五等分の花嫁・あなたと共に過ごした記憶 作:angelika
前回のあらすじ
私が忙しげに頭を使って心のモヤモヤを排除するためにあっちこっち無意味に行動した。その果てこのような事態になった。
私と五月さんはコテージに戻り太郎の様子を確認するために彼の部屋まで走って行った。廊下の最奥の扉の前には一花を除いて姉妹は揃っていた。私が太郎の体調を確認するため入るつもりだが蝶々に止められた。どうやら先生は厳重に入ることが禁止とされていた。それを逆らえば罰則を喰らう。無理もない。移られるか酷くなるか二択か、それとも両方か。ともあれこれで彼の林間学校が終わったかもしれない。
。。。寂しい終わり方だな。くそ。
この後私たちは解散して各々違う方向へ向かった。
私は一花が自分を責めているではないか心配で探しに行った。
たく、今日は鬼ごっこよりもずっとかくれんぼしているように感じる。やれやれ。
。。。ん?あの部屋灯りがついている。
「四葉?」
「。。。あ、天使さん。どうしたんですか?」
「お前こそ、泣きたいような顔をして」
「そうかな。これのせいかもね」
これって旅館にいた時に見た太郎のメモ書。
「これ。。。上杉さんのしおり。。。付箋やメモがたくさん。こんなに楽しみしていたのに。。。具合の悪い上杉さんを無理に連れ回して、台無しにしちゃった」
。。。どうやらこっちも慰め必要そうだな。まいったな。こう軽い気持ちで考えると自分にも無力さを感じるな。
「私が余計なことしたから。。。」
脳を締めて考えろこの時適度な言葉を。
「結局のところ上杉くんがどう感じたのかなにを考えているのか本人に聞かないとわかりません」
私が己の未熟さを悔やんでいる際、後ろから五月さんが先手をとった。それでも四葉は立ち直らなかった。
「だって私が無理矢理に外に連れ出さなければ、こんなことには。。。」
「。。。謝るには私の方です。私があんなわがまましなければ。。。」
。。。ん?。。。やれやれ。
私が四葉にチョップを入れた。
「いったい!なにするんですか!天使さん!」
「バーカ、考えることが重いんだよ」
「だって。。。」
「奴がそんなやわわけないだろ。ほら、これを見ろ」
悲しんでいる彼女を一枚の紙を差し出した。そこには私が林間学校を出発してからのあらゆることを記載されている。タイトルはらいはちゃんへの土産話と書いている。
・楽しかった話
・車内でアンのムンクの叫びと五つ子ゲーム
・四葉とアンが手伝ってけれた肝試し
候補:三日目のスキー(四葉が教えてくれるらしい)
さらに候補:アンは意外とスキーできないらしい
・驚いた話
・五年ぶりの旅館
・アンと一緒に戯れる
こいつ結構見ていたんだな。相当楽しんでいたそうだ。前言撤回だな。これを見た四葉が瞳に活気が戻った。
「これ。。。本当かな。。。楽しかったかな」
「「さぁ」」
いつものテンションが高い四葉が戻って最初に放った言葉は。
「上杉さんに聞いてみる!」
私たちは止めるつもりだったがもうその場に消えた。
凄まじい行動力。
五月さんも追いかけた。
でもその前に。
「五月さん。。。えっと。。。ありがとう。。。」
「。。。私を必要だったら遠慮せずにいつでも頼ってください。私も天使さんの力になりたいから。。。あとさっき私といた時。。。どういう意味で言ったんですか」
「さっきって。。。!あれは!言葉の誤りていうかないていうか。。。」
「そう。。。ですか」
いい終えて去った五月さんはどこかで寂しさを感じた。
。。。己に力不足があればお互いに背中を預け合うっか。剣しか握らない侍には似合うかもな。
こう考えながらキャンプファイアに向かって周りを観察した。そして階段の一番下に彼女がいた。
「よう、随分落ち込んでるな」
「アンくんひどい。悲しんでいる乙女にそう言いかけるなんて」
「こうくらいじゃないと」
私のおでこを一花のおでこに接触した。
「一花は元気かわからないからな」
っと彼女は真っ赤になって頭から煙も出ていた。私の行動にかなり驚いたようだ。
これでいいのよ。これで揶揄われた分全部チャラにするから。
ちなみに結構恥ずかしかったな。
「やっぱり。。。私がフータローくんにうつしちゃったのかな」
「。。。昨日の夜、倉庫にいた頃か」
「ん、あの時うっかり足に木の幹に当たって落として、フータローくんが私を庇うために身を投げたの。そうしたらアラームが鳴しちゃって防火災機も作動しちゃった」
「だからびしょびしょだったのか。無事でよかった。。。それ以外なにもなかったのか」
「。。。今は言いたくはないの。。。」
「。。。そっか。。。じゃまつ」
「え」
「話したい時でいいから、その時ずっと待ってるから」
上着を脱ぎ一花をあげた。
「じゃ」
「あ、まっ。。。わぁ!」
「あげる。風邪は水分補給が大事」
「三玖。。。ホットもあるんだね」
「アンジェにもあげたけど“ソーダはホットならソーダじゃない”っと言われた」
「あはは、私バカだから、この辺のジョークはわからないからな」
「私も。そんなことより熱治った」
「治った。アンくんに計らってもらったから」
「ふううん。。。身体的接触」
「でこ!でこだから!」
「冗談」
「三玖にそういう冗談似合わない思うけど」
「彼にうつされたかも」
「。。。そうだね。。。ごめんね。風邪のせいで邪魔しちゃって」
「フータローは最初からおかしかった。今にして思えばずっと具合が悪かったんだと思う。それに私も私情で無理させたかも。もしアンジェがいなければ事態がもっと酷くなった」
「それだけじゃないの。。。ダンスのことも伝説のことも。。。もっと早く気づくべきだったのに」
。。。
「。。。私はフータローのことが好き。。。」
「三玖?」
「一花はアンジェのこと好き?」
。。。
「。。。ずっと気にしてた。一花や二乃、みんながフータローとアンジェ、どう接しているのか。私だけ特別なんて平等じゃないと思ってたから。。。だから。。。一花の気持ちを知りたい。。。」
。。。
「。。。わからない。。。この気持ちはどう表現すべきかわからない。。。私いったいアンくんのことどうおもっているのか。。。ただすごく痛かったのこのあたりに。。。前フータローくんと閉じ込められた時、アンくんのあの表情に見られるととても嫌なの。ちゃんと説明に行かなきゃ。。。でもなんでなのかわからない。。。」
「(独り占めはしたい、けど顔に出さない、でもここにこもった感情だけは嘘つかない。たぶん一花は気づいていない。以前の私のように)」
「。。。どうすればいいの。。。」
「今答えを出さなくていい、伝え方時教えていいから。それまではお互い好き勝手にするでいい。その代わり一花もみんなも。。。お好きにどうぞ。一花を応援する」
。。。
「なんか。。。三玖大人びいてない」
「そうかな」
「そうよ絶対。お姉ちゃん寂しいよ」
「なら追いつけないと」
「そうだね。。。ごくごくごく。。。うん、絶妙にまずい。。。でも効力抜群だよ。ありがとう。三玖にすぐ追いつくから」
私が一花から離れた後すぐに三玖となにか語り合ったそうだ。なんのことか知らないけど、なぜなら私とある演目に気を逸らされたからだ。演者たちはまったく和っぽくない服装しててつまらなさを白目で鑑賞していた。
和演目が見たい。そうだ!あれを歌舞伎に妄想してれば!
「なにバカことやってんのよ」
「なんだお前か」
「お前ってとか失礼なやつね」
「うるせぇな、今忙しいの」
「はぁ!なにその態度。言っとくけどあの時の勝負はまだついてないからいい気にならないで!」
「そっちこそ勝負をつけるまで腕を鈍るらせないことだな」
「上等よ。覚悟しなさい」
「お前もな」
そうだったな。昨日の料理勝負、あの勘違い天然パーマの侍のせいで勝者定められなかったな。あれ?そういえばどこに行ったけ、最後にあったのは確か。。。なぜだ。思い出せない。思い出しちゃいけないも気がする。
お互い愉快話をしているうちに彼女に二人の女子生徒がやってきた。料理勝負の時見たことがある。確か蝶々の友達だそうだ。略して蝶々フレンズ。
「ね、二乃。彼と話したいじゃなかった」
「わ。。。わかっている。。。ただ。。。」
「その後一気に彼とダンスにさそりなよ。どうせ相手がいないんでしょう」
「はぁ!ありえないから絶対ありえないから!」
なぜだろう。あいつが吐けたセリフ一つ一つが刺さる。言葉が刃とはそういうことか?
彼女が心境を落ち着かせ服装も整えて言った。
「今日は。。。ありがとう。。。五月を見つけてくれて。。。」
「。。。別に。。。私も心配してたから。。。」
なんだよ。素直そういえばいいじゃん。ツンツンしあがって。こっちが照れるつうの。そうだ。
「な、踊りの相手いないの」
「。。。振られたのよ」
ぷう!フラレ!があ!
「あんた笑ったでしょう!」
「いや、笑って。。。ふぅぅぅぅ!」
「絶対笑った!すぐに調子に乗るから!そうだわ、さっきよくも私を脅したわね!」
「さっきってキンタローのことか!見つかっただろ!嘘ついてねぇだろ!」
「その場を長い時間止まりなかったら追いつけたかもしれないのよ」
「な大暴な!がは!」
しばらくして彼女のヴァイオレンスだんだんと軽くなる。
「まぁ、一様感謝しているから。今回はこれで勘弁してあげる」
。。。
「。。。感謝なら私以外にももう一人あるんじゃないか、ヒントをくれたのはあいつだ。行ってやれ」
「。。。わかっているのよ。。。バカ。。。」
こうして蝶々が離れた。
やっと暴君から解放された。さてこれからどうすっか。今頃姉妹たちはコソコソと太郎のところへいるんだろうな。私がいると変からな。そうッと置いてやろうか。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
一人だな。。。私。
「おい。。。おい!お前だよこの野郎!」
ん?誰か呼んで。。。彼は確か。。。
「慶次か!」
「この野郎わざとだろ!」
「どうせ作者は歴史もん好きだろいいじゃん名前あげてないんだから」
「言うなよそれ!つうか聞いたぞ、あいつ大丈夫か?」
「ああ、なんとなく助かった。今は部屋で寝ている」
「見舞いしに行かなくていいのかよ」
「先生が立ち入り禁止でさっと言っても誰かが行くけど」
「禁止されてもお邪魔するって誰だよ」
「さぁな、誰でしょうね」
「。。。お前はどうなんだよ」
「私は別に。それに行ったらあいつらを邪魔したくないから」
「邪魔って。。。なんでそうなるんだよ」
なぜってと言われても。。。だって私のいない方がいいだろ。ていうかこういうのは男の私ではなく女子としての彼女たちがベタってもんだろ。お互いの手を握って、想い合って、ここまで一緒にいた記憶を思い出して。。。思い出して。。。あれ。。。なんで、苦しい。
「本当にいいのかよ」
「。。。いいのさ。。。これで」
「真逆な思いを感じるけど」
「そんなバカな、能力者でもあるまいし」
「そんなの能力や占いや読心術とか必要はねぇよ。そんな卑怯な打算を頭で考えるより、ここで考えろこの野郎!」
前田がガッツポーズで自分の親差し指を胸に当てた。それはどういう意味なのかわからんが、とにかく当てずっぽうで言い返した。
「すみません、こころが読みましたが、テストの点数があまり。。。」
「夏目漱石じゃねぇよ!」
「え!だってこころを読めって!」
「確かだけど!情が薄いにしても程があるだろ!」
スミマセン、ニホンゴウムズカシイデス。
「。。。俺はバカだ。勉強も性格も品性もそれほど人に見せ明かすものじゃない、ここまでダメな人ならいっそう退学してもいいじゃんでも考えた。でもよう、これでいいのか悔しくないのかって自問自答の時期もあった。どうせ最後ならせめて悔いを残らないように好きな子に告白した。それもダメだった。俺なんて情けない人だってな。これも失敗した。もいいって」
「。。。じゃなんでまだここにいるの。。。」
「。。。あいつのせいさ。勉強しか興味ねぇやつと思ったら中野さんとできてちまってね。なんでこいつができて俺がダメだったんだって。なにがったと思う」
「なんて」
『ははははは、諦めるのなら!諦めろ!」
「どういう意味だそれ!」
「だろ!意味わ感ねぇよな!。。。でもなぜかふざけてると思わなかったんだ。その言葉聞いただけで、こころが再び力が湧いてくるような感じだった。もうしばらく頑張ろうかってやつさ」
。。。
「だからお前もいつも石頭みたいに考えないでガツンとい。。。」
「ちょっとどこに行ったのよ」
「え、どこって。。。」
「もうダンス始めてるのになにぼさっとしてるのさぁさぁ早く」
「わぁ、引っ張るな。。。っつうことで頑張れよ!」
こうして前田は女の子にダンスに招かれた。
。。。ん。。。あの女子誰って。。。知らん原作でもググっても名前見つからなかった。ただの印象深いムブ女子だ。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
私が一体どうしたいんだろ。太郎に彼女たちにどう思われたいんのだろ。痛い。胸が痛い。なにか伝えたい、でもなにを伝えたいすらわからない。どうすれば。。。私一人では。。。
「よう、悩む生徒よ何かあったのかね」
「杉田先生戻って。。。なんで血まみれなんですか!」
「。。。ビッグフットと。。。チカカブラが。。。」
「いるわけねぇだろ!」
「まぁまぁまぁ、そんなことより悩み事だろ、ほら、先生に教えなさい」
素直こいつに教えを乞いたくはない。でもなぜか逆らえない。クッソ!
私は先生に洗いざらい吐いた。
「なるほど。。。話せばいいんだよ話せば」
「だからどうやって」
「なんでもいいんだよ。要するに心に込めた気持ちを明かされたいんだろう。簡単じゃん」
簡単って軽々しくに言い上がって。
「なら問おう。こもらされた気持ちはどうやって明かす」
「そんなの文法で。。。」
「ブッブゥ。。。これだからチェリーは」
チェリー!?
「国語とか語彙とかじゃねぇ。お前がどのような形で伝えたいと言ってんだ。人それぞれ自分という形であるんだ。手紙、ポエム、しおりやエトセトラ。。。各々が己のそのままな形で伝えやすいようにしている。それは文法で綺麗な字で飾るつけるものじゃねぇ。大切なのは自分らしくにいられるのだから」
。。。自分らしく。
「じゃ、俺は傷を癒してくる」
先生はそのだらしないでも頼り難い背中を見せて去ってしまった。まるで役目を終えた侍のように。
自分らしく。。。自分らしく。。。
「さぁ、みなさん、もう終盤に近づいています。今年も来てくださってありがとうございました」
ああ、もう終点か。。。時間を経つのう早いな。
「そして今年は閃光花火と加えてもう一演目に行きたいと思います。それは生徒の一人を歌を披露してもらいます。誰かいるのか?」
歌か、まぁ私とは関係。。。
「おっとうそこの生徒勇気あるね。どうぞ」
え。。。
どういうことかわからない。別に歌いたいでもなく、自薦したでもなくステージに立っていた。
「どんな曲がご希望で?」
さっき誰かに押されていた。誰かはわからない、決して悪意のある行為ではなかったと思う。なぜならとても優しかった。力加減は軽く、撫でるようだった五人分の力。
曲と言って。。。
「お決まりましたか」
「はい、その前に一ついいですか?」
「かまいません。言いたいことは全部吐き出して」
「私は群れに慣れない人だった。群れないっていうか、ただ孤独を堪能してたとも言うもけど、どこかで心細かった。ある日あいつが現れて、しつこく絡んで来て離さなかった。彼は勉強一筋で青春のこと全く考えないバカで、それでも妙に引かれて離れなくなったの。それからギブアンドテイクでお互い苦手な科目を協力しあった。時は流れなんか賑やかになって、私と彼一緒にいる時間が減ってもある。それも楽しかった。ここまで来れて。だから聞いてください。私が伝えたいことを、私の魂の叫びを」
以上。そして侍がその魂を披露した。
どっか上の空で さっぱり聞いてないんだろう?
わざとこぼすサイン 見逃す君
ほら いつだって 同じで 分かり合ってる? とんだ勘違いだよ
ここに居る僕に気付けないんだろう
人込みにまぎれて ひとり
虚しくって 見上げる空
届かない会話キャッチボール
孤独は増してく
Hey!! Hey!! 応えて 誰かいませんか?
ずっと探しても 答えないや
Hey!! Hey!! 僕だけが僕を作るから
泣いたって 笑って 憎んだって愛して 生きていこう
Hey! Hey! サムライハート
時の流れとは残酷なものだな。同じ時代に生まれてきたのに国は別々とは皮肉なことだ。こっちは多様の光が差し込んだ際にはあっちでは輝夜姫が高く極東を眺めているなんてな。夜を訪れるたびいつも窓から空を仰げ盃を口にし詩仙のように心を虚に和と語るを妄想していた。ある日あなたが枯れたの情報を耳に届いた時こう思った。また一人の武士が隠居になったか。
生できいたかったIKEさん。
言い忘れたけど、新しいボーカルのYOSUKEのサムライハートは新鮮感があって最高です。
MOMIKENさんもUZさんもKENTAさんも大好きです。
ありがとう。侍の魂をくれて。一生の宝物です。
のっぺりとした day by day まったく今日も同じだろう?
とけ込めない人に 慣れない街
Ah 人波に 立ち止まり 振り返り 確かめた足跡
前より ほんの少しは歩けてるかも
すれ違った街のガラスに
寂しげに映った自分
ムカつくんだ そんな自分も
無関心な世界も
Hey!! Hey!! 応えて 誰かいませんか?
ずっと探しても 答えないや
Hey!! Hey!! 僕だけが僕を作るなら
「どうだっていい」なんて 思わないで 本当の声を
太郎、一花、蝶々、三玖、四葉、そして五月さん。こんな理科しか取り柄のない私でも受け入れてます。。。か!
めっちゃハイッてる私を突如なにか硬質な物体が頭に当てた。一体どこから飛んできたのか。
「うるっせ!寝れないだろうが!」
「ちょっとフータローくん!」
「なにやってんのあんた!すっごく元気じゃない!」
「あわわ!アンジェに直撃!」
「天使さん!大丈夫ですか!」
「天使くんしっかり!」
「いや、お前らも出て行けええええええええええええええええええええええええええ!」
親愛なる諸君らへ。どうやら主人公に物語に受けられないそうです。こん話は最終回です。
ん?ここは。。。どこだ?さっきまで舞台で歌っていたはずじゃ。。。まてよ。ここの構造どこかでみたことがある。
「パパパパーン。パパパパーン」
らいは。。。ちゃん?見た目が似てるが。。。大和撫子式の美女?あ、誰か電話かかってきた。
「はーい。もう会場に着いた?ほほう、なるほど忘れたか」
「笑い事じゃないぞ!」
「もうお兄ちゃんはおっじょごじょいだから、てなわけでこんなことあると思って早速彼に向かわせたよ」
「彼って。。。そっか助かった。でもなんで彼がそれをしって。。。」
「もうお兄ちゃん、彼はお兄ちゃんの一番思う人だからそのくらいわかるよ。でも一様私も予想しただけどね」
「らいは、なんか昔よりお兄ちゃんのこと見くびすぎじゃないか?」
「なに言っているのですか。私は昔からずっとお兄ちゃんのこと一番関心してそばにいて理解していたから、見下ろすわけないよ」
姿見えないけど遣り取りの空気にしてみたら十中八九あいつだ。
「やれやれあいつ結婚指輪が忘れたか。はははは!」
おじさんも、結婚指輪って。。。あいつ結婚するの!相手は誰!つうかこんな大事な日に指輪忘れたの!なにやってんだあの野郎!
「そんな新郎世界のどこでも見つからないよ」
同意だな。
「血は争えぬな」
「もう一人いたんかい!」
いた!
「決めた!私、お父さんやお兄ちゃんよりもいい人と結婚します!」
「いい男って!あいつ!許さん!許さんぞ!俺絶対認めないからな!」
「もうお父さん違うよ。彼はもう彼女一筋だって」
「お。。。おう、そっか。。。なんか、一味違いたらもしかしてできちゃうって言い方だな」
「。。。かも。。。ね」
「俺を一人にしないでくれ!っておいおい。。。朝ごはんがこれだけって。。。うちそんな家計がやばいのか。。。」
「やばいけど違うよ。今たくさん食べたら勿体無いじゃん。今日のお昼ご飯はすごい豪華なんだから」
こう私の知らない話を続くうちに周りが別の会場に移った。そこには今まで見知らぬ人たちがいました。悪い人ではない。だってらいはちゃんとても親切に接触していたから。そしてなんか老けた座敷童みたいなもいた。
「これはどうも。。。ってあれ?」
「申し訳ございません!お父様は到着が遅れているようで。。。ご姉妹の方々は何やら準備があると。。。」
「逃げやがったな」
姉妹。。。まさか。いや、それより逃げたって。。。
おじさんは急いで携帯である人物にかけた。
「私だ」
「おいおい先生、今日が何の日か忘れてんのか?」
「さては、確認してみたが今日のスケジュールは真っ白だ」
この圧のある喋り方は間違えない。あの人だ。
「カー!また認めてねってのかよ。。。それとも祝儀を払うのがもったいなくなったか。上に立つ男がこんな肝っ玉の小さい野郎じゃ部下たちもがっかりだろうぜ情けね!」
わぁおっとこまえ。迷いなくぶち当たってた。
「。。。今日はオフはずだったが、君と会う予定ができた。そこで覚悟していてね」
終わったな。
「今から来るってよったく素直じゃね」
穏やかな気持ちが一瞬殺気になった。
「じゃあ私、今のうちにお兄ちゃんをみに行くから」
私は好奇心で今の太郎を見たいと釣られてらいはちゃんを追いかけた。彼女は太郎のいる部屋を探す間に無邪気の子供のように笑顔で周りを見渡した。
大人になってもまだ私の知るらいはちゃんだ。
回って回ってやっと彼にいる部屋を見つけたけど、私は別のことで眼を奪われた。
「髪を上げますね」
「お願いします」
そこにはすごく綺麗な人がいました。でもなぜかすごく懐かしいような気がする。その背中はどこか身を覚えがある。でも一方を踏み出す隙にまた景色が変わった。
今度は大聖堂。
「新郎入場」
私は扉が開ける音の方へ眼を向く。そこで太郎がいてゆっくりと神父のところへ歩く。
「おいコラ」
「上杉くん」
どこでさっきまで聞いたことある声だな。
「。。。んだよ。俺だよ俺!覚えてないとは言わせねぞ!」
前田。
「覚えてるさ。前田だろ。二人ともおめでとう」
こう言い残して前に出た。
そっか、林間学校のジンクス前田にも効いたんだ。おめでとう。
ってこれをする場合じゃなかった。いい加減帰らないと!
「新婦入場」
私は新婦のそのお言葉で再び扉の方へ向ける。
さっきの綺麗な人、しかも太郎の嫁。。。
あなたでしたか。まったく、驚いたな。おめでとう。
彼女は足を止めず新郎の前にたった。これは二人が永遠に結ばれる瞬間である。なのに、彼は汗だく慌てて、まさか指輪届いてない!なんてことだこのバカ!ほら、会場の皆も困惑してるし!だいたい先に式場で向かわせたじゃなかったっけ!そもそも誰。。。
またまた大聖堂の扉からまた誰か入ってきた。私が照らされてきた光に飲み込んで気を失った。
「お。。。おい。。。おい!起きろ!こんなところに寝ていて風邪ひくぞ」
誰だよ。人が気持ちよく寝ているのに。
「ショッピング終わった」
「とっくに終わったよ。残りはお前だけだぞ」
「そっかすまんすまん。すぐ行く」
「そいえばさっき何寝言いったいたぞ」
「マジか!まぁ確かにすごくいい夢を見ていたな。。。どんなだっけ?」
「覚えてねか。それはどうでもいいが、これからまたあいつらと一仕事だからカロリーちゃんと取っておくんだな」
「仕事ってまだ終わってないんじゃないか!」
「終わるわけねぇだろ。ほら」
私は太郎が指した先を見た。
「あ、やっと終わった」
「もう、待ちくたびれたわ」
「アンジェ遅い」
「上杉さん!天使さん!」
そこによく知る一花、蝶々、三玖、四葉がいた。
「勝手に終わらせんな。あいつらを無事卒業まで見送らなきゃ、この地獄は終わらないぜ」
腹黒さは隠さないな。でもそうだな先は長いな。
「あれ!五月さんは?」
返事には一人足りなかったことを気づく。そして遠くないところに彼女が走ってきた。
「すみません。遅れて」
「大丈夫、私もきたばかりだから。何が買ったの?」
「はい、これです」
「ん?これって」
「量子学に関する書です。興味あって買いました。詳しい天使くんから教えられたい思って。。。教えてもらいますか?」
五月さんは興味を隠さないなユリシッスのように頼んできた。
。。。
「ほら、お前頼りだぞ」
「わかってる!。。。はい、私でよければお願いしま。。。す!」
「二人ともなに話してんの?ね、教えてくれる?」
「ちょっと変な気で考えてないでしょうね。教えなさいよ!」
「アンジェ、私と四葉は悩んでいるの。ここ、教えて」
「どうか!天使さん!教えてください!」
「モテモテだな」
独り言みたいに。。。本当にこの子たちといつまで付き合うんだろ。。。まぁいっか。とことん教えてあげるよ!最終巻まで!
Hey!! Hey!! ひとりじゃ 生きれないだろ?
ハート捨ててまで とけ込めない
Hey!! Hey!! 諦める理由はいらない
君だって 踏ん張って この街で 生きていくんだ
Hey!! Hey!! 応えて 誰かいませんか?
ずっと探しても 答えないから
Hey!! Hey!! 僕だけが僕を作るんだ
泣いたって 笑って 憎んだって愛して 生きていこう
Hey!! Hey!!
Hey!! Hey!! サムライハート
Hey!! Hey!!
泣いたって 笑って 憎んだって愛して 生きていこう
Hey!! Hey!! サムライハート
中野家
「ごめん、急に仕事はいちゃって!」
「やってらんないわ。君たちでやっといて」
「フータロー。。。アンジェ。。。上手く解けない。。。」
「見てください。数学と英語の課題も全部間違いました!」
「やっぱりあなたとは分かり合えません」
「それはこっちのセリフだ」
。。。
「ダメだこりゃ」
神よ滅んじゃえ。