『渡世の花嫁』 武装少女RPGプリンセスウイング リプレイ 作:りょーさん
GM:
ここからは終幕パート。
プレシャスエイドで、ダークハート化し心を閉ざしたヒカルを救うシーンです。
GM/渡世ヒカル:
倒れ伏したヒカルは、絶望へと心を沈ませている。
「ウチ、ずぅと逃げちょったんよ」
「”堂島の流”て呼ばれて暴れちょうたときも。ヴァルキュリアで前ん自分をホカしたときも。先も何も見えんまま、ただ闇雲に逃げちょうた」
「けど、……あの夏の日、チョウイチにあった日は。やっと見つけようたって、こがぁウチの道よって、思っちょうたのに……!」
最後のタグ、#Romantic Summer を入手しました。
それでは、プレシャスエイドをどうぞ。必要タグ数は2です。
デルタ:
じゃあ、先にアタシが #高校デビュー でプレシャスエイド。
ヒカルに歩み寄ってから屈んで。
「あのさ、ちょっと言いづらいんだけどさ。あんたの素性とか、学校のみんなふつーに気づいてるからね」
GM/渡世ヒカル:
「えぇぇ!?」
デルタ:
「隠しきれないオーラ? はみ出す中身?」
「なんかそんなん。調理実習で包丁の事ヤッパとか呼ぶ女、カタギにゃおらんでしょ」
兆一:
ああ。家庭科実習でこう、包丁を腰だめに構えて。
GM:
「サツがなんぼのもんですわ! ヤッパを扱わせたら瀬戸内イチでしてよ!」
つって、サツマイモに挑むと。
兆一:
料理が得意とか苦手とかの次元じゃねえな。
デルタ:
「だもんで、あんたと付き合ってるやつはさ。だいたいヤンキー込みで、まあなんつーの。友達? 的なあれよ」
「や、何言わせてんだっつー話よ。これ普通に恥ずいな。どうすんのこれ超気まずいんだけど」
頬を赤くしてそっぽ向く。
GM/渡世ヒカル:
「そうやったんじゃの……全部知っちょうて、けど好いてくれよったんか……」
エイド成功1。あと1です。
兆一:
では #極道からの追手 で。
「おい、ヒカル。"堂島の流"、お嬢様、大いにケッコーじゃねえか。どっちもマブかったぜ」
「どうやらよお、硬派な俺が言うのもなんだが」
「俺もお前に惚れちまったようだ」
GM/渡世ヒカル:
「ほんまなん……いえ。本当、ですの?」
兆一:
「組からの追手は俺がケリつけてやるよ、約束通りな」
「あんたの親父さんや、必要ならソイツとタイマン張って黙らせる」
倒れてるコロンをアゴで指す。
「戦うヤツに嫁ぐのが道理なら断れるわけがねえ」
GM/渡世ヒカル:
「ちょ……」
「チョウイチさぁぁぁぁん! うわああああん!!」
アっという間に闇のプレシャスエネルギーが抜けきって、もともとのプリンセスの姿になり、兆一に飛びついて抱きしめる。
兆一:
「うわっと!」
抱き留める。
「俺は硬派だぜ、結婚までは色々お預けだが……」
「このくらいはいいだろ」
ヒカルの頭をさする。
デルタ:
「え、なんこれ。あたし必要だった? もう帰ってちびまる子の録画みていいやつじゃね?」
GM/本気馬コロン:
じゃあ、デルタは往生際悪くチャカに手を伸ばしてるコロンにとどめを刺しておいてください。
「うう。おんどれがぁ……」
デルタ:
初速マッハ26のペンキガンをぷしゅーっ。
GM/本気馬コロン:
「あばばばばばばば」
兆一:
「俺は硬派だぜ、結婚までは色々お預けだが……」
「このくらいはいいだろ」
ヒカルの頭をさする。
GM/渡世ヒカル:
「えへへ……はい。全ては白無垢で盃を交わしてから……ですわね」
デルタ:
「ちょ、奥さん聞きました? 結婚ですってよ。やば、人生の墓じゃん。これご祝儀ね。もらっとき」
と言いつつアメちゃんを二人に放ります。ぽい。
「じゃ、後は若い二人に任せて、オバチャンは下がらせてもらいますわ」
コロンをヨッコイショと担いで。
GM/渡世ヒカル:
「デルタさんも、ありがとうございます。しかし、まさかお見通しだったとは……」
デルタ:
「まああれよ。カラオケで赤木圭一郎と宍戸錠以外のレパートリー憶えるとこからはじめよっか」
で、コロンを担いで退場しましょう。
GM/渡世ヒカル:
「な! アイドル歌謡だって歌えますのよ、小柳ルミ子さんとか! ……行っちゃった」
「ともあれ」
チョウイチに向き直って。
「不束者ではございますが……あらためて。これから末永く……よろしくお願いしますわ」
兆一:
「ああ、お前に決めたぜヒカル!」
ちなみに。
赤木圭一郎、宍戸錠は、昭和ヤクザ映画の俳優兼歌手ですね。
で、小柳ルミ子は『瀬戸の花嫁』(1972)を歌った歌手です。当時はアイドルソング扱いだったそーな。