GOD EATER~神喰らう者達の軌跡~   作:冬刀

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最近筆が進まない。

でも書き溜めが在るのであと少しなら週一更新出来ると思います。


第四話 最終試験

アラガミと戦う覚悟を決めた私はあの後もおっかなびっくりながら実地訓練をこなし、今日は実地訓練の最終日だ。

今回の討伐対象はコンゴウ一体とオウガテイル、コクーンメイデンが二体ずつ。メンバーは私、カノン、星村君の三人だ。

 

「ミッションの内容を確認する。今日はこの贖罪の街に出現したコンゴウ一体とザコの掃除だ。今回は2人の最終試験という側面が強いため俺は補助役に徹する。なに2人の実力なら大丈夫だ。だが気を緩めんじゃないぞ」

 

「わかりました。シリアちゃんお互い頑張りましょう」

 

「了解。えぇ2人で合格を勝ち取りましょう」

 

「いい返事だ。じゃあ行くぞ!」

 

言葉と共に星村君が戦場に出る。するとすぐ近くにオウガテイルがいた。

 

「目標確認。攻撃に入ります」

 

まずは一番射程が長い私がオウガテイルの頭を撃ち抜く。

オウガテイルはその攻撃でこちらに気づくが構わず二撃目を放つ。

そうやって私が足止めしてる間に距離を詰めたカノンがブラストの高火力を活かした放射とモルターでオウガテイルを吹っ飛ばす。

そうやってオウガテイルを動けなくしたところで私のレーザーがオウガテイルの身体を貫き絶命させる。

 

「次! 前方高台の上にコクーンメイデンを捕捉」

 

星村君の声の方向に銃口を向けた私は容赦無く発砲した。この敵もカノンと二人で積んできたコンビネーションの前に倒れた。

 

「良し。コンゴウに見つかる前に雑魚を掃除しておくぞ」

 

次に見つけたのは狭い広場に埋まっているコクーンメイデンだ。

今度もカノンとのコンビネーションで体力を削っていくが、ふと私の周りの空気の流れがおかしいことに気付く。

私はその原因に気付いた瞬間思いっきり横に飛んだ。

避けながら見たのは後ろから攻撃を仕掛けてきたコンゴウとさっきまで私がいた空間を圧迫した空気が霧散していく光景だった。

 

「後方からコンゴウの接近を確認しました」

 

「台場はそのままコクーンメイデンを蹴散らしてくれ。ハウンズはコンゴウの

討伐。俺はハウンズの補佐に入る」

 

私は後ろにいたコンゴウに銃口を向ける。狙いは胴体。貫通属性が弱点のコンゴウは相性が良いためまだまだ新米の私でも補佐があれば立ち回れる。

コンゴウに向かって飛び出した星村君を援護するように数発のレーザーをコンゴウに

放つ。

星村君は途中に飛んできた空気塊を全く速度を緩めずに躱してコンゴウを射程に捉える。

 

「少しだけ大人しくしててくれよな」

 

星村君が戦いやすいよう銃で援護するするが、射線を気にせず撃つことが出来る。おそらく星村君がこちらの射線上に立たないように配慮してるのだろう。

こう言う小さな気配り一つとるだけで星村君が私達より遥か高みにいることを実感する。

 

「お待たせしました。こっちの討伐は無事完了です」

 

「わかった。カノンはこのままコンゴウとの戦闘に入って。但しまだ見つけてないオウガテイルが何処にいるか判らないから注意して」

 

コクーンメイデンとの戦闘を終えたカノンに新たな指示を出して私はまたコンゴウに集中する。

カノンがきてからの星村君はまたカノンが戦いやすいようサポートを中心にやってくれた。そのためカノンは元々の高火力を遺憾無く発揮してコンゴウの頭を結合破壊させた。私もさっきからずっと胴体に攻撃してたので胴体も結合破壊を起こした。この惨状にコンゴウは堪らず捕食の為に離脱した。

 

「後を追うぞ!」

 

星村君の指示に従いコンゴウを追いかけるがコンゴウは廃墟の上を移動することで私達の索敵を撒いた。

 

「チッ。さて二人ともどうする? さっきまではつい俺が指示を出したがこの後は二人が指示を出してくれ」

 

「了解。取り敢えずコンゴウの索敵を最優先するために二手に別れましょう。チームは私とカノンチームと星村君単騎のチームで」

 

「オウガテイルはどうしますか?」

 

「見つけたら討伐。で良いかな」

 

「了解した。じゃあ俺は右側から周ろう」

 

星村君は廃墟の入口の方へ向かった。私達もビルを迂回してコンゴウの姿を探す。

 

「コンゴウ居ましたね」

 

「えぇ。でもすぐ近くにオウガテイルもいる。どちらを先に攻撃するべきか」

 

「先ずはオウガテイルを攻撃して速攻で沈めた方が良いんじゃないですか?」

 

「そうしましょうか。カノン先行お願い。ある程度進んだらオウガテイルに発砲するわ」

 

私の指示に従って先ずカノンがアラガミとの距離を慎重に詰める。

そしてアラガミとの距離が半分を切ったところで私はオウガテイルを攻撃した。私の攻撃に気付いた二体は此方に身体を反転させるが動きが遅い。その隙にカノンはコンゴウごとオウガテイルにモルターをぶつけた。攻撃範囲の広いブラストだからこその芸当だ。

カノンがアラガミを引きつけてくれたので私は余裕をもってオウガテイルの足を狙い撃った。

 

「オウガテイルの機動力は奪った。後は私が何とかするからカノンはコンゴウに集中して!」

 

「解りました。こっちは任せて下さい」

 

カノンがコンゴウの相手に集中したので私もオウガテイルを速攻で倒しに行く。流石にまだお互い中型種の相手を一人でやるのはキツイ。ましてここは逃げ場の少ない建物の間の空間だ。

私ははやる気持ちを抑えながらオウガテイルに銃撃を浴びせる。

 

「シリアちゃん! 危ない‼」

 

ーーだから気付くのが遅れた。コンゴウのターゲットが何時の間にか私に移っていることに

 

「え? きゃぁぁぁ⁉」

 

コンゴウの空気圧縮攻撃ー通称エアボムーをまともに食らってしまった。

 

「くっ。うぅぅ」

 

「シリアちゃん大丈夫⁉」

 

カノンが必死に一人で応戦してくれるが長くは持たない。私が早く起き上がらないと。

そう思うもコンゴウによるダメージは大きく、身体が思うように動かない。カノンの方もピンチになってきた。不味い。そう思っていた時に今最も頼りになる声が聞こえた。

 

「悪い。討伐対象外の小型を相手してたら合流が遅れた。二人ともまだ生きてるな」

 

オウガテイルを一瞬で沈めた後、コンゴウの攻撃を剣でパリングしながら星村君はそう問い掛けた。

 

「勿論。これ位で倒れてたまるのもですか」

 

「私はシリアちゃんに比べれば全然へっちゃらですよ」

 

「ハハ。良いねぇ二人とも。それじゃあもうひと頑張り行ってみようか」

 

星村君がきてからは戦闘がずっと楽になった。やはり近距離型神機使いがいるのと居無いのでは、

いや、ベテランがいるのと居無いのでは戦闘が大きく違う。こんな所にも先輩との壁を見つけながら私達の最終試験は幕を閉じた




何とか話進められる様頑張ります
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