GOD EATER~神喰らう者達の軌跡~   作:冬刀

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とうとう部隊に配属されるオリ主さん。

果たしてどの部隊になることやら


第五話 配属

先のコンゴウ討伐から帰還後。私はラボラトリ区画の会議室にカノンと共にきていた。ここには私達の他に雨宮教官と星村君、そして赤い服を着た男性の三人がいた。恐らく私達の最終試験の合否をここで言うのだろう。

でもだとしたら赤い服の人は誰なのだろうか。これまで一緒に任務に行ったのは橘先輩、フォーデルヴァイデ先輩、バーテル先輩の三人だけだし、もしかして私達が配属予定の部隊長かな?

と考えていると話し合いをしていた三人が此方を向いた。もうすぐ結果が言い渡される。その事実に緊張していると雨宮教官が口を開いた。

 

「それではこれより台場カノン及びシリア・ハウンズの最終試験結果を開示する。星村」

 

「はい。先ず最終試験の内容についてなんだが、最後のコンゴウ戦はあそこで戦う必要は無かった。あんな狭いとこじゃなくコンゴウを誘導して広場で戦うべきだった。それだけは言っておこう」

 

星村君の言葉を聞いて私達に一層緊張が走る。この状況でダメ出しがくるということは、

私がそんな考えを抱くと星村君は表情を緩めて

 

「だが、それ以外は特に目立った失敗はなかった。細かい所に不安は残るが、まぁ新兵にそこまで求めると教官の数が足りなくなる。そこら辺は現場で治す他ないな」

 

「えっ?ということは私達は」

 

「あぁ。二人ともよくここまで頑張った。特にハウンズ。お前の頑張りは俺が太鼓判を押す。合格だ」

 

「「や、やったー‼」」

 

その結果に私とカノンは手を取り合って喜んだ。が、雨宮教官の咳払いで今の状況を思い出し再び静かになる私達。

それを見た雨宮教官は次の連絡事項に移った。

 

「お前たち二人はこれから第二部隊に配属になる。こいつはその第二部隊の隊長をやっている。大森タツミだ。タツミからも何か言ってやれ」

 

雨宮教官がそう言うと大森隊長は一歩前に出て自己紹介を始めた。

 

「おっす。先ずは二人とも合格おめでとう。さっき紹介されたが改めて、俺は第二部隊長の大森タツミだ。ついでに言うと第二部隊は第三部隊と合わせて防衛班を形成してるんだが、俺はその防衛班の班長も兼任している。これから宜しくな」

 

「「宜しくお願いします‼」」

 

大森隊長はそう言って私達に笑いかけてくる。とても気さくそうな人だと分かって私達も少し肩の力が抜けた。

 

「良し。これで連絡事項は全てだ。解散して良いぞ」

 

「二人はこの後俺と一緒にエントランスに来てくれ。防衛班の連中に紹介するからよ」

 

私達は大森隊長の話に返事をしてから大森隊長と一緒にエントランスに向かった。

ーーーーー

ーーー

エントランスに着くとそこには男性三人と女性が1人居た。しかも男性の内ひとりはバーテル先輩だ。

 

「お、皆ちゃんと集まってるな」

 

「チッ、顔合わせなんぞ面倒臭い。だが、使える奴か見るには良い機会か」

 

「お! そいつらが新人か? 俺のことは先輩って呼べよな」

 

三人の前に立つなりいきなり見知らぬ男性二人にこんなことを言われました。

なんだか私の面倒臭そうセンサーがビンビンに反応してるんですが、

 

「いまから挨拶させるんだから静かにしてくれ。それじゃまぁこいつらが今日から第二部隊に配属されたシリア・ハウンズと台場カノンだ」

 

「紹介に預かりましたシリア・ハウンズです。一生懸命やらせて頂くので宜しくお願いします」

 

「同じく台場カノンです。足を引っ張らないよう頑張ります」

 

そう言って私達は深く頭を下げた。

 

「さて、それじゃあ次はこっちの紹介だが、俺はさっき話したからいいとして。確かブレ公は訓練の時に顔を合わせたんだよな」

 

「あぁ。だが、もう一度自己紹介をしておこう。俺はブレンダン・バーテル。第二部隊所属のバスター使いだ。宜しくな」

 

「それじゃあ次は私が話そうかしら。私はジーナ・ディキンソン。スナイパー使いよ。最も死に近い職場にようこそ新人さん。ほら二人とも次は貴方たちの番よ」

 

「チッ、仕方ねぇな。俺の名前はカレル・シュナイダー。アサルト使いだ。効率的に金を稼げるようになるだけの実力が付いたら一緒に任務にいってやる。精々くたばら無いようにすることだ」

 

「俺は小川シュン。ロング使いだ。俺はお前らより先輩何だから俺の言うことは聞けよな」

 

「まぁ、こんな感じで個性の強い連中ばっかだが、これから宜しくな」

 

そう言って大森隊長は私達に笑いかけてくれた。本当、良い人だ。

大森隊長の一声で解散となったのか部隊の皆さんがエントランスを離れていく。

それを見た私達もエントランスを後にして取り敢えずカノンの

部屋まで来た。

 

「シリアちゃん。新しく作ったお菓子食べますか? 私達の入隊祝いとして」

 

「良いねぇ。あ、お茶は私が淹れるよ。因みに今日のお菓子の名前は?」

 

「今日は題して『ボルケイノクッキー』です。中々自信作なんですよ」

 

「やっぱそんなネーミングなのね。もう何回も突っ込んだから逆に気にならなくなったわ」

 

少し前までのお決まりの掛け合いを思い出して私は口元に笑みを浮かべる。

 

「そういえばカノン。部隊の皆さんはどう思った?」

 

私のこの質問にカノンは少し考える素振りを見せてから答えた。

 

「どう…ですか。ブレンダン先輩は前と同じくクールな印象でしたね。タツミ先輩は何だか頼れるお兄ちゃんって感じがしましたね。ジーナ先輩は独特の雰囲気があってカレル先輩とシュン先輩は悪い人じゃないかな。って感じ。シリアちゃんは?」

 

「私も大体同じ感じだったけど、シュナイダー先輩と小川先輩とはあんまり仲良くなれそうに無いかも」

 

私の発言に思わず苦笑いしてしまうカノン。確かに初対面の人に対して少し失礼だろうが、第一印象がそうだったんだから仕方ない。もしかしたら仲良くなれるかもしれないけどそれはある程度関わってから判断することだ。

 

「ま、取り敢えずお菓子とお茶も揃ったし乾杯しましょうか」

 

「そうですね。それじゃあシリアちゃん。乾杯の音頭をお願いします」

 

「任されました。それでは皆さんグラスを取って。えー。今回正式に訓練を合格して神機使いとして認められた訳ですが、まだまだ改善点は一杯あります。これに気を抜かず、一人前の神機使いになっていきましょう。それじゃあ乾杯‼」

 

「乾杯‼ 」

 

互いにグラスをぶつけって乾杯する私とカノン。そうしてお茶を一口飲んだ後は雑談に花を咲かせる

 

「それにしてもシリアちゃん。さっきのは少し固すぎ。もう少し簡単なので良かったのに」

 

「だって乾杯の音頭なんて取ったこと無いし。前見たやつ参考にしたらああなったの。って言うかやっぱりカノンのお菓子美味しい。やっぱり今度弟子入りしようかな…」

 

「ふふ。その時は歓迎するよ」

 

その後も大昔からある所謂女子会というものに花を咲かせながら夜が更けていった。

 

 

 

 

 

それにしても大森隊長にバーテル先輩、小川先輩、ディキンソン先輩にシュナイダー先輩、か。

取り敢えず女性の先輩がいて安心したけど何だか個性的な人達で馴染むのに苦労しそうだな。

でも何だか

 

 

ーーとっても楽しそうだ♪

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