俺が転生し中学二年生に成長した時のある日
俺を転生させた女神から連絡が来た
『もしもし〜』
『……女神か?』
『そうよ。久しぶりね順調に強くなってるようで良かったわ』
俺の頭に直接女神の声が聞こえてくる
『どうしたんだ?』
『話が早くて良いわ。あなたの初仕事の時間よ』
『……仕事か。何処で誰だ?』
『少し前にあなたのいる世界に転生したわ。名前は佐藤 広斗。特典は
『冥界?』
『そうよ。何故か冥界に今いるみたい。何がしたいのかは分からないけどどうせろくな事じゃないわ。転生した人物の生前の行いがとにかく悪いからね』
『了解した。冥界のどの辺りだ?』
『えっと……今はシトリー領ね』
『始末で良いんだな?』
『それでいいわ。死んだら特典になっていた神の力が出てくると思うからそれの回収もお願いするわ』
『了解』
『それじゃあよろしくね』
その言葉を最後にして女神との通信は切れた
俺はソファから立ち上がり一言
「仕事してくる」
「手伝いはいりますか?」
識が問いかけてくるが
「いらない。危なそうだったら割込むぐらいで良い」
「わかりました。なら見守ってますよ」
俺はそのまま冥界に転移する
「見守ってるって言ったけどどうするのにゃ?」
黒歌がそう質問すると識はテレビをつける
「こうですよ」
するとテレビに天理が映った
「へー、便利にゃ」
その言葉と同時にテレビに映る天理は男を蹴り飛ばしていた
****************
冥界のシトリー領の一角である領主邸は廃墟と化していた
「フンっ。この俺に逆らうからこうなるのよ」
その場には黄金の鎧に身を包んだ金髪の男がいた
「ッ!?離して!」
そしてその腕には女性が一人抱えられていた
「フハハハ。そう暴れるな。ソーナ・シトリーよ。貴様はこれからこの俺の妻となるのだからな?」
「誰が!あなたの!」
「反抗的な態度もまた良い。これからじっくりと俺好みに調教するのが楽しみよ」
その時廃墟から人が現れた
「ソーナちゃんを離しなさい!」
「姉さま!」
「ほぅ。生きていたか」
出てきたのはセラフォルー・レヴィアタンだった。その後ろにはシトリー家の人々がいた
「聖剣の類で殺したと思っていたのだがな?」
「魔王を舐めないでよね」
その声に金髪の男は笑い
「ならこれはどうだ?」
男の背後に黄金の波紋が出現し聖なるオーラを放つ様々な武器が出現する
「今度こそ消えるがいい」
「姉さま!」
黄金の波紋から武器が発射される寸前
男の頭上に突如人が現れ男の頬に踵落としがめり込む
「ハァッ!!」
「グァッ!?」
男は吹き飛び転がる
そして男に抱えられていたソーナ・シトリーは突如現れた人物に抱えられた
「無事か?」
「えっ…………は、はい」
ソーナ・シトリーは困惑しているようだ
突如現れた人物、仮面をつけた男はソーナ・シトリーをセラフォルー・レヴィアタンに預けた
「あなたは……」
「今はそれよりも」
ソーナ・シトリーが声を掛けるが大声が上がる
「貴様ァァァァァァ!!王たる俺に!不敬であるぞ!!」
黄金の男が叫ぶ
「プッ……ハハハハハハ。あー腹痛てぇ」
「貴様、俺を蹴るだけでなく笑うか!!」
「だってそうだろ?佐藤 広斗?」
「貴様なぜその名を!?」
「それを今から死ぬお前に言う必要あるか?なぁ、英雄王ギルガメッシュのパチモンさんよ?」
仮面の男の言葉に黄金の男は動揺し同時に怒る
「俺を贋作と言うか」
「当たり前だろ?お前の力は貰い物で紛い物だ」
「貴様余程死にたいらしいな」
黄金の男の背後にセラフォルー・レヴィアタンに向けられた以上の武器が出現する
「……そんな」
セラフォルー・レヴィアタンが顔を青くする
しかし仮面の男は余裕の姿勢を崩さない
「お前に俺を殺せるかな?」
仮面の男はそう言うと何かを取り出し腰に当てる
「貴様それは!?」
更に小さなボトルのようなものを取り出しキャップをひねる
そしてボトルをベルトに装填する
「変身」
「させるかァ!!」
仮面の男に対して武器が飛び土煙が舞う
そして土煙から音声が響く
土煙が晴れたそこには紫色の戦士が立っていた
「貴様!仮面ライダーローグ!」
黄金の男は戦士の名を叫ぶ
「……仮面ライダーローグ」
ソーナ・シトリーはその名を呼ぶ
そして仮面ライダーローグは宣言する
「大義の為の贄となれ」
************
俺は仮面ライダーローグに変身しギルガメッシュのパチモンと対峙していた
「大義の為の贄だと?」
「そうだ。世界の安寧という大義の為の贄とお前はなるんだ」
その答えに黄金の男は怒りの形相を浮かべていた
「この俺を世界の害とのたまうか貴様!!」
「その通りだ贋作よ」
俺の言葉を聞いた黄金の男は数多の宝具を俺に放つ
しかし俺は動かずにその攻撃を受けた
攻撃の余波でできた土煙からでた俺は無傷だった
「なぜ無傷でいられる!?いくらローグが防御に秀でているとはいえただの科学の産物!!神秘を大量に含んだ俺の攻撃で無傷でいられるはずが!?」
「簡単は話だこの身に纏う鎧は神秘を宿している」
「何!?」
確かに仮面ライダーローグは科学の産物しかし、10年以上俺はこいつを使っているそしてこの身は神に連なるもの神秘を宿すのも自然だ。それに俺は大量の霊力や魔力などのエネルギーを使う、ローグには様々な魔術的防御や霊力防御など本来ローグにない機能を追加している。
「そして俺自身のハザードレベルに際限はない。そして俺はローグを10年以上使っている。この意味を知らないお前では無いだろう?俺を一目で仮面ライダーローグと言ったのだからな」
「な、何だと!?」
俺は神という種族になった事でハザードレベルに際限が無くなったそして仮面ライダーローグには使えば使うほど変身者に馴染みその能力をあげる。他にも闘争心が上がると攻撃が上がるやフルボトルの成分を使い攻撃能力をあげるなど防御力が目につくが同時に高い攻撃能力を発揮する。仮面ライダーの公式が発表した数値はあくまで初期値でしかない。変身者がよりローグを使う程にその力は高まり同時にハザードレベルが上がるほど変身者自体の能力を底上げする。変身者と共に成長する、それがローグと言う仮面ライダーだ
「お喋りもここまでだ。さぁ、大義の為の贄となれ!!」
「おのれぇぇぇ!!」
俺はローグの頭部に組み込まれたストラグルエンハンサーにより掻き立てられた闘争心のままギルガメッシュのパチモンに向かう。ギルガメッシュのパチモン、長いからパチギルでいいや。パチギルは宝具を飛ばしてくるが関係はない全てこの身で弾き進撃する。そして俺は攻撃可能距離まで近づく。咄嗟にパチギルは剣を取り出し振るうがそれを拳で砕きボディーブローを叩き込む
「ッッッ!?ゴハッ!!」
パチギルは血を吐き地面に膝を着く
「な…ぜ、だ。俺は、ゲート…オブ……バビ、ロンを手に入れて」
「貴様にはすぎたものなだけだ贋作よ。貴様はギルガメッシュ王になる事は不可能だ。人は誰かになる事など出来ない。お前はお前、ただの佐藤 広斗というギルガメッシュの皮を被った人間よ。」
「俺が…ただ…の、人間……??」
「そうだ、貴様のその力は所詮借り物にすぎない。いや貴様の
こいつの
「お前は宝具を一部しか使わなかった。俺を本気で殺すにはいささか足りないのは最初の攻撃でわかっていたはずだなのに貴様は俺にぶつけた宝具とほぼ同じ力の宝具しか放たなかった。それはすなわち貴様が宝物をまともに扱えない証」
「あ……ああ、あ゛あ゛ぁああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
その事実にそいつは絶望したのか叫び声をあげる
俺はかたをつけるべくレバーに手をかけたが
『まて、雑種』
頭にギルガメッシュの声が響いた
『どうしました?王様?』
『そこの雑種の始末は我がやる。現界させよ』
『わかりました』
俺は右手を前に突き出し宣言する
「
その声と共に右手に令呪が実体化し赤い輝きを放つ
「令呪に願う。今此処に英雄王ギルガメッシュの現界を」
令呪はより輝き俺の隣にギルガメッシュが現れる
「貴様には我自身が罰をくだそう。贋作とはいえ我の
その声と共にギルガメッシュの背後に黄金の波紋ができ宝具が顔を覗く
パチギルはギルガメッシュが来たことに気付かずに未だに叫んでいる
「とくと去ね」
パチギルは宝具に貫かれ死んだ
「全く神々は我を不快にさせる。我は帰る」
「わかりました王様」
ギルガメッシュは用事が終わった為さっさと座に帰って行った。
俺も帰ろうとするが声が掛けられる
「待って!」
「何だ?」
「あなたは一体?」
「……俺は」
この時俺は悩んだ仮面ライダーを名乗るかそれとも名乗らず帰るか。俺自身も仮面ライダーローグの力を貰っただけの人間にしかすぎない。しかし今俺が仮面ライダーローグである事も事実。故に俺は
「仮面ライダー、それが俺の名だ」
たとえ本物でなくとも仮面ライダーと言う存在になりたいと言う願いを込めて。俺の知る最高のヒーロー達の名前を名乗った
そして俺はパチギルの神の力をエンプティボトルに込めてその場を去った
この回を書いてソーナ・シトリーをヒロインかします!
改めて仮面ライダーローグについて色々調べたけど変身者のポテンシャルで無限に強くなるやべぇ仮面ライダーだと言うことが判明した。場合によっては最強ライダー論等に殴り込みできそう