五等分の花嫁・あなたと共に過ごした記憶 作:angelika
あの日、天使アンジェは思い出した。奴に支配された恐怖を、鳥籠に囚われた屈辱を、背に黄昏を背負い、火を灯したお鍋は、やがて死ぬほど美味しい料理へと変われ!
Seid ihr das Essen?Nein, wir sind der Jäger!Feuerroter Pfeil und Bogen
「あいつ張り切っているな」
「カレーを作るために心臓を捧げとるぞ」
「なんか、あの中野二乃に料理勝負に挑んだそうだぞ」
「マジかよ!あのギャルにか!」
「命知らずだなあいつ。ていうか二人は知り合いだったの」
「なんか前々から食堂で一緒にいる目撃されているそうよ」
「本当かよ。まさか狙っているんじゃねの」
「かもね」
「こら!てめら!女子たちはもう作業始めてんのに、なにボケットしておる!暇なら米を炊け」
うちのクラスにいる暇男子を叱り、私は自分の作業に戻った。女子たちは野菜を切っていて、一花はまとめ役をしている。私は指導はできないから、やるべきことは順番に彼女に教えた。火の息よいを少し強まるため柴を取りに行く途中隣のクラスに一人の女子とんでもない量の柴が切られたせいで使い道がわからなくて少々もらった。ちなみにその女子は四葉だった。
「天使さん、水を括りにこられたよ。あと野菜とお肉も切って終わった」
「よし、まず切った食材を入れて、炒め終わったら水でゆっくりと注いでね。それに一花、すまないが片付いてもらいますか?」
「はい、問題ないよ」
あれ、鳥肌が。
「君たち、悪いが少し男子の方見に行くくれないか、少し心配で」
「私たちもちょうど同じことを考えたから、すぐ行く」
「ありがとう」
さて、思ったより早かったなもっと大変だと思ったわい。もしかするとこれは一花の功労かな、先に社会経験を積んで早速に役に立ったか。やっすがだな。
これから三玖のところに行く際別のところに視線を感じた。それは誰なのか分かり切っていた。お互い見つめ合いながら静電を放っていた。
「順調そうね」
「関心されてありがとう」
「想定外のことが起きなきゃいいけど」
「すべて我れの策通り」
「そうね。あそこの煙はあなたの予想通りかしら」
ん?煙?
「中野さん!なに入れてんの!」
「こだわりの隠し味」
あの光景呆れすぎて重力は何倍も感じた。
「あの様子だと、あなたのカレーもたいしたことないわね。精々頑張りなさい。おほほほほほほ!」
いい気げな笑いしながら去った。
なにしてくれてんの!
「三玖」
「あ、アンジェ。ごめん、上手くできなくて」
「。。。大丈夫。これはこれで私は卍解できる」
「挽回ね」
「焦げた贖罪を取り出してスープ多めにするといいよ」
「食材ね。。。もしかして怒っている」
「少々」
「ごめん、いっぱい練習したのに、無駄しちゃって」
「三玖じゃないの、あいつにバカにされてイライラしているだけで」
「でも元は私が。。。」
私は軽く三玖の頭に手を置きなでなでした。
「チゲよ。確かにそれもちょっとあるが、それよりも自分の友達があれやこれや言わされたことがムカつくの」
はず。
三玖は体を緩めて頬を隠しながら撫でされるのを堪能していた。私はしばらくして立ち去って、離れる前に彼女はもう少し頑張るっと言った。喜ばしいことだ、でも余計な調味料を加わるのやめてね。
ん?あれは太郎と。。。誰だ?二人とも不良みたいに蹲方をして。
「おい」
彼らはこっちに向くと番長の鏡のような面で見ていた。
「よ、アン」
「なにしてんだ、もしかして勉強嫌になってグレたのか」
「違うよ、米ができたのか見に来ただけ」
「そうか、で、こちらのヤンキーは?」
「見た目て判断するな!」
「そうだったな、この人は。。。えっと。。。先日会って名前も覚えてる人だ」
なに言ってんの。名前覚えてるなら紹介しろ。
「名乗ってねよ!てかお前、よく見たらいつもいち。。。中野さんと一緒にいる留学生じゃねか!」
はい、その本人です。いつも中野ズといる留学生です。
「どの方の中野でしょうか」
「一緒のクラスの中野一花だよ」
「ああ、一花か。彼女何かした?」
「一花って。。。お前、中野さんと仲良いのか?」
「いいのかって。。。友達だけど」
「マジかよ」
よくわからんが、こいつが私と一花は仲の良い友達にとして嫉妬感を抱いている。
そうよな、美人と友達なんだ。羨ましかろう。
「もしかして一花と友達になりたいのか?紹介してあげるのも。。。」
「違うんだ。。。友達というなんというか。。。正直に言うなら、俺先日中野さんを教室に呼んできて、林間学校の最後の日にキャンプファイアへ誘ったんだ」
なるほど、つまりこの男、一花のこと好きだから招こうと思ったのか。ふむふむ、が結果は想像できるけど、あの一花が受けるわけが。。。
「でもまさかこいつに先越されてよ。悔しいいいいい!」
「だろ。。。え?先越された?誰に?」
ヤンキーが“こいつ”を指した。
私は一体なにが起こったのか、脳で把握できない故、彼に説明を求む。しかし彼は言わなかった。このヤンキー近くいると色々不都合がありそうだ。
仕方がない、なら直接一花から説明してもらうか。思えば出発する前にあいつと組むこと言ったな。
髪を整理して、サングラスをかけて。
「あら、アンくんおかえりってなにそのヤクザみたいな格好は!」
「おお、一花。ちょうどいいところに来た。話がある」
「はい、どうぞ」
「キャンプファイヤーのことだが。。。」
「天使さん!」
「どうした女子生徒α。今大事な話を。。。」
「すみません、実は焚き火が弱くなってて」
「ならあそこの班から受け取るとええ」
「そっか。ありがとう」
「どういたしまして。話が戻るだが。お前は。。。」
「天使さん!」
「ち。。。今は大事な。。。」
「さっき男子たちがご飯を炊くわいて」
「それがどうした女子生徒β」
「その。。。入れた水が少なく米がまだ熟していなくて」
「ほんなら鍋の沸いた水を入れよ。その方が手っ取り早い」
「はい、わかりました」
今度こそ。
「「天使さん」」
「どうしたΩω!」
「呼び方そんなに違いないけど、シンボルは違うのね」
「カレーの量がこれポッチしかないんです」
「鍋に水の量を調整して食材の量を増やせ」
「わかりました!」
「そっちは。。。」
「それが、うちの班の男子が隣の班の男子と揉め始めて」
嗚呼もう、なんでどの世界の男子は面倒ごとを招いてくるの!私も男子だけど。隣とやあいつじゃねか。
一花のことを後にしておいて急いで喧嘩の現場に向かう。事情を聞くと単なる大人気ない、飯が作るか作れない問題だ。私は軽く説得に応じて落ち着けようと試してみたが上手くいかなかった。むしろ悪化に進んだ。
まずい、コミュ力の低い私が油に火を注いでしまった。どうすれば。。。
この悩みに頭を抱えてるうち、奴が現れて男子たちが絶望した。無理もない。
14mの大きさで、冷徹な顔立ちと常人ハズレの身体能力。その圧倒的な力は誰の前にたっても認識することができる。奴に敵わない、逃げないと。
「そうっか。。。お前だなアニイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!」
「ちょっと!やめてくれる、私は太いみたいに言わないで!」
ネタバレを言うおと間に蝶々に蹴られた。
彼女の現れによって男子たちが大人しか退いた。
さっすがギャル、やることが違う。
「あんた本当情けないわね。こんなこともできないなんて」
「面目ない、ご助力感謝する」
「勘違いしないでもらえる。私は別にあんたのためやったではないから、ただちょっと気になることがあるだけ」
気になること?
「五月となにかあったの?」
。。。
「昨日は息あいあいしていたのに今朝起きたら落ち込んだ顔していたわよ」
「。。。一様聞くけど。なんで五月さんが落ち込むと私と関係があるとわかるの?」
「。。。癪だけど。。。家では五月いつもあんたの話で持ち込みよ。朝から晩までね。なんであんたみたいな男と耳に入れなきゃいけないのかね」
ほんと嫌味隠さないな。
「で、話してくれない」
「なんでいつも罵倒されるお前に話さなきゃいけないの。そもそもあんた私のこと嫌いだろ」
「ええ、嫌いよ。あんたも上杉も大っ嫌い。五人でいた家は着心地良かったのに、いきなり異物が押し込んできて迷惑だわ」
キレそう。
「でも。。。ちょくちょく思ってきたけど、もしあの時、テスト結果がそのままパパに教えたら、一花たちが悲しむかもしれない。それだけは避けたいの」
蝶々あんた。
「だから、あんな五月の重いものを抱えるような姿見てられないわ。教えて、あんたと五月はなにがあったのか」
彼女の姉妹思いに打ちのめされ、私のやもえずこころを開いた。普段中野の二とも思えない執着。いつもならどうでもいいとか興味はないとかすぐに立ち去る。でも彼女たちに関わる事情であると母が子を守りたいのように執着しにくる。
こんな彼女だから私は流された。原因の一から十まで話した。
「くっだらない」
「おい、人が親切に悩みを話したのに、その言い方ないだろ」
「だって事実だもの、結局なところ五月があんたのことを知りたくて教えないって話でしょう」
「簡単に言えばその通りだけど」
「言えばいいんじゃない」
「余裕でことだと思うでない、そうだとしたらとっくにやったわい」
「私なら真っ先に言うけど」
「みんなお前みたいに陽々と気安く思うこと話さないの」
「それって口軽いって言いたいわけ。言っとくけど、そう見えるのはあんたが窮屈すぎ思うけど」
「なわけねだろ。私の素直さは宇宙の海坊主も響くから」
「知らないわよ。てかそこよ!そこは問題って言ってんの!」
「どこに?」
「あんたは悩みを話すつもりだけど実際は中途半端で肝心なところ逃げて、一仕事やったな感じで立ち去って。五月もうんざりするわよ」
「私はそういうつもりじゃ。。。」
「なくてもそう感じさせられおえないの。あんたその生半可で徹底しない性格は正直に言うとついていけないわ」
いい終えそのまま作業に戻った。
。。。どうしるって言うんだ。
わからない。人が自分に心配な気持ちを向かわれた時、どうするべきかわからない。だってそんなの必要はないもの。己のけじめは自分でなんとかする。
「あの。。。天使さん。。。ですよ。中野さんの友達」
「ん?君は確か三玖のクラスメイト?」
「はい、実は中野さんが呼んでいて」
三玖が私?なんだろ何かトラブルでも。。。
「アンジェ。。。」
彼女は泣きそうな声で震いながら私に声かけた。どうやらカレーがうまく料理できなくて泣き染めになったようです。
「アンジェ。。。カレーが。。。」
「大丈夫。。。よく頑張ったな」
最低限黒焦げになってない。でも鍋の中には熟した食材とまだ熟していない食材が混じっている。特に肉。中身は生のままのもいる。混雑すぎてこれじゃどうにもならない。あ!こっちのもごちゃごちゃになれてる。私としたことが。これじゃ人数で食うのも足りないかも。クッソ!
ん?これは解けてないカレー?あれ、残りはあったっけ?
「。。。あああ、こんな奴に料理勝負を仕掛けたなんて、やっはりたえもないね。所詮中途半端、料理の腕はイマイチでしょうね」
こいつ!
。。。ちょっと待て。。。これって。。。蝶々の。
「なに?ほら、言い返しなさいよ」
彼女がいい気な言葉遣いで、赤面ながらも、強く私に言った。
。。。
シャキン
「おのえら!今すぐカレーを完成するぞ!」
「わ!アンくん、どうしたの!」
「あいつの目にモノを見せてやれ!三玖はん!鍋にまだ熟してない肉取り出して沸いた水に入れて待機!」
「あ、はい」
「そしてうちの班のカレーと三玖はんので混ぜる」
「いいのアンくん?それは変な味になるんじゃ」
「問題ない、倍にカレーを入れれば味は濃くなる」
数分後カレーを完成して披露した。
疲れた。
「えっと、ここでこの私、杉田銀時に任せよ。では」
なんでモブ田先生審査員として登場しているのかわからない、でも助かる。しかも明らかに現実と虚構の世界な名前がいっぺん混ざっている。
先生はまず蝶々のカレーを味わって、口でザクザクザクザク。そして次は私の作ったカレー、スプンで持ち上げて口の中に運ぶ、ザクザクザクザク。
食事をする時変な声出すんじゃない、ちゃんと噛んでらっしゃい。
「知ってるか。昔はな、先生はこう見えて悪だったよ。そこらへんで散歩してダチ作って、喧嘩してたんだよ。当時も思い出すと、なんてクッソガキたちなんだ。もう何度も切り離せたいと思ったんだ。これ以上担いでらんねよってね。でもどんどん歳をとって自分を背中をちょっと見るとすっげ違和感しかねわ」
。。。
「いつも説教しておいて長い髪でねめしい奴だって、その裏には影に隠れて人ん家の奥さんジロジロ見て。
必死でぶっ飛ばせたい奴がいて毎日道場破りにしくる奴はやがてその決め台詞は世界をぶっ壊したい厨二やろうになった。
以前はずっとあはははで大声で笑う男が今で大声で笑う」
。。。
「誰にだって両手に大事な何かだ抱えてるもんだ。だがかずいてる時には気づきはしね。その重さに気づくのは全部手元から滑り落ちた時だ。もうこんなもんもたねと何度も思ったかしらね。なのにまたいつのまにか背負い込んでんだ」
。。。
「昔の友人は相変わらずバカで安心したわ。
うし、よしみんな夜は肝試しだ。安全を考慮して友人と恋人と仲良く楽しめなさい。じゃこれで」
。。。
。。。
。。。
。。。
「いや。。。」
「その。。。」
。。。
。。。
。。。
。。。
「「あじはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」」
暗き森
そこで歩く男女二人。
「なんだ、全然お化けいないじゃねえの。係の人一体なにをしているのかしら」
「(クッソ、こちとら吊り橋効果を期待していたのに、これじゃ全く怖がってくれねじゃねか。あのやろ)」
「(いやだ。なんかものすごく怖い顔している。ドキドキしてきちゃった)」
っとまだ何にもしていないのに吊り橋なんとかの効果聞いている模様。
二人がもう一歩踏み込もうとした時、前にある茂みが動いた。風かっと思った時、恐ろしい格好していた二人組が参加者たちに襲いかかってきてやむえず逃げた。
「絶好調ですね。私嬉しいです。いつも死んだ眼をした上杉さんの眼に生気を感じます」
「そうか、蘇れてなによりだ。あいつはどうなんだ」
「あ、天使さんなら、ほら、あっち」
四葉が刺し指で刺したところに太郎が眼をおくる。
「この暗き森で迷える発情期中の小羊カップルいねええええかあああああああああああ!」
「「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」
やれやれ、我ながらなかなかの咆哮を放ったぜ。
「なに言ってんだお前!」
「いって!なにしあがる!」
「バカやろ!俺たちの目的は相手を怖がらせるだぞ!なんだありゃ!」
「どこぞのいちゃカップルを見てイライラする局長」
「誰よそれ!」
「誰だっていんだろ。どうせ効果は同じ。。。いや、むしろ倍だと思うよ」
「それはそうだけど」
人間は未知な存在と遭遇する時、または己の知識に安置されてないものに自動的人体が拒否反応が起こす。例えば今私がそうである。私は不気味な稲穂と赤仮面を被っています。なにやらどこぞこご当地妖怪みたいなもんですごく有名です。
「ダメですよ、天使さん。ちゃんとお化けの役をやらないと」
「はい、わかりましたよ」
嫌々そうにいいながら私は四葉の真剣な表情を見つめる。
。。。
。。。
「まあなんだ。。。せっかく太郎を引っ張れきたし、この旅行をこいつの記憶に刻むできるよう、善処するよ」
四葉はキラキラして。
「えっと。。。セリフは“悪い子はねか”っていいよな」
「そうそうそれ。あ、次が来るぞ、隠れて」
たく、この役も楽じゃないな。
あの天パイカレポンチ教師、審査員義務を放棄しても呆れず、肝試しにもう一人お化け役を無理矢理やらせおって。ぜって三玖の料理食わせてやる。
あれ?そういえばなんでさっき四葉にあんなこと言ったんだ?
「やってあるうううううううううううううう!」
「たべちゃうぞおおおおおおおおおおおおおお!」
「悪い子はねか!」
声小さすぎたかな。
「あ、四葉」
「フータローとアンジェもいる」
見知った顔ずれだった。
太郎も迫真な演技恐怖を与えるつもりで損しているようだ。一花は彼をフォローするためかびっくりするふり芝居を始めた。
「アンくんはどう。恐怖係」
「しんどいけど、案外とスレスレ発散になるな」
「だろ!この息で奴らに恐怖のどん底に引きずってあげようか」
「フータローくんの発想半端ないけど」
「相当な恨みを買っていますね」
「あ、フータローくんその金髪どうしたの?染めた?」
「カツラだ、それより早く進めて、次の組みは来るから」
さっきからなにも言わずの三玖声をかけた。
「三玖がどう思う」
「え?!えっと!」
「どうた似合うか、これ」
「あ!ナマハゲ」
「え?生ハゲ?」
「ナマハゲは日本に伝わる妖怪。その言い伝えは平安時代よりも古いと聞いている。その物語には大陸から五つの妖怪たちがきた日本に上陸し悪さを働いた。人々は困り果てたさきにとある方法を浮かんで鬼たちに言った。もし黎明まで、この海辺から山頂まで千の石段を築きできたら、気娘を授けよう。そして鬼たちは働きに励み九九九の段階で最後の一つで完成に仕上げという時一人が突如鶏の鳴きの真似をし、鬼たちがびっくりしてその場所を去って二度と来なくなった」
へえ、このお化けそんな言い伝えあったんだ。
「あと怖がらせる時標準語でなくそのまま方言に変換したら、もっと魅力を伝わると思う。悪い子がねぇがって」
「悪い子がねぇがああああああ!こう?」
「うん、あとは」
なるほど、さっきは妙な違和感があったですけどこれだったのか、改めて地元方言で言うとやっぱり違うな。
「アンくんもそう思うでしょう」
「え?」
「聞いてなかったの」
「ごめん、なんの話していたっけ」
「もう、ほら」
この時一花は太郎を自分の方へ引き寄せ腕を握って谷間に寄せた。三玖と私は呆然した。
「どう?こうして揃うとなんかやばいカップルに見える?」
そうだな。右から左へ見ても、上から下へ見てもチャラ男と軽い女にしか映らない。
私はこころのモヤモヤ抑えながら歯を食いしばった。
なんでこんなに苦しんだろ?
それから太郎が彼女たちに早くこの先へ進めると唆す。私も彼女たちが見えないまで手を振っていた。
悪い子がねぇが。
悪い子がねぇが。
悪い子がねぇが。
悪い子がねぇが。
悪い子がねぇが。
よし。次来ている。
「そうだ上杉さん、脅し方に関してはまだ迷いがあります。もっと凝った登場しないと」
「それなら次の方に太郎一人にやらせたらどうだ」
「いいですね」
「たく、仕方ね。俺もちょうど物足りないと思ったんだ」
彼は木に登った。足首にロープを巻いて枝にまげた。
え、なにするつもり。
四葉も突如の行動でオドオドしている。
こりゃ恐ろしすぎるだろ。
「こんなチープなおもちゃで誰が驚くのよ」
お、次の被害者来ているぞ。この声は。。。蝶々。
ニコニコ笑笑。
「はぁ。。。林間学校ってもっと楽しいと思ってたんだけどなぁ」
太郎、私の合図で。
「(わかった)」
「(この二人さん心のでテレパシーで通じてる。天使さんも上杉さんに負けないゲス顔も!)」
よし、近づいている。5、4、3。ん?蝶々の相方は誰だ?2、1。
。。。いまだ!
「べんきょうしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
太郎が半端ない猫を絞め殺すのような叫びで彼女たちを怖らがせた。
「もういやですううううううううううううううううう!」
「五月!待ちなさい!」
あ、やべぇ。やりすぎたかも。
「本当に苦手だったのか」
「か弱い女子にとってはやりすぎたかもしれないな」
そうっか。五月さんこんな子だったんだな。
「ちょっと待て二人とも、さっき二乃と五月がどの方向へ行ったのかちゃんと見ましたか!」
「「え?」」
私たちは四葉に言われて思考停止した。
言われ見れば。。。あれ?どっちに行ったっけ?おや?あれ?。。。まさか!?
「おい、確かあっちの道って崖だったよな?」
「だったじゃなくて確定だろ!早く迎えなと!俺は二乃の方!アン!お前は五月を頼む!四葉は肝試しが終わるまでここに残れ」
「「ラジャ!」」
一花と三玖
「三玖速いよ。せっかくフータローくんに会えたんだからもう少しいたらよかったのに。ほら肝試しって絶好のチャンスじゃん」
「。。。私気になることがあるかも」
「なに?」
「アンジェはフータローと同じみんなの家庭教師だけど。。。それ以前に心を通じ合う大切な友達」
「そうだけど、なに?」
「前からアンジェに既視感が感じた」
。。。
「アンジェは頼みごとに嫌々言っている裏腹に、優しくて、困っている人があったら助けるし、相談に乗ってくれる。なにかできて何かできない時ちゃんと観察していて、みんなを笑顔にする」
「そうだよね。そのせいで上手く自分の気持ちを伝えるのを下手で、ついつい誤解されてね。誰かのために自分を犠牲にする一面もあるよね。空気をギザギザしている時ボケるし。。。ってなんでそんな話しに。。。まさか三玖フータローくんだけじゃなくてアンくんも。。。」
「違う。そうじゃない」
「清々しいね」
「一花は感じないの?アンジェのこと誰に似ているかを」
。。。