〈IS学園・食堂〉
俺の名前はゴン太。MONKEYである。
今、俺は生徒会長を自称する
一夏「………S?」
箒「馬鹿な!?Sランクという事は、それは織斑先生よりも適正値が高いという事だぞ!?」
一夏「!? 千冬姉ぇよりも!!?」
楯無「そう。だからこそ確かめたいの。Sランクを持つだけに相応しい力量を兼ね備えているかをね。」
………やっぱり、Sだったか。
……………これ、機密事項だったんじゃないんすかね?
楯無「放課後に、武道場に来てくれないかしら?そこで手合わせしましょう?」
ゴン太「………ウキャキキィ(めんどくさっ。)」
楯無「………来てくれるなら、食堂のメニューを増やしてあげてもいいわよ?」
ゴン太「……………ヘェ。(溜め息)」
そして
一夏「………ゴン太君。本気で戦うつもりか?」
あ?いや、『戦う』とは一言も言ってないぞ?
……………まぁ、戦うけど。
ゴン太「ウルルゥフゥ(まぁ、何とかするよ)」
一夏「………戦うつもりなんだな。分かった。それなら俺はお前を止めない。」
箒「!? いいのか一夏!?下手をすれば彼が怪我をする可能性も」
一夏「俺、『ゴン太君は猿だから、人間とまともに戦えるわけがない』って決めつけてた。」
箒「!」
一夏「でもさっき、生徒会長さんが『猿だから戦えないなんて誰が決めた』って言ったのを聞いて、俺はゴン太君の事を『猿だから』って理由に託けてゴン太君の強さとか考えを信じれてなかった!ゴン太君も1組の仲間だ!そこには『人間』とか『猿』とか関係ない!!仲間を信じるのが本当の仲間ってやつだろ!?」
………ワンサマーパイセン!めっちゃかっこいいじゃねぇですか!!
典型的なラノベ主人公は(心が)イケメンって、それ1番言われってっから!
箒「一夏……。……『仲間』か。そうだな。一夏の言う通りだ。ゴン太君が『猿』だろうと私たちと同じ『人間』だろうと関係ない。私もゴン太君を信じよう。」
モップちゃん!!
…………2人とも、ありがとう!!俺はもう何も恐れない!!(某決闘者感)
一夏「あ!そうだ!!『手合わせ』で思い出した!!」
箒「なんだ?」
ゴン太「ォウ?」
一夏「頼む箒!!クラス代表決定戦に備えて、俺を鍛えてくれ!!」
箒「…………。」
ゴン太「……ウッキィ(やれやれだぜ)」
〈放課後〉
楯無「…………来たわね。」
B.S「………ウッキ(待たせたな)」
楯無「こちらから頼んだとはいえ、レディを待たせるのはよろしくないんじゃない?」
B.S「ウキキ、ウキャッキィィ、キキ(生憎だが、俺に紳士の心は無いと思ってくれ)」
楯無「……ふふ。言ってくれるじゃない?」
B.S「ルゥフ、ゴッホガッホ(勝敗はどう着けるつもりだ)」
楯無「至って単純よ。トドメの一撃を寸止めで入れられたら決着。簡単でしょ?」
なるほど。確かに単純で分かりやすい。…………が、
B.S「ウキキ、キィィキィィホホゥ?(そんな単純なルールでいいのか?)」
楯無「? えぇ。その位で十分でしょ?」
B.S「………ウホホッ、ホッホホッホキキキャァァキキ(追加として、制限時間は3分。それ以内に両者共立っていたら強制的に俺の負けとしよう)」
楯無「!? ………何のつもり?」
B.S「…………ッフ。キキキ(ふっ。『この位で十分だろ。』)」
楯無「ッ!!」
………顔を見ただけで分かる。今の言葉でかなりキレたか。生徒会長と言う割には煽り耐性は無いのか。
楯無「いいわ。負けても言い訳しない事ね!!」
生徒T「………始め!!」
楯無「フッ!!」ブン!!
B.S(遅い!!)
俺は楯無のピコピコハンマーを紙一重で躱す。
露出狂Lv99よ!今こそ見せてやる!
『無音の動きは地を這う蛇、嘲る動きは猿の惡戯、視えない動きは鰐の恐怖』
BIG SARU式武術『GI・SHI・KI』
楯無「チッ!躱され……えっ!?」
楯無が向き直ると、そこにゴン太はいなかった。
楯無「どこ!!どこにいるの!?」
周りを見ても、ゴン太の姿は全く見えなかった。
楯無(逃げた?いや、そんな筈は……、それなら周りの人がすぐに言ってくれるはず)
ヒタヒタ……!
楯無「!! そこ!!」ブン!!
しかし、その一撃は地面に叩きつけられるだけで終わった。
楯無「!? 違う!?」
ヒタヒタヒタヒタ………!
楯無「! えぇい!!」ブン!!
また、攻撃は外れる。
楯無「〜〜〜!!苛つくぅ〜〜〜!!!」
その時!!
ポカッ!!
楯無「痛っ!?」
背後から何者かに頭を叩かれる!
楯無「オリャァ!!!」ブン!!!
振り向くと同時に一撃を与えようとしたが、これも当たらない。
ゲシゲシ!!
楯無「うわ!?」
今度は思い切り背中を蹴りつけられた。音を聞くだけでかなり威力があった事が分かる。
楯無「〜〜〜〜〜〜!!!!何でよーーーーーー!!??」
一夏「な、何が起こってるんだ?」
箒「分からない。ただ、ただ1つだけ言えるのは……」
一夏・箒「何やってんだアレ?」
現状を簡潔に言うと、『お笑い』そのものだった。
生徒会長が目を向けた時には、既に反対側に移動していて、また目を向けた時には既に反対側に……。
生徒会長が何かを考え込んでると、真横に立って、一緒に考えてるような仕草をする。
ゴン太君が生徒会長を叩いて反対側に移動した瞬間に、生徒会長が振り向いて攻撃。また、攻撃して反対側に移動した瞬間に生徒会長が振り向いて攻撃。
アニメか何かを見てるのではないかと錯覚するような、周りから見れば、馬鹿みたいな状況を見て、この手合わせを見ていた生徒の何人かは、笑いを堪えようと悶絶していた。
B.S「………。」ソソソッ
楯無「何処にいるの!?すぐ近くにいるのは分かってるのよ!!」
B.S「? ?? ???」キョロキョロ (一緒に相手を探す仕草)
一夏「いや、アンタの真横だよ。」
箒「本当に見えてないのか?見えないフリをしてる様にしか見えんのだが……。」
すると、次の瞬間!!
B.S「フッ!!(C!)」
ゲシッ
楯無「あ”!?」グラッ!!
ゴン太君が生徒会長の足を蹴り、体勢を崩し、
B.S「ウゥ!!(Q!)」
ガッ!!
楯無「なっ!?」
体勢が崩れてすぐに、楯無の首根っこを掴み、
B.S「キャァッッ!!(C!!)」
ドスンッ!!!
楯無「カハッ!?」
そのまま楯無を背中から思いっきり床に叩きつけた!そして!!
どこから出したのか分からないプラスチックのフォークを持って、楯無の首に突きつけた!!
B.S「…………ウッキィ、キィィホホゥ。(お前の負けだよ。小娘。)」
楯無「クッ……。『勝負アリ』……ね。」
一夏「………今、何が?」
箒「まさか、あれは…………?」
一夏「知ってるのか!箒!」
箒「………いや、柔道とも合気道とも言えん。雰囲気は似てはいるが……。」
傍観者達も何が何だか分からなかった。ただ、分かるのは
『IS学園生徒最強の生徒会長に『猿』が勝利した』という事だ。
何が何だか分からなかった?
ならば、『ようつべ』で『BIG SARU』
『日光日光動画』で『走るダンボール箱』
もしくは、『イヤッフー!』か『ゴーゴレ』で『儀式の人』って検索してみてくれ!!
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