星のコドウを見つけよう☆   作:わたあめぷりん

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2.キラキラドキドキしちゃった

 

 戸山さんが蔵から飛び出した後、すぐに金髪の子と追いかけたためかすぐに追いつくことができた。

 

「ふんふんふーん♪ ライブハウス、どこ?」

「うるさい調べてるから〜、私がいなかったら、本当に泥棒だよ?わかってる?」

「うん、一緒に来てくれてありがう!優しいね!なんだかあっちゃんみたい!」

「あっちゃん?誰だよ?」

「うちの妹のあっちゃん!口では素っ気なかったりするんだけど、なんだかんだすっごい優しいんだ〜!」

 

「戸山さんってお姉ちゃんだったんだ?」

「うん!こう見えて私、お姉ちゃんなんだよ〜!」

 

 戸山さんがお姉ちゃんか・・・・・・、個人的には妹の方が似合うと思うので、なんだか意外だ・・・・・・

 

「言っとくけど、これは優しさじゃねーからな?私と、多分こいつも巻き込まれてるだけ・・・・・・あ、あった」

 

 そこにはSPACEと看板に書かれている。

ん?ここって多分練習用じゃなくて、バンドの人たちが、お客さんに演奏する場所な気がするけど・・・・・・多分

 

「戸山さん、ここ多分練習用じゃ・・・・・・、ってもう入って行ってるし!」

 

 多分練習用じゃないと思うよって伝えようとしたが、戸山さんはすでに店内へと入ってしまっていた。

 

「こんばんは!ギター弾きたいんですけど!」

「ここは練習用スタジオじゃないよ」

「ステージに上がれるのは、オーディションに合格した奴だけだ」

「そう・・・ですか・・・」

 

 ギターが弾けないと分かりしょんぼりしてしまう戸山さん。

 

 多分そうじゃないかなと思っていたので、もう少し早く、伝えてあげるべきだったのかもしれない。

 

「ほらダメだって、帰ろうよ」

「見ていくかい?ライブ」

「みたいです!」

 

 せっかくの機会だし、オーナーさん?も見ていくと言いと言ってくれているので、戸山さんと金髪の子さえ良ければ是非見ていきたい。

 

「やばいって、なんか頭振ったりすんだよ?」

「見てもいないうちに決めつけるじゃないよ」

「じゃあ!確かめてやる、チケット代いくら?」

「高校生かい?」

「違いますー」

「1200円」

 

 いや、高校生でしょ、と思ったがここは口にしないでおこう。

 

「あの、高校生・・・ダメですか?」

「600円」

「ええーーー!!」

「すみません、恐らく彼女も高校生です・・・・・・」

 

 すごい、Glitter*Greenというバンドのライブをみたが、とても輝いて見え、とっても楽しい!

 

「すごい!すごいね!」

「ああ!すごい!すごいよ!」

「はあ?何?聞こえない!」

 

「見つけた、キラキラドキドキできるもの・・・・・・」

 

 えっ!?戸山さん今キラキラドキドキできるものって・・・・・・

 

「・・・・・・バンド!すごいキラキラ!バンドバンド、バンドやろう!」

「はあ!?やらねーし!」

「俺もちょっと遠慮するよ、楽器弾いたことないし、どっちかっていうと、応援してる方が好きだから」

 

 そんな話をしていると近くにいた人と金髪の子がぶつかってしまった。

 

「きゃっ!」

「!すいみません・・・・・・!」

「市ヶ谷・・・・・・さん?」

「・・・・・・返して、ギター!」

 

 市ヶ谷さん?がぶつかった少女はどうやら面識があるらしい。

 

「えっ?あ、待ってよ〜!えっと、市ヶ谷さん」

 

 しかし市ヶ谷さんはその子を見るや否や戸山さんからギターを返してもらい何処かへと言ってしまった。

 

 

 その後追いかけたが、市ヶ谷さんを見つけることが出来なかった。

 

「市ヶ谷さんに追いつけなかったね、もう暗いし、星のシールも見えなくなっちゃってるから、また明日出直そうか?」

 

「うん、そうだね・・・・・・ところで双葉くん?でいいのかな?はどう!?一緒にバンドやらない?」

 

「俺は遠慮しとくよ、さっきも言ったけど、楽器とかやったことないし、応援する方が好きだし、それにうちの学校元女子校だから、きっと他のメンバー集める時に女の子の方が集まりやすくて、ガールズバンドにした方がいいと思うし」

 

「ガールズバンドかぁ・・・・・・それもキラキラドキドキして面白そう!」

 

 戸山さんが言うキラキラドキドキは、もしかしたら俺と同じものなのかもしれない。

 

「ねえ戸山さん、ひとつ聞いてもいいかな?」

「いいよ〜!なになに?」

 

 そう思い戸山さんにある質問をする。

 

「戸山さんって星のコドウを聞いた事がある?」

「えっ!?すごい!!どうしてわかったの!?」

 

 やっぱりだ初めて分かり合える人を見つけた!!

 

「俺も昔に聞いた事があって、その時のとくん、とくん、って、星達の鼓動を聞いて、今日戸山さんがギターを弾いてるのを見て、あの時と同じ感じがしたから、もしかしたら、戸山さんの言うキラキラドキドキってもしかしたら俺と一緒なのかなって思って」

 

「そう!私も昔、満点の星の下で、星のコドウをきいたことがあるんだ。それからずっと探してて、今日星のギターと出会って、ライブを見て!これだ!って思えたんだ!でも、本当にすごいよ・・・・・・!まさかあの時の事をわかってくれる人がいるなんて」

 

「だね!本当にすごいよ!・・・・・・、もし良かったら、戸山さんのバンドの手伝いをしてもいいかな?俺も一緒にキラキラドキドキしたい!」

 

「うん!これからよろしくね!双葉くん!・・・・・・それと私のことは香澄でいいよ!」

「OK、俺の事も双葉って呼び捨てていいよ!これからよろしくね!・・・・・・香澄///」

 

 女子の事をあまり名前で読ぶことはなかったため、いざ下の名前で呼ぶとちょっと恥ずかしいというか、照れると言うか、なんかそんな感情が込み上げてきた。

 

「うん!あ、そういえば双葉も同じ学年だよね、何組?」

「俺はB組だよ、それと同じ学年だけど、みんなより多分1つ年が離れてるんだ」

 

 別に年上自慢をしたい訳じゃないが、友達にはちゃんと正直に言って知っていて貰いたい。

 

「そうなの!?じゃああっちゃんと同じ歳なの!?・・・・・・飛び級?」

「えっ!?そっち!!」

 

 どうやら香澄は、1つ歳が離れてると聞いて、妹と同じ年齢だと思ったようだ。

 

「ごめん!いや、ごめんなさい!!もしかして年上ですか?・・・・・・同じ学年だと聞いて、タメ語で接しちゃった!・・・・・・双葉先輩?双葉さん」

 

「いや、いいよ、さんも先輩もなくて、同じ学年なんだし、みんなと同じように接してくれたら嬉しいかな」

 

 どうやら彼女に余計な気をつかわせてしまったらしい。

しかしこれから同じ学年で一緒に過ごして行く仲間なので、先輩とかじゃなく、同年代と同じ感覚で接して欲しい。

 

「うん、わかった!改めてよろしくね双葉!」

 

 

 これから香澄と一緒にキラキラドキドキを求めるお話が始まる!

 




 どうもわたあめぷりんです。

 これにてプロローグは終了します。よろしければこれからも見てください!
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