『渡世の花嫁』 武装少女RPGプリンセスウイング リプレイ 作:りょーさん
ヒカルの故郷・堂島は、広島と愛媛をつなぐ大橋が経由している大型の島、というイメージです。
淡路島みたいなもんですね。
GM:
そして、物語の終幕に移るわけですが。
このシナリオ、プレシャスエイドの流れがPCにめちゃくちゃ影響されるので……ぶっちゃけ終幕の内容は考えてないです。なのでやりたいこと教えて。
デルタ:
じゃ、アタシからやりましょうかね。
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デルタ:
場所は、東京スカイツリーのてっぺんの先っちょ。
デルタが座っています。
GM:
マジかよ……。
デルタ:
「マジか。やっべ―高いじゃん」
GM:
そりゃ高いよ(笑)
デルタ:
肩に担いでたボードをぽいっと投げて、ジャンプして空中でボードに乗り。
そのままスカイツリーの外壁をボードで直滑降します。ときどき色々な突起をジャンプ台にしてトリックを決めつつ。
GM:
スカイツリー中間にある展望デッキを通り過ぎたところで、展望デッキが大騒ぎになる。
デルタ:
では展望デッキのところで大ジャンプをして、東京の空に飛びましょう。
「───ははっ」
GM:
じゃあ、GMがやりたいカットインを追加させて。
押上の路地裏で喧嘩に明け暮れていた少女が一人。
ふと空を見上げ、
「……やっべえ。超クールじゃん」
そのとき、彼女の人生が少し、変わったのかもしれない。
デルタ:
頭にプレシャス注入されたんやな……。
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GM:
では、兆一の終幕パート。
まず、海辺にある大きな日本屋敷が映って……毛筆でデデンと。
「広島県堂島 渡世組本居」
兆一:
ライトでガーリー。
デルタ:
GM:
そして、大きな座敷の上座に和装のオッサン。
その周りにずらーーーっと黒服が正座してる中央に、兆一とヒカルが座っている。
兆一:
「ヒカルの親父さんですね、絶藤兆一。硬派一筋、一匹狼です」
GM/ヒカル父:
「おどれが、絶藤兆一か。ヒカルから話は聞ーとるわ」
「しかしのう。ワシの大事な一人娘を欲しいと言うからには……その生命、賭ける覚悟ができとんじゃろうなあ、おお?」
長ドスをゆーーーーっくり、半分くらい抜く。
兆一:
「ドスでもチャカでも上等です。"戦に賭する者に嫁ぐべし"が家訓なら、全部叩き潰して娘さん貰います」
GM/ヒカル父:
「……」
黙って兆一の目を睨む。
兆一:
「コイツですか? こんなモンには頼りませんこいつはヴォイドにしか使わねえんで」
プレシャスギアのベルトを畳に置く。
GM/ヒカル父:
「……」
「こら、ハンパとちゃうのう」
ドスを戻して、目を閉じる。
「とりあえず、付き合いは許したるわ。ワシも、コロンの度胸と上っ面に騙されとった負い目もあるしな。卒業するまでに、いつこっちに来るか考えとってくれ」
兆一:
「……ありがとうございます」
ヤンキーだから、上下関係に厳しいので格上にはこの態度なのだ。
GM/渡世ヒカル:
兆一に喜びのあまり飛びつくヒカル。
「兆一さんっ! 流石ですわ!」
GM/ヒカル父:
その直後。
「あぁぁぁぁぁぁヤッパリいやじゃあぁぁぁ!」
「ヒカルがっ! ヒカルが東京モンにほだされて、広島弁も忘れて東京に染まってしもうとるぅぅぅぅぅぅ!」
兆一:
「一度口から出たの引っ込めるのは面子が立ちませんよ」
GM/ヒカル父:
「面子もヘチマもあるかぁ、東京モンがスカしよってからにぃぃぃ!」
泣きながら長ドスで斬りかかろうとするのだが、
GM/若衆:
「いけません! ソイツは筋が通りゃしません!」
「気持ちはわかりますが、親分、気をたしかに!」
兆一:
「娘さんは貰っていくぜ、ま。孫の顔くらいは見せに来てやんよ」
GM:
で、ヒカル父と若衆たちがワチャワチャしている間に、すっと下座のほうからヒカル母がふたりを座敷から連れ出して、外に出す。
GM/ヒカル母
「すまんのぉ兆一さん。はずかしぃ親で」
GM/渡世ヒカル:
「本当ですわ。渡世組の親分ともあろうものが」
兆一:
「お袋さん、すいませんね」
GM/ヒカル母
「けど、一度『認めた』言うたんは曲げんと思うんよ。東京に戻っても、時々連絡してなぁ」
兆一:
「はい、ヒカルは俺が幸せにします」
GM/ヒカル母
「娘を頼んます。ヒカル、アンタもたるんどったらアカンで、旦那をしっかり支えんのが渡世の女じゃ」
GM/渡世ヒカル:
「もちろんですわ。お母様、ではまた」
GM:
そう言って、ふたりは大騒ぎの屋敷を後にした。
GM/渡世ヒカル:
「わざわざ瀬戸内の島まで来てくださったのに、ゆっくりさせてあげられず申し訳ありませんわ」
兆一:
「なあに、これで何も問題はなくなったな」
バイクに跨り、後部座席を叩く。
「じゃ、学園に帰ろうぜ」
GM/渡世ヒカル:
「はい」
ヘルメットを受け取って後ろに乗り、しっかりと兆一の身体に腕を回す。
兆一:
「飛ばすぜ、しっかり掴まってな!」
時速200キロで爆走!!
GM:
二人を乗せ、バイクは猛スピードで走り出す。
そんなふたりと、瀬戸内の海、そこにかかる大橋が映ったところで……このセッションは終了となります。
お疲れ様でした!
兆一&デルタ:
お疲れ様でしたーーーー!