『渡世の花嫁』 武装少女RPGプリンセスウイング リプレイ   作:りょーさん

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調査パート03:戦闘! レディース軍団

GM:

 では、調査パート3シーン目。

 残っている調査項目は『渡世 輝流の現在』ですが、どちらか調査したい人?

 

兆一:

 じゃあ、俺がAを使う。ライフタグは『趣味:ケンカ』。

 

GM:

 OK。(調査項目を開いてシーン内容相談)では、シーンを始めていきましょう。

 

 

===============

 

GM:

 ヒカルが美空市に来てしばらくが経ちました。

 今日、兆一・デルタ・ヒカルの3人は美空市の繁華街に遊びに来ています。

 

デルタ:

 路地のビル壁面に新しいグラフィティが増えていますが、素知らぬ顔で二人に同行しています。

 

GM/渡世ヒカル:

「たいやき、クレープ、タピオカミルクティー……お祭りの日でなくても、東京だと色々なお店が並んでいますのね。ソース味以外のものも、いろいろ!」

 

兆一:

「女の買い物は長くて困るぜ」

 

デルタ:

 あ、せっかくだからタピオカミルクティーみたいな容器で、飲み物をズズーっとすすってます。

 

「いや東京がヤバイからさ。田舎モンにとっちゃ全部が目の毒な訳よ。いや誰が田舎者やねんやかましいわ」

 

 飲み終えたドリンクには『ゴーヤスムージー』の文字が。

 

GM/渡世ヒカル:

「それ沖縄ですわ……と思いましたけど、別に沖縄でもございませんわ!?」

 

デルタ:

「どこの名産なんだろね、こんなもん。まあ美味いから良いけど」

 

兆一:

「全く、これじゃ見た目軟派だぜ」

 

デルタ:

「……あのさ、リーゼントさ」

 

兆一:

「なんだ?」

 

デルタ:

「ヒカルのためにタイマンとかやれる系の人?」

 

「なんつーの、わりとガチめのやつ。パリの革命広場で手袋バシーンみたいな」

 

兆一:

「俺をなんだと思ってる? 硬派だぜ、助けを求めてる女子供を放っておくわけないだろうが」

 

デルタ:

「ですよねー。うん、今ならあたし占いできるわ」

 

「リーゼントのアンラッキーアイテムは関西弁。降水確率バリ高め、血の雨は勘弁してくださいっつー感じ」

 

GM:

 デルタがそう言った直後。

 

GM/レディース軍団:

「なにビビり散らかしとんの!? 渡世ヒカルを知らんかて聞いとるだけやん?」

 

 ガシャーン。何かを倒す音が聞こえる。

 見ると、テイクアウトのたい焼き屋前で、ベンチを関西弁のレディース集団が蹴り倒している。

 

GM/たい焼き屋:

「し、知らないよ……」

 

GM/レディース軍団:

「ソイツは都合の悪い話やのう! あー腹たってきたわ。あーもー!」

 

 再びガシャーン。

 

「いやースマンなオバちゃん! 腹減っとるから気ぃたってかなわんわ。たい焼き、全部くれへん? た・だ・で」

 

兆一:

「おう、随分派手にやってくれるじゃねえか姉ちゃんよお」

 

 

GM/レディース軍団:

「ア? なんやジブン。ケッタイなドタマしよってからに」

 

兆一:

「ああん? てめえらのツラよりはマシだぜ、鏡渡してやろうか?」

 

GM/レディース軍団:

「よう言うたわ。ワイらが『本気馬(まじま)組』のモンと知っとって口聞いとるんか? あぁ?」

 

GM/渡世ヒカル:

 その言葉を聞いて、兆一の後ろにいるヒカルがビクリと背を震わせる。

 

兆一:

「ケツ持ちがいるのか。ダセえなおい」

 

GM/レディース軍団:

「なんやとコラァ!?」

 兆一に殴りかかるレディースのひとり。

 

デルタ:

「言うてウチらプリンセスは親方日の丸だけどね」

 聞こえないように言いつつ、距離を取りますね。

 

兆一:

「カタギじゃねえなら容赦はナシだな。かかってこいよ、その腐った根性、叩きなおしてやるぜ!」

 

GM/レディース軍団:

 次々にチョウイチを囲んで殴りかかるレディース軍団ですが、あっという間に返り討ちに合います。

 

兆一:

「ふん、口ほどにもねえ。ケツ持ちに伝えな、渡世ヒカルは俺と居るってな」

 

GM/レディース軍団:

「なにぃ!? おいオマエら、コロンさんに報告や!!」

 そう言って、レディース軍団は逃げ去った。

 

兆一:

「ヒカル、出てきていいぞ」

 

GM/渡世ヒカル:

 呼ばれて出てきたヒカルは、ボロボロと泣いている。

 

「ごめんなさい……ごめんなさい……!!」

 

デルタ:

「はいはい、あんま気ににせんとき。別にあんた悪いことしてないっしょ」

 

 背中をぽんぽん叩いてチョウイチの方に押し出します。

 

 

兆一:

「ますます許せねえな、マブい女を泣かせるなんて。俺がケリ、つけてやるよ」

 

GM/渡世ヒカル:

「……!」

 

デルタ:

「つかコロンさんて何よ。新種の悪魔かなんかみてーな名前してるじゃん」

 

GM/唐突に本気馬(まじま)コロン:

 そらないやろ。メンコイ名前や思わへん?

 漢字もな、「栄(ロン)する娘」で娘栄(コロン)なんやで。めでたいやろ。

 

デルタ:

 マロンみたいで可愛いとは思います。

 

GM/渡世ヒカル:

 それはさておき。

 

「チョウイチ様、あの、額の傷……これを」

 バッグから絆創膏を取り出す。

 

兆一:

「ありがとよ、このくらいツバ塗っておけば治るんだがな」

 

GM:

 では、傷の手当をするヒカルと、手当されるチョウイチが映って、シーンが終わります。





[今回の情報項目]
渡世 輝流の現在(必要タグ1)

 美空市に最近、関西弁を話す女性チンピラ集団がやってきて、狼藉を働きながらヒカルを探し回っている。
 彼らの元締めの名は、本気馬 娘栄(まじま コロン)。大阪の極道の娘で、高校生にしてレディースを率いシノギを稼いでいるホンモノである。ついでに言うとコロンもプリンセス。

獲得タグ: #極道からの追手
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