嘆きの騎士、地を駆ける【更新停止】   作:黒プー

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清書版です。やっぱり描きたくなった。


清書版
二次創作によくありがちな始まり


「...と、言うわけで。お主は死んだぞい。」

「何がと言うわけだこの野郎。」

 

私、□□!名前思い出せない花のアラサー!会社に遅刻しそうでパン咥えて大慌てで走ってたら曲がり角でゴッツンコ!なんとその運命の相手は異世界転生装置「T・U・R・C・K』だったの!

それで目が覚めたら目の前には神様が! 私、これから一体どうなっちゃうの? 次回、打ち切り!□□先生の次回作にご期待ください!

 

「クソがあああああああああ!」

 

こんなクソゲーあってたまるか!もうちょっとでガンダムの新作アニメくるところだったのに!なんでよりによって私なの!

そこでお茶吹いてるクソジジイ!ほんとに許さんからな!

 

「ゲホっゲホっ...全く、急にキレ散らかすんじゃないわい...」

「どうしてくれるんですかー!今すぐ帰りたいんですけどー!」

「んなこと言ってももう事後じゃし...」

「オフパコした後責任取れなくなってビビってる男みたいに言うんじゃないわよ! ほんとにどうしてくれんの! 責任とってよね!」

「つ、ツンデレ?」

「んなわけないでしょボケジジイ!」

 

ほんとにこのクソジジイいいいいい!

私がキレ散らかしてると、クソジジイはあらためて椅子に座り直し、もはや立て直し不可能なほどに吹き飛んだ貫禄を戻しながら言った。

 

「全く...お主の大好きな08MS小隊の時代にちーととやらを渡して送ってやろうと思ったのに...残念じゃのう...」

「行きます。いかせてください。さっきまで失礼なこと言ってすみませんでした。」

「お主マニュピレーターのモーターつけ間違えとらんか? ドリル用のやつに。」

 

転生とかクソほど興味なかったけど08MS小隊と一緒に空気吸えるなら話別だが。てか最初から言えよ。

 

「ま、まあええわい。とりあえず行き先は決まっとるじゃろ?じゃあほれ。」

 

とクソジジイが手渡してきたのはダーツ。

 

「え、何すんのこれで。あんたに向かって投げればいいの?」

「いや待て待て待て!違うわい!前にみろ!」

 

ジジイが指差す方向を見ると、そこにはくるくる回転する的があった。

あー...なるほど?

 

「と○ろさんのそこんところ!だかなんだかでやってた感じのダーツね?ダーツで行き先決めるやつね?」

「番組間違ってるんじゃないかの...? 大体合ってるけど。そう言うことじゃ、あそこにはMSの名前が書いてあっての、刺さったMSがお主の愛機じゃ。」

「え、じゃあユニコーンとかあるの?」

「当たり前じゃろ。」

「プロガンは?」

「一応あるぞい。」

「ストカスは?」

「ニッチなところ攻めるのぉ...あるぞい。」

「ストライクフリーダムは?」

「アナザーは追加めんどいからないぞい。」

「クソが。」

 

ストフリでイキリトムーブしたかったのに...まいいや。とりあえず投げよ。

 

「せえええええいっ!」

 

私が投げたダーツは見事に的に刺さり、それと同時に的の回転が停まって的に書かれた文字が見えてくる。

 

「うわほっそ。1機体に対するスペースほっそ。」

「しょうがないじゃろ、今描かれてるガンダム作品の量産機から主役機まで詰め込んだらああなっちゃったんじゃ。おかげで文字書けないから色で判別する羽目になったわい。」

 

ほれ、とジジイが機体の名前と、横に色が書かれた分厚い図鑑を引っ張り出してくる。

 

「うわ分厚いな。六法全書かよ。」

「夜通し作ったわい。」

「お疲れ。っと。この色は?」

 

色は白色に紺色と赤が混ざった感じ。何これ。

 

「まっとれ、えーこの色はー...」

 

ジジイが図鑑を捲りつつ、色を確認する。

 

「ふむ、それはトリスタンじゃの。」

「え、何その機体。」

「トリスタンはトワイライトアクシズという作品の主役機での、アレックスの改修機じゃよ。」

「はへー。」

 

なるほどアレックスの。

 

「いやそれチートじゃん。時代背景的に。」

「そりゃ特典なんじゃからチートじゃなきゃいかんじゃろ。」

「確かに...って、整備とかはどうすんのさ。」

 

現地の人に見せるわけにはいかんぞ?

 

「安心しろ、整備用にハロを用意しとく。射撃補助から機体整備まで全部お手のもののスーパーチートハロじゃ。」

 

ジジイが指パッチンをすると、ボンっと言う音とともにハロが出てきた。

 

「ヨロシク、ヨロシク。」

「お、おう。ヨロシク。」

「さて、準備は万端じゃな?」

「え、まあ。」

「じゃいってらっしゃい。」

「は?」

 

いつの間にかジジイの横に垂れてきた紐をジジイが引っ張る。

すると私の足元がパカっと開き、私は下に落っこちるのだった。

 

「覚えてろクソジジイいいいいいいい!」

 

==========================

 

「...キロ、オキロ。」

「...んー...」

「オキロ、オキロ。」

「はっ!?」

 

気がつくと私は、何かのコックピットに乗せられ、宇宙空間を漂っていた。

...宇宙?

 

「ちょ、なんで宇宙なの!?」

「1ワ、1ワ。」

 

あー、そういえば宇宙スタートだったね1話目。

その時、首筋がゾゾゾっとする感覚と共に、頭に電流が走る。

 

「うっ...何この感覚!?」

「ニュータイプ、ニュータイプ。」

「...至れり尽くせりだなあのジジイ。」

 

なんか負い目でも合ったのだろうか。

そんな呑気なことを考えていると、機内に警告音が流れる。

 

「っ、来たっ!?」

 

全天周囲モニターを確認すると、背後からザクがヒートホークを抜いて向かってきていた。

 

「舐めプか? 舐めんなよゲーマーを!...元だけど!」

 

私は機体を動かし、ザクの倍近い速度で動き、後ろをとって切り捨てる。

 

「うひゃー。やっぱ早いな、さすがアレックスの改修機。ザク2改で相手にならないレベルの機体改修してることはあるね。」

 

爆散するザクを見届けていると、右側で爆発を感知する。

 

「ん?...あのオレンジボールは...?」

 

よくみたらオレンジボールとザクが殴り合いをしていて....爆散した。

 

「うわ、あれシローとアイナ様か、マジでよくやるなーあんな棺桶でザクに立ち向かうとか。」

「タスケロ、タスケロ。」

「そうだねー、アイナ様はともかく、シローは回収してやりましょうか。」

 

私は爆発地点であった近くの廃船に、スラを向けるのだった。




はい。清書1話目です。元とは最初の流れ変わりそうだな...
UCRPGもそのうち更新します、お楽しみに。
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