五等分の花嫁・あなたと共に過ごした記憶   作:angelika

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第十七話

 

 

 

 

 

 

 地獄とはあの世で亡き者たち。。。いや、生前悪行を働かした人々の適した場所である。っと言っても国や宗教によってそれそれの地獄が存在する。私は知る限り存在を把握できろのはゲルダレムの地下である。近くにいる暗き森を抜けて、山頂を見える時まっすぐ進んで、そこには石造の扉があります。近づくと不気味な話し声が伝わって来る:

 

 Per me si va ne la città dolente,

 per me si va ne l’etterno dolore,

 per me si va tra la perduta gente.

 

 その上に刻んだ文字はこう書いてあります:

 

 Lasciate ogne speranza, o voi ch’ intrate.

 

 この先足を運ぶにはかなりの勇気がなければ通れない旅先である。ちなみに生きたまま死者の世界へ参るのはライブチケットなしで武道館に勝手に入るの等しい。通る許可は神のみ許される。過去に唯一それを許したのはあの詩人のに。残りの偉大なる英雄たち主の許可を取らず地獄へ降りて豪遊した際に、命が尽きる時、天国という単語は意味が失う。

 そして私もこの者たちに加わって天意に逆らう。なぜって?簡単さ。私は悪になりたいからだ。ちっちゃなことから優等生、気づいたから大人になっていた。ナイフのような思考回路、持ち合わせるわけもなく、でも遊び足りない、何か足りない、困っちまうこれは誰かのせい、あてもなくただ混乱するエイデイ。それもそっか。最新の流行は当然の把握、経済の動向も通勤時チェック、純情な精神で入社しワーク、社会人じゃ当然のルールです。

 逆らいたい!この程度のトラブルなど我は止まりはしない。だから。。。

 

「五月さん!五月さん!どこですか!返事をしてください!」

 

 。。。

 

 。。。

 

 返事はない。。。沈黙さしか伝わってこない。。。わぁ、鳥肌立つな。。。別に怖がったりしてないさ。。。ただ静かすぎるかなって盛り上がりが足りないかなって思っただけ。別にお化けが苦手ということではないから。。。そもそもこのようにお化け存在するわけないじゃん。。。だって獄卒あるのよ、霊は全部連れ去られたのよ。だからいないって。もしいたらあの世のせいだ。そうだぞ。獄卒役人たち上手く仕事しないから霊が出没するんだ。

 なははははははははははっはは!

 

 。。。

 

 。。。

 

 やっぱあるじゃん。

 

「すまねぇが太郎。。。お願い!ドラえもんの歌を歌って。。。っていないだった!」

 

 まぁいいわ。別にいてもいなくとも変わらないし。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 ざわぁ。。。ざわぁ。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 ざわぁ。。。ざわぁ。。、

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 てれる!てれる!てれる!てれる!てれる!てれる!てれれる!

 てれる!てれる!てれる!てれる!てれる!てれる!てれれる!

 ぱぱぱ!ぱぱぱ!ぱぱぱ!ぱぱぱ!ぱぱぱ!ぱぱぱ!

 てれるるるるるるるるるるる!

 ダンダダン!

 

 ここは地獄!地獄! 素敵な地獄!

 地獄、じご、じご、じごくだよ~!!

 ここは地獄!地獄! 楽しい地獄!

 地獄、じご、じご、じごくだよ~!!

 

 等活、黒縄、衆合、叫喚

 大叫喚、焦熱、大焦熱、阿鼻!!

 不喜処、瓮熟処、如飛虫堕処、受苦無有数量処

 屎泥処、刀輪処、多苦処、闇冥処、極苦処

 

 あ部陀、刺部陀、あ听陀、かか婆、虎虎婆、う鉢羅、鉢特摩、摩訶鉢特摩

 

 衆病処、雨鉄処、悪杖処、黒色鼠狼処、針山、血の池、まだまだ色々!

 

 地獄はあるかもしれないよ!!

 この世の行い気をつけてー!

 

 あとはなんだっけ!

 

「五月さんあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暗き森のどこかに

 

「ひぃ!」

 

 。。。

 

「さっき、誰かに呼ばれたようなきが。。。」

 

 。。。

 

「。。。気のせいですよね。。。二乃!。。。返事をしてください!。。。お願いです!。。。返事。。。!」

 

 ざわぁ。。。ざわぁ。。。

 

「。。。二乃?」

 

 ざわぁ!

 

「いやあああああああああああああ!。。。あ?」

 

 兎が現れました。そして逃げた。

 

「なんだ。ただのウサギ、びっくりした。。。」

 

「異異回転処」

 

「え?」

 

「空中受苦処」

 

「誰?」

 

「等喚受苦処」

 

「なに?」

 

「大量受苦悩処」

 

「いやだ!」

 

 五月は無闇に走り出した。

 

「割刳処、脈脈断処、悪見処、団処、多苦悩処、忍苦処、朱誅朱誅処、何何奚処、涙火出処、一切根滅処、無彼岸受苦処、鉢頭摩処

 

「いや!もうどこから伝わって来るの!二乃!」

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

 。。。

 

「あれ?止まっ。。。」

 

 。。。すたすた

 

「ん?」

 

 五月は後ろを振り向く。

 

 。。。すたすたすたすたすたすた!

 

「近づいている!」

 

 。。。

 

 。。。

 

「この世の行い気をつけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 二人とも追いかけっこ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一花と三玖

 

「似ているって。。。そうだね。。。日本に憧れ毎日画面越し日本人のあらゆる仕草を観察して、ラジオをで独り言繰り返しててさ。相当な妄想力の持ち主だよ。あれが将来社会で出ると心配で心配で。。。」

 

「そうじゃなくて。本当に誰かを思い浮かばない?」

 

「。。。三玖はこんなにアンくんのこと心配して、もしかしてときめいちゃったかな?」

 

「。。。私はアンジェのことこころから許される友人だと思っている。でも彼を知るほどあの面影が記憶から浮かんできて。。。」

 

「。。。そうだね。。。心配ないんだと思う。私も薄々気づいている思うけどね。でもアンくんはそうにはならない。彼はあの時あの子にない物を持っている。だから大丈夫」

 

「。。。一花はアンジェのこと好きなんだね」

 

「はぁ!?違うなんていうか!ほら、さっき言ったじゃん!アンくんは日本の認識結構偏っていてさ、たださなきゃっと思ってね!」

 

「そうだね」

 

「それは信じてないな!三玖!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 太郎と二乃

 

「キンタローくん、キミは明日もここにいるのかな?」

 

 月光の下で彼女が彼にフォークダンスの伝説を話した。彼はほっぺから汗を流して知らないとフリをした。最終的に彼女は申し込んだ。

 

「私と踊ってくれませんか?」

 

 この誘いを耳にした彼はさらに困惑した。どうしたらいいのかと。だがその時。。。

 

「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

「え?!この声って!」

 

「五月か」

 

「そうだけど。。。あれ?どうしてキンタローくんが知ってるの話していたっけ?」

 

「ギク!いやぁね、風太郎聞いたんだよ!」

 

「そっか。じゃいくわよ」

 

 この隙に彼は距離をとった。

 

「二乃。。。どこに行ったんですか!助けて!」

 

「摩訶鉢頭摩処、火盆処、鉄末火処、大吼処、普聲処、髪火流処、火末虫処、熱鉄火杵処、雨炎火処、殺殺処、鉄林曠野処、普闇処、閻魔羅遮約曠野処、剣林処」

 

「いやです!私はまだ。。。」

 

「大剣林処、芭蕉烟林処、有煙火林処、雲火霧処、分別苦処。この世の行い気をつけっぶうううううううううううううううううううううううううううううううううううう!」

 

 蹴られた。

 

「五月!」

 

「あ、二乃!心細かったです」

 

「もう大丈夫わよってあんたはなにしてくれているのよ!」

 

「いや、なにって私は。。。」

 

「泣いてる女の子をあそこまで追いかけるなんて最低だけど」

 

「いや!違うんだ説明を。。。」

 

 五月さんは剥がれた仮面を濡れた頬で私を眼も合わせなかった。

 これはどんでもないことしちゃった。

 それから私たちは宿へ戻った。戻る前に蝶々が誰かを探しているの気づいた。聞いてきていたが無視された、でもどこかとてもご機嫌に感じる。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

「大きいため息だな」

 

「色々の重ねで交友関係にひびができていてね。そういうお前こそなんか困っている様子だけど」

 

「色々な重ねでスケジュールが混雑に」

 

 太郎も太郎で大変だな。

 私は何個サンドイッチ取って五月さんへお詫びのつもりで挨拶に行ったんだが、拗ねちゃって別のところに行ってしまった。

 がぁぁぁぁぁぁぁん!

 

「あら、アンくんどうしたの落ち込んで」

 

 あ、一花に三玖だ。

 この心に籠った不快を彼女たちに共有した。

 

「また五月と喧嘩したの、まったくあっついね」

 

「夫婦喧嘩みたいに言うな、あとなんか三玖拗ねているだけど何かあったの」

 

「なんでもない」

 

 聞いただけでさらに不機嫌になった。

 

「まぁ、確かに原因はアンくんにあると思うよ」

 

 また胸に大きな打撃を受けざる置けなかった。

 

「でもそんなに悩まないで。五月はとっても真面目な子だけど不器用で、私たち姉妹以外ではあまり自分の話しないからさ、それを特別にアンくんだけに心を開いたのは信頼されてるじゃないかな。でもアンくん自身が自分のこと話さないし、警戒心も強い」

 

 わぁ、言いたい放題。

 

「時も嘘をつくけど、それは誰かのためにやってること、私は一番わかっているよ」

 

 。。。うるっせよ。

 

「あ、アンジェ五月みたいになっている」

 

「な!」

 

「本当だ。アンくんかわいい」

 

 おんのっれ、一花!それに三玖まで!

 

「あ!アンくんどこにいくの?」

 

「四葉を手伝いにいく!」

 

 こうして私は頬を膨らみながらその場を去った。

 

「ね、三玖みた!アンくんの顔、かわいいかったな」

 

「。。。一花、追いかけないの?」

 

「ん?まぁ大丈夫でしょう。アンくんだし」

 

「いや、そういうのじゃなくて。。。」

 

「じゃ!私たちも楽しめおうか」

 

 。。。

 

 三玖は一花の行動疑問を抱いてた。なんで追いに行かないか、なんで止めていかないか、なんでわざわざ彼の気持ちを自分より彼女の方へ向くのか。わからない。わからない。彼女は上杉風太郎にどう向き合えばいいのでしょうか。好きな人に、好きという気持ちを伝えればいいのでしょうか。

 

「というわけでさ、一花かでさ」

 

「ふんぬ!」

 

「揶揄ってくるのよ」

 

「はと!ずごち!」

 

「これも初めてじゃないでさ」

 

「もう。。。ダメ。。。」

 

「上杉さんって本当に男の子ですか?」

 

「見た目でみたまっま運動うんちやな。私を見ろ、両肩に木!」

 

「天使さんすっごい!」

 

「だろ!男の子だから!」

 

「「あはははははははは」」

 

「なぜだ!アンは理科系なのに、なぜこんなに力強いんだ!」

 

 いや、その考えを間違っているよ。そもそも理系が運動苦手という定義されるのやめろ。1+1=2は不変だが、数学できる人が全部運動うんちという法則は存在しない。人間は無限な可能性を生むのだ。

 

「あ、そうだ!上杉さんと天使さんにお説教しなければいけませんでした」

 

 四葉は私と太郎が五月さんと蝶々を探しにいく時ずっと一人で脅かし役をやらされて根に持ってるようだ。

 大変だったな、いつか美味しい食事を作ってあげようか。

 

「うし、これをここにっと」

 

「私次行きます!運動にもなって一石二鳥ですね!」

 

 太郎に回復の隙も与えず次の木材を取りに行った。

 元気な子やな。姉妹の中では彼女一番例外やな。

 

「大丈夫か」

 

「だ。。。じゅ。。。にみえるか。。。はぁ。。。」

 

 四葉と片方持っただけでこんなていたらく。丁度水持ってたので彼に渡して一気に飲み干した。結構の水分がなくなったにみえる。四葉のセリフを借りて。。。本当に男の子ですか?

 

「なぁアン、俺ってどう見える?」

 

「無神経」

 

「即答!」

 

「聞くまでもないだろ、もうみんな知ってるよ!」

 

「マジかよ、心当たりないけど、もしかして俺って自分を思うより彼女たちの好感度低い?」

 

 それを質問で受け取れるのをいいのでしょうか。既定の場合はお前を見直すは。

 

「忠告してあげるよ。これ以上彼女たちと距離を疎遠になりたくなければ不審の真似は控えることだ。いいな」

 

「。。。五月みたいなこと言うな」

 

 五月さんグッジョブ。

 

「そのまんまだよ。そう言われてもどうすればいいのかわっかんない」

 

「できるよ。だってこの私を攻略した男なんだから、できないわけないだろ」

 

 。。。

 

「ほら、しっかりしろ。ここは私と四葉を任せるから、お前はゆっくりとあいつらと親睦会で行ってこい」

 

 言い終えて去った。

 

「。。。たく、かっこうつけ上がって。。。お前みたいな親友がいて心強いな。。。」

 

 親友とは互いに心を許し合っている友達。

 親友とは相互に理解し合っているので、一緒にいるととても居心地が良い存在でもある。お互いの間に深い信頼があり、心を許してしまう。自分の弱いところを見せることができ、見えを張ることなく自然体でいられる存在が親友と呼ぶ。

 このこと天使アンジェの耳に伝わったのかないのか。とにかく彼は涎を垂らしてすっごい温かみで微笑んて、隣にいる四葉は引いた。

 

「これで最後だな」

 

 キャンプファイヤー用の木材を倉庫に運び終えて、扉に鍵をかけた。

 

「いやぁぁぁ、体動かしたな」

 

「そうですね、いっぱい汗もかいたし寮にお風呂に入りたいですね」

 

「一緒に入ろうか?」

 

「入りません!」

 

「冗談だよ」

 

「天使さんの口から言うと説得力ないです!」

 

「まぁまぁ、そんなに警戒しないで。そうだ、運動と言ったらさ最近すっげ漫画見ててさ」

 

「っ!運動!汗!体!まさか!」

 

「違う!いいから色欲から離れて!」

 

 最近読んでるのはサッカー漫画でめっちゃおもろかったわ。主人公は日本サッカーチームの代表になるためとある施設の招待状を受け取った。そこでは外の世界に完全遮断されていて、理不尽なほど訓練を行なっていた。そこの仲間も曲者揃いで、尋常ならぬ身体能力の持つ主も存在する。仲間だったら心強い、敵だったら己のさらなる高みへ目指す踏み台となる。この漫画はそういう天辺しか考えないサッカー選手たちの物語である。

 

「私も見ましたよ。いやぁあつったねぇ。まさか序盤でチームの架け橋になる思ってた人が最初の脱落者にされるなんて」

 

「あそこからど展開で入ったね。びっくりした。脱落されてとんでもない顔芸も披露したよ」

 

「それもそうでしょう。真正面からサッカーボールが顔面にぶち込んできて相当痛かったよね」

 

「絵柄の雰囲気もかなり怒ったな。作者はちゃんと表現してきたのよ。すごすぎる」

 

「最初の脱落者とはいえ、あのキャラクターは頭から離れないよ」

 

「印象深いね」

 

 いいな、漫画友達というのは。こうやって感想述べたり、鑑賞したり、居心地良いな。

 

「でもあんまりです。自分を最前線で活躍するために仲間を置きザルするなんて。ぶぅぶぅ」

 

「確かに、モラル的にはキッツイかもしれないな」

 

「天使さんも思うでしょう。サッカーはチームワークなスポーツだからね。仲間と協力しないと」

 

「でもな四葉よ。サッカーといっても彼らは最高アタッカーになるため己を未熟さを磨いている。それにアタッカーとは他でもない自分自身の力のみ引き出せる物だ。なぜならゴールを決めるのはアタッカーだけ」

 

「違います。アタッカーは最もいいタイミングでボールをゴールするにはチームプレイは大切です。お互いの連携をとるの必要です」

 

「甘いな、確かにボールをゴールに入れるために仲間の協力は不可欠だ、だがしかし!しかし!ゴールできるのはアタッカーのみ!例えどんないい連携を取ろうと結局はポイント稼ぎはアタッカー頼み。つばり勝利の鍵はアタッカーが握られている!はい!ろん。。。」

 

「まった!」

 

「な。。。なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

 

「論破するのまだ早いです。なぜなら、天使さんはサッカーに根本のプレイは欠けています。まずはアタッカーの役目は相手チームへ攻めてポイントをゲットするところは間違っていません。しかし、ただアタッカーを敵陣に送り込むのは無謀だと思います」

 

「何が言いたい」

 

「ズバリです。視野が狭さです。天使さんはアタッカーの質量だけを評価して、その周りが見えなくなったのです!結論に至っては!サッカーは最初に最後まで!チームワーク頼りである!」

 

 ああああああああああ!論破された!まるで見えない銃弾が画面を割りて、論破あれた空気を作っている!

 冷静になるとそれもそっか。孫子によると、もし敵は有利な状況である場合は我々は守るに入れなければならない、もし互角である場合敵を分散しなければならない、もしこちらは有利であれば存分に攻めるのが筋である。

 これは前に三玖とドキュメンタリーを観て話したな。まさに風林火山。

 

「どうですか?」

 

「ははぁ、まいった」

 

 四葉は花を伸ばして勝利のポーズをとった。燦爛な笑顔も欠けなかった。

 

「天使さんはスポーツ系漫画も見るんだね」

 

「たまたますみ角から見つかって、止められなくなったよ。でも私の主な好みは恋愛系だから」

 

「そっか。でも恋愛系といってもいろんな種類あるよね。どれが好みですか」

 

 こう聞かれても、選ぶのむずいな。序盤からもう結んでる系とか、文化競技恋愛とか、ハーレム系とか、恋愛頭脳戦とか。

 

「そうだ。私的には新感覚だけど、ハーレム的でヒロインは誰かわからない系は好き」

 

「それはどういう話ですか?」

 

 表ではただのハーレム系漫画だけど、物語の進め方は謎解きみたいなもんで、作者は伏線を置いて読者に解けさせる形になっている。そして読むほど切なくなり、自分推しのヒロインが勝ちたいと欲しくなる。選ばれ慣れなかったはのは辛いけど、めっちゃ面白かった。思わず、おめでとうっと言いたくなる。

 

 。。。

 

「おすすめもあるよ。カフェテラスと甘かみ、どっちの女の子もかわいいくて。。。四葉?」

 

 。。。

 

 ん?どうした?黙ってて?

 

「四葉、大丈夫?」

 

「。。。あ!?すみません、ぼうっとしてた」

 

「気分でも悪いのか、よかったら部屋まで支えてあげるよ」

 

「いえ、なんでもないです。私これから別の用事があった。じゃね。あとさっき言った恋愛系の漫画後日詳しく教えてくださいね!」

 

 四葉は私に手を振ってその場を離れた。

 イッテ!頭痛が。。。まぁいっか。

 私も寮に戻る途中三玖と遭遇した。

 

「三玖、どうしたのオドオドして」

 

「実は一花を探しているの」

 

「一花?彼女なら戻ったんじゃないのか?」

 

「部屋にいない」

 

 自分の部屋にいないなら。。。まさか太郎の部屋とかじゃないだろうな。

 

「それも違いだと思う。私さっき彼の部屋に訪れた時留守でしたので」

 

 私たち二人の間の話しを挟み込んできたのは五月さんでした。彼女会うたび初日のことを思い出す。あれは友達の恋話を隠すためか、それとも己の心の狭さが悪戯をしたかったのかわからない。どっちにしろこころを明かしたくないことは変わらない。私はまた彼女から眼を逸らす。

 

「五月。。。そっかなら。。。アンジェにこころあたりない?」

 

「。。。そう言われても。。。」

 

 さっきまで一緒だったからてっきりもう帰っただと。。。もしかして。

 一瞬閃いた。私は太郎と一花たち寮に帰ったというのは仮説に過ぎなかった。実際私は四葉と一緒だったから帰るところ見てなかった。ならば今考える唯一の場所は、あの倉庫。思い返せば鍵もかけてた。

 私たち三人は急いでそこへ向かっている途中、倉庫から大きな音が鳴った。

 

「まずい!誰か来る前に逃げるぞ!」

 

「うん。わぁなんだこれ!」

 

「スプリンクラー。。。火消さなきゃ。。。ひとまずセンサーをなんとかしよう!」

 

「なんとかって。。。だから鍵がないと!」

 

「鍵ならここにありますよ」

 

「あ!助かっ。。。」

 

「太郎。。。一花とこんなところで何をしていたんだ」

 

 駆けつけた先にはずぶぬれた二人はいました。こんな二人を見てなぜか私の心は引き裂くように痛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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