『渡世の花嫁』 武装少女RPGプリンセスウイング リプレイ 作:りょーさん
GM:
ここで、導入パート終わり 調査パートに移ります。
本シナリオの調査項目は、以下の3つ。
1. 渡世 輝流(ヒカル)の実家(必要タグ1)
2. 渡世 輝流(ヒカル)の過去(必要タグ1)
3. 渡世 輝流(ヒカル)の現在(必要タグ1)
あと、今回はライフタグと情報項目のつじつま合わせが大変になると予想されるので……。
情報項目と調査用のライフタグを選んだ時点で、情報を開示して、一緒に情報が出る流れを考えるスタイルにさせてください。
兆一:
OK。では「渡世 輝流の過去」から調べてみよう。
使うライフタグは「7:部活(サークル)」。バイク同好会だ。
GM:
OH。高校生としては攻めた部活。
兆一:
バイク乗らないヤンキーとか牛肉がない牛丼じゃん!
GM:
では、情報項目を伝えますね。
兆一:
ふむふむ。この内容なら……。
=====================
兆一:
では、駐輪場でバイクの整備をしているところをヒカルに見られる感じで。
GM/渡世ヒカル:
「そちらが、兆一さんの相棒ですのね?」
整備をしている後ろから声がかかった。
兆一:
「ああ、俺の愛車『怒髪天号』だ」
明らかに車検が通らない改造をしている。
GM/渡世ヒカル:
「まぶい! まぶいですわ……!」
デルタ:
お似合いやん。
兆一:
「コイツの良さが分かるとは意外だな……乗ってみるか?」
GM/渡世ヒカル:
「ええっ、そんな……かまいませんの?」
兆一:
普段使ってないヘルメットを投げ渡す。
「トーシロには危ないからな、これを付けな」
GM/渡世ヒカル:
では、兆一の後ろに座って腕を回し、ツーリングへ。
GM:
夜になり、レインボーブリッジが遠くに瞬く中、ヒカルが言う。
GM/渡世ヒカル:
「昔を思い出しますわ。けれど……同じ大橋でも、風景は広島と全然違いますのね」
兆一:
「……、あんた。微塵も怖がらねえな」
「150キロも出してるのに悲鳴すら出さねえ。お嬢様にしては肝が据わり過ぎてる」
GM/渡世ヒカル:
「肝の太い女は、お嫌いですか?」
「ワタクシ、アナタのためなら、捨てられますのよ。なんだって。一度、丸ごと自分を捨てた身ですもの」
兆一:
「嫌いじゃねえ」
GM/渡世ヒカル:
ぎゅっ。 背中から回っている手に力がこもるのを感じる。
「ワタクシ。地元では荒れていましたわ」
「親が嫌で、島を離れ。けど寂しくて。どうすればいいのかわからなくて」
「理由を見つけては殴りかかるワタクシを、人は『堂島の流』と呼びました」
「プリンセス適正を認められ、ヴァルキュリアに入学したとき、捨てた過去ではございますが」
「そう言われてしまうと、……どうしましょうね?」
兆一:
「中坊の頃、広島にヤベーのが居るって聞いたことがあるぜ、アンタだったか」
GM/渡世ヒカル:
「恥ずかしいですわ。やめてくださいまし。小さな町で、イキがっていたガキでございましたのよ」
兆一:
「やめて良かったな、俺は女は殴りたくない」
「アンタみたいなマブいのなら、なおさら。な」
GM/渡世ヒカル:
彼女は、ヘルメット越しに顔を背に押し付け。
(このまま、ずっとふたりで……)
その言葉は声にならず。
その夜、東京のベイストリートで、二人は風とともにひとつになった。
[今回の情報項目]
渡世 輝流の過去(必要タグ1)
地元にいた頃は義侠心と腕っぷしが強く、広島の寄宿中学に通っていた頃は地元で喧嘩の日々を送っていた。当時の通り名が「堂島の流」。
しかし、そんな荒れた自分を捨てたいと思ったヒカルはヴァルキュリア入学が決まったときに過去の見た目も広島弁も全て捨て、ヴァルキュリアではお嬢様然とした振る舞いをしている。
獲得タグ:
#堂島の流
#高校デビュー