アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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神楽「いやー、いよいよレギオン結成されたな」

八狐「そうだね、でも神楽、しれっと助力してたでしょ?」

神楽「あっ、バレた?上手く化かせてたと思ってたけど、俺もまだまだだな」

八狐「神楽は本当に優しいよね、誰にでも」

神楽「まぁな、それともあれか?他の性格のが良かった、なんて?」

八狐「それは違うよ、私は今の神楽の性格がいい」

神楽「そりゃどうも、あっ、本編始まるぞ!」

八狐「あっ、本当だ!」

神楽&八狐「せーの、READY.........FIGHT!」


黎明Ⅶ いざ出陣

百合ヶ丘にある建物の中に、梨璃が作ったレギオンの隊室、もとい控室が与えられた

 

そして、隊員全員でその部屋を見ている

 

梨璃「ん?」

 

梨璃は疑問符を浮かべる、何故なら扉の隣に掛けられている木札に______

 

 

 

 

 

 

「一柳隊・控室」

 

と書かれていたからだ

 

梨璃「一柳.........隊!?」

 

楓「一柳隊がどうかしまして?」

 

二水「ええ、一柳隊ですよね?」

 

ミリアム「うむ、一柳隊じゃな」

 

神琳「私も一柳隊だと思っていました」

 

皆揃いに揃ってそう言ってるが、

 

梨璃「私達、白井隊では?」

 

梨璃は、夢結のレギオンを作っていたと思い込んでいたので、驚いている

 

鶴紗「どっちでもいい。だから一柳隊でいい」

 

梅「もう一柳隊で覚えちゃったよ」

 

夢結「じゃあ、一柳隊で問題ないわね」

 

梨璃「ええ...........?」

 

梨璃は困惑していた

 

神楽(...............まぁ、梨璃さんがメンバー集めたから妥当だとは思うし、ありだと思うぜ?)

 

こうして、一柳隊は結成された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一柳隊 控室_________

 

梨璃「で、でも、これじゃあ私がリーダーみたいじゃないですか!」

 

楓「私はちーっとも構いませんが」

 

ミリアム「梨璃の働きで出来たものじゃからな」

 

梨璃「ええ..........」

 

梨璃はまだ困惑していた

 

梅「ま、梨璃はリリィとしてもまだちょっと頼りないけどな」

 

夢結「まだまだよ。勿論、梨璃の足りない所は私が補います。責任を持って」

 

梨璃「良かったー...........ですよね.......うわっ!?」

 

梨璃がホッとしていると夢結にブリューナクを向けられる

 

夢結「つまり何時でも私が見張ってるということよ!弛んでたら、私が突っつくから覚悟なさい!」

 

梨璃「は、はい!!」

 

八狐「リーダーは大変だね、梨璃さん」

 

八狐が梨璃の肩に手をポンッと置く

 

梨璃「や、八狐ちゃん笑わないでよ.........」

 

神楽「ま、もしもの時があったら俺もいるし八狐もいる。フォローはするから何時でも夢結様に突っつかれろ」

 

神楽が狐の影絵を作り、梨璃に悪戯っぽく言う

 

梨璃「か、神楽さんまでー!?」

 

八狐(何時でも頼りにしろって言えばいいのに.......)

 

八狐は神楽を見てため息をつく

 

楓「くっ.........何て羨ましい.........!」

 

鶴紗「リーダーを突っつきたいのか?」

 

ドーナツを食べながら鶴紗は聞く

 

雨嘉「百合ヶ丘のレギオンって何処もこんななの..........?」

 

神楽「それは断じて違う、とは言い切れねぇな。だろ?神琳さん」

 

神琳「ええ。神楽さんの言う通り、そうでもないと言いたい所だけど..........結構自由よね」

 

二水「と、とにかくこうして!九人揃った今ならノインヴェルト戦術だって可能なんですよ!」

 

ミリアム「理屈の上ではそうじゃな」

 

梨璃「それって..........これだよね?」

 

ポケットの中から一発の弾丸を取り出す

 

二水「ん?何ですか?」

 

神楽「ああ、こいつはノインヴェルト戦術に使う特殊弾だな」

 

二水「わぁ!実物は初めて見ました!」

 

梅「それな、目茶苦茶高いらしいぞ?」

 

八狐「値段は大体.......諭吉さんが数千枚飛ぶかな?」

 

梨璃「そ、そうなんですか!?」

 

夢結「ノインヴェルトとは、九つの世界という意味よ。マギスフィアを九つの世界に模した九本のCHARMを通し、成長させ、ヒュージに向け放つの。それはどんなヒュージも一撃で倒すわ」

 

雨嘉「出来るかな.........私達に.......」

 

神琳「今はまだ難しいかと。何よりチームワークが必要ですから」

 

楓「ま、目標は高くと申しますわ」

 

梨璃「.............そうですよね」

 

鶴紗「神楽はCHARMを持ってないからノインヴェルト戦術は出来ないだろ?」

 

八狐「うん、けど神楽はそもそも普通に戦ってギガント級倒せるし、ブーストバックルを使ったらもう一撃で倒せるよ?」

 

神楽「まぁ、そうだな。けどブーストだと一回戦いを終わったらブーストバックル勝手に抜けて八狐に凸るのが欠点だけど」

 

八狐「そこは神楽がブーストバックルを素手で取るから」

 

雨嘉「火傷とかは......しないんですか?」

 

雨嘉が心配そうに神楽を見る

 

神楽「そこはいいんだ、あまり熱くねぇし。話を戻すが、その力を使ってギガント級ボコしまくってたらいつの間に「一人ノインヴェルト」って渾名になっちまった」

 

梅「あはは!実力持ちって意味だろうけど、ネーミングはダサいな!」

 

神楽「それを言わないでくださいよ全く..........」

 

神楽が頭を掻きながら苦笑いを浮かべる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

一柳隊は廃墟の上にいる、アールヴヘイムの戦闘を見るためだ

 

梨璃「ここで見学ですか?」

 

天葉「私達の戦闘を見学するなら、特等席でしょ?」

 

依奈「あの夢結がシルトの為に骨折りするなら、協力したくもなるでしょ」

 

天葉「あはは、夢結をこんなに可愛くしちゃうなんて、貴方何者なの?」

 

梨璃「え?私はただの新米リリィで...........」

 

夢結「ありがとう天葉」

 

天葉「気にしないで?貸しだから」

 

依奈「ノインヴェルト戦術が見たいんでしょ?お見せする間もなく倒しちゃったらごめんなさいね」

 

天葉と依奈は神楽の方を見る

 

天葉「それにしても神楽と八狐ちゃん、梨璃さんのレギオンにも入ったかー」

 

依奈「ほんと、レギオン複数加入の権利をもらったって話をソラから聞いた時はびっくりしたわよ。アールヴヘイムに入るって話を聞いた時は嬉しかったけど」

 

神楽「ま、アールヴヘイムも普通に最有力候補だったもんで。あと、最初になんだかんだ二人に世話になってますし」

 

天葉「神楽.............」

 

天葉はジーンと感動した顔になる

 

八狐「私達は見学ついでの予備隊をしますから」

 

依奈「ありがとう八狐」

 

神楽「いざと言う時は俺達が倒すんで」

 

腰に巻いてあるデザイアドライバーとマグナムバックルを見せる

 

天葉「ありがとう、私達はそろそろ行くから」

 

天葉と依奈はアールヴヘイムがいる場所に向かう

 

夢結「時に梨璃、貴方のレアスキルは何か分かったの?」

 

梨璃「え?あれから何も..........私にレアスキルなんてないんじゃないですか?」

 

夢結「...........そう、気にすることはないわ。何であれ、私のルナティックトランサーに比べれば........」

 

梨璃「行けません!そういうの!そんな風に自分に言うの!お姉様は...........何をしたって素敵です!」

 

夢結「............そうね、そうありたいと思うわ」

 

神楽「...............ヒュージが来たか」

 

梨璃「あっ!」

 

 

__________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海底からヒュージの触手が現れ、アールヴヘイムを攻撃するが、アールヴヘイムのメンバーは全員避ける

 

依奈「私達に陽動を仕掛けた!?」

 

亜羅椰「ヒュージのくせに小賢しいじゃない!」

 

天葉「あっ!」

 

海底から巨大なヒュージが現れる

 

 

梅「押されてるな、アールヴヘイム」

 

夢結「ええ、あのヒュージ、リリィをまるで恐れていない」

 

亜羅椰がヒュージの攻撃をアステリオン ソードモードで防ぐ

 

亜羅椰「こいつ!戦いを慣れてる!?」

 

天葉「アールヴヘイムはこれより!上陸中のヒュージにノインヴェルト戦術を仕掛ける!」

 

天葉が自身のCHARMグラムにノインヴェルト戦術の特殊弾を装填し、マギスフィアを放つ

 

依奈「はぁっ!」

 

マギスフィアを依奈が受け止める

 

梨璃「よく見ておきなさい」

 

梨璃「はい!」

 

二水「ノインヴェルト戦術は、その威力と引き換えにマギとCHARMを激しく消耗させる、文字通り諸刃の剣です!」

 

亜羅椰「不肖遠藤亜羅椰!フィニッシュショット、決めさせてもらいます!」

 

アステリオンをシューティングモードにして、マギスフィアをヒュージに放った次の瞬間______

 

 

 

 

 

 

ヒュージがバリアを展開してマギスフィアを防いだ

 

天葉「何!?」

 

壱「フィニッシュショットを受け止めた!?」

 

亜羅椰「嘘!?」

 

アールヴヘイムの皆は驚愕する

 

ミリアム「何じゃー!?」

 

神楽「!八狐、行くぞ!アールヴヘイムが逃げる時間を稼ぐぞ!」

 

八狐「うん!」

 

神楽と八狐がアールヴヘイムの所に向かう

 

夢結「!!」

 

夢結はマギの文字を見ると何かを感じた

 

天葉「こんにゃろー!!」

 

天葉は無理矢理フィニッシュショットをCHARMにぶつけてヒュージのバリアを破壊すると同時に天葉のCHARMは壊れる

 

樟美「もう.......天葉姉様危ないです」

 

天葉は樟美に助けられる

 

天葉「不本意ですが、アールヴヘイムは撤退します」

 

天葉は悔しさを露にした顔で言う

 

すると、ヒュージが手負いだが、アールヴヘイムの面々に攻撃を仕掛ける

 

天葉「っ、しまっ.......!」

 

アールヴヘイムのCHARMやマギの消耗は大きく、戦う力は残っていない、やられると思って天葉は目を瞑ると、

 

「SHIELD TACTICAL BLAST」

 

と音声が鳴ると、九発の弾丸がアールヴヘイムの九人に向けて放たれ、命中寸前で青い結界を張り、ヒュージの触手をあっさりと弾く

 

壱「!これは..............」

 

壱は後ろを見ると、シールドバックルを装填した状態のマグナムシューターを持った神楽と名刀影狐を持った八狐がこっちに向かってくるのを見る

 

神楽「よかった、間に合ったか」

 

壱「神楽!ありがとう、助かったわ」

 

神楽「レギオンの仲間だから助けんのは当たり前だ。壱さん達は今の内に撤退しろ、ここは俺達で何とかする!」

 

壱「......ごめん、任せたわ!神楽!八狐!」

 

神楽「了解!」

 

八狐「任せといて!」

 

壱は神楽の肩にポン、と手を置くと撤退する

 

アールヴヘイムの他の面子も徐々に撤退している

 

八狐「でも、アールヴヘイムが仕留め損ねるなんてね」

 

神楽「まさか結界を展開するヒュージがいるなんて、思いもしなかったな」

 

八狐「まぁ、私達はデコイ役をすればいいんでしょ?」

 

神楽「ああ、囮役は不満か?」

 

八狐「ううん、別に」

 

八狐が神楽に対して不敵に笑う

 

神楽はアールヴヘイムを追いかけようとするヒュージにマグナムシューターの弾丸を放つ

 

神楽「よぉ、クソヒュージ。さっきはよくもまぁ俺の仲間に手ぇ出そうとしてくれたな!」

 

八狐「君の遊び相手になってあげるから掛かってきなよ!」

 

ヒュージはアールヴヘイムを追いかけるのを止め、神楽達に向かって触手を放つ

 

神楽「おっ、挑発に乗ってくれたな。八狐、行くぞ!」

 

八狐「オッケー!」

 

二人は上に跳んでヒュージの攻撃を避ける

 

神楽はマグナムバックル左に、プロペラバックルを右にデザイアドライバーに装填する

 

「SET」 「SET」

 

神楽は狐の影絵を作り、それを前に突きだし、フィンガースナップをする

 

神楽「変身!」

 

「DUAL ON」

 

 

「MAGNUM ARMED PROPELLER」

 

「READY..........FIGHT」

 

上半身にアームドプロペラ、下半身にマグナムの装甲が装着されて仮面ライダーギーツ アームドプロペラマグナムに変身した

 

神楽「はぁっ!」

 

神楽はレイズバックルホルダーからマグナムシューターを取り出し、もう片方の手に持っている拡張武装、レイズプロペラで空を飛び、戦闘を始める

 

神楽「おらっ、こっちだヒュージ!」

 

八狐「鬼さんこちら!」

 

神楽と八狐はアールヴヘイムが撤退しきるまでヒュージの注意を引き付ける囮として戦い始める

 

八狐「三狐陰陽術第弐術、八艘跳び!」

 

八狐が八艘跳びを発動すると、タイルに乗ってヒュージの周りを猛スピードで飛び回りながら、ヒュージに攻撃をする

 

神楽「ほらほら俺を倒してみろよ、ノロマ」

 

神楽はプロペラでヒュージを飛び回り、マグナムシューターでヒュージを射抜く

 

ヒュージ「#$%@&^!?」

 

ヒュージはハエのように動き回る神楽と八狐に苦戦をする

 

そこに____________

 

梨璃「神楽さん!!」

 

梨璃を始め、一柳隊が神楽達の所に向かっていた

 

神楽「!梨璃さん、皆。何でここに?」

 

神楽が戦いながら梨璃達に合流する

 

楓「私達のリーダーがアールヴヘイムの代わりに神楽さん達と戦うと仰られまして」

 

神楽「ハッ、不本意だが一柳隊の初陣ってか」

 

梅「まぁ、そんなとこだな!」

 

八狐「よし、それじゃ...............」

 

八狐は愛刀、影狐に付いているヒュージの体液を振り払う

 

神楽「戦闘再開リスタートしますか!」

 

神楽はマグナムシューターの引き金を引き、一柳隊の面々はCHARMを構える

 

 

 

 

 

 

 

 

_______________

 

理事長室_________

 

咬月「ヒュージがノインヴェルトを無効化するとはな........損害は?」

 

史房「人的な損失はありません。ただCHARMの半壊が六に全壊一。これだけでも甚大な損害です。アールヴヘイムは当面戦力外になるでしょう」

 

史房と咬月が理事長室で話していた

 

史房「リリィが無事なら何より、バックアップは?」

 

咬月「神楽さんと八狐さんがアールヴヘイムの撤退の時間を稼ぎ、そのまま交戦中、そこに非公式に戦闘に居合わせていた一柳隊が神楽さん達と合流し、一時的に引き継いでいます」

 

咬月「神楽君達が撤退の時間を稼いでくれたか.......それにしても一柳隊?結成されたばかりではないか?」

 

史房「はい。一柳隊は実力者が多いものの、何せ個性派なので、レギオンとして機能するのはまだ先かと。今は時間稼ぎで精一杯かと」

 

咬月「神楽君達がどうにかフォローしてくれればいいのだが........」

 

_______________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TANK AND BOOST」

 

「READY..........FIGHT」

 

神楽は仮面ライダーギーツアームドアローブーストから仮面ライダーギーツタンクブーストフォームにチェンジする

 

「LOCK ON」

 

神楽は仮面に付いているタンク専用の片眼鏡型アクセサリー、エイムロックモノクルをヒュージに合わせ、両腕に付いているガントレットキャノンをヒュージにお見舞いする

 

夢結「練習通りにタイミングを合わせて!」

 

梨璃「は、はい!」

 

夢結「っ、古い傷のあるヒュージ.........これもレストアなの?」

 

ヒュージに古傷が残っているレストアというものはリリィとの戦いで傷ついてヒュージの巣、ネストに戻ったヒュージのことであり、一度戦闘を経験しているため強くなっており、前に戦った時よりも戦闘は困難なのである

 

梨璃&夢結「はあぁぁぁ!!」

 

グングニルとブリューナクはヒュージに大ダメージを与え、胴体が割れて体内から謎の光が現れる

 

楓「何ですの?」

 

神琳「あの光は?」

 

梨璃「!あれは...........?」

 

八狐「えっ、CHARM?」

 

ヒュージの胴体には何故かCHARMが一本突き刺さっている

 

夢結「.........!?あれ.....私のダインスレイフ.......!」

 

ヒュージの体にはかつて夢結が使っていたダインスレイフがあった

 

二水「夢結様の動きが、止まってしまいました.......」

 

夢結「........................」

 

夢結はCHARMを見て呆然としていた

 

梨璃「お姉様!」

 

夢結に迫る触手を梨璃が弾く

 

するとヒュージの触手が梨璃を包もうとする

 

神楽「っ、野郎!」

 

八狐「!まずい!影狐!」

 

八狐は梨璃の方に向かいながら刀を振るい八匹の黒い狐のエフェクトを纏った斬撃を、神楽はブーストキッカーで加速し、ガントレットキャノンに付いているキャタピラでヒュージの触手を削る

 

夢結「梨璃!」

 

そして次の瞬間、爆発した

 

夢結「梨璃...........皆......何処.....?」

 

包んでいたヒュージの触手の中には______

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もいなかった

 

夢結「..................!!」

 

夢結の中に、かつてシュッツエンゲルを殺された記憶が呼び起こされる

 

夢結「梨璃.........美鈴様......!」

 

夢結「........ウアアアアアアア!!」

 

夢結が自身のレアスキルルナティックトランサーを発動してしまった

 

ブリューナクを握りしめ敵に突撃したが、傷を負う

 

 

 

 

梨璃「お姉様!!」

 

梨璃は神楽のタンクのキャタピラをブーストによって加速させた削減攻撃と八狐の影狐の剣技で助け出されていた

 

神楽「チッ、暴走したか......!」

 

神楽は軽く舌打ちをする

 

二水「夢結様.....何て戦い方.....!」

 

ミリアム「あれじゃ近寄れんぞ!」

 

梅「可愛いシルトを放っておいて何やってんだ!」

 

神琳「夢結様ルナティックトランサーを.........」

 

神楽はタンクバックルをドライバーから外すと今度はゾンビバックルを取り出して装填する

 

「SET」

 

ゾンビのロゴが神楽の右側に現れる

 

神楽はゾンビバックルの鍵を捻り、ゾンビの手を出す

 

するとロゴが溶けて、ゾンビの装甲に変化する

 

「ZOMBE AND BOOST」

 

「READY..........FIGHT」

 

タンクバックルの装甲が外れ、ゾンビの装甲が装着され、仮面ライダーギーツ ゾンビブーストフォームに変身した

 

神楽「止めねぇと.....!」

 

神楽はブーストキッカーの火力を上げ、猛スピードで夢結に近づく

 

八狐「!神楽!待って!」

 

八狐も神楽のことを追いかける

 

ミリアム「!神楽!?」

 

鶴紗「夢結様の所に........!」

 

雨嘉「八狐まで............」

 

梨璃「...........私、行かなくちゃ!」

 

楓「梨璃さん!今の夢結様は!」

 

梨璃は楓の話を聞かず、夢結達の方に飛んでいく

 

楓「もう!無茶ですわ!」

 

 

 

 

_______________

 

神楽と夢結の距離は数メートルまで迫っていた

 

夢結「!!」

 

神楽の接近に気づいた夢結はヒュージではなく神楽にブリューナクを向け、振り下ろす

 

神楽「味方まで敵として見るって.......とんだレアスキルだな、殺意しか感じねぇ」

 

神楽は苦笑いを浮かべながらゾンビブレイカーで防ぐ

 

夢結はヒュージの攻撃を受けてあちこちから血を流していた

 

神楽と夢結が戦っている間を突いてヒュージは触手を神楽に向け攻撃するが、

 

八狐「ごめんね、悪いけど神楽には先客がいるから、順番守ってもらえる?」

 

と八狐の居合いからの斬撃でヒュージの触手が千切りにされる

 

八狐「それか、私が代わりに依頼聞いてあげようか?」

 

八狐が切れ味の鋭い挑発をする

 

ヒュージ「&!%#^$@*!!」

 

ヒュージと八狐のマッチアップが始まった

 

神楽「.......ちょっと落ち着いた方がいいじゃないすか?凛々しさが消えてますよ?」

 

夢結「ウアアアアア!!」

 

神楽は夢結を挑発しながら戦っていた

 

夢結はブリューナクを神楽に振り下ろすが、全て最小限な動きで避ける

 

神楽(八狐が時間稼いでる間に夢結様を安全な場所まで誘導する!)

 

夢結が神楽から一旦距離を置くと再び斬りかかる

 

神楽はドライバーのリボルブアンロックを押し、ドライバーを半回転させる

 

「REVOLVE ON」

 

神楽はリボルブリングが現れ、神楽の体が百八十度回転し、ゾンビとブーストの装甲が入れ替わり、その時に横に回転することで夢結の攻撃を避けた

 

雨嘉「な、何あれ......?」

 

二水「えっ!?上下の体が入れ替わりましたよ!?」

 

神琳「リボルブオンというものでして、上下の装甲を一瞬で変えれる機能だそうです」

 

梅「前から思ってたけどあいつの体、大丈夫なのか?」

 

ミリアム「あいつのことじゃから大丈夫じゃろ」

 

一柳隊の面々はヒュージの触手を弾き、斬りながら話す

 

神楽「!」

 

ブーストゾンビフォームに変身した神楽はブリューナクの柄を掴んで受け止める

 

夢結「!ウアアアアアアアア!!」

 

夢結が神楽に蹴りを入れる

 

それは脇腹や太股に当たるが、その程度で痛がる程神楽はヤワではない

 

神楽は夢結の攻撃を防ぎながら周りを見る

 

すると、梨璃がこっちに向かってくるのが視線に入る

 

神楽「!梨璃さん.......ナイスタイミング.....!」

 

神楽はブリューナクの柄をパッと離す

 

夢結「!?」

 

ブリューナクに力を入れてたので夢結の体は前のめりになる

 

神楽「夢結様、一旦妹と話し合ってきな!」

 

神楽はバーサークローが付いていない左足で背中から夢結を梨璃の方に蹴り飛ばす

 

神楽「梨璃さん!行け!」

 

梨璃「!」

 

梨璃は夢結に抱き着く

 

梨璃「私なら大丈夫です!神楽さんや八狐さんや皆が助けてくれたんです!!」

 

梨璃が必死に夢結にそう呼び掛ける

 

夢結「ハァ......ハァ.....ハァ.....!」

 

夢結はブリューナクで梨璃を刺そうとするが、

 

神楽「何自分のシルト殺そうとしてんだ馬鹿野郎!」

 

神楽がレイズバックルホルダーに納めていたゾンビブレイカーをブリューナクに向けて投げ、ブリューナクを弾き飛ばす

 

夢結「駄目.........あのダインスレイフは私とお姉様の!!だから!!」

 

梨璃「...............お姉様!!」

 

夢結「っ!!」

 

梨璃は夢結を抱えるとその場を離れる

 

神楽「早く安全な場所に行け!俺がこいつの相手をする!何、俺は簡単に死なねぇからよ!」

 

神楽が地面に落ちたゾンビブレイカーを拾い上げると梨璃にそう叫ぶ、そして神楽は再びリボルブオンしてゾンビブーストフォームに戻ると八狐の方に飛ぶ

 

梨璃「神楽さん............!」

 

雨嘉「行って!梨璃!」

 

梨璃「すみません!すぐ戻りますから、ちょっと待ってて貰いま.......あいた!!」

 

何か痛そうな音が聞こえた

 

梅「大丈夫か!梨璃!」

 

梨璃「大丈夫ですーーー!!」

 

鶴紗「本当に大丈夫か?」

 

雨嘉「待ってろって?」

 

神琳「持ち堪えろって意味ですわね」

 

梅「人使いが荒いぞ、うちのリーダーは」

 

ミリアム「どうする?わしらも他のレギオンと交代するか?」

 

楓「ご冗談でしょ?リーダーの死守命令は絶対ですわ、それに...........」

 

楓はヒュージの方を向く

 

そこには___

 

「GET READY FOR BOOST AND MAGNUM」

 

READY..........FIGHT」

 

影狐を振り回している八狐と仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォームにフォームチェンジした神楽がヒュージ相手に互角の戦闘を繰り広げていた

 

楓「神楽さん達を見捨てて撤退なんて、一柳隊の名前に傷がつきますわ」

 

二水「そこまでは言ってないとは思いますけど、楓さんの意見に賛成です!」

 

神琳「あのヒュージはCHARMを扱いきれず、マギの炎で自ら焼いているわ。夢結様が復帰すれば勝機があります。最悪、神楽さんに頼んでブーストの必殺技を使って貰うかもしれませんが」

 

一方その頃神楽と八狐も_________

 

八狐「無事に戦線離脱したみたいだね」

 

この二人は体力的にもまだ余裕で戦える

 

神楽「ああ、んなことより俺達であれ、取り戻すぞ」

 

八狐「..........あー、あれか。確かにあのCHARM引き抜かないとノインヴェルトの一撃も効かないし」

 

神楽「近づいてCHARM奪い返せば攻撃は効く、だからヒュージの触手突破して取り返せば俺達が勝つ確率はグンと上がる」

 

八狐「オッケー、神楽に合わせるよ」

 

神楽「うっし、そんじゃ.......」

 

神楽と八狐はヒュージの方を向く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神楽「さぁ、こっからが本番ハイライトだ!」

 

八狐「着いてこれるかな?」

 

神楽と八狐は地を蹴って再びヒュージと戦い始めた




仮面ライダーギーツのフォームデータ

仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォーム

身長:205.2cm

体重:88.7kg

パンチ力:14.4t

キック力:75.4t

ジャンプ力:85.0m

走力:2.4秒(100m走)

仮面ライダーギーツ ゾンビブーストフォーム

身長:205.2cm

体重:98.5kg

パンチ力:16.4t

キック力:75.4kg

ジャンプ力:85.0m

走力:2.6秒(100m走)

仮面ライダーギーツ ブーストゾンビフォーム

身長:205.2cm

体重:98.5kg

パンチ力:28.1t

キック力16.2t

ジャンプ力:14.8m

走力:5.4秒(100m走)

仮面ライダーギーツ アームドプロペラマグナムフォーム

身長:205.2cm

体重:83.3kg

パンチ力:14.4t

キック力17.4t

ジャンプ力:18.2m

走力:6.2秒

基本的にスペックは本来の数値の数倍にしていますが、あまり関係ないので気にしないで下さい(自分で好きにやってるので)

それとお知らせです、そろそろラスバレ編の内容の構想をしようと思ってるのでアンケートは一日後に締め切ろうと思います

次回、「黎明Ⅷ ノインヴェルト戦術」お楽しみに!

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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