ダンジョンにお姉ちゃんがいるのは間違っているだろうか 作:姉を名乗る不審者
反応が(今まで書いた中で1番)良かったので続きを投稿します。
追記
1話のお姉ちゃんズの2つ名やレベルを修正しました。
「ミノタウロスに襲われただって〜!?」
廃墟のような教会。ヘスティア・ファミリアホームに大声が響き渡る。竈の神であり、ベル・クラネルの所属するヘスティア・ファミリアの主神であるヘスティアは唯一の眷属であるベル・クラネルに怪我が無いかを確認する。そして、怪我がないことがわかると後ろの2人に気が付き、げんなりとした顔をするのだった。
「また君たちかい・・・・・ボクのベル君に何の用だい?」
「そんな邪険にしないで欲しいな〜」
「そうです。ベルの
「ボクは君達を眷属にした覚えはないけどね!」
今にも2人に飛びかかっていきそうなヘスティアをベルはなだめ、ヘスティアも少し落ち着いたのかソファーに腰を下ろした。
「それで、何回も聞くようだけど、君達はベル君のなんだんだい?」
「お姉ちゃんだよ」
「姉です」
「へぇ、ベル君にこんな素敵なお姉ちゃんがいたなんてね・・・・・」
「素敵なお姉ちゃんだなんて!」
「本当の事でも照れますね」
「嫌味だよ!」
ヘスティアは2人をツッコミ入れつつベルの方へ視線を向けるが、当然ベルには姉がいた記憶はなく首を横に振る。
「だけど、ベル君には姉がいた記憶が無いようだけど?君達に血の繋がりはあるのかい?」
「ないよ」
「なら、親戚が結婚でもしたのかい?」
「ありませんね」
「なら、君達はベル君の姉である条件を満たしていないじゃないか!」
ヘスティアは言質を取ったりと立ち上がり、2人に向かって指を突きつけた。しかし、相手が悪かった。相手はあの
「けれど、運命を満たしているのでセーフです」
「そう、これは
「訳が分からないよ!それと誰だいそんなテキトーな導きをしている神は!」
ぜぇぜぇと肩で息をしつつ、ヘスティアは相手のペースに飲まれている事に気がつき、落ち着きを取り戻す。そして、これ以上姉について言及することを諦めた。もう、この姉々とした目をしている2人に何を言っても無駄な気がしてきたのだ。
「それで、君達は本当に何者なんだい?前に見せてくれたステータスも変だし、ファミリアの名前も聞いたことがない。たしか・・・・・〈ラビリンス〉と〈カルデア〉だったけ?そんな神、聞いたことがないよ」
「う〜ん。そう言われても私は弟くんの気配を感じて、お姉ちゃんパワーで時空を越えてきただけだし・・・・・」
「私もマスターとの契約を頼りにこの地に召喚されましたので、詳しいことは・・・・・」
もしかしたら、ベル君はどこかの世界線では、騎士くんやマスターだったのかもしれない。そんな考えが思いつくはずもなく、それ以前にお姉ちゃんパワーや時空跳躍、マスターや契約、召喚などがツッコミどころ満載すぎる為、ヘスティアは考える事を諦めたのだった。
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