あるゲーマーのテラ生活   作:Огонь

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-1章3話 始末もしくは確保

「良い腕だった。今日の作戦指揮には期待してるぞ。」

「あぁ、助けたあの娘の為にも頑張るさ。」

 

「ロコモティバ市の領域に有る敵陣を強襲する。偵察衛星でマフィアが3つの建物を防衛していることが分かった。このどれかにターゲットがいるはずだ。ゴーストとソープが地上部隊を、私が航空機を指揮し、セルゲイ少佐を捕える。

航空支援の下、ヘリで2つのチームを運び、目標付近の別々の地点に展開する。ブラボーチームは建物1と建物2を掃討し、アルファチームは家屋3を担当しろ。全隊員に無制限の交戦許可を与えるが、セルゲイは尋問のために生け捕りにしたい。注意しろ、ターゲットはこの一帯を治めるマフィアのパトロンだ。どんな犠牲を払ってでも守ろうとするだろう。」

 

「ブラボーはここで降ろす。アルファはこのまま機内に留まれ。中間地点で合流だ。ターゲットは生け捕りにしたいが、いざとなったら生死は問わん。」

「任せたぞ、ソープ。」

「ブラボーチームを展開。第2着陸地点に向かう。」

─地上から放たれたランチャーがレイザー1に直撃した。

「ああ、クソ!」

「レイザー1は墜落する。高度を保てない!」

─テイルローターが破損したレイザー1は回転しながら地面へ落ちていった。

「アルファ、状況は? アルファ、聞こえるか······?」

「ブラボー、アルファは行動不能。負傷者多数!」

─家屋2からレイザー1へ向けてクロスボウボルトが撃ち込まれている。

「クソ!攻撃を受けてる!」

「こちらは家屋1に移動する。耐えてくれ!」

「ゴースト、墜落地点の安全を確保すべきだ。」

「セルゲイを確保できれば、アルファへの攻撃も手薄になる。墜落地点の確保は後だ。」

「了解した。」

「行くぞ。家屋まで進め。」

「弾薬をもっと持ってこい!ほら急げ!」

「飛行機械を攻撃しろ!仲間を救出しに増援が来るはずだ!ここに来るものは、すべて殺せ!」

「味方がこっちへ向かってる!」

「突入だ。」

─ドアをこじ開ける。

「掃討しろ!」

─ソープは中に居た3人の敵をM13Bで倒した。

「1階クリア!ターゲットはいない。」

「了解、2階もクリア!」

「ラジャー。」

─家屋2からクロスボウボルトが撃ち込まれた。

「コンタクト!家屋2からだ!」

「気付かれたな!」

「ブラボー各員、家屋2に移動しろ!」

─レイザー1へランチャーが撃ち込まれている。

「総員へ、家屋2から墜落地点にランチャーを撃たれてる!」

「アルファへ、 家屋2に移動する。 何とか耐えろ!」

「奴らが来るぞ!配置につけ! アミン!奥の部屋を守れ!奴らを通すな!」

─待ち伏せしていた敵を倒した。

「7-1は、屋内に進む。」

「援軍はまだか!」

─ゴーストが敵をナイフで倒した。

「2階へ進む。」

「奴らが中に入ってきた!」

「アーツを放て!俺はドアをカバーする!」

「7-1だ。2階へ上がる。」

「よしいいか!侵入者は皆殺しだ!」

「この上にいる。」

─角から顔を出した友軍が被弾すると同時にソープがカバーに入り敵を倒した。

「被弾した!クソッ······廊下に1人いる。」

─墜落地点を攻撃している射手を倒した。

「ゴースト、敵のランチャーを排除した。」

「了解、よくやった。」

─未確認の部屋を確認し、敵を排除した。

「ゴースト。家屋2を確保した。」

「了解。 墜落地点に向かうぞ」

「大丈夫か?」

「大丈夫だ、アーマーが食い止めた。アルファを攻撃したのはこいつらか?」

「ああ······これで墜落地点を確保できる。」

「ブラボー各員、外に集合しろ。」

「ゴースト、ソープだ。敵の装備は侮れない。」

「ソープ······救出のため俺と墜落地点へ向かうぞ。他の隊員は、ここから援護してくれ。アルファ0-2、ブラボー0-7は家屋2を確保。そっちへ向かう。」

「了解。」

「交戦に備えろ。マフィア共が待ち伏せているだろう。」

「味方だ。」

「ああ、助かったぜ。5人死亡、1人負傷だ。俺は戦えるが弾が足りない。負傷者を運ぼう。」

「時間がない。奴らが来た。木立に向かって銃を構えろ。」

「敵が居た。」

「壁際に敵だ!」

「撃て」

「中尉、読み通りだな」

─SO-14で敵を狙撃する。

「敵を倒した。」

─敵を狙撃する。

「1人始末した。」

「術師だ!」

─機体にアーツが命中し炸裂する。

「う······ああ、ちくしょう!」

「銃を構えろ!」

─ひたすら敵を狙撃する。

「回り込まれるぞ!機体後部を守れ!」

─M13Bに切り替え、敵を倒す。

「キル確定。」

「終わったか?」

「ひとまずな······ 木立から目を離すな。」

「奴らがまだいる······!」

「7-6、航空支援を頼む。目標は前方の木立だ。」

「了解。」

「踏ん張れよ。まだ終わってない。」

「0-7、航空支援の到着まで3分だ。」

「了解した。航空支援が来るぞ!」

「おい······木立から煙が出てる!」

「視界0だ······」

「ああ、なにも見えねえ······」

「来るぞ!」

「隠れろ!迫撃砲だ!」

─スモークから微かに見える敵をひたすら狙撃する。

「2-3がやられた!マンダウン!」

「もう手遅れだ!銃を持って戦え!」

「残りは僅かだ!」

「片付けろ!」

─敵を狙撃する。

「敵影無し!」

「ソープ、無事か?」

「ああ」

「2-3がやられた。息がない······」

「7-2、こっちに来てくれ。」

「了解、移動する。」

「ゴースト、家屋に退避したほうがいい。」

「駄目だ。立て籠もるか、前進するかだ。セルゲイはまだどこかにいる。」

「7-6、支援機に無線を繋げろ。」

「了解。スタンバイ······」

「ブラボー0-7。こちらアリゲーター0-1、攻撃開始まで1分だ。」

「アリゲーター0-1、目標座標にあるものは何でも攻撃しろ。友軍の至近距離でも気にするな。」

「了解。」

「クソ!今度は何だ?」

「中尉、装甲車が来るぞ。全部で4台だ。」

「弾を温存しろ。引き付けるんだ。」

「奴らが来た!」

「片付けろ!」

─ひたすら敵を狙撃するが装甲車からフルオートバリスタで掃射を受け物陰に隠れた。

「クソッ、連中は軍の兵器で武装してやがる······!」

「ブラボー各員へ、アリゲーター0-1は攻撃を開始する。巻き込まれない様に注意しろ。」

「航空支援が来たぞ!」

「ライフル!」

─9M127が装甲車を破壊した。

「機銃掃射及びロケット弾攻撃を行う。巻き込まれないよう注意しろ!」

─2A42とS-8KOロケットが周囲の敵を挽き肉に加工した。

「アリゲーター0-1、命中だ!ナイスキル!」

「終わりか?」

「そう願いたいもんだ。」

「オールクリア!」

「アリゲーター0-1へ、周囲に敵影は無し。支援に感謝する。」

「了解、7-6。アリゲーター0-1は待機地点で待機する。」

「7-6、死傷者搬送のためにヘリを手配しろ。」

「了解。」

「切り替えていくぞ。まだセルゲイが居るんだ。」

「ああ、奴をとっ捕まえようぜ。」

「アルファ······一緒に来い。」

「了解。」

「物資も豊富だし、戦い方もうまい。セルゲイのおかげだな。」

「ああ······ ヤツはまだいると思うか?」

「ヘリの墜落があったからな。そのすきに逃げた可能性もある。」

「航空機を待機させろ。これより突入する。」

「了解。」

「家屋3を視認した。」

─家屋3の屋上から狙撃され味方が倒れた。

「クソ!マンダウン!」

「7-5がやられた!」

「伏せろ!屋上にスナイパーがいる!」

─即座に反撃し敵を倒した。

「スナイパーダウン!」

「まだ屋上にスナイパーがいる。 片付けろ!」

─もう1人スナイパーを倒した。

「もう一人やった!」

「いい腕だ。ソープ、前進するから援護しろ!」

「敵が立て籠もってる。かなり大事なもんを守ってるに違いない!」

─フルオートバリスタやアーツによる激しい攻撃を受け、友軍の動きが止まる。

「航空支援無しじゃ、これ以上詰められない! ハチの巣にされちまう!」

「7-6!直ちにあの家屋を攻撃しろ!」

「ゴースト、ターゲットが中にいるかもしれないんだぞ!」

「他に手はない!7-6、攻撃しろ。だが破壊するな。」

「アリゲーター0-1。攻撃を要請する。標的は前方の家屋だが、破壊はするな。」

「7-6、了解した。攻撃する。」

「よし、ざまあみろ。」

「いい眺めだな。」

─2A42とS-8KOロケットにより敵が挽き肉へ加工され、友軍への攻撃が止む。

「航空支援に感謝だ。」

「ああ。セルゲイが見つかるといいが······」

「手足の一本でもあればいい。その方が見つけやすいしな······ ブラボー各員、前進だ。家屋を封鎖しろ。ソープ、入り口を探せ。ターゲットを捜すぞ。 生死は問わない。」

「7-1 は、屋内に入る。」

「死ね!」

「下がれ!」

─叫びながら突撃してきた敵を冷静にM13Bで倒す。

「侵入する。1階だ。」

「これより1階に入る。」

─角から出てきた敵を倒す。

「1人消した!」

「ワンダウン!」

「死体を調べろ。 セルゲイか確認するんだ。」

「1階に押し入る。」

「アルファは屋内に入った。1階だ。」

「2階へ上がる。」

「2階へ進む。」

─ゴーストがドアを開けて出てきた敵の頭を撃ち抜き倒した。

「敵が2人いる。セルゲイじゃない。片付けろ。」

─ゴーストが敵を倒した。

「クリア。セルゲイの痕跡だらけだ······」

「奴自身の姿はない。」

─友軍に気づいて攻撃しようとした敵を倒す。

「1人始末した。」

─ペットドアから攻撃してきた敵を倒す。

「気をつけろよ。連中はどこにでもいる。」

─瀕死の敵を囮にしていた敵を倒し、瀕死の敵にとどめを刺した。

「エネミー、ダウン。」

「奴がいたんだ。 ここは司令部だ······」

「ソーブ、 物色しろ。」

「探れ。何かあるはずだ。」

「見ろよ。ウルサス帝国軍の識別章が付いた上着だ。ここに居たんだ。」

「墜落地点にいる間に逃げたのか。」

「味方を助けたのが間違いだと?」

「そいつは結果論だ······」

「ブラボー各員、こっちに何かいるぞ。」

「すぐに行く······ ブラボー各員、外に集合しろ。」

「セルゲイがいないなら、奴らは何を守ってるんだ?」

「確かめてみよう。何があった?」

「倉庫のドアが開いてた。 中から物音がしてる······」

「了解。片付けよう。」

─倉庫に入ると同時に敵が照明を点灯させ、奇襲を仕掛けてきた。

「コンタクト。」

─即座に反撃し敵を倒した。

「終わったか?」

「オールクリア!」

「探せ。何を隠していたのか暴くんだ······」

─トラックの荷台にカバーが被せられた容器があった。

「こいつは一体? 全部ウルサス語だ。」

─カバーを捲ると中にはガスが入った容器があった。

「化学兵器か。ソープ、検査キットで確認しろ。」

「おい嘘だろ······」

─検査薬が直ぐに反応した。陽性だ。

「大当たりだ。」

「中身が漏れればロコモティバ市の6割は壊滅だろう。」

「中身が漏れたらロコモティバ市は終わりだ······」

「7-6、大佐に繋げろ。」

「了解。スタンバイ······ ブラボー7-6からブラボー0-3へ、応答を。」

「こちらブラボー0-3、どうぞ。」

「大佐、凄いものを見つけたぞ。」

「セルゲイを見つけたのか?」

「いいや。だが兵器を見つけたぞ。セルゲイは化学兵器を持ってる。······ウルサス帝国製のな。」

「······今一度繰り返せ。」

「繰り返す。セルゲイはウルサス帝国製の化学兵器を持っている。」

「セルゲイの確保を中断し、増援部隊と共に危機契約との交渉完了まで化学兵器を防衛しろ。」

「了解。」

 

「······何の音?」

「······東ね。近づいてくるわ。1つじゃない······複数部隊いる。相手を圧倒しているのに、もしもの事を考えて増援を送る。フンッ、慎重だこと······」

「撤退の準備は?」

「全員、完了してるわ。」

「お前は?」

「爆薬を仕掛けられなかった事以外、問題なしよ。」

「W、あの『積荷』の中身が外へ漏れたら全員お陀仏だ。爆薬を仕掛けるのはやめておけ。」

「へドリー、『積荷』を守る単純な仕事だって言ってたけど、全員が銃で武装してる連中とやり合うなんて、とんだ仕事になったわね。」

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