『渡世の花嫁』 武装少女RPGプリンセスウイング リプレイ   作:りょーさん

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 完全な余談。

 ヒカルの故郷・堂島は、広島と愛媛をつなぐ大橋が経由している大型の島、というイメージです。
 淡路島みたいなもんですね。


終幕パート02:バックサイドKグラインド & ここは瀬戸内

GM:

 そして、物語の終幕に移るわけですが。

 このシナリオ、プレシャスエイドの流れがPCにめちゃくちゃ影響されるので……ぶっちゃけ終幕の内容は考えてないです。なのでやりたいこと教えて。

 

デルタ:

 じゃ、アタシからやりましょうかね。

 

=================

 

デルタ:

 場所は、東京スカイツリーのてっぺんの先っちょ。

 デルタが座っています。

 

GM:

 マジかよ……。

 

デルタ:

「マジか。やっべ―高いじゃん」

 

GM:

 そりゃ高いよ(笑)

 

デルタ:

 肩に担いでたボードをぽいっと投げて、ジャンプして空中でボードに乗り。

 そのままスカイツリーの外壁をボードで直滑降します。ときどき色々な突起をジャンプ台にしてトリックを決めつつ。

 

GM:

 スカイツリー中間にある展望デッキを通り過ぎたところで、展望デッキが大騒ぎになる。

 

デルタ:

 では展望デッキのところで大ジャンプをして、東京の空に飛びましょう。

 

「───ははっ」

 

GM:

 じゃあ、GMがやりたいカットインを追加させて。

 

 押上の路地裏で喧嘩に明け暮れていた少女が一人。

 ふと空を見上げ、

 

「……やっべえ。超クールじゃん」

 

 そのとき、彼女の人生が少し、変わったのかもしれない。

 

デルタ:

 頭にプレシャス注入されたんやな……。

 

============

 

GM:

 では、兆一の終幕パート。

 まず、海辺にある大きな日本屋敷が映って……毛筆でデデンと。

 

「広島県堂島 渡世組本居」

 

兆一:

 ライトでガーリー。

 

デルタ:

 雷斗(ライト)我亜離異(ガーリー)

 

GM:

 そして、大きな座敷の上座に和装のオッサン。

 その周りにずらーーーっと黒服が正座してる中央に、兆一とヒカルが座っている。

 

兆一:

「ヒカルの親父さんですね、絶藤兆一。硬派一筋、一匹狼です」

 

GM/ヒカル父:

「おどれが、絶藤兆一か。ヒカルから話は聞ーとるわ」

 

「しかしのう。ワシの大事な一人娘を欲しいと言うからには……その生命、賭ける覚悟ができとんじゃろうなあ、おお?」

 

 長ドスをゆーーーーっくり、半分くらい抜く。

 

兆一:

「ドスでもチャカでも上等です。"戦に賭する者に嫁ぐべし"が家訓なら、全部叩き潰して娘さん貰います」

 

GM/ヒカル父:

「……」

 黙って兆一の目を睨む。

 

兆一:

「コイツですか? こんなモンには頼りませんこいつはヴォイドにしか使わねえんで」

 

 プレシャスギアのベルトを畳に置く。

 

GM/ヒカル父:

「……」

 

「こら、ハンパとちゃうのう」

ドスを戻して、目を閉じる。

 

「とりあえず、付き合いは許したるわ。ワシも、コロンの度胸と上っ面に騙されとった負い目もあるしな。卒業するまでに、いつこっちに来るか考えとってくれ」

 

兆一:

「……ありがとうございます」

 

 ヤンキーだから、上下関係に厳しいので格上にはこの態度なのだ。

 

GM/渡世ヒカル:

 兆一に喜びのあまり飛びつくヒカル。

 

「兆一さんっ! 流石ですわ!」

 

GM/ヒカル父:

 その直後。

 

「あぁぁぁぁぁぁヤッパリいやじゃあぁぁぁ!」

 

「ヒカルがっ! ヒカルが東京モンにほだされて、広島弁も忘れて東京に染まってしもうとるぅぅぅぅぅぅ!」

 

兆一:

「一度口から出たの引っ込めるのは面子が立ちませんよ」

 

GM/ヒカル父:

「面子もヘチマもあるかぁ、東京モンがスカしよってからにぃぃぃ!」

 

 泣きながら長ドスで斬りかかろうとするのだが、

 

GM/若衆:

「いけません! ソイツは筋が通りゃしません!」

「気持ちはわかりますが、親分、気をたしかに!」

 

兆一:

「娘さんは貰っていくぜ、ま。孫の顔くらいは見せに来てやんよ」

 

GM:

 で、ヒカル父と若衆たちがワチャワチャしている間に、すっと下座のほうからヒカル母がふたりを座敷から連れ出して、外に出す。

 

GM/ヒカル母

「すまんのぉ兆一さん。はずかしぃ親で」

 

GM/渡世ヒカル:

「本当ですわ。渡世組の親分ともあろうものが」

 

兆一:

「お袋さん、すいませんね」

 

GM/ヒカル母

「けど、一度『認めた』言うたんは曲げんと思うんよ。東京に戻っても、時々連絡してなぁ」

 

兆一:

「はい、ヒカルは俺が幸せにします」

 

GM/ヒカル母

「娘を頼んます。ヒカル、アンタもたるんどったらアカンで、旦那をしっかり支えんのが渡世の女じゃ」

 

GM/渡世ヒカル:

「もちろんですわ。お母様、ではまた」

 

GM:

 そう言って、ふたりは大騒ぎの屋敷を後にした。

 

GM/渡世ヒカル:

「わざわざ瀬戸内の島まで来てくださったのに、ゆっくりさせてあげられず申し訳ありませんわ」

 

兆一:

「なあに、これで何も問題はなくなったな」

 

 バイクに跨り、後部座席を叩く。

 

「じゃ、学園に帰ろうぜ」

 

GM/渡世ヒカル:

「はい」

 

 ヘルメットを受け取って後ろに乗り、しっかりと兆一の身体に腕を回す。

 

兆一:

「飛ばすぜ、しっかり掴まってな!」

 

 時速200キロで爆走!!

 

GM:

 二人を乗せ、バイクは猛スピードで走り出す。

 そんなふたりと、瀬戸内の海、そこにかかる大橋が映ったところで……このセッションは終了となります。

 

 お疲れ様でした!

 

兆一&デルタ:

 お疲れ様でしたーーーー!

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