昼休みのほとんどは、先生との会話で終了してしまった。残り二つの授業と帰りの会を終わらせた俺に待っていたのは
俺は仕方がなく、帰りの準備を終わらせて先生の言う部室に向かう筈だ。
正直に言うと今すぐに逃げ出したいが、その気持ちを抑えて向かった。
「よし行こうじゃないか?部活に」
何でテンション高いの?海で泳いだりするの?俺は嫌だからやはり脱走するタイミングを見計らって逃げる事にした。
どうやら外に出るらしく今だと思い、靴を速く履いて逃走した。そのまま逃げ切る筈がいつのまにか先生に捕まった。
そこで思い出した。
俺は足が遅かった事を忘れていた。
だから作戦を成功出来る筈がないのだ。
更に先生に右腕を捕まえられた。
時々お互いの肩と肩が触れ合う度に恥ずかしい。
速く終わってくれと思うし、同時に春以外の女性に腕を触られるのは、始めてだと事に気がついて余計に恥ずかしい。
「もう逃げませんから離してください」
「私がそうしたいんだ。ちょと青春しているみたいでいいじゃないか」
青春か、俺には関係ないかな?夢や希望だなんてもうなかったし。タダの願望ならあるけど。
「もう大人なのだからしっかりしてください。高校生でも出来る人はいない可能性がありますよ」
俺は全く出来ていない。
「君が出来ていないからって私はそうじゃないかもしれない」
「何で出来ていない前提なんですか?確かに出来ていないですけど」
そんな話をしていたら恥ずかしい気持ちだなんて吹っ飛んでしまった。そして部室に到着した。あいにく部活名のプレートの代わりに車のナンバープレートがある。
それが入ったつもりもない俺の部室だ。
「さて、マックにでも行くとするか?」
「はい。お金は家なので奢ってください」
「後で返して貰う」
どうやら奢ってくれないみたいだ。ケチだな。
まぁイイけどさ。
そしてマックのポテトを車で食べてる時に質問された。
「君と春は付き合っているのかね?」
「ブハーーー」
何言い出すんだこの先生は、どうした。ポテトを吐き出しそうだったぞ
「いえ、付き合っていませんけど」
そう付き合っていない。相手にされていないのだ。それは小学生の時からそんな気がした。だから俺は恋愛関係にならない様にしている。
だが多分今の聞いて二日間くらいは意識してしまうだろう。俺もまだ彼女が欲しいガキだからな。
「先生はどうだったんです?中学生の時に好きな人でもいたのですか?」
「いなかった。恋愛するのが嫌で面倒くさくてな。嫌だったがその頃はモテていたさ。告白は何百人の人にされたさ。全て断ったがな」
嫌な奴からこんな 「リア充爆破主義」 になるなんて何があったらそうなる。
「そうだったんですね」
先生の恋なんてどうでもいいけど聞いてやった。そういえば何故質問したのだっけ?覚えていない。
「私の事を言うなんて、君は私と結婚したいと思っているのか。いや思え、思うべきだ」
そう言われてもな、答えはNOだ。
「ごめんなさい結婚の事だなんて考えていません」
「そうか、じゃあ私の彼氏になるか?」
俺は本当に先生の事恋愛対象ではないのだろうか。答えは??で分からなかった。これで先生の事を意識してしまう。
気がついたらポテトはなく空だった。
「さて、せっかくだ。君の家に行くとしよう。その前に依頼の子供の写真だ」
ハイハイ、普通の黒髪女子か。青髪の彼女がイイのに。
「今は、金髪の女性だそうだが写真がないみたいだ」
中学生で髪を染めたのか。その度胸凄いな、変わりたかったのだろう。
だが依頼は難しそうだ。頑張ってみますか!!
気になるキャラは
-
支配ノート使い 青村圭三
-
最強の幼馴染の 春
-
魔王みたいな先生
-
最強のお笑いマシン 柏崎
-
最強のモテる男 池崎