アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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今日は神楽達が政府達の面々にフルカウンターします!

それでは、「READY..........FIGHT」


黎明ⅩⅡ 証明と依頼の代償

 

副長官「あのヒュージが人間だと?」

 

委員達が怪訝な表情を浮かべた

 

百由「はい論拠ですね?」

 

タブレットを操作し、二つの画面を映し出した

 

百由「結梨ちゃんのゲノムを解析した結果、99.9%の制度で人と一致しました!」

 

委員「100%ではないのだな?」

 

百由「はい勿論です!100%の人と言うのは存在しません。だって私とあなたは同じですか?違いますよね?皆違うんです。多様性の獲得こそが、生命の生存戦略の根幹だから、ゲノムは日々更新されています。だから違って当たり前。私もあなたも99.9%の人なんですよ」

 

副長官「だがヒュージだ!!」

 

そう言うが、バトンタッチで神楽はこう言った

 

神楽「それなんですけど、遺伝子的に人であると認められた者は由来の遺憾を問わず人とみなす、って言う国際条約が二十年も前に発行されているんすよ。倫理的に不適当な研究が横行した時期ですね。勿論我が国にも批准しています。まぁ、去年ですが」

 

長官「だがヒュージはヒュージだ!!例外などない!!」

 

百由「因みにヒュージ由来の遺伝子は、結梨ちゃんが人化した時点で機能も喪失している事が確認されました」

 

神楽「そして二つの資料の内一つは、平和維持組織BLUE BIRD所属の科学者、ジョージ・狩崎さんの資料です」

 

神楽は自信を持った声でそう言う

 

実は神楽は百由に結梨の遺伝子を調べてもらうのと同時に狩崎に依頼していたのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

遡ること数日前_________

 

神楽(百由様に頼んだはいいが、もう一手打っておきたい.........)

 

そんなことを考えていると、神楽の中にはある人物が思い浮かぶ

 

神楽「........一輝さんに掛けてみるか」

 

神楽はスパイダーフォンの電話のアイコン(リバイスのクレスト)を押して、一輝の連絡先を押す(神楽は、私生活とリリィとしての活動に区別を付けるためにスパイダーフォンを知人やリリィ達及び他用、スマートフォンを日常生活用にしてある)

 

 

 

プルルルル______

 

するとすぐに着信音が鳴り止み、

 

一輝「おお、神楽か。久し振り、どうしたんだよ?」

 

と懐かしい声が電話で鳴り響く

 

神楽「お久し振りです一輝さん。今日はお願いがあって電話してきたんすけど」

 

一輝「どうしたんだよ?」

 

神楽「この前、あの狩崎さんっていう人っていたじゃないですか」

 

一輝「あぁ、狩崎さんか。それがどうかしたのか?」

 

神楽「その人と会わせてくれません?」

 

一輝「............分かった。ちょっと待ってろ」

 

一輝は一旦電話を切り、数分後______

 

一輝からの着信が来た

 

神楽「一輝さん、どうでした?」

 

一輝「大丈夫だって、何なら今日会おうか?って聞いてるけどどうする?」

 

神楽「...............今日でお願いします」

 

一輝「分かった。じゃあ狩崎さんにそう伝えとくから」

 

一輝は通話を切った

 

神楽「............よし、行くか」

 

神楽はブーストライカーを召喚するとスピードを上げてラインで狩崎が一輝を通して伝えた場所まで向かう

 

BLUE BIRD上野基地______

 

神楽「ここか」

 

一輝「あっ、おーい!ここだ!」

 

神楽はバイクで指定された場所に行くと、そこには一輝がいて手を振っていた

 

神楽「!一輝さん!」

 

神楽は走って一輝と合流した

 

神楽「今回はありがとうございます、狩崎さんって人と会えるようにしてくれて」

 

一輝「大丈夫だって、何せ俺は日本一のお節介だからな!」

 

と一輝は元気に笑う

 

そこに、

 

大二「兄ちゃん、ここに来るなんて珍しいね」

 

そこにたまたま基地の見回りに行ってた大二が兄に気づくとこっちに走ってくる

 

大二「.......!?神楽くんじゃん!何でここに!?」

 

と神楽の顔を見るなり驚いた顔をする

 

一輝「実は、狩崎さんに用があるらしくて」

 

一輝は大二に事情を説明した

 

大二「なるほど、じゃあ狩崎さんがいるとこに連れてくから兄ちゃんと俺と一緒に来てくれないか?」

 

神楽「分かりました」

 

神楽は大二と一輝と共にBLUE BIRDの基地の門を潜った

 

 

 

 

 

BLUE BIRD基地 廊下_________

 

神楽「それで、BLUE BIRDのリーダーは大二さんがやってるんすか」

 

大二「ああ、頼れる心強い仲間達がいて、活動も上手く行ってるよ」

 

神楽達は雑談をしながら廊下を歩いていた

 

神楽「そういえば一輝さん、バイスは元気ですか?」

 

すると一輝は、

 

一輝「バイス.......?俺の中にいた悪魔って聞いたけど.....覚えてないな」

 

神楽「!!?」

 

神楽は一輝からの返答に驚いた

 

大二「神楽くん、実は...............」

 

大二は神楽にヒソヒソ声で事情を話した

 

大二の話によると、あのエリア666での戦いが終わった後、ゴタゴタが生じて戦ったことで家族の記憶が消滅してしまい、バイスは一輝から自分という存在家族を忘れさせることにより、一輝は全ての記憶を取り戻すことが出来たが、バイスは存在が無くなってしまい、さらにはバイスのことを忘れてしまったらしい

 

神楽「そんなことが..........」

 

神楽は呆気に取られた顔をする

 

大二「着いた、ここだ」

 

大二はブルーバード専用のスマートウォッチを翳すと、ドアが開き神楽達は入る

 

その中の机で狩崎はパソコンをいじっていた

 

大二「狩崎さん」

 

狩崎「Hey大二........!君は、あの時の.......」

 

神楽「お久し振りです」

 

大二「はい、狩崎さんに頼みたいことがあるって」

 

狩崎「それはなんだい?」

 

神楽「はい、実は.............」

 

神楽は狩崎に事情をかい摘まんで話す

 

神楽「______だから、どうしてもそいつを人間だという証拠が欲しいんですよ、お願いします」

 

神楽は狩崎に頭を下げる

 

狩崎「.........OK、協力はしよう」

 

神楽「!ありが「But!」......はい」

 

狩崎「それなりの対価が欲しい..........君のデータを私にくれ」

 

神楽「!それは.............」

 

神楽はそれを聞いた瞬間、口をつぐんでしまう

 

狩崎「Don't worry、全てとは言ってない。あの白い銃の力を宿した形態と赤いエンジンみたいな力を宿した形態の二つだけでいい。何、少し実験したいことがあってさ。ゲヘナにも政府にも情報は渡さない。それは誓う」

 

神楽「...........そこまで言うなら........」

 

神楽はマグナムバックルとブーストバックルを装填したデザイアドライバーを狩崎に渡す

 

狩崎「Thank you。データの解析はすぐ終わる」

 

狩崎はギーツ マグナムブーストフォームとブーストマグナムフォームのデータの解析を行い、数分後にあっさり終わった

 

神楽「..........早いっすね」

 

狩崎「私はBLUE BIRDきっての研究者だからね。こういった類いの調べ事は得意なんだ」

 

狩崎は眼鏡をクイッと上げて笑う

 

狩崎「まぁ、それはさておき本題に入ろうか。何か、サンプルになるものは持っているかい?」

 

神楽「ああ、これです」

 

神楽は小さなジップロックに入れた結梨の髪の毛を狩崎に渡す

 

狩崎「.............解析には時間がかかる。調べが着いたら誰に渡したらいい?」

 

神楽「百合ヶ丘女学院工廠科二年生、真島百由って人にデータを送ってください」

 

狩崎「All right。すぐに調べる」

 

と狩崎は作業を始める

 

一輝「俺達は帰ろうか」

 

神楽「そうっすね。大二さん、また会いましょう」

 

大二「ああ、じゃあな」

 

神楽と一輝はBLUE BIRDの基地から立ち去った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

 

百由「そしてそれを裏付けるのは、何と今回の当事者でもあるグランギニョル側から提供された資料です。いやぁ〜、この二つがなかったら後一日は掛かっていたでしょうねぇ〜」

 

委員達は正論ばかりで、反論がろくにできなかった

 

百由「もう一度申し上げます!!結梨ちゃんは人です!!」

 

咬月「ならば彼女は、リリィと言う事でもありますなぁ」

 

長官「命令違反は!!........!?」

 

長官は反論しようとしたが、神楽が取り出したマグナムシューターの銃口に一瞬で口をつむぐ

 

神楽「うるせぇ黙れよノータリン共。事実が違っていたのにこの期に及んで命令違反とかぼやいてんじゃねぇよ」

 

副長官「ひっ!?」

 

副長官が思わず高い声を上げる、神楽からは凄まじい殺気が漂っているのだ

 

神楽「今すぐ結梨の捕獲命令と梨璃さんの逮捕命令を取り消せ、逮捕するのは俺だけで十分だからよ」

 

委員「俺........まさか、お前が上泉神楽なのか!?」

 

三人はさらに驚く

 

神楽「ご明察の通り、俺は上泉神楽。それはどうでもいいからさっさと取り消せ。早く」

 

長官「わ、我々を脅す気か.......?」

 

神楽「脅す?ハッ、滅相もない。俺はあんたらが今すぐやるべきことを具体化してるだけだ」

 

そこに、

 

職員「た、大変です!!」

 

職員が慌てて中に入る

 

副長官「何事だ!」

 

職員「ここをおよそ三万人の民間人が包囲しています!!!」

 

長官「な、何だと!?」

 

職員達三人ではなく、神楽達もそれには驚いている

 

 

 

 

 

外では____________

 

特殊部隊と民間人が睨みあっていた

 

隊長「そちらの要求は何だ!何のつもりでここを囲んでいる!?」

 

隊長はメガホンで声を大きくして民間人に聞く

 

大工「俺達は今逮捕命令が出されている上泉神楽の逮捕命令の取り消しを要求するためにここを囲んでいる!!」

 

大工のおじさんは大声でそう叫ぶ

 

会社員「神楽くんは、鎌倉の町で必死に戦ってるんだ!!何で逮捕なんかされなきゃならない!!」

 

子供「そうだよ!神楽お兄ちゃんを返してよ!!」

 

不良「神楽さんは、俺達みたいな奴でも平等に優しく接してくれんだ!!鎌倉のヒーローなんだよ!!」

 

主婦「鎌倉の町に神楽くんを返して!」

 

神楽達の萬屋で世話になった人達や交流のある人達が口々に叫ぶ

 

 

 

 

 

_____________________

 

百由「あら~慕われてるわね、神楽」

 

神楽「皆...........俺達のために.......」

 

神楽は思わず泣きそうになった

 

咬月は一息つくと、話を続ける

 

咬月「捕獲命令自体に根拠がなかったと言う事です。撤回しても宜しいですかね?」

 

長官「わ、我々の処置は適切だった........!!」

 

この期に及んでまだ否定しようとした時、

 

??「いや、間違っていた」

 

三人「!!?」

 

ドアの方から別の声が聞こえて、全員その方向を見るとそこには、そこにはスーツを着た一人の男がいた

 

長官「あ、貴方は............何故こちらに!?」

 

長官達三人は驚いた顔をした後、どうしてここにいるのかを聞く

 

??「どうしたもこうしたも、百合ヶ丘で保護していた人間がヒュージだと聞いて、友人に確認した結果、ヒュージではないと分かってな、その報告に来た」

 

副長官「首相の秘書であり、息子である貴方がわざわざこのようなところに......!」

 

神楽達「!!?」

 

神楽達もそれには驚く

 

幻徳「高松理事長代行、この度は全てこちらの非で起きたことだ。この三人に代わり、この氷室泰山首相秘書、氷室幻徳がお詫び申し上げる。ついては一柳結梨の捕獲命令、一柳梨璃、そして上泉神楽の逮捕命令を取り消す。これは首相からの言葉で、書面も預かってある」

 

幻徳が咬月に深々と頭を下げ、それを証明するための紙を取り出し、咬月に渡す

 

咬月「それは、ありがたい限りです」

 

咬月も玄徳に向かって頭を下げ、受け取る

 

幻徳は神楽の方に体を向け、近づくと神楽に四つの何かを渡す

 

神楽「!これは...............」

 

神楽に渡されたのは、赤と青、オレンジと紺、金色と茶色、紫色と水色のドライバーが描かれたバックルだった

 

幻徳「お前も仮面ライダーだろ?実は、俺も仮面ライダーなんだ」

 

神楽「!!?」

 

神楽は目を丸くして幻徳を見る

 

神楽「あんたが仮面、ライダー.....?」

 

幻徳「じゃあ、俺はこれで失礼する。また会おう、少年。戦兎に会ったらよろしくと伝えておいてくれ」

 

と神楽の肩をポンポンと叩くと外に出ていく

 

神楽「...................」

 

神楽は四つのバックルをまじまじと見る

 

咬月「..........神楽くん」

 

理事長代行から話し掛けられる

 

神楽「...........なんすか?」

 

咬月「この案件はもう全部解決した。だから、百合ヶ丘に復学してくれ。学院の皆もそれを望んでいる」

 

神楽「...............俺学院から一度去った人間ですよ?今更戻るなんて.......」

 

神楽は理事長代行の顔を見る

 

百由「何言ってるのよ、あの退学届はもしも梨璃さんが逮捕された時に罪を代わりに被るための道具でしょ?」

 

神楽「.............それは確かにそうですけど......」

 

咬月「頼む」

 

咬月は頭を下げる

 

神楽「............俺は......」

 

と神楽は話そうと時、神楽は何か肌寒さを感じる

 

神楽(何だ..........この妙な胸騒ぎは........)

 

神楽は問いに答えるのを止めて、走って外に出る

 

咬月「!神楽くん!」

 

百由「神楽!?」

 

咬月は止めようとするが神楽は制止を聞かずに走る

 

神楽は政府官邸を出て、走りながらブーストバックルを起動すると、ギーツモードのブーストライカーがバイクモードになり、神楽はそれに飛び乗ってスロットルを捻りスピードを上げる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

廃校____________

 

八狐「.....................よし、一丁上がり」

 

八狐は空き缶で作ったコンロと防災バッグの中に入ってたご飯と缶詰でご飯を作っていた

 

八狐「はい、これ。逃げるのが急だったからこれしかないけど、食べて」

 

梨璃「ありがとう、八狐ちゃん」

 

梨璃と結梨は八狐からお椀を受け取る

 

梨璃「!美味しい......!」

 

八狐「それならよかったよ」

 

八狐は梨璃達を微笑みながら見る

 

結梨「何時までここに居る?梨璃、八狐」

 

梨璃「分かんない........勢いで来ちゃったから」

 

八狐「大丈夫。ここに居れば一柳隊の皆とか神楽がきっと来てくれるから」

 

結梨「ヒュージって、私に似てるのかな?」

 

結梨がいきなりそう聞き、梨璃は驚いた

 

梨璃「え!?そんな、全然違うよ!」

 

結梨「でも私ヒュージなんでしょ?」

 

八狐「それは違うよ、結梨ちゃん。結梨ちゃんは梨璃さんと同じ普通の女の子、だからそんなこと言ったら駄目だよ」

 

結梨「じゃあ私がヒュージの所へ行っても、そこにも居場所は無いんだね」

 

八狐「っ!」

 

結梨「私、なりたくてこんな風に生まれた訳じゃないんだけどなぁ........八狐と梨璃もそんな風に思う事ある?」

 

結梨は箸をお椀の上に置くとご馳走さまと手を合わせる

 

八狐「.......うん、あったよ。私は十六歳の時に死んじゃってさ、その時あんなことやこんなことしたかったなーって未練だらけだった。ただ死ぬためだけに生まれたのかなって思ったこともあったよ。今は違うけど」

 

梨璃「私だってそんなの何時もだよ.........お姉様みたいなサラサラな綺麗な黒髪だったらなぁとか...........何時も優しくて、格好良くなれたらいいなぁ.........とか」

 

結梨「ふぅ〜ん。じゃあきっと夢結は、夢結に生まれて幸せだね」

 

梨璃「っ!?」

 

梨璃は、夢結がルナティックトランサーの覚醒した時と心に閉ざしていたのを思い出す

 

梨璃「...................」

 

梨璃は、結梨を抱きしめた

 

梨璃「ごめん.........何にもならなくていいよ........結梨ちゃんは、結梨ちゃんのままでいい........」

 

結梨「でもね、梨璃が結梨って名付けてくれたから、私は結梨になったんだよ?それは、私とっても嬉しい」

 

梨璃「大丈夫...........帰る場所はきっとあるよ.......皆が作ってくれるから」

 

夢結「ええ、一緒に帰りましょう」

 

梨璃「っ!!」

 

聞き覚えのある声が聞こえた

 

梨璃は振り向くと、そこには一柳隊の皆がいた

 

梨璃「お姉様!!皆!!」

 

夢結「理事長代行と百由、あと神楽が、政府を説得してくれたわ。結梨は人間で、リリィと認められた。もう大丈夫よ」

 

楓「梨璃さんとの逃亡劇を少しは期待していたのに、もうお終いですの?」

 

梅「梨璃と神楽の逮捕命令も撤回されたぞ!良かったな!」

 

梨璃「た、逮捕!?そんな事になってたんですか!?あれ、でもどうしてここが?」

 

二水「あ、すごく分かりやすかったです.........」

 

梨璃は八狐の方を見ると、八狐は罰が悪そうに笑う  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

廃校の外______

 

そこでは軍や他のレギオンが待機していた

 

史房が理事長代行に電話していた

 

史房「えぇ。交戦は行われる事もなく........え!?」

 

防衛軍の車やヘリが急いでどこかに向かっていた

 

何と海でヒュージが出現したのだ

 

ヒュージは小さな浮遊物を数個展開させると、円型の魔法陣を形成し、一斉に発光させ、中心に光を集めるとビームを打った

 

汐里「!退避!!」

 

他の水夕会のメンバーが岩の陰に隠れる

 

そして汐里がいた場所にビームが到達し、岩の壁を破壊する

 

汐里「!大気が引き裂かれてる.......!?」

 

ビームが通った上空の大気は焼けて引き裂かれていた

 

そこに

 

神楽「!汐里さん!よかった、無事だったか」

 

ブーストライカーから降りた神楽が合流した

 

汐里「!神楽さん!」

 

汐里は神楽の顔を見て、神楽が無事だったことにホッと安堵した顔になる

 

神楽「悪い、訳ありでレギオン抜けちまった」

 

神楽は汐里に謝る

 

汐里「いえいえ、神楽さんは結梨さんを守るために尽力してた、というのは理事長代行から皆に伝えられましたから。なので気にしないで下さい」

 

神楽「すまん。でもそれはそれとして...........」

 

神楽はヒュージの方向を見る

 

神楽「ありゃちっとばかりやべぇな.......」

 

神楽は軽く舌打ちをする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

一方別の場所では_________

 

梅「何だあのヒュージ.......!?」

 

神琳「マギを直接攻撃に使っている.........」

 

雨嘉「そんな事したら、あっと言う間にマギが無くなっちゃうのに.........」

 

結梨「あれがヒュージ?」

 

梨璃「うん。だと思うんだけど.......何か........」

 

夢結「ヒュージは、マギに操られる事があっても、自らマギを操る事はないはずよ?どうして........」

 

結梨「あのヒュージやっつける?」

 

梨璃「うん。私達も早く百合ヶ丘へ戻r」

 

だが結梨が真っ先にヒュージに向かって走り出した

 

梨璃「あ!!」

 

レアスキル、縮地を使って海面を走る

 

梅「あれ縮地だ!梅のレアスキル!」

 

二水「結梨ちゃん、海の上を走っています!」

 

鷹の目を発動して結梨が海の上を走っているのを見る

 

梅「見りゃ分かるけど、梅だってそんな事した事ないぞ!」

 

ミリアム「フェイストランセンデンス.......わしの技を組み合わせたのじゃ!」

 

神琳「それってデュアルスキラー?それともエンハンスメント?」

 

ミリアム「じゃが、すぐにマギを使い果たして終わりじゃぞ.........!」

 

八狐「三狐陰陽術、八艘跳び!」

 

八狐は水色のタイルを形成すると、猛スピードで結梨のことを追い掛ける

 

梅「!おい、八狐!?」

 

神琳「待ってください!」

 

梅と神琳の制止を振り切り、八狐は猛スピードで追い掛ける

 

 

 

__________________

 

再び場所は戻り岩場_________

 

神楽「!結梨......!?」

 

神楽は結梨がヒュージの方に向かってるのを気づく

 

神楽「あの馬鹿.......!」

 

神楽はブーストライカーに乗る

 

神楽「汐里さん!水夕会の皆を一旦安全な場所まで下げろ!」

 

汐里「神楽さんはどこ行くんですか!?」

 

神楽「結梨と一緒にあいつを倒す。何、簡単には死なねぇよ」

 

神楽はそう汐里に笑いかけると

 

ニンジャバックルをスマートレイザーウォッチに翳し、ブーストライカーに水面を走る能力を与えると、バイクで水上を走る

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

神楽はブーストライカーで水の上を走り結梨、そして八狐と合流する

 

神楽「おい結梨!一人で行くな!俺達もいる!!」

 

結梨「!神楽!八狐!あのヒュージ、あそこと繋がってる!!」

 

神楽「!!」

 

神楽はヒュージネストとヒュージを見ると、そこにはマギの奔流が流れていた

 

八狐「!道理で..........!」

 

神楽「なるほど、あそこからヒュージにマギを......だからあんな攻撃が出来るってカラクリか」

 

神楽と八狐は何であの強い攻撃が出来るのかを理解して納得する

 

神楽「行くぞ、結梨!!」

 

八狐「うん!!」

 

神楽と結梨と八狐はスピードを上げてヒュージに近づく

 

梨璃も海の上を走って追いかけていった

 

 

 

梨璃「っ!!」

 

梨璃は走り出した

 

夢結「梨璃!」

 

楓「走ったって追い付けませんわ!!」

 

梨璃は夢結と楓の制止を聞かず、マギを使って海の上をジャンプして進む

 

梨璃「まだ無理だよ!!本当の戦いなんて!!」

 

ヒュージは再びマギをチャージして、攻撃しようとした

 

汐里(あんなの何度もやられたら...........百合ヶ丘が壊滅しちゃう.......!)

 

汐里は水夕会の面々を避難させて、高台から冷や汗をかく

 

二水「何か変です!ヒュージのマギとネストのマギが呼び合って..........まるでネストのマギを吸い取っているみたいな.........!」

 

神琳「ネストからマギを供給されているのだとしたら、無尽蔵にマギを使えると言う事だけど........まさか......!」

 

ヒュージは三人に向けて光弾が放つが、三人にあっさりと避けられる

 

そして、流れ弾が梨璃に直撃してしまった

 

結梨「やあああ!!」

 

結梨は浮遊物を斬る

 

神楽「変身!」

 

神楽はニンジャバックルとブーストバックルをデザイアドライバーに装填すると、ニンジャバックルのクナイスターターを引いて押し込み、スロットルを捻る

 

「NINJA AND BOOST」

 

「READY..........FIGHT」

 

神楽はギーツ ニンジャブーストフォームに変身する

 

そして結梨と神楽、そして八狐はヒュージの攻撃を避けながら周りに浮いている浮遊物を斬る

 

神楽はニンジャの力で四人に分身すると、一人を結梨の周りに付かせて、自分を含む他の三人はヒュージの浮遊物を倒す

 

結梨「私だって戦える!!だって百合ヶ丘のリリィだもん!!」

 

結梨はヒュージの浮遊物をもう一つ斬る

 

結梨はグングニルから大きな刃を発生する

 

神楽「上等だ」

 

神楽はニンジャデュアラーのシュリケンラウンダーを三回回す

 

「ROUND ONE  TWO THREE FEVER」

 

ニンジャデュアラーから待機音が流れ、神楽はトリガーを押す

 

「TACTICAL FINISH」

 

神楽「はあああああ!!」

 

すると、四体の分身はさらに増えて、それぞれ火、水、風、土のエネルギーを纏い突撃し、ヒュージを切り裂く

 

そこに

 

結梨「はあああああ!!」

 

結梨が巨大な刃をヒュージに向けて振り下ろす

 

刃はヒュージを真っ二つに両断し、そこから出た光に神楽と八狐、結梨は包み込まれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結梨「梨璃........神楽......私......出来たよ......」

 

結梨はそう言うと、目を瞑る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神楽「ちょっと待てよ」

 

結梨「えっ?」

 

結梨が横を見ると、そこにはマグナムゾンビフォームに変身した神楽と八狐がいた

 

結梨は自分とその周りを見てあることに気づく

 

結梨「時間が.......止まってる?」

 

八狐「うん、三狐陰陽術第拾術、時騙しを使ったんだ。それは........」

 

神楽「今説明してる暇ねぇだろ、あと十秒しかねぇし」

 

八狐「そうだね。今の状況だと二人は必ず死ぬ。でも今動けば、少しはマシな未来に変えれる」

 

結梨「..........どういうこと?」

 

神楽「決まってんだろ。まだ俺はお前の依頼を完遂してねぇし」

 

神楽はマグナムシューター40Xを結梨に突きつけ、弾丸を放つ

 

「SHIELD TACTICAL BLAST」

 

着弾すると、対象の周りに硬い結界を作る弾丸はライフルモードであるためか、効果が更に強化されて着弾すると青い結界で結梨を包み込む

 

結梨「神楽..........待ってよ!」

 

結梨は神楽に触ろうとするが、

 

神楽「はぁっ!!」

 

神楽は結梨の結界を思い切り蹴り飛ばす

 

結梨を包んだ結界は物凄い勢いで飛んでいきその直後、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォォオオオオオオン!!!!

 

ヒュージが大爆発を起こす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢結「!.............結梨!!」

 

夢結は思わず大声で叫ぶ

 

そこに青い球体が飛来して、道に着地する

 

その青い球体から出てきたのは、

 

夢結「!結梨!?」

 

二水「!よかった、無事だったんですね!」

 

雨嘉「待って、神楽さんは.........?」

 

雨嘉が肝心の神楽の事について聞く

 

結梨「神楽は.......私を守って......八狐と一緒に......」

 

神琳「そんな.............!」

 

そこにいた梨璃を除く一柳隊の全員は言葉を失う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方 海____________

 

砂浜には、神楽のお守りの六つの永楽通宝の古銭が落ちてて、それを梨璃が拾っていた

 

そこには一柳隊だけではなく咬月と百由もいた

 

梨璃「神楽さん.......八狐ちゃん..........」

 

梨璃は千切れた赤い組み紐と、六つの古銭を見る

 

梨璃の頭に今までの神楽と八狐の思い出が出てくる

 

神楽と八狐がレギオンに入ったり、最初に戦った時は自分達を守るために必死に戦ってたり、一柳隊の皆と一緒に笑いあったりと、色んな思い出が頭によぎる

 

梨璃「ううっ.........なんでっ........!」

 

梨璃は古銭を握り締めて泣いた





お知らせ

三日後、アンケートを締め切ろうと思います。票が多かったライダーからラスバレ編と同時進行で書こうと思います

次回、「黎明ⅩⅢ 髪飾り探しと狐の安否」、お楽しみに!!

※タイトル変更しました

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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