元社畜(伝説の腐男子)がVTuberになったら何故か伝説になった話   作:サクラモッチー

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【前回のあらすじ】
元社畜、ゲーム内で敵キャラに遭遇。
本社畜、迷言を放つ。


元社畜、初配信をするPart③

俺「【攻め】タイプの男の娘がいいなぁ............」

 

敵キャラの【スパイディー・スパイダー】に遭遇し、そう呟く俺。

すると..............リスナーさん達はさらに興奮したのか、コメント欄が盛り上がった。

 

リスナー:さすがはBL界の神、【スパイディー・スパイダー】と遭遇した時の第一声がBLとは..............

リスナー:そこに痺れる憧れるぅ!!

リスナー:そっち!?

リスナー:【スパイディー・スパイダー】=【男の娘】www

リスナー:ヤバい、仮に【スパイディー・スパイダー】×【J】の同人誌が出たら確実に買うかもしれない

リスナー:それなぁ!!

 

BL界の神ぃ!?

..............俺、ただのBL好きのオタクだぞ!?

何故に神扱いされるんだよ!?

 

俺「はっ!?それより【スパイディー・スパイダー】から逃げないと!!」

 

ふと、我に帰った俺は急いでセーブをした後に【スパイディー・スパイダー】から逃亡するのだった。

 

J『マジかよ!?』

スパイディー『どこに行くの!?私と......私と一緒に遊んでよぉぉぉ!!

俺「粘着系のヤンデレ男の娘..............アリだな」

 

リスナー:どこが!?

リスナー:全然ブレない、それが『ベーコン・カリ太』大先生

リスナー:てか、あんまり動じてなくて草

リスナー:あの場面って..............ビックリするシーンだよな?

リスナー:まさにホラー演出キラー

リスナー:ホラー演出キラーwww

 

なんか変な肩書きが付けられたな。

そんなことを思っていると..........

 

スパイディー『捕まえた〜!!

 

あっさり捕まり、ゲームオーバーになった。

 

俺「わぁ、捕まった」

 

リスナー:反応薄っ!?

リスナー:ホラーに対する耐性強くね?

リスナー:悲鳴量産シーンでこの反応..............逆に新鮮www

リスナー:ホラー演出キラー凄すぎだろwww

 

俺「まぁ、勤めてた会社がブラックの中のブラックだったから、そういうのに対して耐性がついたのかもしれないな」

 

俺がそう発言すると..............

 

リスナー:ファッ!?

リスナー:最近コミケで見ないと思ったら..............まさかまさかのブラック会社に就職してたのか!?

リスナー:おのれブラック会社!!

ツムツムリン:藁人形ならここにありますよ

 

倒産したブラックな会社に対する殺意で溢れかえっていた。

 

俺「あ、でも、結局倒産したんだよ」

 

リスナー:ブラック会社ざまぁwww

リスナー:てことは......今は無職!?

 

俺「そうだけど?」

 

リスナー:神様って本当にいるんだなぁ..............

 

..............なんか嬉しいな。

 

俺「さてと、ゲームを再開しますかね」

 

【スパイディー・スパイダー】から逃げる時にセーブしたことより、いきなり鬼ごっこをする羽目になったのだが..........さっき鬼ごっこを経験したからか、あっさりとエレベーターに乗ることが出来た。

 

スパイディー『待って!!私を......私を置いていかないでぇ!!』

 

リスナー:相変わらず凄い執着ぶりだな

リスナー:リアルでもこういう女っているよな〜

 

J『悪いな、俺はお前のトモダチじゃないんだよ』

スパイディー『嘘でしょ!?まさか..........あなた地下に行くの!?いやぁ!?いやぁぁぁぁぁ!!』

 

俺「..............何で地下に行く前提で話が進んでるんだ?」

 

そんなことを思っていると何故かエレベーターが勝手に地下へと降り始め.............エレベーターが地下に到着し、地下の探索を始めたのだった。

地下の探索を始めると..............とある部屋にDVDとDVDレコーダーがあった。

 

俺「どんだけDVD推しなんだよ!?」

 

リスナー:それなぁwww

リスナー:大切な情報を教えたい情報系アイテムの鑑www

リスナー:今じゃ動画配信サービスで映画やらドラマやらバラエティとかが見放題だからな..............

 

俺「時の流れは残酷だね.............」

 

リスナー:だよなぁ..............

 

DVDを再生すると........テレビにはピンク色の液体が入った筒が映り、デビットの声が聞こえてきた。

 

デビット『20XX年4月1日。【Eープリズム】をSー25号に投与..............成功。ただ、【Eープリズム】特定の存在に対する執着心が強くなる傾向あり........早急に原因を突き止めなければ..............』

 

俺「..............やっぱクレイジーマッド野郎だったか」

 

【Eープリズム】って単語だけでヤバい臭が半端ないし.............何より、Sー25って【スパイディー・スパイダー】のことだよな!?

てことは..............デビットが黒幕なのか?

 

リスナー:【Eープリズム・G型】って単語が出た時点で不穏だよな

リスナー:Eープリズム..............エクトプラズムか!?

リスナー:エクトプラズム?

リスナー:エクトプラズム=物質化した魂だと思えばいいよ

リスナー:ていうか、どうやって魂を物質化したんだ?

リスナー:そこは後々分かるんじゃね?

 

リスナーさん達から様々な考察コメントが出てくる中..............突然、天井の明かりが点滅し始めた。

 

俺「お?」

 

その瞬間、プレイキャラである『J』の視界にノイズのようなものが現れ始めた。

 

J『なん......だ?』

 

急いで部屋を出るものの、徐々にノイズのようなものが徐々に視界が侵食していき..........とうとうJは倒れてしまった。

しかし........Jが倒れるのと同時に誰かの声が聞こえてきた。

 

???『ねぇ、オモチャが何で出来てるか知ってる?夢と希望と.....えっと、確か..............』

 

女の子らしき声がした後、チャプター1終了のエンドロールが流れるのだった。

ちなみに、エンドロールの曲は【スパイディー・スパイダー】のCM曲だ。

 

俺「あ、これで終わりなのか」

 

ツムツムリン:あっという間だったけど、濃い内容の配信でしたね

リスナー:結論 『トン汁』先生は神

リスナー:あの女の子の言ってたことって..............マザーグースのやつじゃね?

 

俺「マザーグース..............あぁ、外国のわらべ歌的なやつだろ?」

 

リスナー:そうそう!!確か『女の子の作り方』と『男の子の作り方』だったはず

リスナー:あったな、そんなやつ

 

ネットの人達って博識なんだな〜。

 

リスナー:確かに..............言われてみれば、あの女の子の話の内容的にマザーグース要素は確実に入ってるかも?

 

俺「日本じゃマザーグースはマイナーだけど、外国だとメジャーなんだな」

 

そんな会話をしつつ、ちらりと時計を見ると..............時計の針は0時を回っていた。

 

俺「おっと、もうこんな時間か」

 

リスナー:あ、0時過ぎてる

リスナー:配信を見てると時間の概念を忘れるんだよな

リスナー:あっという間だったね

 

俺「さてと......ゲームも終わったことだし、これで配信を終わろっかな」

 

リスナー:『ベーコン・カリ太』大先生!!いや、『トン汁』大先生!!V界に降臨してくれてありがとう!!

ツムツムリン:今度は雑談配信を見てみたいです!!

 

俺「雑談配信......いいねぇ!!次は雑談配信でもしようかな」

 

リスナー:神の雑談配信.............神回ですね分かります

リスナー:また大先生の絵を見てみたいなぁ

リスナー:大先生が復活したぞぉぉぉぉ!!

リスナー:布教せねば..............

リスナー:次の配信も頑張ってください!!

リスナー:他のホラーゲームをプレイしている配信もプリーズ!!

 

俺「ではでは、そういうことで..............バイビー!!」

 

いや〜、最初はどうなることかと思ったけど..............Vtuberって、配信者って楽しいなぁ。




Vtuber『トン汁』伝説その1
初配信で【悲鳴量産工場】こと、【マッド・ファクトリー】をプレイ。
BL界の神と呼ばれる人物だけあって、敵キャラを見て

「【攻め】タイプの男の娘がいいなぁ............」

と発言。
しかもホラー演出にビビることなくチャプター1をクリアした。
この配信後、Vtuber『トン汁』にはホラー演出キラーという肩書きが増えたのだとか。
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