AIのべりすとで自分が見たい作品の最初だけ書いてもらう   作:れあ8

3 / 5
エヴァ好き


エヴァンジェリン光落ちもの

「……暇だな」

 

悪の魔法使い、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルはつぶやいた。

 

「あまりにも平和すぎる

 

数年前になんやかんやあって、ずっとごたごたしていた問題や事件が一気に解決した。

自身のしがらみや因縁などにもだいぶ決着がついてようやく安泰、と言いたいところなのだが、

元来、不死者にとっては何も目的がない状態のほうがもっとも苦痛な状態。

 

「また何か創作にでも凝ってみるか?……いや、気分じゃないな」

 

もちろんこれまでもそんな時期はいくらでもあり、そのたびに新たな趣味などに傾倒してきたが、

ここ数年の出来事たちがあまりにも鮮烈すぎて、軽い暇つぶし程度では足りなくなってしまった。

要は、強烈な刺激に慣れてしまい、今までの暇つぶし程度じゃ対して気がまぎれないのであった。

 

「うーん、いっそ何か事件でも起こして見せようか」

 

平和というのも考え物だなー、と悪の魔法使いらしき考えを持ち始めた、その時だった。

 

「……ん?」

 

どこからか悲鳴のようなものが聞こえてきた。女性の声だ。

 

「……まあ、暇だし。覗きにでも行ってやるか」

 

そう言って、エヴァは外へ向かった。

普段ではこんなことでは出向かなかったであろうが、たまたまそういう気分だったのだ。

散歩のついでくらいで野次馬してやろうという心意気だった。

 

そしてエヴァは現場へと到着した。

そこで見た光景とは―――。

 

「おらぁ!さっさと金出せ!」

「きゃああああ!!」

 

強盗である。

しかも、結構な人数がいる。

どう見ても30人近くいる。

どういうことだ?その飲食店にそこまで価値があるのか?

エヴァの中で疑問が渦巻いている最中にも強盗たちは店の収益を懐に入れていく。

 

「確かにあの店の和菓子は美味かったが、そうまでして襲うような店か……?」

 

正直、分け前の分配で赤字になりそうな人数配備である。

 

「おい、何見てんだ嬢ちゃん」

「おいおい、なんだ可愛い見た目してんじゃねえか、一緒にもってっちまうか?」

「お前、あんなのが趣味なのかよ。まだガキだぜ」

「……」

「ばっか、それがいいんだろうが」

「えぇ、お前そういう……ないわー」

「いやいや、普通に人形みたいで可愛いじゃんか」

「いや、それはそうでもそういう目で見れねえだろ、ガキだぞ?」

「……」

「よーく見てみろ、ガキだが子供っぽくはない、むしろ顔立ちは大人びているし綺麗系だ」

「いやさすがに体が貧相すぎるだろ、顔抜いたらガチでガキだぞ」

「…………」

 

 

「貴様ら、生きて帰られると思うなよ」

 

 

空間が凍り付く。比喩表現ではない、"物理的に凍り始めている"のだ。

実際、エヴァは悠久の時を生きる吸血鬼なのだが、

身体の成長は吸血鬼となった10歳頃で止まっているため、

子供といっても何ら差し支えない容姿をしている。

しかし、吸血鬼。それも真祖の吸血鬼には容姿は関係ない。

外見は年齢に左右されず、力についてもまた同様。

この場にいる強盗たちは人間ではあるが、 ただものではない雰囲気を放っていた。

おそらく、何かしら裏の技術"だった"ものを持っているのだろう。

だがそんなものエヴァにとっては全く意味のないものだった。

 

エヴァが手を振るうと、店の中の全てのものが一瞬にして凍結する。

強盗たちの体も例外ではなく、氷漬けになってしまった。

 

「な!?なんだこれ!?」

「体が動かないぞ!?」

「くそっ、動けねえ!!」

「ぎゃああ!!俺の手が!!」

「あまり動かないほうがいいぞ、無論、粉々になって死にたいというのなら止めはせんがな」

 

エヴァは軽く忠告する。

魔法の存在もだいぶ認知されてきた。今では街中で魔法を見かけても、物珍しい程度だろう。

とはいっても、ここまで大規模な魔法を詠唱もなしに即座に発動できるものはそういない。

 

「……悪くない暇つぶしにはなったが、さすがに大事になると面倒だな」

 

事情聴取など面倒ごとに直面する前に立ち去ろうとした時

 

「あ、あの!」

「ん?なんだ小娘、魔法を見るのは初め「ありがとうございました!」……おぅ?」

「あんなにたくさんの強盗をあっさりやっつけちゃうなんて、正義の味方みたいです!」

「ヒーロー?……はっはっは!これは傑作だ、まさかこの闇の福音を正義の味方呼ばわりとは!」

「それに魔法使いさん、よくこの店に来てくださってる子ですよね?」

「む、まあそうだが」

「今すぐはちょっと難しいですけど、今度来た時、うんとサービスしますね!」

「……そういえば店ごとやってしまったな、ほれ」

 

再びエヴァが手を振るうと強盗と店の氷が一瞬にして散る。

きらきらと雪の結晶が宙に舞いあがり、一面が銀色に染まった後、

まるでその景色が夢であったかのように溶けてなくなり、

店は元の姿を取り戻す。

 

「すごい綺麗……。何から何までありがとうございます、正義の魔法使いさん!」

「いや、私は悪の……ああもういい」

「また、絶対、いらしてくださいね!!」

「……ああ」

 

エヴァは店を後にする。……その口角が上がっていることに気づかないまま。

 

────これは、"自称"悪い魔法使い エヴァンジェリンA・K・マクダヴェルが

なんやかんやで人助けしてもらう感謝の声にハマる物語。




AI率20%くらい?強盗回り。
趣味を出そうとすると方向修正が難しい。

原作と真逆の歩みをするの、二次の醍醐味って感じ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。