星のコドウを見つけよう☆   作:わたあめぷりん

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 どうもわたあめプリンです。

 少し忙しくて、今回の投稿が遅くなり申し訳ないです。





4.お泊まり会しちゃった

 

「何か見たい映画はない?」

 

「う〜ん・・・・・・双葉は何かない?」

 

 香澄に過去の話をして、暗い話になってしまったが、せっかくのお泊まり会なのだし、これからは楽しくしようと、一緒に映画を見ることになったのだが、なかなか何を見るのかが、決まらないでいた。

 

「特にはないかな、香澄こそ何かない?」

 

「私は特にはないな」

 

 困ったことに、何かを見たいと思う映画がないようだ。

さて、これからどうしよう・・・・・・

 

「ねえ!特に見たい映画もないし、一緒にお菓子でもたべながらお喋りしない?」

 

「そうだね、そうしようか」

 

 特に見たい映画もなかったので、一緒に話をして過ごすことにした。

 

 

 

 

「明日クレープ食べた後どうする?」

 

「特に考えてなかったな」

 

 どうしよう、せっかくの香澄とデートなのに、全くのノープランだ、どこに行けば香澄が楽しんでもえるだろうか考えていると・・・・・・

 

「じゃあさ、クレープの後ショッピングモールに行ってもいい?」

 

「いいよ、何か買い物でもあるの?」

 

「新しいお洋服が欲しくて、選ぶの手伝って欲しいなって」

 

「俺で良ければ、手伝うよ」

 

「ほんとに!ありがとう双葉!!」

 

 香澄の服選びかぁ・・・・・・、女の子の服、それも香澄の服を選ぶのは、楽しみではあるが、俺なんかが手伝えることがあるのか不安に思う。

 

「俺もついでに新しい服を買おうかな」

 

「あっ!じゃあ双葉の服は私が選ぼっと!」

 

「お願いするよ」

 

 

 

 

 

「そろそろシャワー浴びて寝よか?」

 

 明日の予定を立てていると、いい時間になったので、そろそろ寝ないと、明日眠たいだろうと思う。

 

「うん、そうだね、双葉が先でいいよ」

 

「いや、香澄がお先にどうぞ」

 

 客より、先に入るのは何かアレなので香澄に譲る。

 

「じゃあ先に入るね!覗いちゃだめだよ」

 

「覗かないよ・・・・・・」

 

 香澄が、風呂に入っている間にお菓子の空き袋などを捨てておき、明日の準備をしておく。

 

 

 

 

(さて、こんなもんかな)

 

 片付けと明日の準備を終えた時、香澄が着替えを持っていないことに気づき、俺のジャージ等を持っていこうとした時に事件が起きる。

 

「香澄、服出たとこに置いとくよ・・・・・・!!」

 

「えっ!双葉!?」

 

 なんとそこにはシャワー浴び終え、身体を拭いている香澄が居た。

 

「ごごごごごめんなさい!」

 

 俺は大慌てでその場から退散した。

 

 

 

 

 

 シャワーを終えた香澄に遭遇してしまい、大慌てで退散したが、その後着替えて出てきた香澄と無言の空間を5分程過ごしている。

 

「っ・・・・・・ 」

 

「あー・・・・・・」

 

 とりあえず謝らないと、香澄の裸を見てしまったのは事実なのだし、シャワーだけなのだから、早めに上がって来てもおかしくはなかったのに、今回は完全に俺が悪い。

 

「「ごめんなさい!」」

 

「へ?」

 

「どうして香澄が謝るの?俺が悪いのに」

 

 なぜ、香澄が謝るのかが理解出来ず、理由を問いかける。

 

「私が、着替えを持たずに行っちゃったから、双葉が着替え持ってきてくれたんだし、私が悪いから!双葉は何も悪くないよ!」

 

「いや、俺がちょっと声出して確認するか、音を聞いてたら、上がったのくらい分かっただろうから、完全に俺のミスだ」

 

「ううん!私の方が・・・・・・」

 

「いやいや、俺の方こそ⋯⋯」

 

 両者が1歩も譲らない状況が続いている。

このままでは埒が明かないと思い、俺はある提案をする。

 

「じゃあさ、明日俺が香澄のクレープを奢るから、香澄は俺のクレープを奢る。それでチャラなんてどう?」

 

「あれ?それじゃあんまり意味無いんじゃ⋯⋯」

 

「香澄、世の中には気にしたら負けって言葉があるんだよ」

 

「そうなんだ!しゃあそれでおあいこだね!」

 

 本当にそんな事、しかも裸を見たのは俺なのに、どっちも得しない事でいいのかが気になるが、このままでは、埒が明かないのでまた、何処かでお詫びする機会があればさりげなくお詫びしよう。

 

「改めてごめんね香澄」

 

「ううん私の方こそごめんね⋯⋯ちなみにどこまで見たの?」

 

「⋯⋯包み隠さずほぼ全てです」

 

 香澄が顔を真っ赤にしてプルプルしている。

やはり、全部見てしまったのはマズかったのだろう。

しかし、嘘を吐く訳のはなんかセコい気がしたので正直に全部見たことを伝えた。

 

「う〜私もうお嫁に行けない⋯⋯」

 

「だ、大丈夫だよ香澄!ちゃんと立派で綺麗だったから!」

 

 何言っているのだろか俺は、これだとただの変態ではないか!

 

「立派!?感想なんて聞いてない!」

 

「はい、すみません」

 

 しまった、これはやはり怒らせてしまう発言だ。

数秒前に戻れるのなら発言する前の俺を全力で殴ってやりたい。

 

「双葉のエッチ」

 

「すみません、俺はエッチです」

 

 香澄がゴミを見る目で俺を見てくる。

悪いのは俺とはいえ、その視線はかなりダメージを受ける。

 

「ほんとごめんね香澄」

 

 泣きそうになりながらも誠心誠意を込めた謝罪をした。

すると香澄は、

 

「な〜んてね、冗談だよ!そんなに怒ってないよ」

 

「ほ、ほんと?よかった〜」

 

「なんか私だけ裸見られてるのは、ちょっと不公平だと思ってイタズラしちゃった☆」

 

 どうやら怒っていたのは香澄の演技だったようだ。

もう二度と口を聞いてくれないと思い少し⋯⋯いや、かなり焦った。

 

「あっ!双葉もそろそろシャワー浴びないと、近所迷惑になっちゃうよ!」

 

「げっ、もうこんな時間か⋯⋯水を少なめで音がなるべく出ないようにして、浴びないと」

 

 時計を見てみると、もう日が回ろうとしている。

香澄の言う通り、早く浴びないと⋯⋯

 

「じゃあ俺も入ってくるから少し待ってて」

 

 

 

 

 

<香澄side>

 

 あれから双葉はお風呂へと向かって行き、私は1人リビングに取り残された。

 

 1人になってから、先程の出来事を思い出し、恥ずかしさが込み上げてくる。

 

 男の子に裸を見られこと等今まで1度もなかったため、かなり恥ずかしいが、恥ずかしいだけではなくドキドキしている自分もいた。

 

 きっと、双葉だからだろう⋯⋯

 

 私は双葉の事が好きだ。

だから、恥ずかしいだけではなく、ドキドキしてしまう自分もいる。

 

 そんなことを考えていると、おたえと出会った頃に言われたことを思い出す。

 

「私って変態なのかな?」

 

 誰もいない部屋で1人でつぶやくが、返答はない。

あの時は私は変態じゃないと思いたかったが、さっきの出来事で否定出来ない自分がいる。

 

 (好きな人に裸を見られたらやはりドキドキするよね!)

 

 と、無理やり自分を納得させておくことにした。

そんな事を考えている時に⋯⋯

 

「おまたせ〜」

 

「きゃ!」

 

 

 

 

<香澄side out>

 

 シャワーを浴び終え、リビングへと戻ると香澄がポツンと座っていたので、上がったことを伝える。

 

「おまたせ〜」

 

「きゃ!」

 

 香澄に声をかけると、俺の事に気付いていなかったのか、かなり驚かせてしまった。

 

「ご、ごめん驚かすつもりはなかったんだ!」

 

「ううん!ちょっと、びっくりしちゃっただけだよ」

 

「何か考え事でもしてた?」

 

「いや!なんでもないよ!それよりそろそろ眠たくなってきちゃた」

 

「そうだね、じゃあそろそろ寝ようか、布団を敷くから、香澄はそっちで寝て」

 

「双葉はどこで寝るの?」

 

「俺は適当にカーペットの上で寝るよ」

 

 さすがに女の子にそこら辺で寝ててくれ、なんて言う訳にも行かないので、香澄には俺の布団を使ってもらうつもりだ。

 

 

「それじゃ私がそっちで寝るから、双葉は布団で寝て」

 

「いや、香澄が使っていいよ」

 

 

「ううん、大丈夫だよ!急に押しかけて来たんだし」

 

「いやいや、香澄が風邪とか引いたら大変だし」

 

「双葉が風邪を引いてもダメだよ!」

 

 またこのくだりか⋯⋯また埒が明かなさそうなのだがどうしたものだろうか?

 

「じゃあさ、一緒に寝るのはどうかな?」

 

 

 まじですか?

 

 

 

 

 結局一緒に寝ることで決まったのだが、狭い布団に年頃の男女が2人はさすがに不味いのではないのだろうか⋯⋯

 

「じゃ、じゃあ電気消すね」

 

「う、うん」

 

 部屋が真っ暗になり、静かな時が訪れる。

が、しかし一向に眠ることは出来ず、香澄の方を見てみると香澄もどうやら眠れないようだ。

 

「なんかさ、ドキドキするね」

 

「そうだね⋯⋯」

 

「明日どのクレープにしようかな〜」

 

「俺は現地で決めようかなって」

 

 会話も長く続かず、このまま朝を迎えるんじゃないだろうかと不安になる。

とりあえず寝ようと目を瞑り、香澄の反対方向に寝返りをうつ

 

 すると香澄が話かけてきた。

 

「今日はいろいろありがとね」

 

「そんな大した事はしてないよ、それにシャワーの1件で悪いことしちゃったし」

 

「おシャワーのことはもういいよ、泊めてくれた事と、昔の話をしてくれたこと」

 

「ううん、俺の方こそ今日はありがとう、俺の昔の話を聞いて、ダサくないって言ってくれて嬉しかったよ」

 

「えへへ、どういたしまして」

 

 と言って彼女は俺の背中に抱きついてくる。

正直とてもうれしいのだが、寝れなくなってしまう!

 

「か、香澄!?」

 

「Zzz」

 

 なんと彼女はその状態で寝てしまったではないか。

仕方ないのでこのままの体制で寝ようとするが、かなり厳しい。

 

 後ろから抱きられている体制なので、いろいろとやばい!

 

 あれ?俺って変態なのかな?

香澄のシャワー上がりを覗いてしまったり、後ろから抱きつかれて喜んだり⋯⋯

 

 しかし否定をしたい自分がいるので、

(好きな子に後ろから抱きつかれたり、シャワー上がりを見てちょっとうれしくならない男なんていない!)と無理やり変態じゃないと思い込み、がんばって寝ようと努力する。

 

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