ハイスクールD×D〜神々の尖兵〜   作:エドアルド

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日常の一幕

 

「じーさん!来たぞ!」

「来ましたよ!」

 

俺と識はとある和風の屋敷の入口にいた

 

「お前らは相変わらず元気だな」

 

出てきたのは老人にしては足取りのしっかりしたおじいさんだった。この人は最近お世話になっている近所の平八郎さんだ。ちなみにこの爺さん裏世界について知ってる人物だ。

 

「よう来たねぇ」

 

次に来たのは平八郎さんの奥さんよ千世さんだ。千世さんの作る飯はめちゃくちゃ美味しい。この人も裏世界について知っている

 

「早く強くなりたいから!」

「いつまでも負けているのは癪なんです!」

「そうかそうか、そんじゃあついてこい」

 

俺達は庭に通される

 

「婆さんいつもの」

「わかりましたよ」

 

すると結界がはられる

じーさんは柄杓を構えると

 

「かかってこいガキども」

 

俺と識は拳を構える

 

「「太虚流武術」」

「識」

「天理」

「「参る!」」

 

次の瞬間じーさんの柄杓から水が溢れる

 

水玉(みずだま)

 

柄杓から溢れた水は玉の形状を形成して俺と識に襲いかかる。見た目から侮りそうだがあれには大量の霊力が込められているし単純にスピードがやばい

 

「「霊帯拳」」

 

俺と識は霊力を拳に纏わせ逸らす

 

「ほう、一丁前に霊力を扱うか。まぁ、ガキにしては良いじゃないか。ほれ、追加じゃ」

 

さらに四つの水玉が形成され合計六つの水玉が俺と識を襲う

 

「あのじーさんおかしいだろ!?」

「霊力の化け物ですね」

 

六つの水玉全てに大量の霊力が含まれており今の俺では一つ作るだけで干からびる量だ

俺と識は手で俺達への軌道をづらして対応する。正面から相殺なんぞしたら霊力が無くなる

俺と識は息を合わせて水玉をぶつけ合う。俺達が相殺できないなら同じ威力の水玉同士をぶつけるしかない

しかし

 

「「は?」」

 

水玉同士がぶつかると合体した

 

「まだまだ甘いぞ。大玉(おおだま)

 

今度は3つの巨大な水玉が出来上がった

それは大きくなったにも関わらずさらにスピードをまして迫る

 

「あっ、ぶな!」

「とんだ兵器です!?」

 

大玉が過ぎた地面は抉り取られていた

 

「じーさん。あんまり庭壊さんでくれよ」

「すまんな、ばーさん。ちょっと力み過ぎたわ」

 

……これがちょっと?

俺と識の顔に汗が浮かぶ

 

「ほれほれ!いくぞ!」

 

水玉が迫って来て俺と識はたまらず空に逃れる

 

「「空楔(そらくさび)」」

 

霊力で足場を作り出しそれを蹴って空を翔ける

 

「ほんまに、霊力の扱いは上手いのう」

 

あんたみたいな化け物みたいな霊力持ってないんだよこちとら!!修行不足なんだよ!

 

 

「今度はこれじゃ、水刃(すいじん)

 

じーさんが柄杓を振ると柄杓から溢れていた水が刃を形成し襲ってくる

 

「っぶな!?」

「殺す気ですか!?」

 

避けるが大玉の影響で避けずらく額を浅く切られる

唯一の救いが水玉みたいに追尾式じゃない所か

 

「まだまだいくぞ。水槌(みなづち)

 

今度は俺たちの頭上に長方形のでかい水の塊ができ大玉以上のスピードで迫る

 

「あ〜もう!仕方ない!」

 

俺は識を引き寄せ懐から封帯(ふうたい)を取り出す

 

「む?」

「頼むぞ天曼(てんまん)

 

俺はソイツの真名を呼びながら封帯から帯を取り出す。彼岸花の描かれた帯を

 

「たてつづり」

 

写し身を作り出し帯で盾を形成して霊力を多めに送る

盾に水槌がぶつかり地面に叩き落とされるがなんとか俺と識は無事ですんだ

 

「いつの間に付喪神を」

「少し前にな」

 

少し前に近所のウメ婆さんにこの帯を貰った際に運良く付喪神になりかけていたから祝福使って付喪神にした。まぁ、そのせいで少し神気減ったけど。許容範囲だ

 

「もろてつづり。帯正拳!」

 

帯の写し身で手を作りじーさんに叩きつける

 

「甘い。水盾(みずだて)

 

じーさんの前に水でてきた盾が現れ防ぐ

俺はすぐさま帯をほどき形を変える

 

「らせんつづり」

 

らせん、つまりはドリルの形をした帯はじーさんの水盾を削る

 

「これは……しかしお前持たんぞ?」

 

その通り今の俺はかなりの霊力を送っている

だが

 

「じーさん。ぼけてないか?俺はひとりじゃないぞ」

「む?上か!」

 

じーさんが上を向くとそこには識が槍を構えて突撃していた

 

「気づいても遅いです!」

「まだまだじゃ!」

 

じーさんはすぐに水玉を数発、識に撃つが

 

「なに!?」

 

識を通り抜けて行きそのまま識の姿が消えた

 

「ほんとはこっちですよ」

 

すると突然じーさんの横から首に槍を突き付けている識がいた

 

「……はぁ、負けじゃ」

 

俺と識はじーさんに勝つことができた

 

「やったな!」

「私的には不満ですが」

 

先程の識が攻撃をすり抜けたのは識の律者としての力でじーさんに幻影を見せてただけだ

まぁ、識は律者の力を使わず勝ちたかったみたいだけど無理だと思う。須佐之男とほぼ同じ実力な化け物じーさんだからな。うん、ほんと人の身で神とタメ張れるとかバケモンすぎる

 

「まぁ、今日はこれぐらいで良しとしとこうや」

「仕方ないですね」

「はぁ、本気じゃないとはいえ子供に負けるとは。これは儂が老いたのかそれともこの二人が規格外なだけか」

「俺らが規格外なだけだ。じーさんの実力で老いたとか冗談きついぜ」

 

うんほんとじーさんの実力で老いたはねえぞ

 

『天理、そろそろ』

「おっと、悪いな」

 

俺のが使っていた帯が器物の状態から人の形に変わった

 

「はじめまして。正絹爪掻本綴袋帯(きぎぬつめかきほんつづれふくろおび)渾名(あだな)(あかね)と言います。よろしくお願いします」

 

現れたのは黒い着物に身を包んだ170cm程の女性だった

 

「おう、よろしくな。儂は平八郎だ。おめぇらも部屋あがれやここじゃなんだ」

「うっす」

「お茶を要求します」

 

俺達はじーさんの家にあがり。茶の間で座った

 

「お前も自己紹介しとけ」

『わかりました』

 

今度はじーさんの持つ柄杓が人の形をとった

 

「私は柄杓の付喪神。渾名を水華(すいか)といいます。同じ付喪神としてのよろしくお願いしますね」

 

現れたのは160cm程度の水色の髪をして和服を来た女性だった

 

「よろしくお願いします」

 

茜と水華は握手をしていた

 

「お茶ですよ」

 

ばーさんがお茶を持ってきてくれた

俺達はその後お茶の飲みながら落ち着いた時間を過ごした

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