幼馴染の皇帝   作:最上階

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ノヴェちゃんの過去とかも含めて。
あと週一投稿と言ったな。
あれは気分が乗らないので不定期(週2,3回)投稿にすることにしました。


トレーナーになる

お昼寝の時間です。

とは言っても私は色々とやることがあるから理事長室へGOするけど。

 

ルナを起こさないようにベッドに寝かして。

一応置き手紙も残して、準備万端!

 

脚は…松葉杖でいいかぁ…

ルナ以外に頼むのも…うん…

 

 

さて、理事長室前、ここに来るまでの道のりでチラチラ見られた気がするけど気にしなーい。

さて、松葉杖を置いて…ドアをノックして…と。

 

 

「失礼します、理事長さん、今いらっしゃいますか?」

 

「あ、理事長さんでしたら先程出ていかれましたよ」

 

「なるほどです」

 

「どんな用事で…」

 

 

扉が開いた、こっちみてるたづなさん、言葉に詰まってるな…

いや退学はしないんだけど…

 

 

「…その、脚の事でしょうか?」

 

「いえ、別の用事です」

 

「…ほっ…なるほど、では理事長がお戻りになるまで、どうぞ」

 

「あ、どうもありがとうございます」

 

 

安心した顔したなぁ…まぁ良いんだけど…

理事長戻るまで暇だなぁ…ルナの可愛い顔思い出そ…

 

 

 

「にひひ…ルナ可愛い…いかんいかん、きっちりせねば…」

 

「…その…ノヴェさん、少しお話が」

 

「あ、はい、なんの要件でしょうか」

 

切り替え早…いえ、今日の食堂でのことなんですが…」

 

「あ〜…あれは…その〜…」

 

「…恋愛は自由ですが…その…あんまりうつつを抜かさないようにしてくださいね?」

 

「…あ、はい…」

 

「それで、今日はどんな要件でしょうか?」

 

「あ〜…ちょっと…その…レースに出るのが無理ってのは…もう聞いてますよね?」

 

「…えぇ」

 

「だから…まぁ、トレーナーになろうかなぁ…なんて」

 

「…トレセン学園生徒が卒業後にトレーナーになった例はあることにはあります…が、現役からというのは前代未聞ですね」

 

「…できます?」

 

「…まぁ、できないことは…ないですが」

 

「ならokです!死に物狂いで勉強しますので!」

 

「え、いやちょ…」

 

「では!!」

 

「あ、あの!」

 

 

ん〜…帰ろうとしたら理事長さん戻ってきちゃった。

 

 

「失礼!!誰か来ているのか?」

 

 

「あ、理事長…」

 

「理事長さん、こんにちは」

 

「うむ、ノヴェーラか…疑問、今日は何の用事できたんだ?」

 

「理事長も聞いてると思いますが、私走れなくなっちゃいまして…それで、トレーナーになりたいなぁ…なんて思ってですね」

 

「…ふむ、ではもうひとつの疑問、なぜトレーナーになろうと?」

 

「…せめて、好きな人の役に立ちたいなぁ…って」

 

「…そうか…肯定!君がトレーナー試験に合格するのを心待ちにしているぞ!」

 

「…はい!ありがとうございます!」

 

「…理事長…」

 

「…質問!君の過去をもうちょっと聞きたいのだが…大丈夫か?」

 

「あ、それ私も気になってました」

 

「…まぁ、大丈夫ですよ」

 

「感謝!ではかけてくれ!たづな!すまんがお茶を入れてくれると助かる!」

 

「はい!」

 

 

まぁ応援してくれたし(?)…あんまり過去の話とかしたことないしなぁ…

ここに入学する時も適当なこと言って誤魔化したし…

 

…誤魔化しと言っても多少ね?多少…

別にルナとの出会いだけだから…大丈夫…

 

 

 

「期待!我が学園に入学する時の面接で、君は過去のことをあんまり話さなかった…なにか辛いことでもあったなら…謝る」

 

「…いえ、全然、そんなことはありませんよ…ただ…ちょっと色々ありまして…」

 

「質問、色々とは?」

 

「…とりあえず、長くなるかもですが生まれた時から話します───」

 

 

私は今から…15年前の…11月30日に産まれました。

一応言った気も…あ、そうですね、言ってました。

 

…超遅生まれですよね、私。

そこからの虚弱体質なのか何なのかはわからないですが…

 

まぁ暗い話は置いときまして、虚弱体質とはいえ子供の頃は凄く元気だったんですよね。

怪我してもすぐに治ったりとかで、両親に心配はかけましたけど…その時に治癒力使った…?

 

まぁ、幼稚園に入るまでは怪我も大病なく過ごしまして、幼稚園に入ろうか、という3,4歳頃に引っ越しまして。

そうです、引っ越し、まぁ当時一緒に遊んでた友人は今はもう思い出せませんが…

 

それで引っ越し先が…その…シンボリ家が運営するマンション…でして…

はい…私の父方はなんか代々シンボリ家のお抱え医師だそうです…

 

引っ越す前の所から態々職場に行くのは面倒だと言うことで。

ならいっそ新しく作った社宅に引っ越したらどうだ、ということだと思います。

 

…はい、いきなり豪華な所に…いやもとより豪華なのがいっそう豪華になりまして…

 

とりあえず、その話は置いといて、幼稚園に入る頃です。

その時にル…ド、ルフと出会いまして

 

当時のルドルフ?あぁ…もうそれは凄く可愛くて…

今でも可愛いんですけどね?今のルドルフってほら…どことなくイケメンじゃないですか…?

 

あ、話が脱線しましたね…んん゛…元に戻して、その時に私たちは出会いました。

…まぁ…ルドルフはその時周りに友達が居なかったんですよね…うん…

 

悲しい話は置いておきましょう。

晴れて友人となったは私達は何度も何度も、そりゃあ構造覚えるぐらいにはシンボリ家の本家にはお邪魔しましたし我が家にもお邪魔されました。

 

…そりゃあ楽しかったですよ、今でも勿論楽しいんですけど。

子供の頃の遊びってのは無邪気で…今とはちょっと違ってるじゃないですか、ね?

 

…うんうん、わかって頂けましたか、では戻して…

幼稚園の頃はもう一生分遊んだ記憶があります、終わったら遊びに行く、来る、みたいな感じで。

 

遊んだ、以外のことがないのでここはもう割愛です。

幼稚園が終わったら小学校ですね!

 

小学校に入ってから1年、2年ほどまでは遊んでたんですよ。

3年入ってたからルドルフが変わって来まして…えぇ、段々と今のルドルフの片鱗が見えてきました。

 

幼稚園の頃から絶対的すぎる力があったのが段々と顕著になりまして。

同世代には敵無しと言っても過言ではないと言えるぐらいにはもうすごく強かったですよ。

 

…まぁ、私はそんなルドルフの併走相手だったのが自慢です。

そういえばこの骨折、2回目なんですよ。

 

そうです、2回目、1回目が…小学…3年、4年の頃?ぐらいにの時。

併走が終わって、ラストに模擬レース的なのをやろうですね。

 

まぁ1on1の…そうです、マッチレースみたいな。

その時に…ですね、距離が800mで短くて…ルドルフよりちょっと遅れてスタートして、巻き返そうとルドルフに並んだところで…

 

…その…その時に腕もいっちゃってですね…はい…

あとから聞きましたけどもうそりゃすごい光景だったと。

 

…お見苦しい話は置いといて…

目が覚めた時にはもうルドルフに滅茶苦茶泣き付かれました。

 

どんな感じに…?まぁ…「もう無理はするな」とか「二度とノヴェが怪我をしないようにする」…とかですかねぇ…

そこから…夢を語り始めたんですよね。

 

その夢…?うーん…今は黙っておきます。

ルドルフの口からいつか出てくるはずなので。

 

 

「───それでですね…っと、廊下を…この音ルドルフだな…」

 

「…走る音でわかるんですか…?」

 

「何十回何百回と聞いてきた足音です、間違えるはずが無いです」

 

「そ、そうなんですね…」

 

「…と行ってる間に着いたみたいですね」

 

 

「失礼、します…」

 

 

「…どうぞ」

 

「ありがとうございます…ノヴェ…ノヴェは…ノヴェ!どうして理事長室に!?」

 

「ま、まぁ落ち着いてルドルフ、ほら理事長さんもたづなさんもみてるから…」

 

「あ、あぁ…わかった…それで、なんで理事長室に…?」

 

「トレーナーになろうかと、あ、勿論今すぐにってのは無理だから…あと何年かしたらって話だけど」

 

「あ、あぁ…そ、そうなのか?」

 

「勿論、お天道様に誓ってそうだと断言するよ!」

 

「…よ、よかった…私、ノヴェに嫌われたんじゃないかとか…退学するんじゃないかとか…思って…」

 

「しないよ、ルドルフから嫌われない限り」

 

「そんなことはしないよ…でも…ちょっと心配だったから…その…」

 

「…その…ルドルフさん、私達お話の途中だったんですけど…」

 

「あ、あぁあ!すいません!…その…私もここにいて大丈夫ですか?」

 

「肯定!ノヴェーラの過去の話だ!だからシンボリルドルフ、君もいてくれた方が助かる…かもしれない」

 

「そ、そうですか…ノヴェ…手、繋いでてもいい?」

 

「ルドルフ…今…」

 

「…いいじゃないか、もうどうせなら見せつけてしまえと言ったのはノヴェじゃないか」

 

「うぐっ…確かにそうだけど…じゃあ手」

 

「ありがとう…ノヴェ…」

 

 

がっちり恋人繋ぎしてくるじゃん…

にぎにぎしてくるじゃん…じゃあこっちもにぎにぎしておく。

 

 

「…その…やっぱりお二人はそういう関係で…」

 

「あ、はい…両想いだったみたいで…その…先日に…ですね」

 

「なるほど…了解です」

 

「では、続き話しますね───」

 

 

小学校は…まぁ、先程の話が一番の出来事でしょうかね。

あぁ、どうしてだかルドルフと6年間同じクラスでしたけどそれは偶然なので、"偶然"なのでね。

 

そうです、ルドルフがお家に言ってそのお家が学校に圧かけて同じクラスにしたとかないんです。

絶対にないんです、ね?ルドルフ。

 

それで、小学校を卒業して、ここに入学した訳です。

…その後は知っての通りですね。

 

とまぁ、これで一応終わりですが…

ルドルフとの関係をもっと掘り下げてくれ?…まぁいいですけど…

 

元よりルドルフとは仲が良くてですね、話した通りに。

ん〜…でも…恋愛感情が芽生え始めたのって…多分1回目の…ですね。

 

心配かけさせちゃって、何回も謝って…

まぁ謝罪合戦みたいになりましたけど、そこから…その…私のリハビリとかを献身的にやってくれるルドルフが…ですね。

 

ルドルフの場合は…多分私と同じ時期だと思います。

どうしてわかるか、って…そりゃあ相思相愛だからですよ。

 

…惚気は置いておいて、恋人関係になったのは…そうですね、入院してた時に、ですね。

ルドルフが謝り倒すのは何度見ても辛いので…もういっその事想いぶちまけてしまえと思いまして。

 

そしたら…ルドルフから…まぁ、ですね。

イケメンでした、そしてファーストキスは…凄く良かったです…

 

 

「───それで、終わりです」

 

「そうなんですね!私達も恋愛とかしてみたいんですが…忙しくてそういうのも…」

 

「いつかは素敵な人見つかりますよ!」

 

「感謝!長々と時間を頂いてすまなかった、君のトレーナーになる夢、応援しているぞ!」

 

「ありがとうございます!…私達は部屋に戻るので、それでは、また今度」

 

 

別れの挨拶をかわして、理事長室から退出する。

ルナはさっきから黙ったままだけど…まぁ部屋に連れていったら戻るでしょ




深刻すぎるネタ不足。
暫くレース描写とかする予定ないのでイチャイチャさせるしかないです。
なにかイチャイチャさせる案があれば…お願いします
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