入っている方には、特別サービスが、ご、ご、ございまして。キングギドラ様とキングコング様、そ、そ、そ、それと、と、お2人のつ、連れである、ガ、ガメラ様は、V、V、VIP室、へ、への、ご、ご案内に、に、な、なります……」
「はあ…」
「やったぜ」
((おいおい、初キャバクラだってのに俺たち2人いきなりVIP室待遇かよ))
そう、ガメラとキングギドラは思った。
ガメラたち3人のトレーナーはとりあえず店長に従ってVIP室に入った。だが、しかしそこに待ち受けていたのは?!
(((あれ?ここVIP室じゃなくてただの事務所やん)))
そう、見るからに殺風景な、ただのキャバクラの事務所であった
正確に言うと、壁飾りなどで雰囲気のある表と違って、このVIP室は真っ白な壁に黒いソファー、ローテーブルがぽつんと置かれている。窓もブラインドだ。どう見ても企業が会議で使うような部屋だ。
(雰囲気なんてもの、ありゃしないな…)
(個室ならもうちょっと雰囲気出してほしかったねぇ…)
そう、ガメラとキングギドラの2人は、それぞれそう思った。
ガメラはソファーに座って、テーブルのメニューを見た。そこには。
『オレンジジュース 値段:舌入れキス』
『カルピスサワー 値段:パイ○リ』
『レモンサワー 値段:フ○ラ』
『ライムサワー 値段:ク○ニ』
『カシスオレンジ 値段:中出○』
『口移しオプション 値段:婚姻届』
ガメラはメニューを裏返してテーブルに戻して、天井を見た。
「何なんだコレ!普通、払うのはお金じゃないか!!何だよこの値段って書かれてるところ!!!これだけでお金取れるじゃねえか!!!!いやいやここはそこまでいやらしい風俗店じゃないんだよ!!!!!ただのキャバクラだよ!!!!!!キャバクラでやることじゃねえんだよ!!!!!!!何考えてんだよ!!!!!!!!」
ガメラのその叫びに反応してか、キングギドラとキングコングもテーブルのメニューを見た。そしてを裏返してテーブルに戻して、天井を見ながら3人で合唱した。
『『『
なんでキャバクラにこんなメニューがあんだよ
教えはどうなってんだ教えは
お前ら禁じられたうまぴょい(意味深)を平気で使ってんじゃねえか
分かってんのか!?
最近トレセン学園内にて逆ぴょい事件が横行しているのは人間がウマ娘に甘えたせいだろうが
金取らないのかよ!?
くそったれ!
』』』
さすがにこれは度が過ぎている。店長には悪いけど普通の席に戻してもらおう、ただしそこのメニュー次第では帰らせてもらおう。
そう心に誓ったガメラたち3人のトレーナー。しかし、その部屋に入ってきた3人のキャバ嬢を見て、彼ら3人は、自分たちに選択の余地がないことを悟ったのであった。
「な、な、何で…」
「お前らが!?」
「こ↑こ↓にいるんだ…?!」
そこには、3人のトレーナーのそれぞれの担当バである、マヤノトップガン、ハルウララ、タマモクロスがいた。
「ちょっと待て、ここはそういうお店じゃないだろ!?」
冷静さを取り戻したからなのか、キングギドラが真っ先にタマに質問する。
「あぁ、それは確か、アルダンが買収してん」
キングギドラの担当バであるタマモクロスがそう答える。
そう言ってタマは、ポケットから一枚の折りたたんだ紙をキングギドラに渡した。
キングギドラがそれを広げると、中にはこう書かれていた。
『買収契約書』
…そう、読者諸君にはすでにお分かりかも知れないが、アルダン…そう、メジロアルダンのことだ。つまりこのキャバクラはメジロ家傘下のキャバクラでもあるということなのである。
「ま、ま、ま、ま、ま、まさか」
「あぁ。このキャバクラは本日の12時56分をもって、メジロ家傘下のお店になりましてん。運営者はメジロ家で、裁量のほとんどはマックイーンとアルダンにありまっけど…」
(マックイーンって、確かメジロマックイーンのことだよな。確か彼女のトレーナーをしているガタノゾーアがこの前トレセン学園を退職したが…)
タマモクロスの発言に、キングコングはかつての同僚のガタノゾーアのことを思い出した。
やがて、ガメラトレーナーに向けて、マヤノトップガンが口を開く。
「マヤわかっちゃった…、トレーナーちゃん…いや、『変態ちゃん』は私をそんな目で見てたんだね…?だからね、もっとむちゅーにしてあげる♡」
「マ…マヤ…」
「変態トレーナーちゃんのザァコ♡ザァコ♡ 雑魚雑魚変態トレーナーちゃん♡」
「…俺はもう止まらねぇぞ…良いんだなマヤ♡」
「…うん♡欲望のままに、一緒に堕ちよ♡変態トレーナーちゃん♡」
(…わが人生に、一片の悔いなし)
「おい!やめろ!!あの、そこら辺にごろごろいる最強の元航空自衛隊二等空尉に半殺しにされるぞ!!!やめろ!!!!ヤメロォ!!!!!」
キングギドラの言葉にも耳を貸さず、ガメラはマヤノトップガンと舌入れディープキスを交わし、お互いを生まれたままの姿にしていくのであった。
「このロリコンがぁ!!!」
「恥を知れ!!この…裏切り者ぉ!!!」
狂気の欲望へと溺れ、生まれたままの姿で2人でイチャイチャ…いや、人目も気にせずにうまぴょいをしまくるガメラとマヤノトップガンを眺めながら、負け犬の遠吠えと言わんばかりに、キングギドラとキングコングが叫ぶ。だがしかし。
「ごめんね、私ね…もう何も知らない純粋無垢なウララじゃないんだよ♡キングちゃん達が色々教えてくれたんだ~♡」
「そ、そんな…」
キングコングは絶望した。自らが抱いてきた純粋無垢なウララのイメージ。それが損なわれ…いや、音を立てて崩れていき、完全に崩壊した。キングコングの脳は唐突に破壊された。そう、理不尽にも吹き飛んだのだ。
「ウッララ~♡」
深い絶望の中、キングコングにはもはや抵抗しようという気力すら湧いてこなかった。
こうしてキングコングは、その場でハルウララに押し倒され、逆ぴょいされた。
「なぁトレーナー、うちのちんちくりんの身体じゃ嫌か…?」
タマモクロスはキングギドラに詰め寄る。
いつもの明るいタマではない。声色が低く、ハイライトは消えている。
「ひぇ…」
キングギドラは思わず悲鳴が出してしまった。恐怖で身体が縮こまって動く事が出来ない。
「そんなに怖がらんでええで?トレーナーには、ちょっと『お仕置き』が必要なようやからなぁ…♡ウチでなきゃ満足せーへん身体にしたるわ♡ウチの気持ちを踏みにじった責任、取ってもらうで♡アンタも家族や♡」
こうしてキングギドラはベッドの上に連れていかれ、そしてありのままの姿のタマモクロスに逆ぴょいされてしまった。
その光景は、非常に想像を絶する過激な物になってしまった。
もうキングギドラは、タマ以外の女性では満足できないだろう。
こうしてまたまた逆ぴょいの被害者が増えたのだった。