テンション高めと夕焼け   作:黒音195(kurone)

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Hello yeah yeah.私です。

またまた書きたくなったのでちょいちょい書いていきます!


緋色の空

 

「モカ、今日あそこ行っていい?」

 

「いいよ〜」

 

 

私、美竹蘭は今話しかけた彼女、青葉モカと一緒に病院に向かう。私が何処か悪いわけではなく、お見舞いだ・・・

 

「みりあ、来たよ」

 

「やっほー、みーちゃん〜」

 

(2人ともやっほ〜!元気そうだねぇ!私も超元気だよ〜!)

 

「・・・みりあ、今日もいい天気だよ?窓開けるね?」

 

(いいよー!今の季節の風は気持ちいいからね〜!)

 

「・・・今日も反応無し・・・か・・・いい加減何か返して欲しいな・・・」

 

「蘭〜、それは酷だよ〜・・・」

 

私達が来たのは病院の一室、佐藤 みりあの病室。2年前に事故に遭い、植物人間になってしまった子・・・。みりあとは小学校の時に知り合って、それから結構話すようになっていた。病気や怪我とは無縁の子と思っていたけど・・・こうなってしまうとどんな人間でも静かなんだなと思ってしまう。

 

 

「みりあ・・・」

 

「みーちゃん・・・」

 

(そんな悲しそうな顔しないでよー!いっぱいお話しよ!私喋れないけど!)

 

「なんで・・・みりあなの・・・?みりあが何か悪い事した・・・?」

 

(え・・・結構してた気がするなぁ・・・蘭達が幽霊とか怖いの苦手なの知っててわざと電気消したり、怖い話したり・・・うん、多分その罰なんじゃないかな?)

 

「蘭・・・」

 

「・・・私さ、たまに1人でもここに来てるんだ。父さんや、巴達と喧嘩した時とか・・・みりあには色んな事が話せそうで、いつも通りになりつつある・・・けど、それはいつも通りにしちゃいけないんだよね・・・早く話したいよ、みりあ」

 

(・・・私だって話したいよー!!!)

 

「蘭、そろそろ行こ。面会時間過ぎちゃうよ」

 

「・・・うん」

 

(・・・大丈夫、いつも私は皆のそばに居るよ。だから・・・)

 

「じゃあ・・・またね、みりあ・・・」

 

(お父さんと仲良くねー!)

 

2人が部屋を出ていく・・・その後ろ姿がなんか寂しくて・・・悲しくて・・・ついいつも、枕元に置いてある鈴を落としてしまう・・・チリン・・・と虚しく鈴の音が部屋に響き、2人を足止めしてしまう・・・

 

 

「「っ!?」」

 

「・・・鈴かぁ・・・いつも私達が帰ろうとすると落ちるよねぇ・・・」

 

「・・・なんか、呼び止められてるみたいだよね。院内だと幽霊騒ぎになってたりするみたいだけど・・・もしかしたらみりあが落としてるのかもって思って」

 

「それともちんとひーちゃんも言ってた〜。明日また来よーよ、ともちん達も誘って」

 

「うん、絶対来る。はい、みりあ。鈴だよ」

 

蘭は鈴を枕元に戻し、部屋を出ていく。

 

「それじゃあね、みーちゃん」

 

(ばいばーい!2人とも!)

それに続いてモカも出ていく・・・はぁ、やっぱりこの時間が寂しいなぁ・・・この後は誰も来ないし・・・この間、蘭に聞かせてもらった曲でも歌おっかな?確かタイトルは・・・

 

 

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