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一言でわかるCCC
誰よりも強くなりたい思いが伝説を築いた
どうしてこうなった?
俺はただ強くなりたかっただけなのに
なんで俺はフルーツを爆食いしてるんだ!??????????????????
〜〜〜
少年が神話になってからしばらく経ったある日
ビッグマム海賊団名物ッ!
毎日行われるシュトロイゼン、コンポート、カタクリの
覇気習得と肉体改造の"地獄トレーニング"に
クラッカーは志高く真面目に取り組んだ 。
カタクリはその様子を視界の端に捉えあまり表情には出さないが随分と嬉しそうだ。
〜〜
クラッカーは気合を入れすぎて全身が筋肉痛になった
鍛錬後、コンポートがクラッカーを呼び出した
クラッカーは嫌な予感を気配で感じていた
奴だ!こ、殺されるっ 逃れなくてはっ!
「ンフルンフッフッフ クラッカぁぁぁっ!」
超質量の隕石がクラッカーに衝突した
ぎゃああああああああああああ
バキボキャキャッ!
あ、しんだわ、これ。
そう、ビッグマム海賊団 長女 シャーロットコンポートである
「ン〜? いきてるかぁい?私の愛しい弟っプラムゥッ!」
「…お、お前のせいでもうジヌ…ヨ゛」 ガクッ
「んあラァ こいつは大変だねぇ せっかくアンタに イぃ〜話があったんだけどねぇ」
「こぃ"つ マ" ジ"で許せね"ぇ…」
死にかけながらも積年の怨嗟の念を災害級に理不尽な姉に向ける
とぼけた顔に無性に苛立ちながら意識が遠のいた。
〜〜〜
目が覚めるとそこは綺麗な温室庭園だった
体の痛みは全て消えている、骨も治っている。
物語の姫君が持ってそうなキングサイズの高級ベッドにいる俺
…それを取り囲むフルーツ
よく見ると植物園のドームを模しているかのような立派な立体庭園だ。
~
暫く周りを見ているとドームの外から誰か入ってきた。
エメラルドグリーンに近い青髪でスタイルの良い綺麗な女性だった
麦わら帽子と、透明感のある白いワンピースが青髪を鮮明に彩る。
「ん?やっと起きたー?
目覚めてよかった〜目が覚めないから心配したよ〜
じゃあ、あらためておはよ、クラッカー♪」
髪をかきあげ、少しはに噛んで笑顔をみせる
何だこの天使みたいな女性は… それになんで俺の名前知ってんだ?
「あれ、俺たちどこかで会ったことありましたっけ?」
「やだなぁくーちゃんったらもう! 私のこと忘れちゃったの?」
くーちゃんってなんだよ こんな綺麗な人知り合いにいねぇよ!
ん~ 妙だな…なんで覚えてねぇんだ俺は……
まあいい、とりあえず一旦落ち着こう。
…にしてもすっごく良い香りだなぁ
シトラスやグリーンアップルをはじめとしたフルーツの香料が
互いに邪魔せずに絡み合いハーモニーを生み出してる そんな感じだ。
誰だろうこの女性は ママの領地に住んでる令嬢かぁ?
「んいやぁー驚いたよ まさかあのまま 気ぃ失っちゃうなんてねぇ
死んじゃったかと思って私一日中看護してたんだよ!
柄にもなく焦っちゃったよほんとに、
私くーちゃんが全身筋肉痛だなんて気付かずに小突いちゃった。ごめん!
んでもまあ ちょっとじゃれあっただけで気絶しちゃうなんてくーちゃんサイドにも問題あるよね
ほんと 弱すぎ洋梨だよ^_−☆」
なんか聞き覚えがあるような喋り方だな
「ん?ああ…あの後通りすがりに俺を看護してくれたってこと?か?
そうそうあの時姉貴に地獄タックルされたせいで死にかけたんだよ!
ほんと困ったもんだ、あの野郎今度あったら絶対にぶちのめしてやる!」
「うんうん!元気があるのは良いことだ!じゃあくーちゃん宛の用件を簡潔に言うね!」
「実はカタクリがくーちゃんのことほんとに気に入ってるらしくて、
あたしに最強に鍛えてやって欲しいって直々に頼み込んでくれたの!
だから私も期待にお応えして、特別にマンツーマンで鍛えてあげようと思ったんだよ♪」
「カタクリ兄さんがそんなことを…やっぱ敵わねぇなあの人には…ん?
ちょっとまって、カタクリ兄さんじゃなくてあんたが俺を鍛えんのか?」
「もー!なーにわけわかんないこと言ってんの?むしろあたししかいないでしょ!
能力的にも相性的にも!
全く! 頭強く打っちゃってちんぷんかんぷんになっちゃったのかな?
これは頭も壊れない様に鍛えなくっちゃだねぇ〜
安心して!私、覇気の扱いはみんなの中で一番上手だから手取り足取り教えてあげるね!
んでもその前に!くーちゃんにはまず一回体ぶっ壊して最低限の修行に耐えられる身体 に作り替えてもらうよ!
なので!まずくーちゃんには死ぬほどフルーツを食べてもらいます!」
_え?
「今、くーちゃんの身体は私が特別なフルーツ香料で身体機能の150パーセント引き出して
体ぐちゃぐちゃになるまで全力覇気修行させたから
本当なら全身筋肉痛で指一本も動かせないはずなんだ!」
_え?さらっと何言ってんの?
「んでも!こちらの緊急超回復する本命フルーツを食べればぁ、
1時間だけ超回復効果と筋肉痛に対して絶大な鎮痛効果があるの
で す が
私が出す超栄養フルーツを大量に食べてくれないと本命は あ げ ま せ ん!
この修行の目的は最高最強の爆速超吸収胃腸に変身して、
これからの修行に耐えられる最低限の防衛システムを作ることでーす
半日 12時間 合計12個この本命を食べれれば、本格修行の前準備に一歩近づけるよぉ〜♪
んでもできないと〜
激痛を時間経過で強化しつつ、気絶で逃げても
即座に覚醒を繰り返す地獄のスペシャルフルーツを食べさせまーす」
女は、スペシャルはスペシャルでも火曜サスペンスの二時間スペシャルみたいな
不穏な地獄であることを示唆した。
「ちなみにこの地獄フルーツも超回復効果はあるので無駄にはならない二段構えとなってまーす♡
食べたものの栄養を100%吸収してパワーに変えられる最強の回復人間目指して頑張ろ!
もちろん食べてる間に消化するためにも覇気を出したり、能力を出してもらうよぉ~♪
食事量、能力生成量、覇気濃度のノルマを設けるので、頑張ってノルマ達成してみてね!」
「寝ていた間に覇気教室のデータから身体機能を測定したので
そこから一個本命フルーツを食べる度に1.2倍覇気濃度と食事量のノルマが増えます!
能力生成量は最初の生成量から1.2倍ずつ増えていきまーす
消化するためにはどの道死ぬ気で能力生成してもらうので問題はありません!
現在のタイムリミットは丁度1時間!
それまでに頑張ってノルマ達成して本命フルーツ食べましょオレンジ♪」
「おい嬢ちゃん、俺はこれでもビッグマム海賊団の最前線で鍛えてきたつもりだ!
あんまり舐めてもらっちゃ困るなぁ そんなことだったら、
嬢ちゃんからそのフルーツさっさと12個奪っちまえば済む話だ!」
「ふぅーん 別に良いけどー
取れなかったら時間切れで地獄みることになっちゃうよー?
よわよわくーちゃんじゃ私に勝てるとは思えないけどなぁ」
少しだけ血圧が上昇した
言うじゃねえかこの女
「さっきはあんたのことめちゃくちゃ綺麗で結構タイプだと思ったが」
え?////今…
「ちょっといたぶってその顔歪ませたくなった。
ぜってぇ泣かして許しを乞わせてやる」
完全にスイッチが入った
「んぇ!?ちょっとアプローチが大胆すぎるよ〜!」
〜〜〜
はあ?
意味わからんぐらい攻撃が当たらない
これでも武装色と見聞色にはかなり自信があったんだが全く当たらない
のれんにパンチしてるみたいに華麗に避けられちまう
「じゃあこれはどうだ」
手を叩いてビスケットを大量に作った
スター
『手裏剣ビスケット』!
手裏剣の形をしたビスケットを大量に投擲した
そして油断したところを本命の”ブーメランビスケット”で仕留めるよう画策する。
女は手裏剣を全弾避ける、壊す
そして視覚の外から回りこむようにブーメランの最初の攻撃を放つ
死角から死角へと軌道を描き、女の方へ戻っていく
ギリギリで必ず避けられる
だが問題ない そこに被せて拳を合わせる
片手で受け止められた
「覇気を込めなよ」
笑顔で彼女は言う だが、次の瞬間
「 殺す気で来ねえと…
殺すよ?
」
禍々しい殺気を向けられる
周りの空間が少し歪んだかと錯覚するぐらい濃い化け物のオーラだ
禁忌として封印されているはずの得体の知れないモノに舌舐めずりされたような恐怖を感じる
底が見えないこの雰囲気… まるでママみたいだ
持てる限りの覇気を全て使い、手裏剣、ブーメラン、肉弾、更にもう一手を施策した
手裏剣とブーメランが避けられ、
全力で覇気を纏った拳を炸裂させる
彼女は両手で受け止めて少しにやついた
そのとき、さらに用意していたブーメランが死角から襲う
彼女はほんの少しだけ焦った様子で回避するより防御した
そのとき、ブーメランはひび割れて分裂した
彼女は少しだけ驚いたようだ
そこから小さい剃刀のような“ブーメランカッタービスケット”が炸裂、
彼女の防御は肌を守ったが、切れ味抜群のカッターは服を派手に切り裂いた。
_彼女の魅惑が露わになる
本命が入ったポケットも裂かれて彼女のもとから離れた
それをすかさずぶん奪り、見下ろすように咀嚼してみせた
「まずは一個」
「やるじゃん」
「そっちこそ 令嬢にしては随分と…いやとんでもなく動けるみたいだ。現役の海賊よりも…」
彼女はどうやったのか分からないが即座にフルーツと葉っぱが編み込まれたような服を纏った
「そういえばあんたの名前聞いてなかったな」
「知ってるくせに。
そんなに言うんだったら特別な名前を教えてあげる」
彼女はある果物のマークが載っているつばつき帽子を被った
そして自作の小説を執筆する時の名前を教えた。
《アップル》「私は "アップル" よろしくね 」
クラッカー「俺はクラッカー こちらこそよろしくな 師匠。」
新たな師弟の誕生を実感した2人は
互いに爽やかな暗黒微笑を見せつけ合った。
冒頭の状況はとりあえず回避された
ご愛読ありがとうございました。