ハイスクールD×D〜神々の尖兵〜   作:エドアルド

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久しぶりの投稿ですまない。


リアス・グレモリーの婚約騒動

 

 

 

「いやー、リアスのクイーンが入れてくれたお茶は美味しいものだな」

「痛み入りますわ」

 

部室に来たライザー・フェニックスに朱乃先輩は嫌悪感を露わにしながら紅茶を入れている。

それをものともせずに飲んでいるのは或る意味凄いな。

 

「いい加減にしてちょうだい。ライザー、以前にも言ったはずよ。私は貴方とは結婚しないわ」

「だが、リアス。君の御家事情はそんな我儘が通用しないほど、切羽詰まってると思うんだが?」

「家を潰すつもりはないわ。婿養子だって迎え入れるつもり。でも、私は私が良いと思った者と結婚する」

 

リアスお前貴族としての自覚ある?

 

「先の戦争で激減した純血悪魔の血を絶やさないというのは、悪魔全体での問題でもある。君のお父様とサーゼクス様も未来を考えて、この縁談を決めたんだ」

「父も兄も一族の者も……皆、急ぎ過ぎるのよ。もう、二度と言わないわ。ライザー……貴方とは結婚しない!」

 

 

リアスがそう宣言するとライザーが右手を部長の顎の下に当て、顎クイをした。

 

「ッ!?」

「俺もな……リアス。フェニックス家の看板を背負っているんだよ。名前に泥を塗られる訳にはいかないんだ」

 

何も間違った事言ってないのに何だろうこう、漂う残念感。ライザーホスト風なのがいけないのかな?

 

「俺は君の下僕を全員焼き付くしてでも、君を冥界に連れて帰る」

 

ライザーが宣言と共に殺気を放つと

 

「お二人ともそこまでです」

 

グレイフィアが少しだけ魔力を解放し威圧しながら二人の言い争いを止める。

……ちぇ、もう少しで殺してたのに。

 

「お嬢様、ライザー様。私はサーゼクス様から命を受けてこの場に居ります故、一切の遠慮は致しません」

 

そんなグレイフィアの様子にライザーはリアスから離れる。

 

「最強のクイーンと称される貴女に、そんなことを言われてしまうと流石の俺でも怖いよ」

 

グレイフィアは言葉を続ける

 

「旦那様方もこうなることを予想されていました。よって決裂した場合の最終手段も仰せつかっております」

「最終手段?どういうこと、グレイフィア?」

「お嬢様がそこまでご意志を貫き通したいのであれば、ライザー様とレーティングゲームにて決着をと」

 

普通なら貴族にそんなわがままありえないんだよな。という事は魔王は結婚しようがどうでもいいか、噂通り厄介なシスコンという事か。

まあ、俺には関係ないな。

とりあえずお菓子が美味い。

 

「レーティングゲーム?」

「爵位持ちの悪魔が行う、下僕を戦わせて競うチェスに似たゲームだよ」

 

レーティングゲームについて知識の無いイッセーが首を傾げていると木場が教える。

 

「チェス……」

「私たちが悪魔の駒と呼ばれるチェスの駒を模した力を有しているのは、そのためですわ」

 

更に補足として朱乃先輩がそう付け加える。

 

 

「ホントにやるのかい?俺はゲームを何度も経験しているし勝ち星も多い。しかし、リアスは経験どころか、まだ公式のゲームの資格すら無いんだぜ?」

 

レーティングゲームをするという言葉にライザーはそういう。

ほーん、そうなんだ。悪魔のレーティングゲームなんて興味無いからな資格とかあったんだ。

あ、識お前最後の羊羹を!

 

「じゃ、じゃあ、無茶苦茶不利じゃん!」

「不利なのはそれだけじゃないです」

 

レーティングゲームでのリアス側の不利を悟ってイッセーは言葉をあげるが更に追い討ちをかけられる。

 

「え……!?」

「リアス、念のため確認して置きたいんだが君の下僕はそこにいる人間以外で全てなのかい?」

「だとしたら、どうなの?」

「フッハハハハ」

 

 

ライザーはリアスから下僕はこれだけと聞いた途端に笑いだし、フィンガースナップで指を鳴らし魔法陣を展開する。

すると魔法陣から15人の女性や女の子が出てきた。

 

「此方は15名。つまり、駒がフルに揃っているぞ」

 

人数不利という事か。

 

「美女、美少女ばかり15人だと、なんて奴だ!」

 

そしてライザー達の眷属を見たイッセーが涙を流し始める。こいつはブレないな。

 

「くぅぅぅぅぅ、何て男だ…………」

「お、おいリアス。この下僕くん、俺を見て号泣してるんだが……」

 

流石にライザーもドン引きしてる。流石イッセー、俺達に出来ないことを平然とやってのける!そこに痺れない!憧れない!

 

「その子の夢はハーレムなのよ……」

 

 

リアスからイッセーの夢を聞いたライザーの眷属はイッセーの変態さに呆れている。

 

 

「キモいですわ」

 

ライザーの眷属からそんな言葉が出るがお前ら今現在はたから見たらハーレムなんだぞ。

まあ流石にイッセーの反応にそう思うのは仕方が無いと思うが

あ、お茶ありがと小猫

 

「フッフフフ、なるほどね。ユーベルーナ」

「はい、ライザー様」 

 

そして突然ライザーはユーベルーナという女性を呼ぶと白昼堂々とディープキスや胸等を触るのをイッセーに見せつけていた。

俺と木場は小猫とアーシア、小梅の目を塞ぐ。

 

「前が見えないです先輩」

「急にどうしたんです?」

「私…子供じゃ…無い…」

 

三人の教育に悪いから目を塞いだが小梅には子供じゃないと言われてしまった。すまんだがお前小さいから。

 

「お前には一生できまい。下級悪魔くん」

「うるせい!そんな調子じゃ、部長と結婚しても他の女の子とイチャイチャするだろう!この種蒔き、焼き鳥野郎!」

 

ライザーの言葉にイッセーは言い返すがお前それマジで言ってる?

 

「貴様、自分の夢全否定じゃないか?」

 

ほらライザーも呆れてるじゃん。

 

「ぐっ……そんな事今関係無いだろ!」

 

逃げたな。

 

「逃げましたね」

「意気地無し」

「夢…否定…されて…悲しくないの?」

 

識、小猫、小梅の言葉がイッセーを襲う

 

「カハァッ!?」

 

イッセーは倒れた。南無三(-人-)

 

「とにかくだこれではあまりにもリアスに不利だ。そうだなぁ10日猶予をあげよう。流石に短いとは思うが結婚式も迫っているし、それぐらいあれば最低限戦えるようにはなるだろう。何ならそこの人間達も参加させたらどうだ?」

「いや、無関係なんで巻き込まないでくれます?」

「上等よ!やってやるわ!」

 

話を聞きやがれこの悪魔共!!

 

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