ソードアート・オンライン 憂きし心のメヌエット 作:あらびきバナナ
以前オリキャラことレーテについての設定を公開しましたが少しばかり変更します。もちろん現行本編に差支えのない範囲でですのでご心配なく
レーテの話
私は孤児だ。その事実…いやそのことを認識したのは小学校に上がってからしばらくの事だった
物心ついた頃には施設で育てられていたからてっきりそれが普通だと思っていたけどどうやらそれは違うらしい。現実は母親がいて父親がいて…それが普通だと知った時はものすごく落ち込んだ
その頃の私は何も信じられなくなって、施設に帰ることも無く公園や学校のベットに閉校ギリギリで入って泊まったのこともあった
もちろんそんなことをしていた結果施設の人達にはめちゃくちゃ怒られた、それはもう人生1怒られたと言っても過言じゃないかもしれない。そしてそれと同時にもう誰にも迷惑をかけたくないと思った、あの時の施設の人や同じ孤児の子達、その顔を見てそう思った
誰かに迷惑をかけるくらいなら自分なんて…どうだっていい
その日から私はどんな事があっても笑っていることにした。笑っていれば誰にも心配されないし迷惑もかけない、そうすればきっと私も普通になれる。そう思った
最初は周りの人達も混乱していたけど気付けば誰もそのことについて触れなくなった、普通だと思って接してくれた。そしてそれがたまらなく嬉しかった
やっと自分は普通になれたんだと思った
それから中学に上がり気付けば高校生になった。学校は施設から遠く離れた東京の学校を選んだ、誰にも頼れない迷惑をかけないそんな生活を送りたかったから。もちろん勉強は大変だった、中学の勉強スピードじゃ間に合わないけど塾にもいけない…だから寝る間も惜しんで勉強した
結果ギリギリのところで学校からの学費免除、それに加えて奨学金制度も利用することで学校にはほとんどプライスレスで入ることが出来た
高校進学を機に私は施設を出ようと思ってたからもちろん学校は寮があるところにした。完全な一人暮らしではないけど現状はお金も少ないしそれは仕方ない。幸い日本には様々な制度があったおかげでバイトをしていれば最低限の生活は出来る状態を保てているし、その点においては感謝
高校に入っても私は普通を貫いている、誰にでも愛想を良くして、常に笑顔で、誰にも迷惑をかけないように
それから数ヶ月経ったころ私は出会ってしまった。運命を変えるものに
バイト先のコンビニに仕入れられた雑誌、ファッション誌や漫画雑誌、娯楽雑誌や経済誌…様々なものがある中ただひとつ私の目を引くものがあった
それは
「…ソードアート・オンライン?」
ソードアート・オンライン、今まさに私が囚われてるゲームの特集が組まれた雑誌だった。まず目を引いたのは表紙の絵だった
空に浮く城…それを憧れているかのごとく見上げる馬に乗った鎧を着た人。その浮世離れしたその絵にいわば一目惚れしてしまった。そしてバイトがいつも通り終わり、気付けばその雑誌を持って家に帰ってきていた
ゲームなんてしたことないのになぜ買ってしまった、見惚れてしまった。その日は勉強のことなんて忘れてひたすらその雑誌を読みふけっていた
人生で初めてここまでひとつの事に夢中になれた、そうなれば必然的にプレイしたいとも思うようになった。けど私にはうん万円するほどのナーヴギア買えるほど自由に使えるお金を持ってはいなかった
諦めることも出来たけど一縷の望みにかけて私はその雑誌についてたナーヴギアとソードアート・オンラインをプレゼントするキャンペーンに応募してみた
まぁ今まさに囚われてるから言うまでもないとは思うけど…それが当選した。その時は本当に驚いた、まさか試しに応募したものが本当に当たるなんて…その時は驚きすぎて椅子から落ちちゃったもん
とにかくソードアート・オンラインを手に入れた私はサービス開始と同時にログイン、早速プレイすることした
事前にあれこれ調べはしたけどやっぱり実際にやってみると案外上手くいかないこともあった、特にソードスキルなんて最初は全然違う方向に飛んでっちゃってたし
そして夕方、夕食の時間とあるから一旦ログアウトをしようとメニューを開こうとした時あの時間が訪れた
最初の1週間はとにかく宿にひきこもった、施設に帰らなかった時と同じかそれ以上にその時の私は荒んでたと思う。その後は少しずつ外に出るようになったけど戦闘、ましてや攻略になんて参加する気は全くと言っていいほどなかった
それから約1ヶ月、初日に手に入れた素材とかを売りながら日々最低限のご飯を食べては寝る生活を続けていた頃だったかな1層が攻略されたことを知ったのは。そして私がミトちゃんのことを知ったのもその時だった
私よりも背が小さくて可愛い女の子が大きな鎌を手に歯を食いしばって戦っている姿が街で配られていた新聞的なものに乗っていた。それを見た時はソードアート・オンラインの世界に見惚れた時に近い何かがあった気がする
そしてその時決意した、私も戦いたい。彼女の隣で戦って支えたいって
その日から私は少しでもミトちゃんに近付けるように毎日フィールドに出て戦闘の経験を積んで戦えるように練習をし初めた
最初はまともにソードスキルを当てることも出来なかったけど2ヶ月経つ頃にはそれなりに戦えるようになっあ
その頃から前線でもやっていけるレベルになったから上の層にいくようになってその時にアルゴちゃんと知り合って
そのあとは知っての通り、ミトちゃんに出会えて一緒に戦って。途中どこか行っちゃうこともあったけど最近ではほとんど毎日一緒にいれる間柄になれた
しかもその中でアルゴちゃん含めて色んな娘とも知り合えたし、やったね!
これから何が起きるか分からないけど多分ミトちゃんや他の娘が一緒ならきっとどうにかなると思う!多分!
だから、だからさ…
「ねぇミトちゃん!」
「…なによ」
「ふふっ、なんでもない!」
「そう…」
これからも仲良くしてくれたら私は嬉しいな!それでミトちゃんが少しでも幸せになってくれたらもう何も言うことは無いよね!
「…というかなんで貴女私の部屋にいるのよ」
「愛の力かな?」
「後でフレンド設定いじっとくわね」
「えー!やだー!」
↓以下、文字数稼ぎの設定になります↓
レーテ (本名 田村零美) ゲームスタート時 高校1年生(16歳)
誕生日 5月13日 AB型
AGI寄りの大剣使い。反り返った短剣をもう片方に持ち、攻撃を跳ね返し重い一撃を叩き込む戦闘スタイル
容姿···短めに切られたオレンジ色のショートボブ、身長体重共に平均よりやや低め。すらっとした体型だが足が少し太いのがコンプレックス
性格···孤児であり幼い頃にその"普通では無い環境"に悩んだが最終的に人に迷惑をかけたくないという思考に行き着き常に"普通"であることに努力するようになる。高校は必死に勉強し寮のある進学校に行くこと同時に寮から卒業、相変わらず人に迷惑をかけない、心配させないを徹底して日々を送っている
たまたまバイト先でソードアート・オンラインの雑誌を見て一目惚れしたことをきっかけにSAOの世界に囚われることになる
1度惚れたもの興味を持ったもの、やると決めたことは必ずやりきる実行力と順応力を持ついわゆる感覚型の天才。ミトにやたらくっつこうとするのもその性質の一環でありおそらく命果てるその時まで彼女とミトは関係を持つことになるだろう
いわゆる"百合"であるかは不明
CVイメージは花守ゆみりさん