アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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ムービーバトルロワイヤル編も終わり、再び本編に戻ります!

あっ、見参編もそろそろ完成しそうなので待っててください。

それでは、どうぞ!


集合Ⅸ 三レギオンの集合

灯莉「まっだかな、まっだかな、まっだかな〜

 

梨璃「ああ、もう我慢出来ません!私お迎えに行ってきますね!」

 

道真「梨璃さん、楽しみなのは分かるけどな.........」

 

吹雪「けどまだ予定時間の三十分前です、電車だって本数も限られていますし、意味が無いのでは?」

 

梨璃「それでも行きたいです!」

 

叶星「でしたら私もご一緒していいかしら?一葉と会うのは久しぶりだもの。それに、琢磨くんと三夜ちゃん以外のヘルヴォルのメンバーにも早く会ってみたいわ」

 

梨璃「は、はい!ぜひぜひご一緒致しましょう!」

 

紅巴「あ、あの叶星様.........灯莉ちゃんがどこかに消えてしまいました.......」

 

颯馬「マジかあいつ.........凪、探しに行くよ」

 

凪「了解しました」

 

颯馬と凪は灯莉を探しに行く

 

海音「相変わらずだねあの子は..........音夜、一緒に探そ」

 

音夜「ったく、しょうがない奴だな.........」

 

沙羅「じゃあ私も手伝うよ」

 

海音と音夜と沙羅も一緒に灯莉を探しに行く

 

姫歌「はぁぁぁ......本当に団体行動に向いてない子ねっ」

 

姫歌が大きなため息をつく

 

梅「ははは、うちにもそうい奴いるぞ、な?」

 

梅が鶴紗を見て、そう聞く

 

鶴紗「自由行動の時だけだよ」

 

鶴紗は梅にぶっきらぼうに言う

 

叶星「あ、そうか、じゃあ灯莉ちゃんを探しに行かないと」

 

高嶺「いいわ、叶星。こっちは私が見てるから行ってらっしゃい。あ、でも灯莉さんは颯馬達が探しに行ったようね」

 

叶星「あ、うんありがとう。それじゃあ頼むわね、高嶺ちゃん」

 

姫歌「見つけたら説教よ!説教!あんなの放っておいたらヘルヴォルの方々に示しがつかないもの!」

 

道真「案外しっかり者なんだな」

 

姫歌「案外って何よ!?」

 

道真の言葉に姫歌はツッコミを入れる

 

ミリアム「あやつらはそんなもの気にしないと思うがの〜」

 

梨璃「では叶星様、お迎えに行きましょう!」

 

叶星「ええ、分かったわ。ふふふ........楽しみね、本当に」

 

梨璃と叶星が駅に向かって歩き出す

 

神楽「..............俺も一応ついていくか。道真、吹雪、ここは頼んだ」

 

道真「!おお、任せとけ」

 

吹雪「了解しました」

 

結梨「行っちゃうの?神楽?」

 

結梨が神楽の服を引っ張る

 

神楽「すぐ戻ってくるから待ってろ」

 

と神楽も梨璃達の後を追い掛けたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一葉「はぁ..........藍ってばどこまで買い食いに行ったんだろ」

 

一葉は急にいなくなった藍を探していた

 

一葉「早くついたからって自由行動なんかさせるんじゃなかったな。恋花様たちともはぐれるし........ん?待てよ?冷静に考えると今の状況........迷子になってるのって私!?」

 

琢磨「いや、まぁ少なくとも迷子にはなってねぇよ。お前は」

 

三夜「そうじゃな。わしらがおるしな」

 

一葉「!琢磨さん、三夜さん」

 

琢磨と三夜が合流する

 

梨璃「こちらです神楽さん、八狐ちゃん、叶星様。ここからなら駅のホームも見えますから一葉さん達が到着したらすぐ分かると思います!」

 

神楽「そうだな。ん?あれは.........」

 

一葉「えっ?」

 

梨璃「ふぇ..........っ?」

 

叶星「あ、危ない..........」

 

神楽「おっと危ねぇ」

 

琢磨「おい気をつけろ」

 

神楽と琢磨が、それぞれ梨璃と一葉を肩を掴んで自分の方に引っ張り、ぶつかるのを防ぐ

 

一葉「あっ」

 

梨璃「あ、あぁぁぁ!?」 

 

叶星「え?何、どうしたの?」

 

梨璃「一葉さん!もういらっしゃってたんですか!?」

 

一葉「あ、はい。少し早く到着していて........それにしてもびっくりしました。急に背中から梨璃さんがぶつかってくるなんて」

 

梨璃「あははは...........ごめんなさい一葉さん」 

 

叶星「一葉!久しぶりね!」

 

一葉「叶星様!お久しぶりです!」

 

神楽「おっ、琢磨に三夜。久し振りだな、つってもこの前のこの前のデザイアグランプリ騒動から少ししか経ってねぇけどな」

 

琢磨「ははっ、違いねぇ。久し振りだな、神楽、八狐」

 

八狐「久し振り、三夜ちゃん」

 

三夜「うむ、久しいな。八狐」

 

叶星と一葉は久し振りの再会を喜ぶ、神楽と琢磨、八狐と三夜も再会を嬉しそうにする

 

叶星「また会えて嬉しいわ。今度は一葉だけじゃなくレギオンのメンバーもいるのよね」

 

一葉「はい!.......ですがメンバーとはぐれてしまって......」

 

神楽「以外と抜けてるとこあるんだな」

 

琢磨「そうなんだよ、たまにうっかりミスをするんだ」

 

叶星「ふふっ一葉も可愛い所があるのね」

 

梨璃「そういえばここにいる皆はレギオンのリーダーですね!まぁ私はへっぽこ新米リーダーですけど」

 

一葉「そんなことないですよ。しっかり一柳隊を纏めあげてると思います」

 

八狐「そうだよ、私達と会った時よりも色々成長してるしね」

 

叶星「そうね、リーダーは指揮官としての役割も大きいけれど何よりもメンバーの精神的な支柱である必要もあるわ。だから、梨璃さんは立派なリーダーだと思うわ。レギオンのみんなから愛されているのが分かるもの」

 

琢磨「それに、梨璃がリーダーだからこそ今のあの面子が集まったんじゃねぇの?」

 

神楽「そうだぞ、お前は俺達のリーダーなんだから、もっと胸張ってりゃいいんだよ」

 

梨璃「そ、そんなぁ...........えへへ、皆さんに褒められると照れちゃいますよ〜」

 

一葉「..........叶星様も素敵な方ですね」

 

叶星「え?何?順番に褒め合う流れなのかしら........ふふ」

 

一葉「そ、そんなことは!グラン・エプレ、きっといいレギオンなんでしょうね。一柳隊もですが.........そんな方々と肩を並べて戦えること光栄に思います」

 

三人の間に和んだ雰囲気が流れ、神楽達は

 

神楽「............すっげぇ平和だな」

 

琢磨「ああ。なんかその........あそこだけ聖域っつーかなんつーか」

 

八狐「琢磨の言いたいこと、良く分かるよ」

 

三夜「うむうむ、仲良うなって何よりじゃ」

 

と少し三人から距離を置いて後ろからその様子を微笑ましげに見ていた

 

梨璃「っ!そうですね!これから私たちは一緒に戦う仲間です!」

 

叶星「ええ、改めてこれからよろしくお願いね。力を合わせてヒュージを倒しましょう」

 

梨璃&一葉「.............はい!!」

 

二人は叶星に元気な返事を返すのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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神楽達は集合場所に戻ると、そこには既に神楽達以外の一柳隊、ヘルヴォル、グラン・エプレのメンバーが集まっていた

 

恋花「あ、一葉ー、琢磨に三夜も!やっと会えたー」

 

一葉「恋花様!それに藍達も」

 

藍「どこいってたの?三人とも。かってに迷子になるのはダメなんだよ?」

 

琢磨「ったくお前って奴はなぁ............」

 

梨璃「ヘルヴォルの皆さん!もう合流されてたんですね!」

 

夢結「ええ、あなた達が行った後で偶然出会ったの」

 

梅 「一通り自己紹介も済ませたぞ!」

 

灯莉「よろしくねーヘルヴォルの人達

 

神楽「いつの間に灯莉さん戻ってきてたんだな」

 

音夜「ああ、俺らでこいつ取っ捕まえて来た」

 

音夜は懐に入れていた鉄扇で自分を扇ぐ

 

颯馬「でもその後ヘルヴォルの皆にバッタリ会ったんだよね」

 

海音「そうそう」

 

神楽達が話を続けている間に、

 

千香瑠「はい、こちらこそよろしくお願いいたします」

 

ミリアム「うーむ、一気に大所帯になったのー。ここまで集まっては通行人の邪魔になるやもしれんな」

 

梨璃「そうですね!まずは私達のガーデンにご案内します」

 

瑤「っ........百合ヶ丘のガーデン.........」

 

瑤が複雑そうな表情をする

 

恋花「一葉...........どうすんの?」

 

一葉「...........ひとまず向かいましょう」

 

琢磨「それがいい、話はその時すりゃいいだろ」

 

神楽(..........................)

 

神楽はその様子を少し離れた所から様子を伺う

 

梨璃達は百合ヶ丘に向かうのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨璃「到着です!ここが私達のガーデン。百合ヶ丘女学院となります!」

 

暫く歩くと、百合ヶ丘女学院の校門に到着する

 

音夜「へぇー、あれが名門百合ヶ丘女学院.........確かここら辺に鶴岡八幡宮が建ってたんだよな」

 

海音「ああ.........そういえばヒュージの襲撃で焼け落ちちゃったんだっけ.........」

 

音夜と海音が百合ヶ丘の周りをキョロキョロと眺める

 

千香瑠「訪れるのは何時ぶりでしょうか...........やはり、歴史が長いだけあって趣がある素敵な校舎ですね」

 

灯莉「だよね、だよね〜特にあの門と柱のデザイン、あれすっごく好きー!」

 

二水「そういえば千香瑠様は過去に百合ヶ丘へいらっしゃったことがあったんですよね?」

 

千香瑠「ええ、その際は色々な方にお世話になりました。お時間があるようでしたらご挨拶させて頂ければと思います」

 

楓「分かりましたわ。その旨を関係各所に通達しておきましょう」

 

梨璃「では、中の方をご案内しますね。宿泊するのはグラン・エプレの皆さんや私達と同じ寮の新館になります!」

 

一葉「その事なのですが........私達はこの先へは行けません」

 

一葉が申し訳なさそうに手を上げる

 

結梨「えっ、なんで?」

 

結梨を含めてヘルヴォル以外の全員は唐突に一葉からの申し出に困惑する

 

一葉「ご存知の通り、私達エレンスゲ女学園に所属する身です。この百合ヶ丘女学院とは政治的に微妙な関係性にあります」

 

神楽「やっぱり............原因は十中八九ゲヘナだろ?」

 

琢磨「流石だな、神楽。相変わらずの観察眼だ」

 

図星、と言わんばかりに琢磨が苦笑いを浮かべる

 

神楽「狐だからな」

 

神楽も笑みを浮かべる

 

梨璃「でも私達三レギオンは、結束してヒュージと戦うって話をしたじゃないですか!」

 

一葉「はい、それに間違いはありません。ですが.........」

 

恋花「リリィ同士の結束の話はエレンスゲってよりヘルヴォルが強引に進めたことだからね」

 

海音「そういえばあそこはゲヘナの過激派と穏便派で入り乱れてるんでしたよね?」

 

恋花「うん、一応エレンスゲから許可は貰ってるけどそれを良しと思わない人は大勢いるの」

 

道真「とどのつまり、学校全体よりか、あくまでトップレギオンの一存でこの話になったっつー訳か」

 

道真が校門に寄りかかりながら聞く

 

千香瑠「道真さんの言う通りです」

 

凪「でしたら何故この前は百合ヶ丘に入れたんですか?」

 

音夜「確かに、そいつは俺も思った」

 

凪の質問に音夜も相づちを打つ

 

一葉「以前来た時は私一人でしたので.........それなりに配慮して頂きました」

 

夢結「今回も理事長代行には私と百由、それと神楽と道真とで直接許可をとってあるわよ」

 

神楽「理事長代行は首を縦に振ってたぜ」

 

恋花「それは聞いてるよ。だけど........それでもこの人数で百合ヶ丘女学院の敷地に入るのは........ちょっとね」

 

吹雪「学園の都合上それが憚られる、という訳ですか」

 

恋花「うん」

 

梨璃「そう、だったんですか...........」

 

一葉「ですが、ヘルヴォルは何があろうと..........一柳隊とグラン・エプレと共に戦います。結束に偽りはありません!」

 

一葉は皆の目を見てきっぱりとそう言い放つ

 

姫歌「えっと.........さっきからどういうこと?百合ヶ丘とエレンスゲって何かあるの?」

 

颯馬「それはだな...........」

 

颯馬はタブレット端末を取り出し、スケッチブックのアプリを開き、下の方に百合ヶ丘、エレンスゲ、その二つより少し上のところに神庭、とそれぞれイメージカラーの色で描き、円で囲む

 

颯馬「エレンスゲは親ゲヘナ派、つまりあの非道な研究機関と近いガーデンの一つだ。その一方で百合ヶ丘は反ゲヘナ派、ゲヘナと敵対しているガーデンだ。必然的に仲が悪くのは自然の流れだろ」

 

颯馬は分かりやすく図を描いて説明する

 

海音「ちなみに私達神庭は中立派、要はどっちつかずの状態。だから百合ヶ丘にはあっさり受け入れられたってことだよ」

 

颯馬と海音が姫歌に説明している最中に、

 

鶴紗「エレンスゲはあのゲヘナの息がかかった学校...........正直私は嫌い.........」

 

二水「鶴紗さん............」

 

鶴紗「だけど、藍達のことは嫌いじゃない..........ゲヘナとか関係ない。一緒に戦った仲間だから」

 

藍「うん、らんたちともだちだよ!」

 

鶴紗「..................」

 

鶴紗は頬を少し赤くし、満更でもなさそうな表情をする

 

夢結「それでどうするの?ここまで言われてやっぱり行ってしまうの?」

 

一葉「...........宿は街の方でとる予定でした。当然合同合宿自体は参加させて頂きます」

 

楓「もう、頑固な方ですわね。大人しく同じ釜の飯を食えばいいんですわ!」

 

雨嘉「その言い方はちょっと.........」

 

道真「たまにお嬢様っぽくない言葉出てくるよな、楓さん」

 

楓の発言に苦笑いをする雨嘉と道真

 

梨璃「...........分かりました!」

 

道真「おっ」

 

吹雪「今度は何を言い出すんでしょうか?」

 

梨璃がいきなり大声を上げ、道真と吹雪は興味を示して梨璃の方を見る

 

梨璃「一葉さん達が百合ヶ丘に泊まれないというのでしたら私達が一葉さん達の宿にお邪魔しましょう!」

 

一葉「えっ..........?」

 

神楽「ははは、まーた始まったな」

 

神楽は梨璃を見て、笑みを浮かべる

 

梨璃「あ、でも流石にこの人数の空き部屋は無いですかね?出来ればグラン・エプレの皆さんもお連れしたいですし...........」

 

叶星「ええ、よろしければ私達も御一緒させて下さい。いいわよね皆?」

 

颯馬「俺は別にいいですよ」

 

海音「私も大丈夫です」

 

凪「確かにそれなら過ごせる時間も増えますし」

 

音夜「正直寝床はあまり気にしちゃいねぇしな」

 

灯莉「いいよいいよ新しいとこに泊まれるの面白そうだし!」

 

姫歌「まぁ合宿なのに別々な場所で寝起きするのはなんか違うわよね。あ、でもひめかの部屋は可愛いのでお願いしますね!カプセルホテルとかはダメです!」

 

紅巴「可愛い部屋とは一体..........」

 

沙羅「ホテルの定義がちょっとズレてるかな.........」

 

紅巴と沙羅が姫歌の言葉に疑問を呈する

 

楓「ですがお金の方は問題ありませんの?地方のホテルとはいえ何泊もするなら結構なお値段になりますわ」

 

琢磨「確かにそうだな、流石に数万は飛ぶぞ」

 

楓「特に私はロイヤルスイートを所望しますから!ですわよね!梨璃さんっ!?」

 

楓が梨璃に詰め寄る

 

颯馬「...............ぜ、贅沢だなぁ.......あとこれ自然に梨璃さんと同室にする流れにしてない?」

 

道真「ああ、CHARMメーカーのご令嬢半端ねぇわ」

 

颯馬は若干楓にドン引きし、道真は呆れる

 

神楽「なぁ二水さん、そういえば...........」

 

二水「!確かにあそこならいけますね!」

 

神楽と二水がヒソヒソと小声で会話をしていた

 

神楽「あっ、もしもし................」

 

そして、神楽はスパイダーフォンを取り出し、何処かに電話をする

 

一葉「ま、待ってください!今回のことは私達の勝手な思感で決めたことで一柳隊やグラン・エプレの皆さんを巻き込む訳には............」

 

八狐「ちょっとそれは違うんじゃない?私達は巻き込まれてるんじゃなくて、話に乗ってるだけだから」

 

高嶺「そうね、私達はこれから同じ目標で動く、言わば運命共同体よ。巻き込むも何もないのではなくて?」

 

音夜「高嶺の言う通りだ、俺達は仲間なんだからそんな気負いすんなって」

 

一葉「う.........それは........」

 

恋花「あははは!してやられたね!一葉!こっちの負けだよ!うんうん」

 

二水「あっ、あの...........ちょっとよろしいでしょうか!」

 

梨璃「どうしたの二水ちゃん。ホテルお金ないなら私バイトするよ!」

 

姫歌「いやいや、今からじゃ間に合わないでしょ」

 

二水「い、いえ、そうではなくて、あの、あのですね.......」

 

神楽「俺と二水さんにいい考えがある」

 

神楽がもたついている二水をフォローするようにそう言う

 

琢磨「?なんだよ、いい考えって」

 

二水「それは、歩きながら話します!」

 

道真「...............なるほどな」

 

道真は思わず笑みを浮かべる

 

神楽「そう言うことだ、道真。いい案だろ?」

 

道真「ああ」

 

二水「こちらです!」

 

神楽と二水が歩く方向に他の皆もついていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

一方 境界神社_________

 

晴臣「寧々、この前の出来事を書類に纏めておいてくれ」

 

寧々「承知しました、すぐにやります」

 

晴臣「すまない、助かる」

 

寧々が境界神社の広間からいなくなる

 

晴臣「...............いるのは分かっている。出てこい」

 

晴臣は静かに、そして鋭くそう言い放つ

 

??「はははっ、やっぱりバレてたか」

 

と寧々が出ていった方ではない別の襖が開き、そこに青いメッシュの神楽と同い年くらいの青年が入ってくる

 

晴臣「やはり君か、じん。千年ぶりに解放されて、また君の顔を見ることになるとはな」

 

晴臣は小さくため息をつく

 

刃「そんな嫌そうな顔しなくてもいいだろ?俺はこの時を待ってたんだし」

 

その刃と呼ばれた青年は饅頭を一つ頬張る

 

晴臣「.............千年前の逢魔ヶ時の百鬼夜行、それ以来の動乱が今また来るかもしれない。それを止めるのが私達の使命だ」

 

刃「ほんと、ブレないねぇ」

 

晴臣「あの厄災を一戦士として戦いながら、かつてのギーツの活躍を見て楽しんでいた君には言われたくない。ギーツが"推し"とやらに至るまでに推していたライダーはさぞ報われないのだろうな」

 

彼と話す晴臣は神楽達に対する態度とは異なり、言葉一つに皮肉を込めていた

 

刃「そこまで言わなくていいじゃん、だって俺、いや俺達は"時空を旅する観光客"なんだから」

 

刃は飄々とした態度で晴臣と会話する

 

晴臣「...........そうか。で、お前はこの時代に何しに来た?」

 

刃「決まってるよ。見に来たんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時代のギーツの活躍を、生き様をね」

 

晴臣「.....................................」

 

刃は晴臣にそう言い放つのだった












次回「集合Ⅹ 合宿スタート」

お楽しみに!

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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