五等分の花嫁・あなたと共に過ごした記憶   作:angelika

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第十四話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 錬金術

 それは中世ヨーロッパで突如として盛んになった、魔術のような学問である。だが教会にとって、それは人の器では収まりきらぬ代物だった。そのため、教会はこれを黒魔術と断じ、百姓たちにそのような認識を植え付けた。錬金術を学ぶ者、あるいはその知に触れる者は、やがて死に至る。そう信じられていた。それでもなお、興味を捨てきれなかった者たちは、この術に手を伸ばした。強権に抗い、恐れを知らず、ただ真理を追い求めた彼らは、現代で言うところの荒ぶる者たちだ。そして、そんな彼らのおかげで生まれた学問がある。そう、化け物科学。略して化学の科学である。科学だけに。現代の教科書にはこう書かれている。錬金術とは、化学の前身である。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

「三玖よ、お前錬金術の才能があるぞ。な四葉」

 

「天使さん、現実を見てください。これはコロッケです」

 

「この炭は新たなエネルギーとなれであろ」

 

「コロッケです」

 

「自然発火できるかもしれないですよ」

 

「火に当てすぎたコロッケです」

 

「口にしゃくしゃく」

 

「それはもはや炭に成り果てたコロッケですっと言った側からトイレに!」

 

 便所に真っ黒な物体が垂れ流した。

 

「おはぎ作ったのか?いただき。。。普通にうまい!」

 

 貧乏舌が程があるだろ!

 

「あんまり美味しくない!」

 

 こっちは正直だ。

 こと発端はこうだ。私と通常業務より中野ハウスにお邪魔して来た。でも勉強をしている途中三玖が料理を教えて欲しいと言い出した。太郎は反対したのだが私はこれを勉強の一環に含られる口実に説得ことができたのです。

 早速料理の準備を整ったがその後上手くいかずダークマターができた。三玖は料理苦手であることが情報が手に入れた。一方太郎と四葉はコロッケの味はどうか討論しているし。

 

「アンジェ完璧においしくなるまで教えて」

 

「でもコロッケの材料もないし」

 

「大丈夫、どんな食材をコロッケの形して焼けていればそれがどんな状態でもコロッケ」

 

「ダメよ!そっちに行っちゃダメ!ダークマター生産機になるわよ!」

 

 三玖が作り続けた結果太郎が何度も味見し最後までやっと腹が壊した。

 こいつ食用料理も区別できないのか。

 家に太郎が寝転がせて四葉に看病を任せて私と三玖は薬を買いに行った。彼女は頭を上げられない状態で落ち込んでいる。目も死んでいる。そんな悲しむ必要ないのに、元と言えばあいつが食い物を区別できないからあんな。。。すまない。

 こうして私たちはなにも阻害がなく道路にある薬屋で胃薬が買った。

 

 。。。

 

「帰り道でスーパー寄って行くっか。揚げ物は私も苦手だからさもっと別の料理を作ろうっか」

 

 このまま太郎に渡すのも、なんだか味気ないし。よし、ちょっと遠回りして、彼女と一緒に渡すことにしよう。

 というわけで、私はスーパーに入った。問題は何を作るか、だ。あいつ、何食べてもうまいとかおいしいとかしか言わないから、逆に悩む。でも、思い出した。アマトリチャーナでいこう。

 伝説では、この料理の前身には別の名前があったらしい。19世紀、ローマ近郊のとある町で、名家に生まれたカップルが政略結婚を拒否して駆け落ちした。そして、あるレストランでこっそりこの料理を食べながら過ごしたという。その後、二人は奇跡的に結ばれたとかで、この料理には愛しい君へって意味を込めて、アマトリチャーナという名前がついたんだってさ。

 これ、いけるかも?いや、無理か。だって、あいつは太郎だぞ。こっちがどれだけロマンチックな戦略仕掛けたって、あいつの耳には届かないって。基本なんでもうまいで終わるし。

 ほんと、太郎は太郎なんだから。

 

「ね、アンジェ。もしかして私。。。ダメダメな人なのかな」

 

「そんなことねよ。ほら、中間試験も乗り越えた三玖が料理と恋に立ち塞がれてどうする」

 

「こ!。。。なんてしてない!」

 

「いや、バレバレだぞ」

 

「どうして!?」

 

「どうしてと言われてもな、今まで太郎へのアプローチはもう明々白々だぞ。さっきのコロッケだって本当はあいつのために作ったのだろう」

 

「フータローに食べさせるあるけど。。。」

 

 けど。。。それ以外の意図はあるっていうのかしら。

 

「もっと。。。アンジェのこと知りたいなって」

 

「。。。お預け?!」

 

「違う!」

 

「冗談」

 

「そうに聞こえない」

 

 ふざけるのをそこまでにして。どうやら三玖は自分に対するコンプレクスが強く、そのためなにをするも自信というものがいつも劣っている。だから彼女は私の教えに料理を通してそれを付けるの話である。

 そう言うことだったのか。

 甘い馬鈴薯と玉ねぎ。

 

「私は一花たちより劣っているの感じるの。みんな自分の得意分野があってできることがあって、でも私はなにもない。なにもできない」

 

 もうすぐ秋か。どれにしよ。茄子か薩摩芋もか。いや、おかしやろ。そうだトマトにしよう。あとにんじんもな。

 

「私は戦国武将が好きなんだけど、その使いどころがわからなくて」

 

「三玖、使い道なんて誰もわからないと思う。知ってるか。人間はな、動物なんだよ。原始にちょっと進化を遂げたくらいで他の動物を駆逐しやがて地球の支配類に入った。そしてその過程の中で色々な職業が生まれてその席に務人材が必要とされている。例えば日本に天ぷら達人や寿司達人、鰻達人もあれば蕎麦達人もある。こういう一貫性にこだわる料理店は私が思うと世界中に探しても日本だけだと思う。それにこの達人たちはすぐに己のできることが見つかるではなくちょくちょく人生という道を進んで探しと思うんだ」

 

「それって。。。」

 

「殿。。。焦りは禁物。。。ですよ」

 

「孫子のへい?!」

 

「おっとダメです。古人云う:兵法は世に伝えることならず」

 

 私は小指で三玖の唇に止めて沈黙させた。

 

「今度は林間学校があるよな」

 

「そうだけど」

 

「私には策がある」

 

 私はその辺りの冷蔵庫に置いてある鶏肉をとって三玖言う。

 

「男の胃袋はカレーで掴みべし」

 

 ドヤ顔で言い放った。

 

「三玖、家に帰ったらカレーの作り方を教えてやる」

 

「カレーってあのカレー」

 

 そう、カレー。それは全日本中に嫌いな者はなく最も便利で簡単な料理である。油断しないでもらいたい。簡単と言っても必ず美味しく作られる保証はない。そこは結局己の技術をレベルアップしかいない。

 林間学校のチラシにこういうイベントがある。生徒たち将来自律できるために自分の腕で料理を振る。その料理のお題は疑いもなくカレーである。この機会を使い三玖にカレーの技術を押し込む。

 

「わかるような、三玖」

 

「うん、わかった。でも私にできるか不安で」

 

「大丈夫、カレー料理はどんな下手くそ腕があっても絶対不味くにならないのだから!」

 

「下手くそ」

 

「。。。すまない。とにかくこれで行こう。それに私も三玖の友達として応援したいからな」

 

 三玖が否定しながら顔を赤くなった。それでも彼女の私へ感謝は欠けられなかった。これは蝶々との別の意味のこころを表せないところか。しかし妙に喜怒哀楽は読めるな。何故だろ。

 こうして私が三玖の恋道に支援することになった。

 結構時間かかったな。太郎はまだ生きているのかな。

 

「そういえばアンジェ、中間試験の社会科は私より悪かったね」

 

「2点差だね。言っとくけどちゃんと三玖の教えは効いているよ。今でも覚えてる」

 

「じゃ試す。戦国武将しりとり」

 

「よし来い」

 

「織田信長」

 

「が。。。が。。。」

 

 いきなり詰んだ。

 

「蒲生氏郷」

 

「そんな人あるの」

 

「アンジェ下手」

 

「続き!と。。。豊臣秀吉!」

 

「島津豊久」

 

「さ。。。斎藤道三」

 

「アンジェ負けた」

 

 んんんんんっっっっ!

 それからも家に着くまでしりとりは続けた。家に入ると太郎は傷だらけの状態で置かれてた。四葉に聞いても色々面白いことがあったとしか答えないし、被害者に聞いたら。

 

「もう誰も信用でね」

 

 友人がこころを閉じた。

 一体なにがあったんですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 放課後の学校

 

 放課後のチャイムが鳴り、私は背を伸ばした。そして一花が歩んできて私にこれからどうするっと聞いてきた。これから図書館に行くつもりだと答えた、太郎がそこでみんなを待っているからな。一花は今日撮影会があるそうで勉強の方が免状らしい。

 諸君ご存知でしょうか。あの花火大会から一花が姉妹たちにも内緒していた女優業をうち明かして前よりもキラキラしていた。彼女は堂々と仕事に励み、今や学校で知らぬ人いないほどの有名人になったのだ。

 さてこんな有名人と隣りで仲良く歩んでいたら些か誤解を生むのでは?それが違う、何故ならあそこ。

 

「あれ見て、テレビで観た中野一花よ」

 

「そして隣りでいるのはいつも上杉さんといる留学生、まさか付き合っていんじゃ。。。」

 

「そんなことないわ。彼は常に上杉さんを攻めに******とか*******」

 

「「きゃああああああ!」」

 

 というわけでご覧の通り、私が女の子と付き合うよりも腐女子の妄想の方の印象が強い。故に誤解されない。

 正直誤解される方が良かった。

 

「どうしたの頭抱えて」

 

「そうだな。今日は珍しくモブ田先生が真面目に授業したなって」

 

「そうだね。まさかそこに取り出したのはジャンプではなく夏目漱石のこころとはね」

 

「不思議なことあるんだね」

 

「そうだね。アンくんはどこが好きなの?」

 

「え?えっと。。。もちろん。。。可愛げのあるところ」

 

「。。。なんの話し」

 

「一花のことだよ」

 

「な!違うよ!私が言ってたのよこころのどの部分が好きだったの!」

 

「あああ、そうかだよね。。。」

 

 待てよ。これは仇を打つチャンスなのないのか。今まで散々揶揄い上がって、少々痛い目に合わせてやる

 

「そうだな。えっと。。。書生と奥さんと会話かな。あれは唆す話しだったわ。気になるな。先生と奥さんは一体なにがあったんでしょう」

 

「あら、もしかしてアンくん人妻に興味が。。。」

 

「聞きの悪いこと言うな。私はただ先生と奥さんの間にいるKさんがどんな関係あったのか興味あっただけ!」

 

「本当?」

 

「本当だってば!」

 

 ちょっと下心あるけど!私の趣味は四葉しか教えておらんのじゃ!なんという人じゃ!思わぬところで不意打ち!

 それから一花と別れるまで揶揄われ続けた。最後三玖に伝えて欲しいことがあるから、彼女にいつもののあれって言ったらわかると。なんだろ。

 そして図書館に向かい入れるとそこには面妖な仮面を被っている太郎がいた。

 

「アン!遅いぞ!」

 

「そんな面で被ってるまま言うな怖いわ。っでなにそれ?」

 

「上杉さんはこの度の林間学校に開催する肝試し大会の実行委員に選ばれたんです」

 

「マジでか!お前がそんな積極的に受け取るとは思わなかったぞ」

 

「別にやりたくて受けたんじゃない。うちの組肝試しを担当してたらしいんだが、クラスのやつら俺がこの空いた時間を使って自習している内勝手にこの役を押し付けてやがって」

 

「お気の毒に」

 

「自業自得とも言う」

 

 三玖と同じ意見だった。

 

「とびっきり怖がらせてこの恨みを晴らしてやる。忘れられない夜にしてやるぜ」

 

 知らじ知らず任された上イベントを忘れられない悪夢を見させるってか。ノリノリだね。

 

「一花はどうした。せっかく今日アンと考えた数学を勉強するのに」

 

「それなら、今日は撮影会あるから参加できないって。それと三玖、一花からはいつもののお願いしてきたが。。。なんのこと」

 

「そうっか。わかった。行ってくる」

 

 そういい終え、三玖が席から立ち去ってしまった。

 え?頼み事?

 前にいる太郎が仮面を被ったままソワソワしていて妙に恐怖感が湧いてくる。続けて彼も追って行った。

 やれやれ。騒がせな奴め。ん?なにか落ちている。かなりボロボロになった林間学校の冊。。。って結構丁寧に書き込んでいる。やれやれ。

 

「天使さん、さっきも上杉さんたちと話してましたけど林間学校にまつわるジンクス知ってますか?」

 

「ジンクス?知らないな」

 

「それはね。最終日に行われるキャンプファイアのダンス。そのフィナーレの瞬間に踊っていたペアは生涯を添い遂げる縁で結ばれるというのですよ」

 

「面白い話しだな」

 

「でしょう!上杉さんったらまったく信じないのです」

 

 だろうね。太郎だもの。まあ私も半信半疑だけど。別に悪いことではない、科学心理に基づいて推測したらいわゆる思い込みみたいなものだ。例えば今日は機嫌のいい日にしよう。これを二十四時間保ったま過ごすと言うことはあらゆるできことが起こってもみんないいことである。つまりテンション高いからなんでもできそうなポジティブ神経か稼働しているってこと。

 こういうこの世界あるわけ。。。まさにある。今目の前に。

 

「どうしたのですか」

 

「そうだな。今読んでいる漫画を考えてる」

 

「あ?!ダメダメ!ダメです!」

 

「どうした?面白いよ」

 

「天使さんの面白いの倫理感定義は怖いです」

 

「本当に面白いだって。寝取られ系じゃないって。ただのラブストーリー漫画」

 

「本当ですか。内容は?」

 

「なに。男子高校生が先生恋をして、なやかんやでうっかり先生の妹とやって。。。」

 

「ストップ!」

 

「漫画の名はドメスチック。。。」

 

「あああ!聞こえません!全然興味ないのです!」

 

 めっちゃ気になっている!

 

「なんで天使さんはあんな種類の漫画は好きなんですか?!」

 

 わかってんないな四葉。こういう漫画の魅力なところはその複雑性である。主人公はとある先生に片思いを寄せている、でもそれはあくまで生徒と教師、このこと世間に知られてたらスキャンダルである。彼はこの思いを押し殺すために会いコンに参加してとある愛想のない同じぐらいの女子と肉体関係を持った。一度きりの関係だからお互い連絡交換もせず別れた、しかし親の再婚により主人公とその女子が再び会い、義兄弟になったのです。加えて女子は姉があって、その姉は主人公が片想いをしていた先生だったのです。こうして彼女たちのドロドロ恋愛物語は始まった。

 さらに数えきれない刺激の強い内容もね。

 

「成程、この漫画の物語は社会的内容も含まれているですね」

 

「そうなんだよ。これのお陰で日本のヤバいところも手を出しちゃったよ」

 

「そうっか。。。でも悲しいですね。この娘物語につれてどんどん思いが主人公の方へ寄せられて伝えもせず苦しんでいて、一方彼の注意はずっと先生の方へ向いてて。。。」

 

 。。。これは。。。興味が湧いてきた予感!

 

「伝える時来るかな」

 

 。。。

 

 。。。

 

「伝えられるじゃないの、きっと」

 

「でも。。。」

 

「でも伝えても必ず自分の思いが相手に受け止めることが限らない。たとえ頑張ろうとね」

 

 私のこの言葉で四葉がショックを受けた。

 

「知ってるか。人に理解されるとか理解するとかそれは世の中で最も難しいことなんだ」

 

 科学根拠に基づいて我々日常の中で捕まえられるコミニケーションの方法は三つがある。そしてそれぞれパーセントの割合もついてる。その一つは言語である。それももっとも相手に伝えることは可能性が低い行為である。なぜなら言語で伝える比率たったの7%。ここまで低いのはおかしくはない、だって人間は賢い動物だが同時に鈍い生き物である。なぜ知っているかと聞かれたら私はこう答える、すべてはこころに書いてあるから。本当に好きなのかもわからないから。

 

「それでもいいと思う」

 

「どうして?」

 

「だって二人は目も合わせないからだんだん近づいていて代わりない感情がふんだんに。男の方は鈍いけどそれでもいずれ気づいた時必ず色づける」

 

「それ遅いんじゃ。。。」

 

「遅いでもいいです。恋はグラデーションですから」

 

 四葉は己の言葉に迷いもなく、確信を心に全部言語になっている。私には理解できないほどの国語力。同じレベルのはずなのに。

 

「それに天使さんはこう言ってるけど、実際三玖の恋で裏に色々手を打ってて」

 

「なんでそんなこと知っているんだよ!」

 

「えへん!四葉さんは色恋沙汰の気配に敏感なんだだらね」

 

 鼻を伸ばして言う恋バナ女子かよ!

 

「一様聞くけど、いつから気づいたの?」

 

「三玖のことなら前々から気づいたのでわかりやすかった、天使さんのその手助けなら先日家に来て一緒に料理した時ですね」

 

 料理。。。あの時か。私と三玖スーパーから帰った際に弱った太郎と四葉いたな。多分その時点でこいつは私たちの関係に悟ったか。

 こいつアホに見えてその裏腹に本当は。。。

 

「察するに全然進捗してない、上杉さん未だ三玖に好意を寄せてない。これはおそらく天使さんがドロドロ恋愛知識のせい、いや、間違いなく役に立たない知識のせい」

 

 ちょっとこの人急にディスってきてたぞ!殴っていい!

 

「まぁ、相手は上杉さんですからそんな気にすることでも。。。」

 

「四葉のくせに生意気だぞ!」

 

 私は遊び半分で彼女の頬を握った。

 

「いはいいはい!」

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

「ね、四葉。もしの話だけど、私が四葉に告白したら、どうする?」

 

「ふえ!?なにいっているのですか」

 

 私はしばらくこのままゼロに近い距離で四葉の瞳を睨んでた。

 

 。。。

 

 。。。

 

「あの天使さん?」

 

「ごめん。。。さっきの忘れて。。。」

 

 この時自分に聞いた。何やっているんだと。

 

「そういえば太郎たち遅いな。ちょっと見てくるわ」

 

 これを言い訳にして、彼女から立ち去った。

 なんであんなやがらせしたのだろ。なんだあのいやな感覚は、どこかで感じたことが。。。いや、少し前からも同じようなことが感じた気がする。いつだっただろ。クッソ、頭がフラフラする、息も荒い。どうして。

 

「アンジェ?」

 

 後ろで私を呼んでる声が聞こえた。こうやって私を名前で呼ぶのを一人しかいない、でもそこに立っているのは私の思い通りの人物ではなかった。

 

「大丈夫?調子悪いの?」

 

 短髪?。。。帰ったらじゃなかったっけ。。。えっと。。。なんだっけ。。。頭痛が。

 

「大丈夫、平気だから」

 

「本当?」

 

「本当本当」

 

「でもそうには見えないたけど」

 

「よくあるよ、持病みたいなもんだから心配しないで」

 

 こんな姿じゃ説得力ないか。話題を逸らして保健室に頭を冷やさなきゃ。

 

「一花聞いて、さっきさ、私告白みたいなことしちゃってさ」

 

「え。。。こく。。。はく」

 

「そうそう告白、そしてよつ。。。ば。。。が

 

 パタ

 

「アンジェ!しっかり!」

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 知らないっというより見覚えがある天井だ。私は気を失ったのか、それほど頭痛が強かったのだ、仕方がない。ん?誰が私の手が握っている?。。。三玖。なんで。

 

「目を覚めたか」

 

「さくら先生」

 

「あなたも罪深い男ね」

 

 まさか三玖が私を。。。

 

「上杉があなたをお姫様抱っこで保健室に連れられ来ている途中女子たちが変な妄想を浮かべて大喜びだったよ」

 

 なんでそこはいつもあっちの方面になるんですか。

 

「彼?」

 

「勉強したいから変えちゃった。代わりに彼女がずっとあなたのそばにいたのじゃ」

 

 な?!何故一緒に帰られぬかった。あれもチャンスだったろうに。

 

「そうなにかに残念そうにいれるな。彼女は心配していたのじゃぞ。もっと優しくやれ」

 

 。。。三玖が。。。私を。。。

 

「(あなたがそのあたりに鈍いかもしれないが)っというわけじゃ、うちは帰るから保健室の鍵がここに置くから、帰る時はちゃんと閉めて返すも忘れないでね」

 

「はい、わかりました」

 

 空間内は私と三玖二人になった。

 私は悪い癖があります。癖という表現も正しいかもわからない。ましてや良いか悪いかも不明です。私は昔から自分より先に他人を心配する習慣がついている。それは十字架に教育された縁もあって己自身もそういうあり方は良いという時期もあった。過去系を使ったので今は嫌いなのか?そうでもないさ、ただどんどん自分に疑心暗鬼になってるのさ。どんなに助けも感謝されなくなった。まるで助けることその行為が当たり前であり義務のように。困った人がいれば体が勝手に動くさ、たとえ一切関係なくても。全部省略にすると己に向く心配は感心しない。

 

「。。。ん。。。アンジェ!」

 

「やあ、三玖」

 

「大丈夫、怪我してない」

 

 私はないないと言いながらこころのどこか彼女になんで私をここまでするのか問おうっていた。

 

「もう遅いし早く帰ろ」

 

「ダメ、アンジェはもうちょっと横になって」

 

「でももう。。。」

 

「私、えばた。。。専用の運転手さん呼んでいるから、来るまで休んでて」

 

 やああああああああ!車!やああああああああああああ!

 っと考えつつも保健室の扉を閉めて、鍵を職員室に届いて三玖が言う車に向かう。

 嫌だな車って、酔うよな、頭も響くし。

 

「ね、アンジェ、さっき。。。」

 

 三玖が私に何か言い出しているが頭は痛くてあまり聞こえなかったかそれともセリフを途絶えたか。

 

「ね、アンジェ。なんで好きな人に告白するの?」

 

 なんだそれ。哲学の質問か。急すぎて好きだからしか答えられないけど。

 

「じゃアンジェは好きな人ある?」

 

「それは前の続きか?」

 

 いっつ!頭が!

 

「ずっと気になって、アンジェはどんの女の子はタイプかって」

 

「。。。タイプ言われてもな」

 

 『恋はグラデーションだから』

 よりにもよってあの言葉は頭から離れない。

 

「四葉かな」

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

「え」

 

 それからは三玖の専用運転手さんが親切に家まで送った。

 間も無く林間学校である。三玖が上手く太郎と結び付くことがいいけど、相手はな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 林間学校の出発の当日校門前

 

 もうこの日は来たか、早いな。私はずっと家族と遠い親戚に観に行く際にいつも外境にいるからさ、友達と旅行なんて漁船でイキイキした鮪を釣ったように新鮮である。

 あ、一花だ。

 

「やほアンくん、おはよう」

 

「おはようさん。みんなは?」

 

「みんなは自分の班にいるよ」

 

 そっか、みんなもワクワクしているな。私も目的地になにをするか決まったし、残るのは最終日のキャンプファイヤーだ。私は三玖のために太郎と最終日に一緒に踊れる作戦を念にっている。問題は太郎が大人しく受け入れるのかは難儀だ。いや、踊れすら想像できぬ。ちなみに最終日は私もぼっちの優良物件です。故に。

 

「ね一花、林間学校の最終日にキャンプファイヤーがあるんだけど。予定ある?」

 

「なに、アンくんは私と踊りたいの?」

 

「別にそうじゃない。ただ一花は一人で寂しくならないため誘ってだけ、勘違いしないでね」

 

「やああ、ツンツンをするアンくん可愛いですな」

 

 £$“<<”$£“・^_^!

 

「でもごめんね、先約があるんだ」

 

「え、先約!誰と!」

 

「フータローくんと」

 

 そっかあいつか、なら心配ないわけねえだろ!どういうこと!どうすんのうこれ!予定崩壊されただろうが!なにしてくれてんの太郎の野郎は!

 

「天使くん!一花!」

 

 作戦の崩壊を悩んでいるさいに、五月さんが慌ててこっちに走ってきた。彼女は先生から肝試し委員に任命されたのです。おめでとうっと言いたいところだが、ちゃんと説明を聞くとどうやら太郎は不都合の状況にあったようだ。

 

 ピロリン

 

 ん?着信?らいはちゃんから。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 馬鹿野郎。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「。。。風太郎」

 

「親父、まだ寝てるんだ。静かにしろ」

 

「看病してくれてたのかってもう林間学校のバス出てんじゃないのか」

 

「そうだっけ。どうでも良過ぎて忘れたぜ。これで三日間思う存分勉強できるな」

 

「。。。ずっと期待していたじゃないのか。五月ちゃんたちとあいつとも。。。見たぞ。ボロボロになった冊が。。。一生一度イベントだ。今から行っても遅くはないんじゃないか」

 

「どこかで忘れたね。バスもないし」

 

「んんんんん!お腹すいた!」

 

「。。。らいは。。。熱は?」

 

「治った。お兄ちゃんありがとう。私もう大丈夫だから林間学校に行ってきて」

 

「だからバスがもう。。。」

 

「大丈夫。頼もしいに頼んだから」

 

「頼もしいって誰に。。。」

 

「あははははは!失礼ですが!ノックもせずに扉から私が来たあああああああああああああああああ!」

 

 無粋ですまぬ。太郎が怒った。

 

「いらっしゃいアンジェさん」

 

「やあ、らいはちゃん。言われた通り参った」

 

 ハイタッチ。

 

「「いえい!」」

 

「お前なんでここに!」

 

「じゃ、こいつ連れて行くんで、達者でな」

 

「おい!待て!馬鹿な!連れて行くってどこに!」

 

 慌ただしい彼に前に拾った冊を渡した。

 

「お前のだろ。たく。どうでもいいと言っているくせに随分と熱心じゃないか。正直になれよ。こんなお前を直視するの我慢できねよ」

 

「しかしもう。。。」

 

「できる。のう五月さん」

 

 私は入った扉から中野の五が現れました。

 

「五月まで。。。」

 

「事情はわかりました。すみません、上杉くんをお借りします」

 

 五月さんは太郎の手を取り外へ引っ張られました。

 

「では私も、じゃならいはちゃん、おじちゃん、連絡してくれてありがとう」

 

「ん!アンジェさんこそありがとう。お兄ちゃんと仲良くしてくれて」

 

「そんなこと言うな。言っただろ。マブのこと任せてくれってな」

 

「少年、本当にありがとうな。もしお前がいないと風太郎は今頃諦めたはず。。。」

 

「おじちゃん、褒めすぎ。私は他したことしていないさ。それに私はあってもいなくてもあいつは。。。イッツ!」

 

「謙虚すんなよ!少年!息子は昔こんなんじゃなかったな、割と話す相手はいたが今じゃこんなになって心配していたが、空振りだったな。あんたが側にいて安心したよ。君はもしかするとあいつのかけがえのない人になったかもな。これからも風太郎のことよろしくな」

 

「痛えてて。言わなくてもそうするさ、じゃな!」

 

「アンジェさん行ってらっしゃい!」

 

 やれやれ。お騒がせな奴め。どんだけ家族を心配させて気が済むんだ。あの時らいはちゃんが着信送ってこなかったら私たちがそのまま行ったかもしれない。。。いや。。。私はいなくても彼女たちが彼のところに出迎えに行ったという選択もある。。。私いらなくねか。。。余計な異物なのか私は。。。いっそ私がこのに残って。。。

 

「アンジェくん」

 

「わあ!五月!なに」

 

「アンジェくんこそ優れない顔してどうしたの」

 

「ちょっと考えことしててな。ていうかなんでわかったの、自分が割とポーカーフェイス得意なんだけど」

 

「そうなのでしょう。私には難しい顔をしているしかわからなかったので、つい」

 

 ついって読心術も会得したのか?

 

「なにを考えたのですか?」

 

「そんな大したことないですよ」

 

「大したことがあります」

 

 全否定かよ。

 

「アンジェさんは消極的なこと考える時必ず目が虚無になります。まるで自分を虐待するように」

 

 。。。私ってそんなにやばい人に思われているのか。

 

「だから教えてください。なにかに悩んでいるのなら助けて差し上げます。私はアンジェくんの支えになりたいです!」

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

「ありがとう五月さん。。。私は。。。」

 

「おおおおおおい!天使さん!五月!なにしているの!早く来ましょうよ!」

 

「いつまで待たされくれるの、置いていくわよ」

 

 己の中に時系爆弾のような憂鬱感を解き放たれると思いきや、あの遠くから離れた場所に彼女たちはこころに少しだけど一柱の光が照らした。

 

「行こうアンジェ、フータローも無事に帰ったし残りはアンジェだけ」

 

 三玖が私と五月さんの手を取り彼女たちにいるところへ向かった。笑顔になりながらね。

 

「ごめん五月さん。また今度にしよう。なんかね。全てぶっ飛んだ」

 

「そう。。。ですか」

 

「でも、ありがとう。気づいてくれて」

 

 五月さんの瞳は一瞬だが、宝石のように輝きを見せた。

 

「さあ。みんな揃ったし、いざ!林間学校へ!」

 

「「「「「「おおおおおおおおおおお!」」」」」」

 

 騒がしですね。私も人のこと言う資格ないけど。

 

「ね、アンくん。さっき五月となにか話したでしょう」

 

 こいつも感が鋭い。

 

「そうですね。告白直前とか」

 

 なんてね。

 

「。。。そうっか。。。」

 

 冗談冗談って。

 いざ!スマイル宇宙へ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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